"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
ベニトンボ鉄橋 [トンボ]
8月1日、佐川から須崎を経由して、一路四万十市を目指しました。
目的地はトンボの聖地であり、一度は訪れたかった憧れのフィールド「トンボ王国」。
ナビに従って向かっていたにもかかわらず、入り口を見過ごしてしまってしばらく近辺をさ迷いました。
周りに何もない里山かと思いきや、そこは住宅街に隣接していて、幹線道路からは全く見えないのです。
開園当時は「四万十トンボ自然館」という名前だった建物は「四万十川学遊館あきついお」と改称されています。
”あきつ”はトンボのこと、”いお”はサカナのことで、館内には魚も展示されており、ピラルクの水槽もありました。
この橋を渡った先にトンボの楽園があるのです。
迷いはしましたが池田谷の入り口に着いたのは午後3時過ぎ。
学遊館の受付で職員の方に到着を告げると、しばらくして憧れの方が館の奥から出てきました。
虫屋でその名を知らない人はいないと思われるその人、トンボ王国の発起人、杉村光俊さん。
奥本先生とは旧知の仲ですが、挨拶を交わしつつもこちらはすでにもう内心大興奮状態でした。
まずは館内を案内していただきました。
国内外のトンボの標本は膨大で、ひとつひとつ見ていたら全部見るのに1週間くらいかかるでしょう。
ピラルクやアカメの水槽も含めてひととおり、見学し終わりましたが、メインイベントの時間まではまだある。
そこでちゃっかり、「ベニトンボをぜひ観察したい」とリクエストしてみると、じゃあ行きましょうかと。
ポイントまで車で案内してもらいました。(さすがフットワークが軽い)
トンボ王国から10分ほど農道を走って、生息域の小川に迷いもせずに着きました。
どんなトンボでもその生態を把握している杉村さん。
この時は陽が傾きつつあること、気温が高いことを考慮しながら、ターゲットを探していましたが、
その日ここは水深がやや浅くて条件がよくないと判断するや、さっさと見切って次のポイントへ。
また5分ほど走った次のポイントも水が少ないようでしたが、「この少し上流の堰の向こうならいるかも」
するとそのとおり。
元々国内にはいなかったトンボですが(なので図鑑に載っていない場合も)、近年は徳島県まで分布を拡大しているそうです。
いずれチバでも観察できるようになるでしょうか・・
土手をずり降りて近接撮影しようとしましたが逃げられてしまいました。
しかし、虫レーダーは感度最大。 下流の穂の上にとまるのをしっかり見届けて移動。
今度は近くには寄れない場所だったのでレンズを望遠に換えて。
もちろん初見だったので、興奮しつつもうっとりしながらシャッターを押していました。
他の個体は見つからなかったようで、逆に上流に移動していた杉村さんがこちらへ近づいてきました。
「撮影すんだら採集しますがいいですか?」
トンボ用の捕虫網を一振り。 近くで見るとまた感動する色合いでした。
ショウジョウトンボのオスもこのように真っ赤になりますが、ベニトンボは翅まで赤いのでした。
トンボ王国に戻りましたが、ショウタイムまでは少しまだ時間がありました。
マルタンヤンマの黄昏飛翔の開演時刻は6時半くらいからとのことでしたので、少し園内を散策。
睡蓮の池の周りにはたくさんのイトトンボを観察できました。
はじめて見る種類がわんさかいらっしゃるので、なかなか冷静ではいられません。
このイトトンボは2センチくらいしかない、まさに”ヒメ”です。
これもめずらしいトンボですが、そこにもここにも。
もっとめずらしい赤いのも。
この子も赤いですが、未成熟のメス。
「ヒメイトをキイトやベニイトが食べて、それをモノサシが食べて、それをまたチョウトンボが食べて・・」
という杉村さんの解説を聞いていたら・・
モノサシも観察。
チョウトンボも。
天国とはいえ、食物連鎖のサバイバルではあるのです。
夕暮れて暗くて撮影がむずかしくなった頃、”マルタンヤンマの黄昏飛翔”のショウタイムとなりました。
