"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
幻の青い虫 [トンボ]
一昨年の6月。
ショウナイへの赴任が決まったあとに訪れたボウソウのトンボ沼。(その記事はこちら)
そのときはトンボはほとんど観察できず、時期尚早だったかと思い、いつか夏に出直したいと。
その思いで、めずらしく天気予報で雨マークのない13日、満を持してベニシジミ号で向かいました。
にしては少し大きく見えましたが・・
前記事の最後もアジアだったので繋がりということで。
出発は8時過ぎ、チバ市内の下りはかなりの混雑。
明日からまた雨が続く予報なので、みな考えることは同じなのかもしれません。
さて、場所は御宿方面なのですが、いつものうぐいすラインで行こうと茂原街道を走ります。
ところが、うぐいすラインに入った途端、この先通行止めとの看板が。
急きょ左折してしばらく進むと茂原街道へ出てしまいましたが、とりあえずナビを信じて。
間もなく茂原街道から離れ、知らない道を案内され続けるも盲目的に進むだけ。
何度か右左折を繰り返し、やっと見覚えのある道に出たと思ったら、それはR297大多喜街道でした。
(分かっていたら最初からR297を選択していたのに)
目的の近くまで辿り着いたときの行く手は田んぼの中の一本道。
ここを抜けた先の田んぼを通過するとき、なんとなくコンチューターが反応し一旦停止。
田んぼの縁の水溜りがとてもいい感じ。
トンボだけではなくて、他に何かいそうです。
カメラを出しながら近寄っていくと、足元の黒い影にコンチューターの針がビビッと振れました。
久しぶり。
畑や田んぼの周りにいるゴミムシの仲間ですが、ゴミムシらしくなくクワガタのメスみたいな風貌です。
草刈りをしたばかりで歩きやすくなっている田んぼの縁を歩いてトンボを探しました。
すぐ目に止まったというか、低空をふわふわと浮いているのはウスバキトンボたち。
イネに止まっていた最初の子は。
イトトンボの仲間でしょうけど、羽化したてのようで同定は困難です。
その次に見つけたのが扉の写真のカップルですが。
1メートルほど先にとまっていたのですが、田んぼの中に入るわけにもいかず、これが精一杯。
アジア以外の種も2~3種いたのですが、どれも遠いかイネに隠れて撮影はムリでした。
一反の田んぼの周囲を確認したあと、目的地に向けて出発。
すぐに着きました。
管理小屋は開いていましたが人気はなし。いつものことですが、ラジカセのラジオは点いていました。
さっそく沼の外周の道路沿いの木道を反時計回りに。
木道の下ではヒトの気配を察知したウシガエルが次々とバシャッと跳ね、沼からはモ゛ーモ゛ーという合唱を耳にしながらも、水面に集中してゆっくり進んでいきました。
まず目にしたトンボはこの子。(写真は帰り際に撮れたもの)
その他にも睡蓮の葉の上にイトトンボの仲間を2~3種見つけましたが遠すぎて撮影は困難。
そもそもその木道は水面までかまり距離があるので相当なズームマクロがないとムリでした。
木道の終わりから先は遊歩道のような外縁をなぞります。
と、一眼カメラを抱えた迷彩服の方が沼の縁にしゃがんでいました。
じゃましないよう、小声でこんにちわ~と言いながら先へ進み、水面に出ている葦の上を見て行く。
しかしトンボの姿はまったくない。
足元にシックに開いたチョウが目に止まりました。
種類(あの子でないこと)をしっかり確認するために翅を閉じるのを待ちました。
普通の子でしたが美人さん。
トンボがいないのでヤナギの木の幹や梢などもチェックしていきました。
すると、ちょっとカッコイイ子が。
長い産卵管が示すとおり、寄生バチの仲間。触角のお掃除中でした。
名前の由来は腹部(胴体)の形でしょうね。
半周したあと、沼の中の木道へ。
空中にいくつも浮いていましたが、手すりの上にもいたトンボ。
近寄るとふわっと浮いて、ちょっと先の手すりにとまるということを何度も繰り返し。
まるで道教えのハンミョウのような子なので、仲良くしてくれるかなと指を近づけると・・
手乗りになってくれました。
