"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
出てきておくれ [観察会]
3月5日は待ちに待った啓蟄だったので、ちょっとだけHFの様子を見に行きました。
観察会の日でもあったのですが、時間がなくてフル参加はできないため、少し早出しました。
下の方から林縁を歩き、いつものように定点観測地点で全体を見渡したあと、
田んぼの縁にしゃがんで畦や水の中を観察していると、視界の片隅に何か動くものを感じました。
数メートル先のあぜ道の上、落ち葉の上を黒い点が動いていました。
元気よくトコトコトコトコって歩いているのを、にじり寄って撮影したのでブレブレですがご容赦。
とはいえ今年初見のハムシでした。
クロウリハムシやイタドリハムシと同じく、早春から出現するハムシです。
これら3種は里地・里山で最も普通に観察できる種類だと思いますが、シーズン初だと印象が違う。
ゲンキンなもので、とてもありがたく見えます。
見つけた場所にはやはりこの草が生えていました。
ギシギシやスイバがこの子達の食草なんです。
葉を裏返したり、根元のところをかき分けるとわらわらとたくさんいました。
もうラブ虫も。
わらわらとたくさんいたのに、観察していると30秒後には全員葉の陰に隠れてしまいました。
しかも、いくら葉を裏返しても見つかりませんでした。
みんなすごいスピードでギシギシの根元まで潜ったのでしょう。
HFで一番日当りのいい場所のひとつ、ハンノキ林の近くの陽だまり。
意外に少なかったですが、2~3株だけ咲いていました。
他にもおめざの虫はいないかと、林縁を丹念に探していると、小さな水路に溜まった落ち葉の上に。
この子はじっと落ち葉の下かどこかで越冬していたのでしょう。
まさに啓蟄でおめざだったのではないかと。
ここで観察会と合流したので、仮捕獲して参加者に見てもらいましたが、あまり関心を持たれませんでした。
小さくて地味ですからね。
他にもおめざの虫や越冬明けの虫がいないかと林縁を探りましたが、観察できたのはアブとハエくらいでした。
周辺を見渡してもこの一輪しか咲いていませんでしたので、”走り”だったのかもしれません。
つい半月前、産みたて卵だったこの子たちもりっぱなオタマになっていました。
前記事で少し触れましたが、3月12日、ツテを辿って紹介してもらったフィールドへ。
船橋市内にもまだこんな谷津田が残っているのです。
谷津田の南端、陽当たりが良くて暖かいのでしょう、雑木林から田んぼへつづく小流沿いには・・
ムラサキハナナ、ショカツサイとも呼ばれる春の野草。(原産地は中国だそうです)
アブラナ科だからかハナダイコンとも呼ばれるようですが、ムラサキハナナが一番イメージぴったり。
春はもう来ているのか、花やオタマジャクシ、そして越冬した虫たち。
目に見えて谷津田には春の兆しが充満しているのですが・・早く出てきておくれ皆の衆。
3月12日、昆虫館へ行く途中の公園では、ハナニラがチューリップのように並んで咲いていました。
こちらはもうそろそろ見頃も峠を越しつつあるでしょう。
今日の湯加減
観察会の日でもあったのですが、時間がなくてフル参加はできないため、少し早出しました。
下の方から林縁を歩き、いつものように定点観測地点で全体を見渡したあと、
田んぼの縁にしゃがんで畦や水の中を観察していると、視界の片隅に何か動くものを感じました。
数メートル先のあぜ道の上、落ち葉の上を黒い点が動いていました。
コガタルリハムシ (ハムシ科)
元気よくトコトコトコトコって歩いているのを、にじり寄って撮影したのでブレブレですがご容赦。
とはいえ今年初見のハムシでした。
クロウリハムシやイタドリハムシと同じく、早春から出現するハムシです。
これら3種は里地・里山で最も普通に観察できる種類だと思いますが、シーズン初だと印象が違う。
ゲンキンなもので、とてもありがたく見えます。
見つけた場所にはやはりこの草が生えていました。
ギシギシ
ギシギシやスイバがこの子達の食草なんです。
葉を裏返したり、根元のところをかき分けるとわらわらとたくさんいました。
もうラブ虫も。
コガタルリハムシ (ペア)
わらわらとたくさんいたのに、観察していると30秒後には全員葉の陰に隠れてしまいました。
しかも、いくら葉を裏返しても見つかりませんでした。
みんなすごいスピードでギシギシの根元まで潜ったのでしょう。
HFで一番日当りのいい場所のひとつ、ハンノキ林の近くの陽だまり。
意外に少なかったですが、2~3株だけ咲いていました。
タチツボスミレ
他にもおめざの虫はいないかと、林縁を丹念に探していると、小さな水路に溜まった落ち葉の上に。
この子はじっと落ち葉の下かどこかで越冬していたのでしょう。
まさに啓蟄でおめざだったのではないかと。
トゲヒシバッタ (ヒシバッタ科)
ここで観察会と合流したので、仮捕獲して参加者に見てもらいましたが、あまり関心を持たれませんでした。
小さくて地味ですからね。
