"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
トンネリストの穴 [日記]
あまりに雨と曇りが多くて、気象病が亢進する一方の日々が続く10月。
梅雨の晴れ間のような一日が訪れたので、居ても立ってもいられずベニシジミ号にまたがりました。
今回はターゲットの虫もなく、とにかく気分転換というか、憂さ晴らしすることが目的。
とはいえ、目的地をどうしようかと考えた結果、ボウソウの隧道巡りをすることにしました。
道中時々、なつかしい青空も広がりました。

路面は所々まだ濡れていましたが・・
早起きができないながらも頑張って8時に出発。
どこを巡るかは決めていますが、全部まわれなくてもいいので、急ぐ必要は全然なし。
平日なのでチバ市内は混んでいましたが、下道でトコトコと。
茂原街道を走り、うぐいすラインを通って、米沢から清澄養老ラインへ。
1時間半ほどで小湊鉄道の月崎駅へ着きました。

チバニアンの最寄り駅なので構内にはこんな掲示も。

最初の目的地は月崎の近くの行き止まりの林道。(前回紹介した記事はこちら)
その途中にある隧道のひとつで、一見何の変哲もないように見えますが。

実はトンネルの途中の天井が落っこちていて、そのままになっているという・・反対から見ると・・

行き止まりで往来がほとんどないから、こんな状態のままになっているのだと思います。
(でもこのあとで軽トラとすれ違った)

Uターンして戻っていると、前方の路面にミチオシエがいるのが見え、緊急停止しました。
その時、うしろから軽トラが来て、見事に散らしてしまいやがったのです。
今年最後の観察になったかもと、項垂れてバイクに戻っていると、前方に飛び去る姿を認めました。
見失わないように目線で追っていると、路傍の草の上に着地したのを確認。

葉っぱの上にとまってくれたので、いつもと違うアングルで撮影できてよかった。
(タイトルバナーにもなってもらいました)
気分を良くして来た道を走っていると、今度は路傍の花が目に留まり、また停車。

ホトトギスといえばルリタテハ。周りを見回すと一頭いたのですが、残念ながら撮り逃がしました。
その代わりにこの子が現れた。

おいしそうに口というか舌を懸命にのばしていました。
探虫が目的ではないのですが、バイクを降りるとついつい探してしまいます。
(青空も広がってきたので撮ったのが扉の写真)
ホトトギスが咲いているとルリタテハ、ツリフネソウの群落があるとホウジャクが来ないかなとか。

と、どこからかコミスジが日差しを浴びながら輪舞を踊るように飛んでいるのを見つけたのですが。
なかなか止まってくれなくて、一瞬止まっても近づくと舞い上がるを繰り返していると。
じゃあボクを撮ってと、目の前に舞い降りてきたのがこの子。

おかげで気が済んだので次の場所へ移動しました。
お次の場所といっても、実はそこは月崎駅の近くで、さっき通り過ぎてきた所。
ただ、入口はこんな様子で、バイクでは入れません。

歩いて入ってみました。

将棋の駒の形の”観音掘り”という、日本古来の工法の素掘りトンネルです。
ただ、反対側から見るとこんな様子。

修復したのでしょうね。
というわけで、今回は隧道巡り(穴巡り)の旅です。

次のトンネルを目指して、養老渓谷方面へ向かいます。
目的地は上総中野駅の方だと勘違いをしていて、間違えてK32に入ってしまいちょっと遠回り。
R465で戻り、養老渓谷へ。
K81清澄養老ラインは今まで何度通過したか分かりませんが、その隧道の所在は知りませんでした。
意外にも、旅館が立ち並ぶエリアから養老川の方へちょっとだけ入ったところにあったのです。

元々あった向山隧道の西側に昭和45年に共栄隧道を掘り、途中でつながったようです。
その際、高い位置にあった向山隧道の西側部分を埋めなかったために二階建てのようになったとか。