というところでベニシジミ号をとめた場所まで戻ってきてしまいました。
収獲が少なくてがっかり。
でもまたコンチューターがさっきの外縁にもう一度行けとアラートを発していました。
そこでもう一度、沼の反対側へ行ってみました。
そこにはガマが繁茂する魅力的な小さな池が。
いかにもゲンゴロウなどの水生昆虫がいそうで、おしりを出している子がいないか目を皿にしました。
結局いませんでしたが、この池の縁の地面に黒い翅のトンボが舞い降りました。
胴体が金緑色に輝く、ハグロトンボのオスと思い、カメラを向けてシャッターを押す瞬間に舞い上がり。
ガマの穂の向こうへ消え去りました。
近づいて肉眼で見た姿はアオハダトンボのようだったので、あとで管理小屋でここで観察できるトンボの一覧表を確認したら、アオハダの名前はありましたが、”突発的な観察”と注釈が付いていました。
ということで、イソップのキツネよろしく、ハグロトンボだったことにしておきます。
アジサイの葉の裏で見ていたかわいい子はどっちだと思ったでしょうか。
ウシガエルの養殖場のような有様ではしょうがないですが、結局、トンボの沼でめぼしい種はまったく撮影できませんでした。
これならさっきの田んぼの方が期待ができると判断し、引き返してみることにしました。
ちょうどお昼時で、草刈りをしていた農家の方たちがめいめい軽トラに乗って帰っていくところでした。
と、ベニシジミ号をとめた足元で何かがゴソゴソしています。
誰かなと刈られた草をかき分けると顔を出したのは。
ここ最近、シラホシに連続して出会えてうれしいし、この子は23ミリもある大物でした。
(手元の図鑑では17~22ミリとある)
そんなことをしているとちょっと怪しまれたのか、軽トラからおじいさんが降りてきました。
こちらに近寄りつつ、何をしてるの?と。
トンボを撮っているのですと答えると、どこにいるの?と意外な追加質問が。
いや、空にも浮いているしイネにも止まっていますよと返すのは憚られたので、その辺に・・と。
すると、で捕まえるの?と聞かれたので、いや捕まえませんと言うと、逃げられたの?と。
さらに、ヤゴを撮るの?と聞かれたので、答えに窮していると、サナギになって逃げられちゃったの?
いや、ヤゴはサナギにならないので・・とかみ合わないのでこちらから、草刈りは終わりですか?と。
いやまだまだ、今度はあっちだと指さすおじいさんにそれは大変ですねとなんとかオチを付けました。
おじいさんの軽トラが走り去るのを見送って、さあもう一度田んぼの縁の探索開始。
これもでかかった。
実測はしませんでしたが、4センチくらい・・ヒメギスはそんなに大きかったか?
(長翅型なので翅の長さを含んでいます)
小さなアマガエルは数えられないほどいて、この子は一匹だけ確認。
このグリーンの子たちはどうしてイネの葉の色と同じになれるのでしょう。
そしてやっと撮りたかったトンボのひとつが現れてくれました。
ちょっと遠くて、証拠写真しか撮れないかと思いました。
が、ふわりと浮いたので、こっちこっちこっちーと心の声で呼びかけると・・
なんと目の前の畦の上に舞い降りてくれました。
青い昆虫というものは元々かなり少ない。(グリーンではなくブルーの虫を思い浮かべてください)
なかなか思い浮かばないと思いますが、トンボの仲間は比較的多いですね。
ルリイトトンボ、クロイトトンボ、ムスジイトトンボ、ホソミオツネントンボ、ギンヤンマなどなど。
先のアオハダトンボは青というよりもどちらかというと緑色。
そしてこのセスジイトトンボはグリーンではなく紛れもなくブルー。
この子を撮れたことでこの場所を後にする気になれました。
もうとっくにお昼を過ぎていたので、一目散にカモガワを目指そうと・・
しましたが、途中の勝浦でちょっと寄り道、というか買い物。
腰古井の蔵で命の水を購入。(生を買いたかったけど保冷材付きでも2時間しかもたないので断念)
そしていつものまんぼうに到着。
マスターが、冷やし中華にする?いや温かいのがいいかということで・・ここは原点に戻って。
実はまんぼうの基本はトンコツなんです。
