"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
ゲンゴロウを買いに [日記]
先月、東総方面へ買い物に行き、ついでに探虫もしてきたことは先月の記事に書いたとおりです。
(そのときに巡り合ったのが”はとむぎ”)
ゲンゴロウを仕入れてきて、その後「ゲンゴロウ倶楽部(オンライン)」を仮立上げしました。
そんな折、以前発注していたコガタノゲンゴロウが入荷見込みとの連絡があったのです。
せっかくなので、他に飼育希望者がいないかと、昆虫塾内で募ったら、何名か手を挙げてくれました。
ならばとゲンゴロウも追加発注し、希望者もいたので、入荷を確認して取りに行くことに。

ということで、またついでにポイント探しもしました。
11月21日の前夜、例によってGoogleMapとにらめっこ。
オサホリポイントを見つけたかったので、航空写真で地形を表示して谷津田などを見ていきます。
すると、田園の中に浮かんだ小山塊というか平山に、なぜか城址が二つあるのを見つけました。
なぜ一つの山に二つお城があったのか気になったし、麓には谷津田が広がっているので目的地決定。
さらに周辺をMapで見てみると、利根川の河口堰も近いことがわかりました。
利根川の土手沿いの水郷ラインは何度か走ったことがあり、銚子まで行ったこともあるのですが。
河口堰は見たことがなかったので第一目的地にしました。(河口堰とはいえ河口から20kmほど上流)

まだ完全に直ったとはいえないベニシジミ号ですが、100キロは出るようになったので高速を利用。
バビューンと佐原香取ICまで順調に走り、ナビに従って下道を走っていると何だか見たことある景色。
先に進むにつれ、それは確信に変わっていきました。
そう、しばらく走って着いた場所は紛れもなく「虫幡」。はとむぎに出会った里地エリアです。
せっかくなので寄っていくことにしました。(二匹目のドジョウという気持ちもないではない)

ついでにオサホリポイントがないか林縁を見ていきながら圃場を半周しました。
まだ記憶に新しい、むぎと出会ったポイントに降りて、地面を見ながら歩いていると。
兄弟を発見。
これは周囲の環境色に変化した灰白色型。

普通のアマガエルは虹色素や白色素があるので、こうして皮膚細胞の色をカエルことができるのです。
あまり粘るつもりはなかったのですが、もう一匹見つけてしまいました。
こちらはアマガエルらしい緑色の個体。

せっかくなのでツーショットが撮れないかなと二人に相談してみましたが・・
やだよー っと。

どちらもなかなか応じてくれません。

が、飛び跳ねる方向を手で誘導してやっとこさ。

この様子を傍から見られてたら・・と想像することはやめます。

知らなかっただけでしょうけど、この辺りは交通の要衝なのかもしれません。
虫幡のすぐ先の交差点を左折して、K44成田小見川鹿島港線で利根川方面へ。
ナビを距離優先にセットしていたせいか、一旦利根川を渡って茨城県側へ入ってすぐ右折。
土手沿いの、信号がまったくない、ほぼ一直線の道をひたすら下流へ向けて走ります。
千葉県側の利根川水郷ラインを通るよりも、空いていて距離も短いというナイスなルートでした。
そして、利根川の本流と常磐利根川が合流する、中洲の先っちょにあるのが河口堰です。

特に何をすることもないので、とっとと次の目的地「須賀山城址」を目指します。
ナビに城跡の入口地点をセットできなかったので、近辺に着いてからスマホで位置を確認。
GoogleMapには表示されなかったのですが、そこは「北総の里」という名前が付いていました。

やや急な坂道を5分も登るとあっさり到着。

遺構はほとんど残ってなくて、本丸の跡と思われる場所は広場になっているだけ。

中央に何か設置してあるので、近寄って見てみると、それは宝船のようでした。
船にはまったく統一感のない十二支の置物が乗っていましたが、何か一つ足りない。

東側に見晴らし台らしき所があったので行ってみると、東庄(とうのしょう)の田園風景が見えました。
が、杉の枝葉の隙間からなので、”映える”写真は撮りようがなかった。
でも林床にはこんな子が。