黄昏た夕空をマルタンヤンマたちがスイスイと浮かぶ様子を見ていると、子供のころ近くの田んぼに虫取りに行った帰り道にタイムスリップしたような気分になりました。
しかし、薄暮の中で「あれは○○トンボ、あれは○○ヤンマ」と指さす杉村さんはやはり超人だと思いました。
その夜、せっかくなので杉村さんを夕食に誘いつつ、地元のお店を紹介してもらいました。
無口とは正反対の杉村さんからはさまざまな話を聞きましたが、就中興味深かったのは、トンボの生態(行動)には湿度が大きく関係するということが最近分かってきたという話。
中途半端にここに書くのはよろしくないと思うので割愛しますが、ご本人にはどこかでぜひ発表してほしい。
これも湿度が関係する話でしたが、梅雨明けの話は面白かった。
雨が上がったある日、マルタンヤンマ、ネアカヨシヤンマ、ギンヤンマなどたくさんの種類のトンボが入り混じって群れ飛ぶのが梅雨明けのサインなのだそうです。
サインはともかく、その様子を一度観察したいものです。
翌朝、トンボ王国を再訪して、また杉村さんに園内を案内してもらいました。(勿体ないことです)
池田谷の中央部あたりか、メモリアルな標識がありました。
最初は3ヘクタールほどだったそうですが、現在は谷津田全体が王国の領域となっています。
スイレン、ガマ、ハナショウブ、コウホネなど植えられた植物によってトンボ池はつくられています。
朝なので池の低い空域で縄張り争いするチョウトンボが大勢。
それ自体とても貴重な光景なのに、他のトンボたちに目移りしてしまうという、なんたるゼイタク。
目移りその一、前日は暗くて満足な写真が撮れなかったキイトトンボはタンデムが観察できました。
それが何組もいるという。
目移りその二、これも前日は落ち着いてアングルを考えることもできなかったのであらためて。
目移りその三、同定に自信がないので撮っておきたい子。
杉村さんと先生は並んで畦道を歩きながら、ゆったりとした虫談義の時間を過ごしているようでした。
邪魔する気はもちろんありませんが、合流すると谷津田の奥に案内しますとのこと。
陽が差し込まない杉林の林縁にいたのは・・
どの種類のトンボがいつどこにいるのか、すべて把握しているのです。
やはりリアルなフィールドワーカーは違うんだと舌を巻くばかりでしたが、サービス精神の旺盛さもありがたい。
さらに、「トンボ王国で一か所だけの昆虫酒場(クヌギの木)に行ってみましょうか、ネブトクワガタがいるかも」と。
ザンネンながらネブトは見つけられませんでしたが、昆虫酒場常連のカブトムシとカナブンは観察できました。
一日中でも園内で観察を続けたいところでしたが、まだ訪問先があるため引き返そうとしたその時。
足元で2匹のトンボがホバリングしながらにらめっこしているのを見つけました。
それは、モノサシトンボの求愛行動でした。
オスが懸命にプロポーズしているのですが、メスは正面きって拒否していました。
杉村さんも「これは滅多にみられない光景ですね」と。
2匹がホバリングしている様子を撮ることはできませんでしたが、別々には撮れました。
ホバリングしているメスは杉村さんがご自分のカメラで「こうやってストロボ使えば撮れますよ」と撮ってました。
パシャッと一撃でしたが、モニターで見せてもらうと見事にアップの正面顔が撮れてました。
その写真はもらえてないので、こちらでご勘弁を。
館近くまで戻って、最後に記念写真などを撮って名残を惜しみつつ、東屋で一休みしている間も両先生は話が尽きないようでしたので、時間までそのままにしてこちらは最後にトンボたちとの名残を惜しみました。
用水路にいたハグロトンボは全く撮らせてくれませんでしたが、追いかけまわしているうちにこの子達を発見。
最後に貴重なショットを撮れてもう何も言うことはありませんでした。
今日はこれから四万十川の河口へアカメの稚魚を獲りに行くという杉村さんにお礼を言い王国を後にしました。