普通、トンコツラーメンは臭みを紛らわせるために紅ショウガが乗っていると思います。
まんぼうのトンコツには乗っていません。でも、まったくないとは言わないですが、気にならない。
気にならないというか、スープをすくうレンゲが止まらないのです。
マスターに『昆虫知育ぶっく』を紹介をし(お孫さん用にとお買い上げ!)、お客さんもはけたのでコーヒーを飲みながらしばらくおしゃべりして、さあ今日の後半戦はどこに行こうかなと窓の外を見たら、雨が降りはじめていました。
スマホで雨雲レーダーを確認したら、ボウソウの南半分に向けてどんどんブルーの模様が迫ってるし。
しばし思案しましたが、もう3時ということもあり、まっすぐ帰ることにしました。
といいつつ、帰路の途中、どこかに寄り道しようと企んでいたのですが・・
出発してから峠を越えるまで、雨は強くなる一方でとても寄り道することはできませんでした。
雨が降り止んだのは久留里を越えて馬来田まで降りてきた頃。
カマキリたちのエサくらいは採集して帰ろうと、遠回りですがHF近くのS川の土手に行くも不発。
(かなり大きくなったショウリョウバッタしかいませんでした)
朝訪れた田んぼには小さなバッタ類がうじゃうじゃいたのに・・結局ホムセンに寄って帰りました。
最近入荷した虫グッズ。
バンダイのダンゴムシシリーズの新作。
ずいぶんカラフルだと思われるでしょうけど、白と青は意味があるのです。
白はいわゆるアルビノ。
青は・・・ご興味のある方は「ダンゴムシ ブルー ウイルス」で検索してみてください。
今日の湯加減
ショウナイへの赴任が決まったあとに訪れたボウソウのトンボ沼。(その記事はこちら)
そのときはトンボはほとんど観察できず、時期尚早だったかと思い、いつか夏に出直したいと。
その思いで、めずらしく天気予報で雨マークのない13日、満を持してベニシジミ号で向かいました。
アジアイトトンボ (イトトンボ科)
にしては少し大きく見えましたが・・
前記事の最後もアジアだったので繋がりということで。
出発は8時過ぎ、チバ市内の下りはかなりの混雑。
明日からまた雨が続く予報なので、みな考えることは同じなのかもしれません。
さて、場所は御宿方面なのですが、いつものうぐいすラインで行こうと茂原街道を走ります。
ところが、うぐいすラインに入った途端、この先通行止めとの看板が。
急きょ左折してしばらく進むと茂原街道へ出てしまいましたが、とりあえずナビを信じて。
間もなく茂原街道から離れ、知らない道を案内され続けるも盲目的に進むだけ。
何度か右左折を繰り返し、やっと見覚えのある道に出たと思ったら、それはR297大多喜街道でした。
(分かっていたら最初からR297を選択していたのに)
目的の近くまで辿り着いたときの行く手は田んぼの中の一本道。
ここを抜けた先の田んぼを通過するとき、なんとなくコンチューターが反応し一旦停止。
田んぼの縁の水溜りがとてもいい感じ。
トンボだけではなくて、他に何かいそうです。
カメラを出しながら近寄っていくと、足元の黒い影にコンチューターの針がビビッと振れました。
久しぶり。
ナガヒョウタンゴミムシ (オサムシ科)
畑や田んぼの周りにいるゴミムシの仲間ですが、ゴミムシらしくなくクワガタのメスみたいな風貌です。
草刈りをしたばかりで歩きやすくなっている田んぼの縁を歩いてトンボを探しました。
すぐ目に止まったというか、低空をふわふわと浮いているのはウスバキトンボたち。
イネに止まっていた最初の子は。
未同定(イトトンボ科)
イトトンボの仲間でしょうけど、羽化したてのようで同定は困難です。
その次に見つけたのが扉の写真のカップルですが。
アジアイトトンボ (イトトンボ科)
1メートルほど先にとまっていたのですが、田んぼの中に入るわけにもいかず、これが精一杯。
アジア以外の種も2~3種いたのですが、どれも遠いかイネに隠れて撮影はムリでした。
一反の田んぼの周囲を確認したあと、目的地に向けて出発。
すぐに着きました。
管理小屋は開いていましたが人気はなし。いつものことですが、ラジカセのラジオは点いていました。