今日はカエルの日か・・と思ったら虫も出てくれました。


次はここに来るモチベーションでもあった隣接するもう一つの城址へ。
案内図を見ると、歩いて行けなくもないようでしたが、今日は買い物もあるので下山してバイクで。
平山の裾に沿って5分少々走ると、森山城址の入口らしき所の案内板がありました。
今いるところは一番左端の神社の参道口。

ちょっと悩んだ末、ここから歩いて登らず、少し戻って山の上まで通じていそうな道を辿ることに。
鳳凰郭という表示に惹かれてその場所まで行ってみたのですが、遺跡は何もなくて案内板があるだけ。

墳塚の跡の茂みの上、晩秋とは思えない明るい陽射しの中をチラチラ飛んでいたのが扉の子でした。

ところでナゾの囲いの中で栽培されているのは・・お正月飾り用でしょうか。

何も見るものがなくてがっかりしていたのですが、三城という方へ行く途中の林縁にこんなのが。

こんな季節には珍しい色合いの花だなぁと、思わずベニシジミ号を降りました。
すると、それは花ではなく、なんと葉でした。まるでピンクの半夏生のよう。

お花の先生、よろしくお願いします。

さらに先に進むとそこは牛の畜産場で、そこで道は途絶えていました。

城址探索のまとめ。
須賀山城は千葉常胤の六男東胤頼が鎌倉初期1190年に築城したが、1218年に森山城を築いて引越した。
(森山城は千葉昌胤が築いたという説も)
森山城は室町末期1570年頃に、千葉胤富により須賀山城を取り込む大拡張工事が行われた。
現在、城址は空濠や土塁が残るのみで、建造物のような遺構らしきものはない。
要するに、東庄(とうのしょう)のお殿様は、最初のお城に飽きて隣に新しい城を作った。
時は流れ、何代か後の子孫が元のお城とつなげてでかい平山城にしたが、城址としては二つある。
諸説あるようですが、子牛に挨拶して中世の時空を後にしました。

もうすでにお昼を過ぎていたので、東庄から小見川方面へ走りつつお店を探しました。
GoogleMapでの評価4.0のラーメン屋さんに入ったのですががっかりの味だったのでレポートなし。
注文の品を待つ間に、小見川といえば超マイナーなあの蔵があるなとMapを調べると。
なんと今いる処の目と鼻の先、おそらく5分もかからない。
これは寄っていくしかないと、ラーメンの味は忘れて出発。一度訪れたことがあるので迷わず到着。

主要銘柄「大姫」「惣兵衛」を醸す飯田本家というお蔵です。
中世とまではいきませんが、昔の酒屋の風情を残す外観で、店内もある意味で時空が歪んでます。

初めて訪れたときと変わっていない気がして、びっくりしたというかほっとしたというか。
呼び鈴を鳴らすとお店の人が出てきたので確認すると小売りもしているとのこと。
「どんなのがありますか?」
「そうですよね、今くわしい者に代わります」
基本的に地元にしか流通していないから、常連客なら買うものが決まっているのでしょう。
すみません、買うものが決まってなくて。
代わりに奥からでてきたボスキャラ(店主)に”生酒”ありますかと聞いたら。
「バイクで持って帰るんですか?」
「生生なんですね、揺らすとまずいですか?」
「いや、それは大丈夫だけど、温度が心配なだけ」
「家まで2時間くらいですから」
生生(注)のお酒はすぐに品質が変化するので、売る側も神経質になります。
劣化したものを飲まれて評判が落ちては困るからです。なので通常は蔵でしか買えません。
生酒と代表銘柄の大姫の純米酒を購入して小見川を後にしました。

成田方面へ向かうのですが、ナビに従って走っていると、案の定また虫幡を経由しました。
途中のどこかに寄り道しようと思い、目指したのは成田空港に隣接している航空科学博物館。
博物館に行きたかったわけではなく、周辺にいくつか溜池があるようだったからです。
その目的地に到着したとき、周囲の景色に不釣り合いな建造物が目に留まり緊急停車。

