"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
サンショウホイホイ [観察会]
今日は寒くもなかったのですが、午前中は陽射しがなかったこともあり、ベニシジミ(春型)号は出さず。
軟弱だなと自分を責めながらも車でHFの観察会に行ってきました。
この時期恒例の観察テーマでした。
観察対象はこの写真に写っています。(木ではありません)
前回(2週間前)の観察会ではまだ二つしか確認できていなかったアカガエルたちの卵。
それが今や。
産む場所には偏りがあるようで、この場所は人気があるのか密集してありました。
観察指導員の方の話では、卵塊は300個以上だそうです。
50個に満たない年もあるようなので、今年はアタリ年かもしれません。
観察会が終わろうとする頃、教育実習田の畔の普請をしていた指導員の方に呼ばれました。
作業している場所に行ってみるとそこにあったのは、直径15センチほどの、おそらく昨夜産んだ卵でした。
もうおわかりでしょうか、
扉の写真に写っているのもこの卵塊なのです。
上の写真は水中撮影したもの。 扉の写真は水面に映る林を撮影した(してしまった)もの。
卵といえば、ハンノキの幹でこんな卵も観察できました。
こちらの直径は1ミリ足らず。
この木だけで他に20個以上ついていたのでこちらもアタリ年だといいな、と期待します。
ところで・・時間は昨日に遡ります。
夜はお江戸でちょっと特別な約束があったので、昼間は大宮で開催中のインセクトフェスタに行こうかと思っていたのですが、自粛して大人しく家で虫の世話をしたり音楽を聴いたりして過ごしていました。
夕方、ソファーで本を読んでいると、どこからか目線を感じました。
それは、オーディオラックの上に置いてある水槽からでした。
じっとしてばかりのミユキがめずらしく全身を使って何やらアピールしています。
なかなかこの赤いお腹は見られないので撮っておかねばと撮影会がはじまったわけです。
おや? サラちゃんも出てきました。
こういう風にふたりが水の中でなくて、表に揃ってでているのも珍しい。
二匹はこのあとものそのそと動き続けていたので、癒されながらしばらくぼんやり観察していました。
と、携帯端末にインジケーターランプが点いて路線運行情報が。
その内容は、「この後強風のため一部運休が発生します」という、なんと運休予告連絡でした。
こんな情報には生まれてはじめて接したのでびっくりしましたが、電車が止まったらお江戸に行けなくなるのであわてて家を出たのでした。
駅に着くとダイヤはすでに乱れていましたが運転はしていました。 (結局、約束の時間ギリギリに到着)
昨日のチバを含めた関東地方は、ゲリラ低気圧の通過で夕方から夜半前まで大荒れだったのです。
(最も荒れていた時間帯は地下のお店にいたので実感はしていません)
そんな荒れた天気の中でも上の写真のようにアカガエルは卵を産んでいたということです。
時間は今日に戻ります。
実は今朝、事件が発生したのです。
オーディオラックの上の水槽のフタが開いていることに気づきました。
昨日、運休予告を見てあわてたため、フタを閉め忘れたのです。
中を覗いてみると、ミユキはいました。
が、サラがいない。
水の中にも隠れ家の中にも。
大きくない水槽ですが、ケースの端までの高さは15センチほどあります。
脚に吸盤でもついていない限り、攀じ登れるとは思えないのですが、サンショウウオの運動能力は認識しています。
脱走です。
懐中電灯を持って探索作戦がはじまりました。
オーディオラックの下、テレビ台の下、ソファーの下・・・リビングには見当たりませんでした。
脱走してからもう、もしかしたら12時間以上経っているかもしれないので、サラの運動能力をもってすれば、家の中どころかチバの外まで逃げているかも・・
などと空想して楽しんでいる場合ではありません。
水周りが怪しいかも、と浴室や洗面所を探索。 いない。
そして、台所・・・ん?
食卓の下に黒いゴミのようなものが。
ゴミは袋の中に入っています。
恥ずかしながらたまたま、ティッシュペーパーの空き袋が床に落ちていて、その中に。
確保。
なんと、ティッシュの袋がゴキブリホイホイならぬ、サンショウウオホイホイに。
サラちゃんには済まないことをしたと思いながらも、笑いを堪えることができませんでした。
少しホコリにまみれていたので、シャワーを浴びさせてからミユキのもとへ。
ちょっと待てよ。
昨日のミユキの突然のアピール行動。
大荒れの天気と運休予告。
できすぎているような気がします。
君たち、ひょっとして計画的に共謀してた?