さっそく沼の外周の道路沿いの木道を反時計回りに。
木道の下ではヒトの気配を察知したウシガエルが次々とバシャッと跳ね、沼からはモ゛ーモ゛ーという合唱を耳にしながらも、水面に集中してゆっくり進んでいきました。
まず目にしたトンボはこの子。(写真は帰り際に撮れたもの)
コシアキトンボ ♂ (トンボ科)
その他にも睡蓮の葉の上にイトトンボの仲間を2~3種見つけましたが遠すぎて撮影は困難。
そもそもその木道は水面までかまり距離があるので相当なズームマクロがないとムリでした。
木道の終わりから先は遊歩道のような外縁をなぞります。
と、一眼カメラを抱えた迷彩服の方が沼の縁にしゃがんでいました。
じゃましないよう、小声でこんにちわ~と言いながら先へ進み、水面に出ている葦の上を見て行く。
しかしトンボの姿はまったくない。
足元にシックに開いたチョウが目に止まりました。
種類(あの子でないこと)をしっかり確認するために翅を閉じるのを待ちました。
ヤマトシジミ ♀ (シジミチョウ)
普通の子でしたが美人さん。
トンボがいないのでヤナギの木の幹や梢などもチェックしていきました。
すると、ちょっとカッコイイ子が。
コンボウヤセバチ ♀ (コンボウヤセバチ科)
長い産卵管が示すとおり、寄生バチの仲間。触角のお掃除中でした。
名前の由来は腹部(胴体)の形でしょうね。
半周したあと、沼の中の木道へ。
空中にいくつも浮いていましたが、手すりの上にもいたトンボ。
ノシメトンボ (トンボ科)
近寄るとふわっと浮いて、ちょっと先の手すりにとまるということを何度も繰り返し。
まるで道教えのハンミョウのような子なので、仲良くしてくれるかなと指を近づけると・・
手乗りになってくれました。
同上
というところでベニシジミ号をとめた場所まで戻ってきてしまいました。
収獲が少なくてがっかり。
でもまたコンチューターがさっきの外縁にもう一度行けとアラートを発していました。
そこでもう一度、沼の反対側へ行ってみました。
そこにはガマが繁茂する魅力的な小さな池が。
いかにもゲンゴロウなどの水生昆虫がいそうで、おしりを出している子がいないか目を皿にしました。
結局いませんでしたが、この池の縁の地面に黒い翅のトンボが舞い降りました。
胴体が金緑色に輝く、ハグロトンボのオスと思い、カメラを向けてシャッターを押す瞬間に舞い上がり。
ガマの穂の向こうへ消え去りました。
近づいて肉眼で見た姿はアオハダトンボのようだったので、あとで管理小屋でここで観察できるトンボの一覧表を確認したら、アオハダの名前はありましたが、”突発的な観察”と注釈が付いていました。
ということで、イソップのキツネよろしく、ハグロトンボだったことにしておきます。
アジサイの葉の裏で見ていたかわいい子はどっちだと思ったでしょうか。
ゴイシシジミ (シジミチョウ科)
ウシガエルの養殖場のような有様ではしょうがないですが、結局、トンボの沼でめぼしい種はまったく撮影できませんでした。
これならさっきの田んぼの方が期待ができると判断し、引き返してみることにしました。
ちょうどお昼時で、草刈りをしていた農家の方たちがめいめい軽トラに乗って帰っていくところでした。
と、ベニシジミ号をとめた足元で何かがゴソゴソしています。
誰かなと刈られた草をかき分けると顔を出したのは。
シラホシハナムグリ (コガネムシ科)
ここ最近、シラホシに連続して出会えてうれしいし、この子は23ミリもある大物でした。
(手元の図鑑では17~22ミリとある)
そんなことをしているとちょっと怪しまれたのか、軽トラからおじいさんが降りてきました。
こちらに近寄りつつ、何をしてるの?と。
トンボを撮っているのですと答えると、どこにいるの?と意外な追加質問が。
いや、空にも浮いているしイネにも止まっていますよと返すのは憚られたので、その辺に・・と。
すると、で捕まえるの?と聞かれたので、いや捕まえませんと言うと、逃げられたの?と。
さらに、ヤゴを撮るの?と聞かれたので、答えに窮していると、サナギになって逃げられちゃったの?