空港の敷地のすぐ外に、滑走路の方を向いていることから、なんとなく意味が分かりました。
成田平和仏舎利塔というものです。

後ろに見えるのが航空科学博物館の管制塔(展望塔)です。
元々は成田空港の建設反対運動の際、滑走路建設予定地の三里塚に建立されたものだそう。
さて、そのすぐそば(つまり滑走路のすぐ外)にあるのが芝山水辺の里という公園。
家族連れが一組いただけで人気はなさそうな公園でした。
(空港ができる前は広大な湿地と圃場だったのでしょうけど)
今は5分に一度、発着する航空機が頭上を通過するので、鳥たちもあまりいないようです。

あまり期待はしていなかったのですが早々に撤収。
近くにもう一つある溜池に寄るつもりでしたが、うっかり通り過ぎてしまったのでそのままスルー。
その代わり、買い物するお店の近くにある堰に行ってみることにしました。
が、ナビに従って着いたところは堰の入口とは反対側の畑でした。(着いたときは分からず)
歩いて行けるのかなと畑の脇の斜面を進むも、そもそも道がないし、とうとう行く手を阻まれました。
しかも、藪の隙間から見える堰は、なんと釣り堀でした。(貯水池を釣り堀に変えたのでしょう)
がっくりしてベニシジミ号に戻る途中、慰めてくれたのは生垣で日向ぼっこしていた子。

暗くなる前に帰りたかったのでさっさと買い物へ。

とっとと買って帰りたかったのですが、先客が何人もいて、なかなか応対してもらえず。
それでもなんとかゲンゴロウたちも手に入れられ、日没前には帰着できました。

翌日、希望者の方たちに無事配付でき、ゲンゴロウ倶楽部(オンライン)も盛り上がりつつあります。
注:生生(なまなま)とは一度も火入れをせずに出荷する日本酒のことで、普通の生酒は生で貯蔵して出荷前に火入れしています
最近食べた虫食をいくつか紹介します。
これは以前、昆虫館でも販売したことがある、秋田県のとあるお菓子屋さんの品。

カブトムシの幼虫がモチーフのようですが、とてもおいしいムシチョコです。
これはリアルな手作りのお菓子。

虫の味はしないと言っていい、とてもおいしいコオロギクッキーです。
今日の湯加減
(そのときに巡り合ったのが”はとむぎ”)
ゲンゴロウを仕入れてきて、その後「ゲンゴロウ倶楽部(オンライン)」を仮立上げしました。
そんな折、以前発注していたコガタノゲンゴロウが入荷見込みとの連絡があったのです。
せっかくなので、他に飼育希望者がいないかと、昆虫塾内で募ったら、何名か手を挙げてくれました。
ならばとゲンゴロウも追加発注し、希望者もいたので、入荷を確認して取りに行くことに。

ウラギンシジミ ♀ (シジミチョウ科)
ということで、またついでにポイント探しもしました。
11月21日の前夜、例によってGoogleMapとにらめっこ。
オサホリポイントを見つけたかったので、航空写真で地形を表示して谷津田などを見ていきます。
すると、田園の中に浮かんだ小山塊というか平山に、なぜか城址が二つあるのを見つけました。
なぜ一つの山に二つお城があったのか気になったし、麓には谷津田が広がっているので目的地決定。
さらに周辺をMapで見てみると、利根川の河口堰も近いことがわかりました。
利根川の土手沿いの水郷ラインは何度か走ったことがあり、銚子まで行ったこともあるのですが。
河口堰は見たことがなかったので第一目的地にしました。(河口堰とはいえ河口から20kmほど上流)

まだ完全に直ったとはいえないベニシジミ号ですが、100キロは出るようになったので高速を利用。
バビューンと佐原香取ICまで順調に走り、ナビに従って下道を走っていると何だか見たことある景色。
先に進むにつれ、それは確信に変わっていきました。
そう、しばらく走って着いた場所は紛れもなく「虫幡」。はとむぎに出会った里地エリアです。
せっかくなので寄っていくことにしました。(二匹目のドジョウという気持ちもないではない)