ま、結果オーライということでいいですかね。
HFを後にして、佐倉方面に行ってきました。
その内容も記事に含めようと思っていたのですが、プロミスコンビのことがメインになってしまったので次回にまわします。
佐倉といえば、川村記念美術館の散策路の植物たちが気になる季節。
ついでにお昼もしようと寄ってみたら、レストランの入り口の記名リストには10組以上の待ってる方たちの名が。
さらに庭の奥の池の周りは3月中旬まで工事しているとのことだったので、今回はパスすることにしました。
往きの駄賃ではないですが、散策路手前の植え込みに咲いていた花を撮って其処を後にしました。
今日の湯加減
軟弱だなと自分を責めながらも車でHFの観察会に行ってきました。
この時期恒例の観察テーマでした。
観察対象はこの写真に写っています。(木ではありません)
前回(2週間前)の観察会ではまだ二つしか確認できていなかったアカガエルたちの卵。
それが今や。
産む場所には偏りがあるようで、この場所は人気があるのか密集してありました。
観察指導員の方の話では、卵塊は300個以上だそうです。
50個に満たない年もあるようなので、今年はアタリ年かもしれません。
観察会が終わろうとする頃、教育実習田の畔の普請をしていた指導員の方に呼ばれました。
作業している場所に行ってみるとそこにあったのは、直径15センチほどの、おそらく昨夜産んだ卵でした。
ニホンアカガエルの卵
もうおわかりでしょうか、
扉の写真に写っているのもこの卵塊なのです。
上の写真は水中撮影したもの。 扉の写真は水面に映る林を撮影した(してしまった)もの。
卵といえば、ハンノキの幹でこんな卵も観察できました。
ミドリシジミの卵
こちらの直径は1ミリ足らず。
この木だけで他に20個以上ついていたのでこちらもアタリ年だといいな、と期待します。
ところで・・時間は昨日に遡ります。
夜はお江戸でちょっと特別な約束があったので、昼間は大宮で開催中のインセクトフェスタに行こうかと思っていたのですが、自粛して大人しく家で虫の世話をしたり音楽を聴いたりして過ごしていました。
夕方、ソファーで本を読んでいると、どこからか目線を感じました。
それは、オーディオラックの上に置いてある水槽からでした。
アカハライモリ
じっとしてばかりのミユキがめずらしく全身を使って何やらアピールしています。
なかなかこの赤いお腹は見られないので撮っておかねばと撮影会がはじまったわけです。
Love and Peace !
おや? サラちゃんも出てきました。
トウキョウサンショウウオ (奥)
こういう風にふたりが水の中でなくて、表に揃ってでているのも珍しい。
二匹はこのあとものそのそと動き続けていたので、癒されながらしばらくぼんやり観察していました。
と、携帯端末にインジケーターランプが点いて路線運行情報が。
その内容は、「この後強風のため一部運休が発生します」という、なんと運休予告連絡でした。
こんな情報には生まれてはじめて接したのでびっくりしましたが、電車が止まったらお江戸に行けなくなるのであわてて家を出たのでした。
駅に着くとダイヤはすでに乱れていましたが運転はしていました。 (結局、約束の時間ギリギリに到着)
昨日のチバを含めた関東地方は、ゲリラ低気圧の通過で夕方から夜半前まで大荒れだったのです。
(最も荒れていた時間帯は地下のお店にいたので実感はしていません)
そんな荒れた天気の中でも上の写真のようにアカガエルは卵を産んでいたということです。
時間は今日に戻ります。
実は今朝、事件が発生したのです。
オーディオラックの上の水槽のフタが開いていることに気づきました。
昨日、運休予告を見てあわてたため、フタを閉め忘れたのです。
中を覗いてみると、ミユキはいました。
が、サラがいない。
水の中にも隠れ家の中にも。
大きくない水槽ですが、ケースの端までの高さは15センチほどあります。
脚に吸盤でもついていない限り、攀じ登れるとは思えないのですが、サンショウウオの運動能力は認識しています。
脱走です。
懐中電灯を持って探索作戦がはじまりました。
オーディオラックの下、テレビ台の下、ソファーの下・・・リビングには見当たりませんでした。
脱走してからもう、もしかしたら12時間以上経っているかもしれないので、サラの運動能力をもってすれば、家の中どころかチバの外まで逃げているかも・・
などと空想して楽しんでいる場合ではありません。
水周りが怪しいかも、と浴室や洗面所を探索。 いない。
そして、台所・・・ん?
食卓の下に黒いゴミのようなものが。
ゴミは袋の中に入っています。
現場写真
恥ずかしながらたまたま、ティッシュペーパーの空き袋が床に落ちていて、その中に。
確保。
なんと、ティッシュの袋がゴキブリホイホイならぬ、サンショウウオホイホイに。
サラちゃんには済まないことをしたと思いながらも、笑いを堪えることができませんでした。
少しホコリにまみれていたので、シャワーを浴びさせてからミユキのもとへ。
今日から君たちを ” プロミスコンビ ”と呼ぶことにします
ちょっと待てよ。
昨日のミユキの突然のアピール行動。
大荒れの天気と運休予告。
できすぎているような気がします。
君たち、ひょっとして計画的に共謀してた?