いや、ヤゴはサナギにならないので・・とかみ合わないのでこちらから、草刈りは終わりですか?と。
いやまだまだ、今度はあっちだと指さすおじいさんにそれは大変ですねとなんとかオチを付けました。
おじいさんの軽トラが走り去るのを見送って、さあもう一度田んぼの縁の探索開始。
これもでかかった。
ヒメギス (キリギリス科)
実測はしませんでしたが、4センチくらい・・ヒメギスはそんなに大きかったか?
(長翅型なので翅の長さを含んでいます)
小さなアマガエルは数えられないほどいて、この子は一匹だけ確認。
ニホンアカガエル
このグリーンの子たちはどうしてイネの葉の色と同じになれるのでしょう。
そしてやっと撮りたかったトンボのひとつが現れてくれました。
ちょっと遠くて、証拠写真しか撮れないかと思いました。
が、ふわりと浮いたので、こっちこっちこっちーと心の声で呼びかけると・・
なんと目の前の畦の上に舞い降りてくれました。
セスジイトトンボ (イトトンボ科)
青い昆虫というものは元々かなり少ない。(グリーンではなくブルーの虫を思い浮かべてください)
なかなか思い浮かばないと思いますが、トンボの仲間は比較的多いですね。
ルリイトトンボ、クロイトトンボ、ムスジイトトンボ、ホソミオツネントンボ、ギンヤンマなどなど。
先のアオハダトンボは青というよりもどちらかというと緑色。
そしてこのセスジイトトンボはグリーンではなく紛れもなくブルー。
この子を撮れたことでこの場所を後にする気になれました。
もうとっくにお昼を過ぎていたので、一目散にカモガワを目指そうと・・
しましたが、途中の勝浦でちょっと寄り道、というか買い物。
腰古井の蔵で命の水を購入。(生を買いたかったけど保冷材付きでも2時間しかもたないので断念)
そしていつものまんぼうに到着。
マスターが、冷やし中華にする?いや温かいのがいいかということで・・ここは原点に戻って。
トンコツチャーシューメン
実はまんぼうの基本はトンコツなんです。
普通、トンコツラーメンは臭みを紛らわせるために紅ショウガが乗っていると思います。
まんぼうのトンコツには乗っていません。でも、まったくないとは言わないですが、気にならない。
気にならないというか、スープをすくうレンゲが止まらないのです。
マスターに『昆虫知育ぶっく』を紹介をし(お孫さん用にとお買い上げ!)、お客さんもはけたのでコーヒーを飲みながらしばらくおしゃべりして、さあ今日の後半戦はどこに行こうかなと窓の外を見たら、雨が降りはじめていました。
スマホで雨雲レーダーを確認したら、ボウソウの南半分に向けてどんどんブルーの模様が迫ってるし。
しばし思案しましたが、もう3時ということもあり、まっすぐ帰ることにしました。
といいつつ、帰路の途中、どこかに寄り道しようと企んでいたのですが・・
出発してから峠を越えるまで、雨は強くなる一方でとても寄り道することはできませんでした。
雨が降り止んだのは久留里を越えて馬来田まで降りてきた頃。
カマキリたちのエサくらいは採集して帰ろうと、遠回りですがHF近くのS川の土手に行くも不発。
(かなり大きくなったショウリョウバッタしかいませんでした)
朝訪れた田んぼには小さなバッタ類がうじゃうじゃいたのに・・結局ホムセンに寄って帰りました。
オマケ
最近入荷した虫グッズ。
だんごむし まるまるスイング
バンダイのダンゴムシシリーズの新作。
ずいぶんカラフルだと思われるでしょうけど、白と青は意味があるのです。
白はいわゆるアルビノ。
青は・・・ご興味のある方は「ダンゴムシ ブルー ウイルス」で検索してみてください。
今日の湯加減
前記事のアキアカネの件、A新聞の地方面とデジタル版に掲載されました。
誌面はなんと4分の1面も割かれていてびっくりしました。
それよりも、記者(支局長さんでしたが)の方がとても真摯で、丁寧に取材してくれてよかった。
複数の専門家にも確認をとってくれたし、文面の確認も何回もしてくれて修正対応してくれました。
こういう”新聞沙汰”はいいですね。
さて、明日(19日)から数日間、プライベートで遠征してきますので予約投稿です。
久しぶりの探虫旅なのでテンション上がっていますが、天気が・・・臨機応変に対応しよう。
では行ってきます!