この後、四万十川に沿って国道441号線を山に向かって辿り、江川崎経由で土佐大正へ。
ヤイロチョウの森ネイチャセンターでは、館長の中村さんが出迎えてくれました。
テレビでは放映できないという、ヤイロチョウの生態記録映像を拝見し、テラスに訪れるヤマガラたちを眺めながらお茶を飲んで時間がゆっくり流れる空間を束の間ですが堪能しました。
帰り際、センターの前で記念写真を撮っていると小さな人工池にトンボの影が。
どうやら産卵にきたようです。
最初のうちは近づかせてくれなかったのですが、じわじわと近寄り気配を消していると・・
すぐ足元、というよりも、しゃがんだ足の間で・・
ルリボシヤンマに似ていますが、ルリボシは四国には徳島以外分布していないので、本種と同定。
これも貴重な光景でした。
今日の湯加減
目的地はトンボの聖地であり、一度は訪れたかった憧れのフィールド「トンボ王国」。
ナビに従って向かっていたにもかかわらず、入り口を見過ごしてしまってしばらく近辺をさ迷いました。
周りに何もない里山かと思いきや、そこは住宅街に隣接していて、幹線道路からは全く見えないのです。
開園当時は「四万十トンボ自然館」という名前だった建物は「四万十川学遊館あきついお」と改称されています。
”あきつ”はトンボのこと、”いお”はサカナのことで、館内には魚も展示されており、ピラルクの水槽もありました。
四万十川大橋
この橋を渡った先にトンボの楽園があるのです。
迷いはしましたが池田谷の入り口に着いたのは午後3時過ぎ。
学遊館の受付で職員の方に到着を告げると、しばらくして憧れの方が館の奥から出てきました。
虫屋でその名を知らない人はいないと思われるその人、トンボ王国の発起人、杉村光俊さん。
奥本先生とは旧知の仲ですが、挨拶を交わしつつもこちらはすでにもう内心大興奮状態でした。
まずは館内を案内していただきました。
国内外のトンボの標本は膨大で、ひとつひとつ見ていたら全部見るのに1週間くらいかかるでしょう。
ピラルクやアカメの水槽も含めてひととおり、見学し終わりましたが、メインイベントの時間まではまだある。
そこでちゃっかり、「ベニトンボをぜひ観察したい」とリクエストしてみると、じゃあ行きましょうかと。
ポイントまで車で案内してもらいました。(さすがフットワークが軽い)
トンボ王国から10分ほど農道を走って、生息域の小川に迷いもせずに着きました。
どんなトンボでもその生態を把握している杉村さん。
この時は陽が傾きつつあること、気温が高いことを考慮しながら、ターゲットを探していましたが、
その日ここは水深がやや浅くて条件がよくないと判断するや、さっさと見切って次のポイントへ。
また5分ほど走った次のポイントも水が少ないようでしたが、「この少し上流の堰の向こうならいるかも」
するとそのとおり。
ベニトンボ (台湾型) (トンボ科)
元々国内にはいなかったトンボですが(なので図鑑に載っていない場合も)、近年は徳島県まで分布を拡大しているそうです。
いずれチバでも観察できるようになるでしょうか・・
土手をずり降りて近接撮影しようとしましたが逃げられてしまいました。
しかし、虫レーダーは感度最大。 下流の穂の上にとまるのをしっかり見届けて移動。
今度は近くには寄れない場所だったのでレンズを望遠に換えて。
もちろん初見だったので、興奮しつつもうっとりしながらシャッターを押していました。
他の個体は見つからなかったようで、逆に上流に移動していた杉村さんがこちらへ近づいてきました。
「撮影すんだら採集しますがいいですか?」
トンボ用の捕虫網を一振り。 近くで見るとまた感動する色合いでした。
ショウジョウトンボのオスもこのように真っ赤になりますが、ベニトンボは翅まで赤いのでした。
トンボ王国に戻りましたが、ショウタイムまでは少しまだ時間がありました。
マルタンヤンマの黄昏飛翔の開演時刻は6時半くらいからとのことでしたので、少し園内を散策。
睡蓮の池の周りにはたくさんのイトトンボを観察できました。