また、向山隧道は防空壕としても使用されていたようで、二階部分に横穴があるのが分かるかと。
西側へ抜けると、そこは養老川。
せっかくなので養老渓谷を眺めようと、橋の上から眺望していると、ひょっこりはんが現れた。

仕込みでもヤラセでもありませんが、せっかくなので姿を見せてもらいました。

何枚か撮影させてもらいましたが、そのうちに嫌がられ、渓谷の方へ飛び去って行きました。

さて次は、穴の仲間ではありますが、洞窟を目指して海に向かいます。
K178小田代勝浦線を南下していけばいいのですが、途中で左折して一本東側のK177へ。
これはK178とK177を繋ぐ道の途中にある普通の細い隧道。

K177をひたすら南下するとK82にぶつかります。
目的地へ行くなら左に曲がるのですが、ぼうっとしていたのか何故か右に曲がってしまいました。
流れていく景色を何となく見ていると、もうすぐ千年椎があるんじゃないのとぼんやり思い出すと。
ありました。

スダジイの老木で、樹齢7~800年と言われているそうです。
(ナラ枯れの被害に遭わないことを祈ります)
そのまま直進してもいいのですが、何となくUターンすることにしました。
K177の三叉路を過ぎ、少し先を右折するとまたK177になります。
そのまま進み、R128をくぐって上総興津駅の方へ。
守谷漁港へ行きたいのですが、ナビにもセットしていなかったのでアプローチを見逃しました。
一旦停止して現在地を確認し、Uターンして適当に海に出られそうな道に入ってみると漁港を発見。
その先が目的地でした。

洞窟は写真の岬の向こう側にあるらしい。
小さな砂浜(プライベートビーチらしい)を横切って、狭い岩場を少し歩くとこんな標識が。

え?ここが守谷洞窟? 意味不明なモニュメントが立っていますが。

岩場を岬に向かって少し進むと反対側へ抜ける穴が・・

岩場に沿ってぐるりと迂回して行くこともできるかもしれませんが、潮が満ちていて不可能でした。
というわけで潔く撤収。

守谷洞窟のある岬・・でした。

さあて、お昼も過ぎたので、R128で一路カモガワを目指しますが・・せっかくなので寄り道。
月崎にはまだハンミョウがいたので、こちらはどうかなと、斑猫沢へ行ってみましたが・・

こちらは閉店していました。
R128へ戻ろうと山道を下っていると前方に緑色の物体が。
下りでかなりスピードが出ていたため、ムリして避けなかったので踏んだかもしれないと思いました。
なので、ベニシジミ号を降りて確認。
なんとかかわせたようでした。

この日ここまでの道中で、少なくとも3体のカマキリ轢死体を見ましたが、この時期は多いですね。
安全な場所に移動してもらい再出発。

まんぼうに着くともう2時近くで、ちょうどお客さんがはけ切ったところのようでした。
厨房で何か野菜を切っていたマスターから「今日は何にする?」とめずらしく注文を聞かれたので。
切っていたニラのいい香りに、反射的に「ニラのラーメン」とオーダー。
出てきたのはニラソバ?

ニラよりも豆もやしの食感と味わいが楽しめる醤油ラーメンでした。
ほんとは餃子のタネ用のニラで、マスターの自宅菜園で収穫した自家製。
売ってるのに比べると細くて薄いとマスターは言うけれど、タネ用にはむしろ向いていると思います。
歯触りがやわらかくてやさしい味。今度はニラそばを食べたい。
お客さんがいないので、例によってしばらく二人でしばらくおしゃべりしました。
が、秋の日は釣瓶落とし。そろそろ帰路につかないと。
前記事に書きましたが、見送りに出てくれたマスターと二人で店の前で植栽を見ていると・・
マスターの愛車のドアにカエルがぴたりと。

どうやってここまで登ってこられたのか不思議です。

予定していた行動として、あともう一つ隧道を目指します。
そこはもう何度も訪れているダム湖の奥。
何本かトンネルがあり、すべて素掘りですが、どれも形が違う。
内視鏡でみた腸の中のようなトンネルは何度か紹介しているので、今回はシンプルな名もなき隧道を。