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
>長い産卵管が示すとおり、寄生バチ
そうなんですね。
この蜂の姿、胴体よりも六本脚の方が大きいように見えて、不思議です。
青いダンゴムシ、イリドウィルスに感染しているのですね。ダンゴムシは家の庭や家の近くに沢山いますが、青い個体は見たことがありません。お陰様で、皆元気に落ち葉などを食べている様子です。
アキアカネの記事、1/4面。大きく取り上げられたのですね。フィールドワークは本当に価値がありますね。
by アヨアン・イゴカー (2019-07-21 10:52)
うちの近所には、まだ全然トンボが居ませんでした!
蝶も飛んでない・・・居るのはスズメとそれよりちょっとだけ大きな鳥ばっかり(笑)
ダンゴムシじゃなくてワラジムシは何匹か道をうろうろしてました。
20日にカブトムシのフーコちゃん、天に召されました><
by リュカ (2019-07-22 08:46)
ナガヒョウタンゴミムシ今までクワガタと思ってました!?(;´∀`)
by 50oyaji (2019-07-22 21:48)
湿地の木道の上はトンボの楽園ですね。
アカガエルにも会えていいところだ。
軽トラのおじさんはトンボを見すぎてトンボだけ見えないようになってたりして(笑)
by 響 (2019-07-23 11:48)
>アヨアン・イゴカーさん
それぞれ機能を満たしているのでしょうね。
アキアカネの件はほんとに近所だったのでフィールドワークというか、近所ワークですね^^;
>リュカさん
カブトムシはざんねんでしたね。
アカトンボは群れるので観測場所と時期によると思います。
これからも注意して観察してみてください。
>50oyajiさん
オオヒョウタンゴミムシはもっと似ていますよ^^
>響さん
アカガエルを観察したのは田んぼですが、いいフィールドでした♪
おじ(い)さんにとって、トンボは空気みたいなものなのかもね^^
by ぜふ (2019-07-23 22:39)
セスジイトトンボ、ほんとに綺麗なブルーでやすね。
あっしはリアルには見たことないかも。
by ぼんぼちぼちぼち (2019-07-25 18:30)
私もナガヒョウタンゴミムシ、クワガタのメスかと思いました。
確かに青い昆虫って見かけないかもしれませんね。緑はたくさんいる。
触角の掃除をしているコンボウヤセバチのポーズがおもしろい。
ヒトみたいに見えます。
農家のおじさんとのやりとりも、おもしろかったです^^;。
by sakamono (2019-07-25 21:55)
今日も暑かったですねぇ…
身体がついていけてません(><)
ブルーの胴体にグリーンアイ、ブローチにしたいくらい綺麗です。
昨日黒いチョウと小さなトンボを一応撮りましたが、キチンと撮れているかどうかPCではまだ未確認^^;
こちらに住んでいるあいだに「マンボウ」行けるかなぁ。
by よしころん (2019-07-26 20:29)
>ぼんぼちぼちぼちさん
全国に分布しているトンボですが、個体数が減っているのでしょうね。
>sakamonoさん
世界的にみても少ないと思います。
コンボウヤセバチは偶然いいところにとまってくれて観察できました。
>よしころんさん
毎年毎年たいへんな天気になりますね・・体調気を付けてください。
チョウとトンボ、うまく撮れているといいですね♪
まんぼうは逃げませんがぜひ一度^^
by ぜふ (2019-07-26 23:09)