知らないよ・・
ま、結果オーライということでいいですかね。
オマケ
HFを後にして、佐倉方面に行ってきました。
その内容も記事に含めようと思っていたのですが、プロミスコンビのことがメインになってしまったので次回にまわします。
佐倉といえば、川村記念美術館の散策路の植物たちが気になる季節。
ついでにお昼もしようと寄ってみたら、レストランの入り口の記名リストには10組以上の待ってる方たちの名が。
アセビ
さらに庭の奥の池の周りは3月中旬まで工事しているとのことだったので、今回はパスすることにしました。
往きの駄賃ではないですが、散策路手前の植え込みに咲いていた花を撮って其処を後にしました。
ロウバイ
今日の湯加減
昨夜はきっと忘れられない想い出になる食事会でした。
断りなしに詳細を書くことができないのですが、百一寄稿者のサインコンプリートといえば関係者は分かるか・・
それはさておき、「Discover Japan」の3月号。
若冲のアートブックが付録で、とてもお買い得なのですが、とてもいい記事も出ています。
連載中の「今日も異界へピクニック」
今回の”異界”は、ファーブル昆虫館 虫の詩人の館!
館のことをよく理解して書いてくれていて思わず唸ってしまいました。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
何はともあれ、見つかってよかった(^_^;)
でも、前の日のミユキちゃんの猛アピールと、
サラちゃんの脱走、
何か繋がりがあるのかもと思ってしまいますね(^_^;)
by sasasa (2016-02-21 21:01)
おはようございます^^
トウキョウサンショウウオって、水の中から出ても大丈夫なのですか?
もともと水の中じゃないのかしら?
by mimimomo (2016-02-22 09:19)
お早うございます。
サラちゃん ご無事で何よりでした∈^0^∋
ミユキのもとへ戻れて良かった !
by yakko (2016-02-22 09:35)
アカハライモリのミユキちゃん、かわいい^^
サラちゃん見つかって良かったですよーーー!(笑)
by リュカ (2016-02-22 13:30)
子供の頃初めてイモリの、赤いお腹を見てその色彩の鮮やかさに
びっくりしたことを思い出しました、、
脱走サンショウウオ、確保出来て良かったです、
知らないよの顔が、キュートです
by engrid (2016-02-22 17:35)
>さささん
たぶん、グルですね^^
>mimimomoさん
カエルと同じ両生類ですから平気ですよ^^
>yakkoさん
こっちはほっとしているのですが、本人は案外残念がっているかも^^
無事でよかったです。
>リュカさん
サラの運動能力を考えると見つけるのはムリだと思いました。奇跡です。
>engridさん
ミユキのお腹はインパクトありますよね。
サラの確保はミラクルホイホイのおかげでした^^;
トボケ顔がキュートでしょ?
by ぜふ (2016-02-22 23:18)
冒頭の写真、水面に映った木だと、気がつきませんでした。
イモリは全部、お腹が赤いのかと思っていました。
赤いのは、アカハライモリだけ?
by sakamono (2016-02-22 23:49)
>sakamonoさん
木の様子もよかったので扉に使いました^^
アカハライモリだけではないですね、シリケンイモリもお腹が赤いですね。
by ぜふ (2016-02-23 00:05)
いっぱい産んでますね。
知らない人がみたら
水耕の作物?と思っちゃいそうです。
by 響 (2016-02-23 01:37)
6月が楽しみですね(^^♪
by masao。 (2016-02-23 18:04)
脱走むっちゃかわいい〜
ところで最初の写真の池に刺さってる緑のまち針みたいなんてなんですか?
by barbie (2016-02-23 21:52)
>響さん
まだ増えると思います♪
印刺すの、たいへんだったそうです^^;
>masaoさん
昨シーズン同様、あたり年になることを期待しています♪
>barbieさん
あわてて閉め忘れたのが悪いのですが、どうしても何か他の意思がはたらいたとしか思えないのです^^
まち針は、卵塊ひとつに一本ずつ刺した、篠竹の目印。 大変な作業です。
by ぜふ (2016-02-23 22:37)
みつかって よかったね〜
こんなとこにいたら
踏んじゃうもの
by ねこじたん (2016-02-23 23:21)
かわいいでやすね。
アカハライモリは以前あっしも飼ってやした。
一枚めの写真の観察対象・・・・・・・あっ!見えてきやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-02-27 15:33)
>ねこじたんさん
そう、踏むのは想像するのイヤです^^;
>ぼんぼちぼちぼちさん
焦点を少しずらすと見えますよね?
昔、視力回復するのにこんなのあったような・・^^
by ぜふ (2016-02-28 07:44)
無事保護できてよかったです。
サラちゃんとミユキちゃん、なかなか楽しいコンビですね。
by Nyandam (2016-03-02 15:46)