他にもおめざの虫や越冬明けの虫がいないかと林縁を探りましたが、観察できたのはアブとハエくらいでした。
ウマノアシガタ
周辺を見渡してもこの一輪しか咲いていませんでしたので、”走り”だったのかもしれません。
つい半月前、産みたて卵だったこの子たちもりっぱなオタマになっていました。
ニホンアカガエルのオタマジャクシ
前記事で少し触れましたが、3月12日、ツテを辿って紹介してもらったフィールドへ。
船橋市内にもまだこんな谷津田が残っているのです。
谷津田の南端、陽当たりが良くて暖かいのでしょう、雑木林から田んぼへつづく小流沿いには・・
オオアラセイトウ
ムラサキハナナ、ショカツサイとも呼ばれる春の野草。(原産地は中国だそうです)
アブラナ科だからかハナダイコンとも呼ばれるようですが、ムラサキハナナが一番イメージぴったり。
春はもう来ているのか、花やオタマジャクシ、そして越冬した虫たち。
目に見えて谷津田には春の兆しが充満しているのですが・・早く出てきておくれ皆の衆。
オマケ
3月12日、昆虫館へ行く途中の公園では、ハナニラがチューリップのように並んで咲いていました。
こちらはもうそろそろ見頃も峠を越しつつあるでしょう。
寒緋桜
今日の湯加減
今日は旧友の家、しかもチバの里地にある一軒家に遊びに行ってきます。
周りは畑が多いのですが、谷津田もあります。
虫採りに行くわけではないのですが、ちょっと偵察ぐらいは・・
実はもうすでに下見をしてきてしまいました。
竹林が多くて雑木林が少なく、オサホリはきびしそうでしたが、ないわけではない。
さてコンチューターは働くでしょうか・・いや、だから虫採りに行くわけじゃないって。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
お!いちばん~ヽ(^o^)丿
お写真からも春の陽射しの力強さを感じますねー
スミレも咲き始めて64さんたちもドンドン始動開始ですねぇ♪
ばぁばはもう三週間近く外歩きをしていません。
来週には桜も咲くとのこと~
季節の進む速さに追い付けないかも^^;
by よしころん (2017-03-18 20:57)
啓蟄、お目覚めの時ですよね
いよいよ活動開始、楽しみな出会いがありますように
オタマジャクシが泳ぐ、ひだまりを感じますね
by engrid (2017-03-19 01:18)
千葉の春は早いですね(@_@)
ウマノアシガタ早すぎる開花ですね。
いよいよ春到来でしょうか、忙しくなりそうですね。
by g_g (2017-03-19 09:09)
もう虫たちも掘らずに活動開始してますね。
おたまの観察もこれから楽しみ。
by 響 (2017-03-20 05:55)
お早うございます。
瑠璃色のハムシ、綺麗ですね。 トゲヒシバッタは地味ですね〜
私も庭の花が並んだ所が面白くて撮りました。
by yakko (2017-03-20 08:54)
>よしころんさん
いよいよ開幕ですね♪
季節はどんどん進みますが、折々の自然が待ってくれていますよ^^
>engridさん
これから出会いのラッシュだとおもいます。一年ぶりの^^
陽射しはほんとに暖かくなりました♪
>g_gさん
ウマノアシガタにはびっくりしました。
さすがに一輪だけでしたけど。
>響さん
おたまはもうすでに数が減ってましたね。
サギなどに食べられたのでしょう・・これも自然です。
>yakkoさん
ハナニラは今やもう、並ぶどころか密集して咲いていますね^^;
>
by ぜふ (2017-03-20 21:37)
昨日、今日と暖かい日だったので、やっと昆虫が「出てきてくれました。」おかげで?下を向くとはなから水がたれてきます。
by アサギいろ (2017-03-20 23:55)
おはようございます^^
野原も田もいかにも春ですね。オタマジャクシがもう出ている。
バッタも? そろそろ庭に出てくるかしら。気を付けていないとキク科の植物がかなり食べられてしまう(-。-
ムラサキハナナももう咲いているのですね~早いです。
by mimimomo (2017-03-21 07:38)
オオアラセイトウ、ムラサキハナナ、ハナダイコン。
それぞれの名前だけは聞いたコトがありました。
みんな同じ花を指していたんですね^^;。
黒いハムシは見たコトがありますが、こんなに青くてキレイな
ハムシは見たコトがありません。普通に見られるのなら、
私でも見る機会があるかもしれませんね。
by sakamono (2017-03-23 22:36)
>アサギいろさん
花粉症ですか、この時期たいへんですね・・
>mimimomoさん
2週間前ですがムラサキハナナは初見でした。
草を食べるオンブバッタはもう少し先でしょうか・・
>sakamonoさん
ショカツサイともいいますね。
ギシギシは街路の植え込みにも生えていることがありますから、
ちょっと気をつけてみてください。 いますよきっと^^
by ぜふ (2017-03-23 23:12)