ところてんの枠(穴)のようです。
探虫はせず、とっとと引き返していると、ここはまだミチオシエが営業中でした。

さらにもう一か所寄ろうと思っていたのですが、そこへ行くルートの入口に通行止めの看板が。
しかたなく房総スカイラインを北上しました。
(鴨川有料道路は無料になったので、その名がなくなり、房総スカイラインの延長となりました)
しばらく進むと、あの有名なマイナースポットの脇を通ることになるのですが、何となく寄ることに。
平日の夕方ということもあり、さすがに駐車場はガラガラで人影もまばら。
ビューポイントへ行く散策路にも人がいなくて、貸し切り状態でした。

”農溝の滝”という名前の方が通っていますが、このポイントの正式名称は”亀岩の洞窟”なのです。
農溝の滝は洞窟の少し手前、落差がなんと約1メートル!の風流な景観です。
散策路から滝は観られないのですが、木々の隙間からギリギリ見えるのがこの水中の”穴”。

一応案内板もあるのですが、予習不足の人は見逃すこと間違いなし。
さて、最後の穴巡りもし終えたし、誰もいなかったので幸運の鐘を鳴らし、駐車場へ引き返しました。
すると、ぞろぞろと数組のグループとすれ違いました。いいタイミングで訪問できたようです。
この後、いつものように久留里経由で帰るつもりが、途中の清水トンネルがやっと開通していました。
ならばと、久留里街道から離脱し、R465経由で久留里をバイパスしてR410に入り、いつものルート。
穴三昧の一日でした。
カマキリにちなんで、この数日前に、自宅から駅へ向かう途中の陸橋の上でレスキューした子を。

ハラビロカマキリですが、この個体はかなり小さくて、身体検査したら5センチ弱でした。
(あとで安全な場所に離しました)
もう一例。先週訪れたとある公園にて。

どにこにいるか分かりますか?
数年前チバではあまり見かけなかったハラビロカマキリは近頃増えてきているような気がします。
今日の湯加減
梅雨の晴れ間のような一日が訪れたので、居ても立ってもいられずベニシジミ号にまたがりました。
今回はターゲットの虫もなく、とにかく気分転換というか、憂さ晴らしすることが目的。
とはいえ、目的地をどうしようかと考えた結果、ボウソウの隧道巡りをすることにしました。
道中時々、なつかしい青空も広がりました。

路面は所々まだ濡れていましたが・・
早起きができないながらも頑張って8時に出発。
どこを巡るかは決めていますが、全部まわれなくてもいいので、急ぐ必要は全然なし。
平日なのでチバ市内は混んでいましたが、下道でトコトコと。
茂原街道を走り、うぐいすラインを通って、米沢から清澄養老ラインへ。
1時間半ほどで小湊鉄道の月崎駅へ着きました。

チバニアンの最寄り駅なので構内にはこんな掲示も。

無人駅です
最初の目的地は月崎の近くの行き止まりの林道。(前回紹介した記事はこちら)
その途中にある隧道のひとつで、一見何の変哲もないように見えますが。

実はトンネルの途中の天井が落っこちていて、そのままになっているという・・反対から見ると・・

月崎隧道 (竣工年不明)
行き止まりで往来がほとんどないから、こんな状態のままになっているのだと思います。
(でもこのあとで軽トラとすれ違った)

Uターンして戻っていると、前方の路面にミチオシエがいるのが見え、緊急停止しました。
その時、うしろから軽トラが来て、見事に散らしてしまいやがったのです。
今年最後の観察になったかもと、項垂れてバイクに戻っていると、前方に飛び去る姿を認めました。
見失わないように目線で追っていると、路傍の草の上に着地したのを確認。

ハンミョウ (オサムシ科)
葉っぱの上にとまってくれたので、いつもと違うアングルで撮影できてよかった。
(タイトルバナーにもなってもらいました)
気分を良くして来た道を走っていると、今度は路傍の花が目に留まり、また停車。