ついでにオサホリポイントがないか林縁を見ていきながら圃場を半周しました。
まだ記憶に新しい、むぎと出会ったポイントに降りて、地面を見ながら歩いていると。
兄弟を発見。
これは周囲の環境色に変化した灰白色型。

ニホンアマガエル
普通のアマガエルは虹色素や白色素があるので、こうして皮膚細胞の色をカエルことができるのです。
あまり粘るつもりはなかったのですが、もう一匹見つけてしまいました。
こちらはアマガエルらしい緑色の個体。

同上
せっかくなのでツーショットが撮れないかなと二人に相談してみましたが・・
やだよー っと。

どちらもなかなか応じてくれません。

が、飛び跳ねる方向を手で誘導してやっとこさ。

同上
この様子を傍から見られてたら・・と想像することはやめます。

知らなかっただけでしょうけど、この辺りは交通の要衝なのかもしれません。
虫幡のすぐ先の交差点を左折して、K44成田小見川鹿島港線で利根川方面へ。
ナビを距離優先にセットしていたせいか、一旦利根川を渡って茨城県側へ入ってすぐ右折。
土手沿いの、信号がまったくない、ほぼ一直線の道をひたすら下流へ向けて走ります。
千葉県側の利根川水郷ラインを通るよりも、空いていて距離も短いというナイスなルートでした。
そして、利根川の本流と常磐利根川が合流する、中洲の先っちょにあるのが河口堰です。

特に何をすることもないので、とっとと次の目的地「須賀山城址」を目指します。
ナビに城跡の入口地点をセットできなかったので、近辺に着いてからスマホで位置を確認。
GoogleMapには表示されなかったのですが、そこは「北総の里」という名前が付いていました。

やや急な坂道を5分も登るとあっさり到着。

須賀山城址
遺構はほとんど残ってなくて、本丸の跡と思われる場所は広場になっているだけ。

中央に何か設置してあるので、近寄って見てみると、それは宝船のようでした。
船にはまったく統一感のない十二支の置物が乗っていましたが、何か一つ足りない。

東側に見晴らし台らしき所があったので行ってみると、東庄(とうのしょう)の田園風景が見えました。
が、杉の枝葉の隙間からなので、”映える”写真は撮りようがなかった。
でも林床にはこんな子が。

ニホンアカガエル
今日はカエルの日か・・と思ったら虫も出てくれました。

クロコノマチョウ (タテハチョウ科)

次はここに来るモチベーションでもあった隣接するもう一つの城址へ。
案内図を見ると、歩いて行けなくもないようでしたが、今日は買い物もあるので下山してバイクで。
平山の裾に沿って5分少々走ると、森山城址の入口らしき所の案内板がありました。
今いるところは一番左端の神社の参道口。

ちょっと悩んだ末、ここから歩いて登らず、少し戻って山の上まで通じていそうな道を辿ることに。
鳳凰郭という表示に惹かれてその場所まで行ってみたのですが、遺跡は何もなくて案内板があるだけ。

墳塚の跡の茂みの上、晩秋とは思えない明るい陽射しの中をチラチラ飛んでいたのが扉の子でした。

ウラギンシジミ ♀ (シジミチョウ科)
ところでナゾの囲いの中で栽培されているのは・・お正月飾り用でしょうか。

何も見るものがなくてがっかりしていたのですが、三城という方へ行く途中の林縁にこんなのが。

こんな季節には珍しい色合いの花だなぁと、思わずベニシジミ号を降りました。
すると、それは花ではなく、なんと葉でした。まるでピンクの半夏生のよう。

お花の先生、よろしくお願いします。

さらに先に進むとそこは牛の畜産場で、そこで道は途絶えていました。

城址探索のまとめ。
須賀山城は千葉常胤の六男東胤頼が鎌倉初期1190年に築城したが、1218年に森山城を築いて引越した。
(森山城は千葉昌胤が築いたという説も)
森山城は室町末期1570年頃に、千葉胤富により須賀山城を取り込む大拡張工事が行われた。
現在、城址は空濠や土塁が残るのみで、建造物のような遺構らしきものはない。
要するに、東庄(とうのしょう)のお殿様は、最初のお城に飽きて隣に新しい城を作った。
時は流れ、何代か後の子孫が元のお城とつなげてでかい平山城にしたが、城址としては二つある。
諸説あるようですが、子牛に挨拶して中世の時空を後にしました。

