"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
コガネ博 2014 [ファーブル会]
昨日、はじめて、F会のメンパーを誘って行ってきました。
「コガネ博」
コガネムシ研究会という全国的な組織が主催する、総会と講演会・展示会+懇親お楽しみ会です。
場所はなんと。
なかなか立ち入る機会のない部類の場所です。
会員ではないので総会は欠席し、講演がから聴講するつもりで、講演会開始時間に行ったのですが、
着いてみると、まだ総会をやってました。(開始が1時間オシだったようです)
「島嶼のコガネムシについて」、「マグソコガネの分布について」、「ピロウドコガネ類について」など、
会員の方々による講演を聴き(内容は割愛)、ブース展示を観覧しました。
真っ先に気になったのがこれ。
「日本のオオセンチコガネ」という図説の共著者の方の展示品。
センチコガネは個体によって赤系から紫系まで、まさに虹色に体色が変化します。
(色違いをセットにして”レインポーセンチ”と呼ぶことがあるくらい)
同じ場所でも色が違うこともあります。
これは、九州のとある場所で稀に採れる緑化個体。
売ってたら買っちゃうところですが、ここでは販売はなし。
(この展示品ではありませんが)買えるのは、このあとの懇親会の席上。
そこでオークションが開催されるのです。
お酒が入って、それでなくても気持ちが大きくなってあぶないのに、開始前にこんなコマセも撒かれます。
供出された標本の山。 (最初はこの倍くらいありました)
ひとりいくつかずつ、タダでもらえます。
そしていよいよオークション。
昆虫の標本が中心ですが、関連書籍、グッズなど、出品物のリストがあらかじめ配付されていました。
(100品以上ありました)
結局、目当ての虫は落札できませんでしたが、ひとつだけゲット。
体表(鞘翅)に浮かぶ、オストリッチのような点刻があるのが特徴で、そこが好きなところ。
普通の体色は金銅色(五円玉硬貨のような色)なのですが、これはめずらしい青色の個体なのでした。
ハッカ(白化)ハムシではなく、青化ハムシというところ?
700円で落とせたのでいい買い物かなと思っていたら、もうひとセット出品されてて、それは300円で落札・・
むむむ。
先週は妙高に行ってました。(ブログさぼったイイワケ)
イモリ池にイモリはいませんでした。
20分ほどしか滞在できませんでしたが、一応探虫もしました。
しかし、ガの一匹もおらず。
昆虫ではありませんが、遊歩道をこんなのが闊歩していました。
昆虫なしではさびしいので、ここに来る前に立ち寄った、善光寺の奥院といわれる?往生寺の石段で撮った子。
英国人由来の名前はちょっとカッコイイですが、これからの季節、越冬するのに団体さんで民家へ居候しにくる、
ちょっとメイワクな虫です。
なにがメイワクかはあえて書きませんが・・
今日の湯加減
「コガネ博」
コガネムシ研究会という全国的な組織が主催する、総会と講演会・展示会+懇親お楽しみ会です。
場所はなんと。
なかなか立ち入る機会のない部類の場所です。
会員ではないので総会は欠席し、講演がから聴講するつもりで、講演会開始時間に行ったのですが、
着いてみると、まだ総会をやってました。(開始が1時間オシだったようです)
「島嶼のコガネムシについて」、「マグソコガネの分布について」、「ピロウドコガネ類について」など、
会員の方々による講演を聴き(内容は割愛)、ブース展示を観覧しました。
真っ先に気になったのがこれ。
「日本のオオセンチコガネ」という図説の共著者の方の展示品。
センチコガネは個体によって赤系から紫系まで、まさに虹色に体色が変化します。
(色違いをセットにして”レインポーセンチ”と呼ぶことがあるくらい)
同じ場所でも色が違うこともあります。
これは、九州のとある場所で稀に採れる緑化個体。
売ってたら買っちゃうところですが、ここでは販売はなし。
(この展示品ではありませんが)買えるのは、このあとの懇親会の席上。
そこでオークションが開催されるのです。
お酒が入って、それでなくても気持ちが大きくなってあぶないのに、開始前にこんなコマセも撒かれます。
供出された標本の山。 (最初はこの倍くらいありました)
ひとりいくつかずつ、タダでもらえます。
そしていよいよオークション。
昆虫の標本が中心ですが、関連書籍、グッズなど、出品物のリストがあらかじめ配付されていました。
(100品以上ありました)
結局、目当ての虫は落札できませんでしたが、ひとつだけゲット。
ハッカハムシ ペア (ハムシ科)
体表(鞘翅)に浮かぶ、オストリッチのような点刻があるのが特徴で、そこが好きなところ。
普通の体色は金銅色(五円玉硬貨のような色)なのですが、これはめずらしい青色の個体なのでした。
ハッカ(白化)ハムシではなく、青化ハムシというところ?