ホトトギス
ホトトギスといえばルリタテハ。周りを見回すと一頭いたのですが、残念ながら撮り逃がしました。
その代わりにこの子が現れた。

マルハナバチの仲間
おいしそうに口というか舌を懸命にのばしていました。
探虫が目的ではないのですが、バイクを降りるとついつい探してしまいます。
(青空も広がってきたので撮ったのが扉の写真)
ホトトギスが咲いているとルリタテハ、ツリフネソウの群落があるとホウジャクが来ないかなとか。

ツリフネソウ
と、どこからかコミスジが日差しを浴びながら輪舞を踊るように飛んでいるのを見つけたのですが。
なかなか止まってくれなくて、一瞬止まっても近づくと舞い上がるを繰り返していると。
じゃあボクを撮ってと、目の前に舞い降りてきたのがこの子。

ウラギンシジミ ♂ (シジミチョウ科)
おかげで気が済んだので次の場所へ移動しました。

お次の場所といっても、実はそこは月崎駅の近くで、さっき通り過ぎてきた所。
ただ、入口はこんな様子で、バイクでは入れません。

歩いて入ってみました。

永昌寺隧道 (明治31年竣工)
将棋の駒の形の”観音掘り”という、日本古来の工法の素掘りトンネルです。
ただ、反対側から見るとこんな様子。

同上
修復したのでしょうね。
というわけで、今回は隧道巡り(穴巡り)の旅です。

次のトンネルを目指して、養老渓谷方面へ向かいます。
目的地は上総中野駅の方だと勘違いをしていて、間違えてK32に入ってしまいちょっと遠回り。
R465で戻り、養老渓谷へ。
K81清澄養老ラインは今まで何度通過したか分かりませんが、その隧道の所在は知りませんでした。
意外にも、旅館が立ち並ぶエリアから養老川の方へちょっとだけ入ったところにあったのです。

共栄・向山隧道 (竣工年不明)
元々あった向山隧道の西側に昭和45年に共栄隧道を掘り、途中でつながったようです。
その際、高い位置にあった向山隧道の西側部分を埋めなかったために二階建てのようになったとか。

また、向山隧道は防空壕としても使用されていたようで、二階部分に横穴があるのが分かるかと。
西側へ抜けると、そこは養老川。
せっかくなので養老渓谷を眺めようと、橋の上から眺望していると、ひょっこりはんが現れた。

仕込みでもヤラセでもありませんが、せっかくなので姿を見せてもらいました。

コカマキリ (カマキリ科)
何枚か撮影させてもらいましたが、そのうちに嫌がられ、渓谷の方へ飛び去って行きました。

さて次は、穴の仲間ではありますが、洞窟を目指して海に向かいます。
K178小田代勝浦線を南下していけばいいのですが、途中で左折して一本東側のK177へ。
これはK178とK177を繋ぐ道の途中にある普通の細い隧道。

K177をひたすら南下するとK82にぶつかります。
目的地へ行くなら左に曲がるのですが、ぼうっとしていたのか何故か右に曲がってしまいました。
流れていく景色を何となく見ていると、もうすぐ千年椎があるんじゃないのとぼんやり思い出すと。
ありました。

上野村ノ大椎
スダジイの老木で、樹齢7~800年と言われているそうです。
(ナラ枯れの被害に遭わないことを祈ります)
そのまま直進してもいいのですが、何となくUターンすることにしました。
K177の三叉路を過ぎ、少し先を右折するとまたK177になります。
そのまま進み、R128をくぐって上総興津駅の方へ。
守谷漁港へ行きたいのですが、ナビにもセットしていなかったのでアプローチを見逃しました。
一旦停止して現在地を確認し、Uターンして適当に海に出られそうな道に入ってみると漁港を発見。
その先が目的地でした。

