"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
黒い哲人 [生物]
前記事で勿体をつけて書かなかった件。
まずは前記事のあらすじを。
東総の”虫幡”という地名が気になり、ゲンゴロウの受け取りのついでにフィールドワークすることに。
谷津田の用水路でメダカの学校を見学し、林縁にオサトラを仕掛けていると、お殿様がいました。
仕掛け終わって香取神宮を参拝しに向かい、お昼に厄落としだんごを食べて、虫幡へ戻ってきました。
トラップ回収の前に時間を稼ぐため、別の谷津田を探虫することに。
アジアイトトンボやハイイロゲンゴロウに遊んでもらっていると、ここにもお殿様が。
そろそろ回収に向かうことにしたのですが、ふとまた田んぼの一角の水溜まりが気になって一旦停止。
水の中を覗き込んでいると、トンボのペアが目の前を横切り、その影を追いかけました。
周りをよく見ると、なんとそこはオオアオイトトンボのサンクチュアリだったのです。
そしてその時、足元の田んぼの縁の草の上に小さな黒い物体を発見したのです。
一瞬何かピンときませんでした。
形と大きさは成体になったばかりのシュレちゃんに似ています。
これは同じ日、同じ場所で撮影した子。
ヒキガエルの幼体ではないし、やはりシュレーゲルアオガエルの色彩異常個体かなと思いました。
本来、緑色の部分は黒。それ以外の部位は肌色というか、半透明のように見えます。
さっそくお参りの御利益があったのか、とにかくめずらしいカエルには違いない。
これはぜひご同行を願わねばとお連れすることにしました。
なんと偶然なことに、翌日、カエルに詳しい方に会うことができたので、写真を見てもらいました。
(その方はヤドクガエルを飼育して繁殖させているような人)
そしたら、アマガエルではないかという。
確かにシュレーゲルアオガエルとはちょっと雰囲気が違うようにも見えます。
普通のアマガエルはこちら。
これは自宅にて撮影。
特定の色素が作れないのではなく、メラニン色素しかないから黒いのではないかと思います。
失礼してスケスケのお腹も。
実は、とある方に写真を送って自慢したら、”はとむぎ”という名前を付けてくれました。
(ふと名前が降りてきたとのこと)
むぎ子かむぎ男か不明ですが、大事に育てて生い先を確認しようと思います。
ちなみに、3年前、やはり突然変異の色彩異常個体をチバでつかまえたことがあります。
(そのときの記事はこちら)
この子は黄色の色素を作れなくて、緑が青になってしまったタイプ。
これも1万匹に1匹とか5万匹に1匹とかということらしいです。
(2匹そろったら1億分の1とか25億分の1?)
お参りして、厄落としだんごを食べて、運がついてきたのかもしれません。
が、
日常生活についても、何卒よろしくお願いいたします。
数日前、久しぶりにボウソウし、まんぼうにも行ってきました。
ラーメンを食べ終えて、マスターと一緒に店の外の植栽を見ていると。
愛車のドアに。
何やらカエルたちとご縁ができたのかもしれません。
この日のことはまた次回にでも。
今日の湯加減
まずは前記事のあらすじを。
東総の”虫幡”という地名が気になり、ゲンゴロウの受け取りのついでにフィールドワークすることに。
谷津田の用水路でメダカの学校を見学し、林縁にオサトラを仕掛けていると、お殿様がいました。
トノサマガエル
仕掛け終わって香取神宮を参拝しに向かい、お昼に厄落としだんごを食べて、虫幡へ戻ってきました。
トラップ回収の前に時間を稼ぐため、別の谷津田を探虫することに。
アジアイトトンボやハイイロゲンゴロウに遊んでもらっていると、ここにもお殿様が。
トノサマガエル
そろそろ回収に向かうことにしたのですが、ふとまた田んぼの一角の水溜まりが気になって一旦停止。
水の中を覗き込んでいると、トンボのペアが目の前を横切り、その影を追いかけました。
周りをよく見ると、なんとそこはオオアオイトトンボのサンクチュアリだったのです。
オオアオイトトンボ (アオイトトンボ科)
そしてその時、足元の田んぼの縁の草の上に小さな黒い物体を発見したのです。
一瞬何かピンときませんでした。
形と大きさは成体になったばかりのシュレちゃんに似ています。
これは同じ日、同じ場所で撮影した子。
シュレーゲルアオガエル
ヒキガエルの幼体ではないし、やはりシュレーゲルアオガエルの色彩異常個体かなと思いました。
本来、緑色の部分は黒。それ以外の部位は肌色というか、半透明のように見えます。
さっそくお参りの御利益があったのか、とにかくめずらしいカエルには違いない。
これはぜひご同行を願わねばとお連れすることにしました。
なんと偶然なことに、翌日、カエルに詳しい方に会うことができたので、写真を見てもらいました。
(その方はヤドクガエルを飼育して繁殖させているような人)
そしたら、アマガエルではないかという。
確かにシュレーゲルアオガエルとはちょっと雰囲気が違うようにも見えます。
普通のアマガエルはこちら。
ニホンアマガエル
これは自宅にて撮影。
ニホンアマガエル 色彩異常個体
特定の色素が作れないのではなく、メラニン色素しかないから黒いのではないかと思います。
失礼してスケスケのお腹も。
動脈が見えています♪
実は、とある方に写真を送って自慢したら、”はとむぎ”という名前を付けてくれました。
(ふと名前が降りてきたとのこと)
むぎ子かむぎ男か不明ですが、大事に育てて生い先を確認しようと思います。
ちなみに、3年前、やはり突然変異の色彩異常個体をチバでつかまえたことがあります。
(そのときの記事はこちら)
この子は黄色の色素を作れなくて、緑が青になってしまったタイプ。
ニホンアマガエル 色彩異常個体
これも1万匹に1匹とか5万匹に1匹とかということらしいです。
(2匹そろったら1億分の1とか25億分の1?)
