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"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。

出てきておくれ [観察会]

3月5日は待ちに待った啓蟄だったので、ちょっとだけHFの様子を見に行きました。

観察会の日でもあったのですが、時間がなくてフル参加はできないため、少し早出しました。

下の方から林縁を歩き、いつものように定点観測地点で全体を見渡したあと、

田んぼの縁にしゃがんで畦や水の中を観察していると、視界の片隅に何か動くものを感じました。

数メートル先のあぜ道の上、落ち葉の上を黒い点が動いていました。

TG20170305_003.jpg

コガタルリハムシ (ハムシ科)


元気よくトコトコトコトコって歩いているのを、にじり寄って撮影したのでブレブレですがご容赦。

とはいえ今年初見のハムシでした。

クロウリハムシやイタドリハムシと同じく、早春から出現するハムシです。

これら3種は里地・里山で最も普通に観察できる種類だと思いますが、シーズン初だと印象が違う。

ゲンキンなもので、とてもありがたく見えます。


あと1か月もすればスルーしてしまうのにね


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うみたてたまご [観察会]

この時期(2月上中旬)、HFで必ず開催される観察会。

それはニホンアカガエルの産卵場所である谷津田。

TG20170219_030.jpg


湧水があり田んぼの中へ引水しているので、冬でも水が枯れることがないのです。

つまり、こういう田んぼ(または湿地や沼地)が彼らの生息地なのです。

逆に言うと、冬になったら引水をしなくなる現代の一般的な田んぼでは生息できない。

ふゆみず田んぼだからいるわけなので、ふゆみず田んぼとして保全しているのです。

以前も書きましたが、”ふゆみず田んぼ”(冬期湛水水田)は、新潟・宮城・兵庫など各地でプロジェクトが立ち上げられ実践されています。


能書きはそこそこにして


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涙目バッタ [観察会]

11月20日はHFの観察会でした。

でも観察会の記事ではありません。 (2週間ぶりの存在証明のようなものです)

午後、昆虫館へ行く予定でしたので、観察会がはじまる前に朝練だけしに行ってきました。

朝といってもそれほど早い時間ではありませんでしたが、谷津田はもやっていました。

TG20161120_002.jpg


休耕田なので、いわゆる”冬みず田んぼ”になっています。(冬でも水がひかれている)

写真の場所に湧き水がでているので、ここから下の画面の奥の田んぼは水が涸れません。



はたして虫はいるのか


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カマキリざんまい [観察会]

全国的ともいえるかと思いますが、今年のチバは、初秋というものがなく、いきなり秋本番となりました。

とはいえ、紅葉にはまだ早いですし、あるいは暑さがぶり返して夏日がくるかもしれません。

いやいや、梅雨も今年は二度あったので、夏日どころか夏が再来・・・したらどうしましょう。

さて、10月2日はHFの観察会に。

この日の観察テーマは「バッタとカマキリ」。

TG20161002_001.jpg

オオカマキリ (カマキリ科)


図鑑では、”カマキリ”というと、”チョウセンカマキリ”のことになりますが、チョウセンカマキリとオオカマキリを外見で判別するのはかなり困難です。

見分けるポイントはあるのですが、ぱっと見ではなかなか分からないので、両方を”カマキリ”と呼んで問題ないと思います。
(分類学上は問題あります)


という前提での”カマキリざんまい”です


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セミ喰う虫 [観察会]

まだカレンダーは夏休みです。

8月21日は久しぶりにHFの観察会へ。

集合場所で説明を聞きながら、小屋の周りをチェックしていると、派手な柄の虫がいました。

TG20160821_002.jpg

カノコガ ペア (ヒトリガ科)


手元の図鑑によると、以前はカノコガ科と分類されていたようですが、ヒトリガ科カノコガ亜科になったようです。


オムニバス記事です


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