洞窟は写真の岬の向こう側にあるらしい。
小さな砂浜(プライベートビーチらしい)を横切って、狭い岩場を少し歩くとこんな標識が。

え?ここが守谷洞窟? 意味不明なモニュメントが立っていますが。

守谷洞窟?
岩場を岬に向かって少し進むと反対側へ抜ける穴が・・

岩場に沿ってぐるりと迂回して行くこともできるかもしれませんが、潮が満ちていて不可能でした。
というわけで潔く撤収。

守谷洞窟のある岬・・でした。

さあて、お昼も過ぎたので、R128で一路カモガワを目指しますが・・せっかくなので寄り道。
月崎にはまだハンミョウがいたので、こちらはどうかなと、斑猫沢へ行ってみましたが・・

斑猫沢
こちらは閉店していました。
R128へ戻ろうと山道を下っていると前方に緑色の物体が。
下りでかなりスピードが出ていたため、ムリして避けなかったので踏んだかもしれないと思いました。
なので、ベニシジミ号を降りて確認。
なんとかかわせたようでした。

オオカマキリ (カマキリ科)
この日ここまでの道中で、少なくとも3体のカマキリ轢死体を見ましたが、この時期は多いですね。
安全な場所に移動してもらい再出発。

同上
まんぼうに着くともう2時近くで、ちょうどお客さんがはけ切ったところのようでした。
厨房で何か野菜を切っていたマスターから「今日は何にする?」とめずらしく注文を聞かれたので。
切っていたニラのいい香りに、反射的に「ニラのラーメン」とオーダー。
出てきたのはニラソバ?

もやしソバ
ニラよりも豆もやしの食感と味わいが楽しめる醤油ラーメンでした。
ほんとは餃子のタネ用のニラで、マスターの自宅菜園で収穫した自家製。
売ってるのに比べると細くて薄いとマスターは言うけれど、タネ用にはむしろ向いていると思います。
歯触りがやわらかくてやさしい味。今度はニラそばを食べたい。
お客さんがいないので、例によってしばらく二人でしばらくおしゃべりしました。
が、秋の日は釣瓶落とし。そろそろ帰路につかないと。
前記事に書きましたが、見送りに出てくれたマスターと二人で店の前で植栽を見ていると・・
マスターの愛車のドアにカエルがぴたりと。

ニホンアマガエル
どうやってここまで登ってこられたのか不思議です。

予定していた行動として、あともう一つ隧道を目指します。
そこはもう何度も訪れているダム湖の奥。
何本かトンネルがあり、すべて素掘りですが、どれも形が違う。
内視鏡でみた腸の中のようなトンネルは何度か紹介しているので、今回はシンプルな名もなき隧道を。

ところてんの枠(穴)のようです。
探虫はせず、とっとと引き返していると、ここはまだミチオシエが営業中でした。

ハンミョウ (オサムシ科)
さらにもう一か所寄ろうと思っていたのですが、そこへ行くルートの入口に通行止めの看板が。
しかたなく房総スカイラインを北上しました。
(鴨川有料道路は無料になったので、その名がなくなり、房総スカイラインの延長となりました)
しばらく進むと、あの有名なマイナースポットの脇を通ることになるのですが、何となく寄ることに。
平日の夕方ということもあり、さすがに駐車場はガラガラで人影もまばら。
ビューポイントへ行く散策路にも人がいなくて、貸し切り状態でした。

亀岩の洞窟
”農溝の滝”という名前の方が通っていますが、このポイントの正式名称は”亀岩の洞窟”なのです。
農溝の滝は洞窟の少し手前、落差がなんと約1メートル!の風流な景観です。
散策路から滝は観られないのですが、木々の隙間からギリギリ見えるのがこの水中の”穴”。

一応案内板もあるのですが、予習不足の人は見逃すこと間違いなし。
さて、最後の穴巡りもし終えたし、誰もいなかったので幸運の鐘を鳴らし、駐車場へ引き返しました。
すると、ぞろぞろと数組のグループとすれ違いました。いいタイミングで訪問できたようです。
この後、いつものように久留里経由で帰るつもりが、途中の清水トンネルがやっと開通していました。
ならばと、久留里街道から離脱し、R465経由で久留里をバイパスしてR410に入り、いつものルート。
穴三昧の一日でした。
オマケ
カマキリにちなんで、この数日前に、自宅から駅へ向かう途中の陸橋の上でレスキューした子を。

