"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
うみたてたまご [観察会]
この時期(2月上中旬)、HFで必ず開催される観察会。
それはニホンアカガエルの産卵場所である谷津田。
湧水があり田んぼの中へ引水しているので、冬でも水が枯れることがないのです。
つまり、こういう田んぼ(または湿地や沼地)が彼らの生息地なのです。
逆に言うと、冬になったら引水をしなくなる現代の一般的な田んぼでは生息できない。
ふゆみず田んぼだからいるわけなので、ふゆみず田んぼとして保全しているのです。
以前も書きましたが、”ふゆみず田んぼ”(冬期湛水水田)は、新潟・宮城・兵庫など各地でプロジェクトが立ち上げられ実践されています。
観察指導員の方の話によると、今シーズンはやや少なめとのことでした。
暖冬で少雨ですが、ほぼ例年通り、1月末頃に最初の産卵が観察されたそうです。
すでにカウントされた卵塊にはこのように目印の旗が立てられています。
観察した日ごとに色を変えています。
これはまだ立てられていないので、この日はじめて観察された卵塊。
様子からして昨日産んだばかりではないかとのこと。
以下少しずつ近寄ります。
新しい卵は泥をかぶっていないので透明感があります。
これは撮影するにはおあつらえ向きてす。
ところで、ニホンアカガエルは普通夜間に産卵するのですが・・・
なんとこの真昼間にいました。
これはラッキーでした。
これは交尾ではありません。アカガエルは交尾しません。
オスがメスを上から抱きかかえて産卵を促し、産卵するとオスが放精して受精するのです。
他の卵を観察しに下手の田んぼへ行って帰ってくると・・・
産んでいたのです。
産みたてはまだ卵が膨らんでいないので小さい。(産んでから10分くらいだと思います)
アカガエルたち、貴重なシーンと新鮮な卵を見せてくれてありがとう。
時折冷たい風が吹き、暖冬とは思えない日でしたが、陽射しは暖かかった。
畔にこんな子が飛び出してきました。
先日のカブちゃんデーの一コマ。
今日の湯加減
それはニホンアカガエルの産卵場所である谷津田。
湧水があり田んぼの中へ引水しているので、冬でも水が枯れることがないのです。
つまり、こういう田んぼ(または湿地や沼地)が彼らの生息地なのです。
逆に言うと、冬になったら引水をしなくなる現代の一般的な田んぼでは生息できない。
ふゆみず田んぼだからいるわけなので、ふゆみず田んぼとして保全しているのです。
以前も書きましたが、”ふゆみず田んぼ”(冬期湛水水田)は、新潟・宮城・兵庫など各地でプロジェクトが立ち上げられ実践されています。
観察指導員の方の話によると、今シーズンはやや少なめとのことでした。
暖冬で少雨ですが、ほぼ例年通り、1月末頃に最初の産卵が観察されたそうです。
すでにカウントされた卵塊にはこのように目印の旗が立てられています。
観察した日ごとに色を変えています。
これはまだ立てられていないので、この日はじめて観察された卵塊。
様子からして昨日産んだばかりではないかとのこと。
以下少しずつ近寄ります。
新しい卵は泥をかぶっていないので透明感があります。
これは撮影するにはおあつらえ向きてす。
ところで、ニホンアカガエルは普通夜間に産卵するのですが・・・
なんとこの真昼間にいました。
これはラッキーでした。
これは交尾ではありません。アカガエルは交尾しません。
ニホンアカガエルの抱接
オスがメスを上から抱きかかえて産卵を促し、産卵するとオスが放精して受精するのです。
他の卵を観察しに下手の田んぼへ行って帰ってくると・・・
産んでいたのです。
産みたてはまだ卵が膨らんでいないので小さい。(産んでから10分くらいだと思います)
これから水を吸って一つ一つの卵が膨らみます
アカガエルたち、貴重なシーンと新鮮な卵を見せてくれてありがとう。
オマケ
時折冷たい風が吹き、暖冬とは思えない日でしたが、陽射しは暖かかった。
畔にこんな子が飛び出してきました。
オマケ その2
先日のカブちゃんデーの一コマ。
奥本先生とカブちゃん
今日の湯加減
今日も今日とてオサホリに行ってきました。南房総へ。
狙いはマイマイカブリだったのですが、未知のフィールドへ。
色々なところに突入しました。
結果は・・・それはまた次回の記事で。
そして明日は大宮で開催のインセクトフェスタに行く予定です。
虫屋に休みはありません・・あくまで趣味ではありますが。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
ぜふさんもあちこち飛び回っていますね~
山を歩いていると時々うごめくカエルの大集団を見かけることがあって…
あれも抱接なのかしら。
ゲコゲコとものすごい数が蠢いていて、怖くて近寄れませぬ~~~^^;
by よしころん (2017-02-26 08:09)
こんばんは。
湧水はカエルさんにとっては大事なんですね〜
by yakko (2017-02-26 19:13)
ほんとだ!めちゃめちゃ透明でよく見えますね。
生き物たちが動き出す季節が来るのですね。
by リュカ (2017-02-27 10:52)
>よしころんさん
お祭りになるでしょうからね^^
やはり日暮れてからでしょうか?
>yakkoさん
温度の大事なんです。
湧水は暖かいんです♪
>リュカさん
もう来てます! 実はもうオタマジャクシも出てました♪
by ぜふ (2017-02-28 22:58)
もうオタマジャクシもですか、、生命の季節の始まりですね
by engrid (2017-03-02 01:09)
うみたての卵って、透明ですごくキレイですね!
「うみたて」という言葉を聞くと、いわゆる食用の鶏卵の方を
連想してしまいますが^^;。
by sakamono (2017-03-03 00:12)
おはようございます^^
最近、泉自然公園に行っていないですが、あそこの池にもカエルが沢山卵を産むのですよね。
by mimimomo (2017-03-03 06:15)
>engridさん
こちらではアカガエルが一番早いんです。
もう他のカエルたちも♪
>sakamonoさん
ほんとピカピカつやつやぷるんぷるん。
鮮度ばつぐんでおいしそうでした^^
>mimimomoさん
池というか菖蒲田ですかね?
いい産卵場所だとおもいます♪
by ぜふ (2017-03-04 08:20)
これだけ一杯産むのはそれだけ
環境がいいのでしょうね。
私が通う湿地は今年はヒキガエルの
卵しかありませんでした。
by 響 (2017-03-04 22:34)
>響さん
写真はごく一部だけですが、今年はやや少なめとのことでした。
ともかく貴重な谷津田ですし、だから守っている人々が大勢います。
by ぜふ (2017-03-04 23:10)