モートンイトトンボ ♂ (イトトンボ科)
はじめて見る種類がわんさかいらっしゃるので、なかなか冷静ではいられません。
このイトトンボは2センチくらいしかない、まさに”ヒメ”です。
コフキヒメイトトンボ ♂ (イトトンボ科)
これもめずらしいトンボですが、そこにもここにも。
キイトトンボ ♂ (イトトンボ科)
もっとめずらしい赤いのも。
ベニイトトンボ ♂ (イトトンボ科)
この子も赤いですが、未成熟のメス。
コフキヒメイトトンボ ♀ 未成熟 (イトトンボ科)
「ヒメイトをキイトやベニイトが食べて、それをモノサシが食べて、それをまたチョウトンボが食べて・・」
という杉村さんの解説を聞いていたら・・
アオモンイトトンボ ? (イトトンボ科)
モノサシも観察。
モノサシトンボ ♂ (モノサシトンボ科)
チョウトンボも。
チョウトンボ (トンボ科)
天国とはいえ、食物連鎖のサバイバルではあるのです。
夕暮れて暗くて撮影がむずかしくなった頃、”マルタンヤンマの黄昏飛翔”のショウタイムとなりました。
黄昏た夕空をマルタンヤンマたちがスイスイと浮かぶ様子を見ていると、子供のころ近くの田んぼに虫取りに行った帰り道にタイムスリップしたような気分になりました。
しかし、薄暮の中で「あれは○○トンボ、あれは○○ヤンマ」と指さす杉村さんはやはり超人だと思いました。
その夜、せっかくなので杉村さんを夕食に誘いつつ、地元のお店を紹介してもらいました。
無口とは正反対の杉村さんからはさまざまな話を聞きましたが、就中興味深かったのは、トンボの生態(行動)には湿度が大きく関係するということが最近分かってきたという話。
中途半端にここに書くのはよろしくないと思うので割愛しますが、ご本人にはどこかでぜひ発表してほしい。
これも湿度が関係する話でしたが、梅雨明けの話は面白かった。
雨が上がったある日、マルタンヤンマ、ネアカヨシヤンマ、ギンヤンマなどたくさんの種類のトンボが入り混じって群れ飛ぶのが梅雨明けのサインなのだそうです。
サインはともかく、その様子を一度観察したいものです。
翌朝、トンボ王国を再訪して、また杉村さんに園内を案内してもらいました。(勿体ないことです)
池田谷の中央部あたりか、メモリアルな標識がありました。
発祥の地
最初は3ヘクタールほどだったそうですが、現在は谷津田全体が王国の領域となっています。
スイレン、ガマ、ハナショウブ、コウホネなど植えられた植物によってトンボ池はつくられています。
朝なので池の低い空域で縄張り争いするチョウトンボが大勢。
それ自体とても貴重な光景なのに、他のトンボたちに目移りしてしまうという、なんたるゼイタク。
目移りその一、前日は暗くて満足な写真が撮れなかったキイトトンボはタンデムが観察できました。
それが何組もいるという。
キイトトンボ ペア (イトトンボ科)
目移りその二、これも前日は落ち着いてアングルを考えることもできなかったのであらためて。
朝食中のコフキヒメイトトンボ ♂ 未成熟
目移りその三、同定に自信がないので撮っておきたい子。
オオイトトンボ ? (イトトンボ科)
杉村さんと先生は並んで畦道を歩きながら、ゆったりとした虫談義の時間を過ごしているようでした。
オオシオカラトンボ (トンボ科)
邪魔する気はもちろんありませんが、合流すると谷津田の奥に案内しますとのこと。
陽が差し込まない杉林の林縁にいたのは・・
ヒメアカネ (トンボ科)
どの種類のトンボがいつどこにいるのか、すべて把握しているのです。
やはりリアルなフィールドワーカーは違うんだと舌を巻くばかりでしたが、サービス精神の旺盛さもありがたい。
さらに、「トンボ王国で一か所だけの昆虫酒場(クヌギの木)に行ってみましょうか、ネブトクワガタがいるかも」と。
ザンネンながらネブトは見つけられませんでしたが、昆虫酒場常連のカブトムシとカナブンは観察できました。
一日中でも園内で観察を続けたいところでしたが、まだ訪問先があるため引き返そうとしたその時。