ハラビロカマキリですが、この個体はかなり小さくて、身体検査したら5センチ弱でした。
(あとで安全な場所に離しました)
もう一例。先週訪れたとある公園にて。

どにこにいるか分かりますか?
数年前チバではあまり見かけなかったハラビロカマキリは近頃増えてきているような気がします。
今日の湯加減
10月も雨が降らなかったのは3日か4日だけというモイスチャーな日々が続いていましたが。
今日は待ちに待ったボウソウ日和になりました。
考えること、感じることは皆同じなのでしょう、道路がとても(特に帰りは)混んでいました。
それにしても陽が短くなりました。
とうとう5時前に日没になってしまうなんて、この時期でこんなに早かったかなと疑ってしまう。
このままでいくと、冬至には3時頃には日が暮れそうな・・わけはないですが。
ちょっとうれしい収獲もあったので、またいずれ記事にしようと思います。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
ゼフさんのブログのおかげで素ぼりのトンネルがボーソー名物と知りました。いろんなタイプがあるんですね。どのくらいあるんでしょう?
?
ニホンアマガエル、かわいい
by 高和です。 (2020-10-25 03:27)
トンネルは行きたし!
ハーレーでは滑りそうで怖い(笑)
やはりマウンテンバイクで行くのがよさそうだなぁ
by barbie (2020-10-25 21:53)
>高和です。さん
たくさんあると思います。
廃道の途中にもあるものはまさに人跡未踏のものも多いかと。
>barbieさん
ハーレーでボウソウのトンネルはムリです(汗)
山チャリならいけるでしょうけど、電気のないところもありますよ^^
by ぜふ (2020-10-26 21:57)
おー!懐かしの月崎駅♪
山野草に覆われた小屋なくなってしまったみたいですね…
ガードもされているみたいだし…色々諸々あったのかしら。
いろいろな隊道も懐かしい^^
でもついにハンミョウにはお会い出来ませんでした。
>霧ヶ峰から諏訪へ下る途中の林もこんな光芒だらけのところがありますね
まさにその道沿いです~^^v
by よしころん (2020-10-27 22:05)
ほんと隧道好きにはたまらない場所です。
海岸にまであるとは・・・
ハンミョウは葉にとまってるのってあまり見ないです。
巨木も見れていいコースだ。
by 響 (2020-10-28 17:58)
こういうトンネルがたくさんあると、見て回るのも楽しそうですね。
千年椎、とてもよいですね。こういう巨樹て、見て、触れたくなります。
10月確かに雨が多かったですね。そのせいか、土日に気持ちよく
晴れ上がると、その勢いで昼からビールを飲んでしまいました^^;。
by sakamono (2020-10-29 20:11)
>よしころんさん
そう、あのまるでセットのような事務小屋は懐かしいですね。
光芒の林、なんとそうでしたか!何故だかそう思ってしまったのですが
忘れられない美しい光景でした♪
>響さん
今回紹介したのはどこもアプローチしやすい隧道でしたが、山奥や廃道の途中など、ハードな場所もたくさんあります。
巨木は道を間違えたおかげで再会できました^^;
>sakamonoさん
ボウソウの素掘り隧道はついでに探虫もできるのでうれしいです^^
千年椎はパワースポットですね♪ お参りもしました。
晴れた日曜日に昼ビールですか・・もったいない^^
by ぜふ (2020-10-29 22:46)
天井が空いたトンネル、とてもいい感じ、
ところてんの形のも、
トンネルも様ざまで、尋ねるのも、面白いですね
ひょっこりはん、かわいい
ハンミョウも、、、
大椎、堂々とした姿見惚れです
亀岩の洞窟も拝まさせていただきましたし、、
散策路ベニシジミ号 快走ですね
by engrid (2020-10-31 18:04)