お参りして、厄落としだんごを食べて、運がついてきたのかもしれません。
が、
日常生活についても、何卒よろしくお願いいたします。
オマケ
数日前、久しぶりにボウソウし、まんぼうにも行ってきました。
ラーメンを食べ終えて、マスターと一緒に店の外の植栽を見ていると。
愛車のドアに。
ニホンアマガエル
何やらカエルたちとご縁ができたのかもしれません。
この日のことはまた次回にでも。
今日の湯加減
ほんとにこの数日のチバは涼しいを通り越して・・寒い。
”今年の秋はいつもと違って長くなるのか、それとも冬が早く来るだけなのか”と先日書きましたが。
どうやら後者のようでガッカリ。
それにしても、9月も10月も今年は雨が多くて、ストレスがたまって仕方がない。
ところで最近、”気象病”という言葉を知りました。
若い頃から、気圧が低くなると不調になることは自覚していました。
なので、雨の日は確実に機嫌が悪い。
それと、寒暖差アレルギーでもあります。
ということで、現在、絶不調・・・はとむぎに癒してもらう日々です。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
ほんとにスケスケのお体!!!
ガン見しちゃいました(@o@;;
はとむぎ、可愛い名前ですね。
わたしは気圧の変化で頭が痛くなるタイプです。
by リュカ (2020-10-18 15:42)
はとむぎちゃん♪ かわゆいですねぇ^^
そうそう、我が家周辺にも結構大きなカエルがいるのですよ!
夕べも冷たい雨の中飛んでました。
春先にも見かけたので冬を越しているのだと思うのですが、地面も凍る寒さなのにどうやって冬を越すのだろう…不思議に思っています。
by よしころん (2020-10-18 21:32)
透けたお身体、しっかり拝見いたしました。小学生の時の解剖の実習を思い出しました。お殿様には本当にお久しぶりでございました。お元気そうで何よりでございます。それにしても、いろんなカラーリングが出るんですね。不思議です。
by 高和です (2020-10-19 04:37)
>リュカさん
そんなに見ないでと、はとむぎが言ってます^^
気象病の人、多いみたいですね・・悪化しないのが幸いですが。
>よしころんさん
大きいということは、ヒキガエルかウシガエルですかね・・
大きいのはちょっとニガテです^^;
そろそろ土の中で冬眠ですね。
>高和ですさん
ここはオオアオイトも多産していましたし、農薬少ないのでしょう。
様々な色が出るといっても超低確率だと。
殿様クラスになると飼うのも躊躇しますがアマガエルは癒されます♪
by ぜふ (2020-10-19 18:18)
青いアマガエルは探してるけど
見つからないです。
目立って自然界で生き抜くのは難しいかもしれませんが
ほんと不思議な色。
by 響 (2020-10-21 08:15)
小さなカエルって、ホントにかわいいと思います。
それにしても、体内が透けて見えるなんて、おもしろいです。
こんなカエルがいたなんて、青いカエルもキレイですねぇ。
「はとむぎ」って、とてもいい名前だと思います^^;。
by sakamono (2020-10-22 20:29)
>響さん
見つけようとして見つかるものではないですしね・・幸運を!^^
青は目立つでしょうけど、黒は逆に目立たないでしょうね・・不思議。
>sakamonoさん
ヒキガエルも小さいときはカワイイですけどね^^;
みんなシースルーなら解剖の題材にならなくていいのに・・
はとむぎを今後ともよろしくお願いいたします。
by ぜふ (2020-10-22 23:08)