もうすでにお昼を過ぎていたので、東庄から小見川方面へ走りつつお店を探しました。
GoogleMapでの評価4.0のラーメン屋さんに入ったのですががっかりの味だったのでレポートなし。
注文の品を待つ間に、小見川といえば超マイナーなあの蔵があるなとMapを調べると。
なんと今いる処の目と鼻の先、おそらく5分もかからない。
これは寄っていくしかないと、ラーメンの味は忘れて出発。一度訪れたことがあるので迷わず到着。

主要銘柄「大姫」「惣兵衛」を醸す飯田本家というお蔵です。
中世とまではいきませんが、昔の酒屋の風情を残す外観で、店内もある意味で時空が歪んでます。

初めて訪れたときと変わっていない気がして、びっくりしたというかほっとしたというか。
呼び鈴を鳴らすとお店の人が出てきたので確認すると小売りもしているとのこと。
「どんなのがありますか?」
「そうですよね、今くわしい者に代わります」
基本的に地元にしか流通していないから、常連客なら買うものが決まっているのでしょう。
すみません、買うものが決まってなくて。
代わりに奥からでてきたボスキャラ(店主)に”生酒”ありますかと聞いたら。
「バイクで持って帰るんですか?」
「生生なんですね、揺らすとまずいですか?」
「いや、それは大丈夫だけど、温度が心配なだけ」
「家まで2時間くらいですから」
生生(注)のお酒はすぐに品質が変化するので、売る側も神経質になります。
劣化したものを飲まれて評判が落ちては困るからです。なので通常は蔵でしか買えません。
生酒と代表銘柄の大姫の純米酒を購入して小見川を後にしました。

成田方面へ向かうのですが、ナビに従って走っていると、案の定また虫幡を経由しました。
途中のどこかに寄り道しようと思い、目指したのは成田空港に隣接している航空科学博物館。
博物館に行きたかったわけではなく、周辺にいくつか溜池があるようだったからです。
その目的地に到着したとき、周囲の景色に不釣り合いな建造物が目に留まり緊急停車。

空港の敷地のすぐ外に、滑走路の方を向いていることから、なんとなく意味が分かりました。
成田平和仏舎利塔というものです。

後ろに見えるのが航空科学博物館の管制塔(展望塔)です。
元々は成田空港の建設反対運動の際、滑走路建設予定地の三里塚に建立されたものだそう。
さて、そのすぐそば(つまり滑走路のすぐ外)にあるのが芝山水辺の里という公園。
家族連れが一組いただけで人気はなさそうな公園でした。
(空港ができる前は広大な湿地と圃場だったのでしょうけど)
今は5分に一度、発着する航空機が頭上を通過するので、鳥たちもあまりいないようです。

あまり期待はしていなかったのですが早々に撤収。
近くにもう一つある溜池に寄るつもりでしたが、うっかり通り過ぎてしまったのでそのままスルー。
その代わり、買い物するお店の近くにある堰に行ってみることにしました。
が、ナビに従って着いたところは堰の入口とは反対側の畑でした。(着いたときは分からず)
歩いて行けるのかなと畑の脇の斜面を進むも、そもそも道がないし、とうとう行く手を阻まれました。
しかも、藪の隙間から見える堰は、なんと釣り堀でした。(貯水池を釣り堀に変えたのでしょう)
がっくりしてベニシジミ号に戻る途中、慰めてくれたのは生垣で日向ぼっこしていた子。