足元で2匹のトンボがホバリングしながらにらめっこしているのを見つけました。
それは、モノサシトンボの求愛行動でした。
オスが懸命にプロポーズしているのですが、メスは正面きって拒否していました。
杉村さんも「これは滅多にみられない光景ですね」と。
2匹がホバリングしている様子を撮ることはできませんでしたが、別々には撮れました。
モノサシトンボ ♂ (モノサシトンボ科)
ホバリングしているメスは杉村さんがご自分のカメラで「こうやってストロボ使えば撮れますよ」と撮ってました。
パシャッと一撃でしたが、モニターで見せてもらうと見事にアップの正面顔が撮れてました。
その写真はもらえてないので、こちらでご勘弁を。
モノサシトンボ ♀ (モノサシトンボ科)
館近くまで戻って、最後に記念写真などを撮って名残を惜しみつつ、東屋で一休みしている間も両先生は話が尽きないようでしたので、時間までそのままにしてこちらは最後にトンボたちとの名残を惜しみました。
用水路にいたハグロトンボは全く撮らせてくれませんでしたが、追いかけまわしているうちにこの子達を発見。
ベニイトトンボ ペア (イトトンボ科)
最後に貴重なショットを撮れてもう何も言うことはありませんでした。
今日はこれから四万十川の河口へアカメの稚魚を獲りに行くという杉村さんにお礼を言い王国を後にしました。
オマケ
この後、四万十川に沿って国道441号線を山に向かって辿り、江川崎経由で土佐大正へ。
ヤイロチョウの森ネイチャセンターでは、館長の中村さんが出迎えてくれました。
テレビでは放映できないという、ヤイロチョウの生態記録映像を拝見し、テラスに訪れるヤマガラたちを眺めながらお茶を飲んで時間がゆっくり流れる空間を束の間ですが堪能しました。
帰り際、センターの前で記念写真を撮っていると小さな人工池にトンボの影が。
どうやら産卵にきたようです。
最初のうちは近づかせてくれなかったのですが、じわじわと近寄り気配を消していると・・
すぐ足元、というよりも、しゃがんだ足の間で・・
ヤブヤンマ ♀ (ヤンマ科)
ルリボシヤンマに似ていますが、ルリボシは四国には徳島以外分布していないので、本種と同定。
これも貴重な光景でした。
今日の湯加減
今思えば(今思わなくても)夢のような小旅行でした。
先生と一緒に旅行できたこと。憧れのトンボ王国へ行けたこと。そして杉村さんに会えて生の話を聞けたこと。
もちろん希少なトンボたちに出会えたことも。
全部ビデオに撮りたかったくらいですが、それはさすがに無理というか、写真撮影だけでも精一杯でした。
トンボと湿度の話、ハリガネムシと川の環境の話。
どこかの放送局が取材に来てくれて番組というか資料として残してくれないかなぁと心底思います。
それにしてもベニイトトンボの鮮烈な色は印象的だでした。
トンボ王国を後にして、地元では”赤鉄橋”の愛称で通っている四万十川大橋を渡るとき、
「先生、この橋はベニトンボ鉄橋と呼ぶことにしましょう」と提案すると、助手席の先生も「ほんと、そうだね」と。
24日(日)、ファーブル館にて奥本館長とやましたこうへいさんの『ファーブル先生の昆虫教室』 刊行記念トークイベントがあります。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
おはようございます^^
沢山の種類が居るのですね。わたくしの目に留まるのはほんの数種^^
このベニトンボって本当に美しいわ。
by mimimomo (2016-08-21 06:29)
画像文章からぜふさんの興奮が伝わってくるよう^^
それにしても四万十川には見たことのないトンボがウヨウヨいるのですね。
ベニトンボ、何とも言えない色合い、美しいです♪
by よしころん (2016-08-21 07:07)
窓の画像に釘付け、綺麗な色をしているんですね。
虫屋さんでなくても、これだけ珍しいトンボがいると
興奮してしまいます。
by g_g (2016-08-21 08:20)