ムラサキシジミ (シジミチョウ科)
暗くなる前に帰りたかったのでさっさと買い物へ。

とっとと買って帰りたかったのですが、先客が何人もいて、なかなか応対してもらえず。
それでもなんとかゲンゴロウたちも手に入れられ、日没前には帰着できました。

ゲンゴロウ(右) と コガタノゲンゴロウ(左)
翌日、希望者の方たちに無事配付でき、ゲンゴロウ倶楽部(オンライン)も盛り上がりつつあります。
注:生生(なまなま)とは一度も火入れをせずに出荷する日本酒のことで、普通の生酒は生で貯蔵して出荷前に火入れしています
オマケ
最近食べた虫食をいくつか紹介します。
これは以前、昆虫館でも販売したことがある、秋田県のとあるお菓子屋さんの品。

カブトムシの幼虫がモチーフのようですが、とてもおいしいムシチョコです。
これはリアルな手作りのお菓子。

虫の味はしないと言っていい、とてもおいしいコオロギクッキーです。
今日の湯加減
ご心配をおかけしていたベニシジミ号はおかげさまで元気なりました。原因も分かりました。
もう一度吸排気系をチェックしようと、シートを外したら・・・
エアインテークの吸気口に、ゲルザブのベルトの先がすっぽりとはまっていました。
ゲルザブとは低反発ゲルを使ったクッションで、シートに座布団のように敷いて使います。
トリッカーのようにオフロード系のバイクのシートは薄くて硬くて長距離走行は辛いのです。
100kmも走るとケツが痛み出し、200kmを過ぎるとほぼ死にます。
ところが、ゲルザブを敷くとケツの巡航距離(耐久距離)が100km以上伸びるのです。
それをベルトで固定しているのですが、シートの下でその先が動いて、吸気口に入ってしまった。
でも、ちょっと疑問があります。
バイク屋に持って行ってシートを外したとき、何故気が付かなかったのか。
元々の不調はエアクリーナーとプラグの問題だったけど、シートを付けたときに偶然はまったのか。
あるいはエアクリーナーもプラグも全く関係なかったのか・・真相はもう分かりません。
でも、パーツ交換とメンテナンスのおかげで快調です。
まさに息を吹き返したベニシジミ号はグッとくるトルク感も戻り、乗っている方も気分爽快!
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
先ずはベニシジミ号の復調よろしゅうございました。
さてクロちゃんの次はシロちゃんですか?一見アルビノとは雰囲気違いますね。
ウシさんたちのところでは、コガネムシは探さなかったんですか?そうか、流石に店仕舞いなんですね。
だとすると、カエルたちはご飯どーしてるのかな?
by 高和です。 (2020-11-30 13:19)
カエルの日でしたね。
白いアマガエルなんて見たことがないです。
美しい。
ゲンゴロウも無事に買えて安心。
秋晴れの中のベニシジミ号での出動も気持ちよさそうです。
by 響 (2020-12-02 12:11)
>高和です。さん
灰白色の個体はめずらしくないと思います。
お連れしたら緑になるかと。
こういう畜産施設に糞虫はいないと思うので探しはしませんでした。
コオロギなどはまだまだいるのでカエルたちは大丈夫ですね♪
>響さん
周りの色に溶け込んでいるので見つかりにくいだけだと思います。
ゲンゴロウたちはみんな元気にそれぞれ里子に行きました♪
おかげさまで、ベニシジミ号も完全復活しました^^
by ぜふ (2020-12-03 21:33)
白いカエルを見たのは初めてです。なんか神々しいような
感じもします^^;。コオロギクッキーのインパクトがすごいです!
生生っていうタイプのお酒も知りませんでした。
機会があったら飲んでみたいなぁ。
by sakamono (2020-12-03 22:20)
>sakamonoさん
数は少ないでしょうけど異常個体ではないですね。
迷彩色なので出現率は環境によってかなり違うかもしれません。
生生は本文にも書いたとおり、直販でないと手に入りづらいですが、見かけたら試してみてください。
by ぜふ (2020-12-04 18:03)