ヘッダーのお写真惚れ惚れします
なんて美しい色なんでしょう
ぜふさんの興奮が伝わってきました
昨日荒川自然公園で小さなトンボのペアに遭遇したのですが
小さすぎてピント外れておりました
虫の写真はやっぱりぜふさんのところで
楽しませていただくのが良いようです^^
by shino* (2016-08-21 10:58)
ベニトンボ(台湾型)は、色が赤/朱色ではなく韓紅なのですね。そして羽まで葉脈のように紅色に染まっていて、素晴らしいですね。感動が伝わってきました。
それにしても、食物連鎖、なかなかさりげなく恐ろしいです。日本人がアフリカ人を食べて、それをイタリア人が食べて、それをアメリカ人が・・・と言う風に考えると。そういう風習になれば別かもしれませんね^^;
by アヨアン・イゴカー (2016-08-21 12:00)
赤とんぼとは違う、鮮やかな色ですね。
ベニトンボ綺麗だなぁ(^_^)
by sasasa (2016-08-21 15:42)
こんにちは。
ベニトンボって綺麗ですね〜「四万十トンボ自然館」と言う名前の時に
macと行きました。通り一遍の散策でしたが楽しかったです。一段と進化しているんですね。憧れの方に会えて素晴らしい時間を共にされましたね。いろんなトンボを見せて戴きありがとうございました(_ _)
by yakko (2016-08-22 13:46)
みなさま
ベニトンボの美しさに共感していただきうれしいです。
純国産ではありませんが、もう帰化昆虫として歓迎したいです♪
>mimimomoさん
国産のトンボは約200種います。
その内、ここには60~70種が毎年確認されているとのことです。
>よしころんさん
その時よりも後になってわかるものですね。
我を失っていたかも^^;
>g_gさん
間近に観察できるとは・・まさに僥倖でした。
>shino*さん
イトトンボですかね・・荒川自然公園はまだ行ったことがないです。
今度案内してください^^
>アヨアン・イゴカーさん
からくれないですか、なるほどそうかもしれませんね。
ニンゲンに置き換えるとぞっとします。
>sasasaさん
赤トンボというトンボはいませんが、まったく趣は異なりますね。
>yakkoさん
そうでしたか、当時も今もトンボたちは変わらないのではと思います。
ベニトンボは別かもしれませんが・・
by ぜふ (2016-08-22 22:45)
凄い方がいらっしゃるのですね。
探してるけどまったく見つからないチョウトンボもこの先生に聞けばすぐに
ヒントをいただけそう。
充実した旅で良かったです。
by 響 (2016-08-23 05:00)
ベニトンボ、自然界の創造主の美意識、、ビックリな美しさですね
羽まで 全身の色彩、すばらしいですね
イトトンボの繊細さも、チョウトンボ可憐さも
トンボの楽園ですね
黄昏飛翔タイム、、そういえばと子供の頃、田舎で過ごした夏休みを、思い出します、、
by engrid (2016-08-23 17:20)
>響さん
憧れの人に会えてよかったです!
チョウトンボは葦の生えた池沼にいます。平地でもいますのでがんばって!^^
>engridさん
まさか突然のリクエストに応えてくれて、しかも見つかるとは・・^^
これからはアカトンボたちの黄昏飛翔のシーズンがはじまりますね♪
by ぜふ (2016-08-24 21:50)
ベニトンボという種類のトンボもいるのですね。
初めて見ました。不思議な色合いですね。
ちょっと蛍光色っぽい感じもします。
この記事の写真を見ただけで、ものすごい種類のトンボが、
トンボ王国にはいるのだというコトが、分かりました^^;。
by sakamono (2016-08-25 22:49)
>sakamonoさん
ショウジョウトンボの赤ともやや違うんですよね。
トンボ王国には少なくとも60種いるそうです。ピークは70種以上だったそうです。
by ぜふ (2016-08-26 22:26)