700円で落とせたのでいい買い物かなと思っていたら、もうひとセット出品されてて、それは300円で落札・・
むむむ。
オマケ
先週は妙高に行ってました。(ブログさぼったイイワケ)
妙高山とイモリ池
イモリ池にイモリはいませんでした。
20分ほどしか滞在できませんでしたが、一応探虫もしました。
しかし、ガの一匹もおらず。
昆虫ではありませんが、遊歩道をこんなのが闊歩していました。
ザトウムシの仲間
昆虫なしではさびしいので、ここに来る前に立ち寄った、善光寺の奥院といわれる?往生寺の石段で撮った子。
スコットカメムシ (カメムシ科)
英国人由来の名前はちょっとカッコイイですが、これからの季節、越冬するのに団体さんで民家へ居候しにくる、
ちょっとメイワクな虫です。
なにがメイワクかはあえて書きませんが・・
今日の湯加減
標本集めはしていません。
でも、飼育していた子が☆になってしまったら標本にします。
ただ、やはりうっかりしばらく気が付かなくて、標本にできない状態にしてしまうこともままあります。
今まさに、先日都内で採集して飼育しているセンチコガネが☆になりつつあります。
もともとセンチコガネは越冬できないので、自然界にいたとしても、そろそろ皆☆になる時期です。
弱りはじめてからもう2週間経ちますが、しずかに見守るしかありません・・
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
スコットさんなんてイギリス風なカメムシさんもいらっしゃるのですね~
でも団体さんで越冬されると・・・ 鼻つまみかも~~~
by よしころん (2014-11-16 20:24)
オオセンチコガネ、確かに九州の山にいろいろ登っていますが
赤系ばっかりで、こんな緑は見たことありません。
岬?がヒントですね(笑)
ハッカムシ、これは綺麗だ。これは欲しくなりますよ~♪
スコットカメムシ、これも初。おもしろ~い(笑)
by miya_gon (2014-11-16 20:31)
オオセンチコガネ、色んな色のがいるんですね!
しかもこんなに種類が(^_^;)
by sasasa (2014-11-16 21:21)
ご無沙汰して居ります<m(_ _)m>
凄い量の標本ですね~
子供の頃、夏休みの自由研究に、いつも昆虫か植物の標本を作って提出していたことを、懐かしく思い出しました…
by albireo (2014-11-16 22:16)
女子大に侵入なんてうらやましい。ところで、スコットカメムシは太ったサンダーバード1号に似ていません。確か1号のパイロットは長男スコット。
by アサギいろ (2014-11-16 23:00)
コガネムシは唄にありますね。「金蔵建てた、家建てた」。
by Silvermac (2014-11-17 05:58)
お早うございます。
コガネムシも奥が深いんですね〜〜〜 !
スコットカメムシの迷惑な訳 ! 分かります。σ(^◇^;)
by yakko (2014-11-17 06:28)
>よしころんさん
実際に訪問をうけたことはありませんが、丁重にお断りしたいですね^^;
>miya_gonさん
岬に行ってみたいです^^
ハッカハムシは正式には”薄荷葉虫”ですが、ハムシの中では大型です。
>さささん
色は多彩ですが、種類はひとつなんです^^
>albireoさん
きっと精密な標本を作製されていらっしゃったんでしょうね。
集めはしてませんが、眺めるのは楽しいですね。
こんなに大量だと話は別ですが・・^^;
>アサギいろさん
会場内は男性ばかりでした^^;
スコットはトレーシー一家の長男ですね♪
>Silvermacさん
正確には、”金蔵建てた 蔵建てた”ではないでしょうか?
>yakkoさん
体験者がいらっしゃいましたね^^
ぜひ実地レポートを・・したくないですよね^^;
by ぜふ (2014-11-17 07:22)
おはようございます^^
女子大ね~まず普通でははいれない^^
コガネムシの標本ですか~、すごい数。コガネムシにもいろんな種類がいるってことですかね。
この時期妙高はすごく寒いでしょ。確か10月(9月?)だったか登った時、雪でしたもの。
by mimimomo (2014-11-17 09:09)
標本、私も見ると見入ってしまいます。^^
とても優しい秋が写っていますね。*
by SaraTriennale (2014-11-17 14:57)
もう圧倒されるばかり
こんなにも個体差があるのですか
深い、本当に深い世界ですね
by engrid (2014-11-17 17:50)
一昨年、旅行に行ったホテル付近ではカメムシが大発生
窓を開けられ無かったのを思い出しました。
by g_g (2014-11-17 19:44)
>mimimomoさん
土曜日だったせいか、学生の姿はあまり見られなかったですね・・ザンネン。。
コガネムシも含め、甲虫は一番種類が多い虫ですね。
冠雪はしてないように見えましたが、登ってはいないので不明です^^;
>さらさん
おや、ということは身近に標本が?^^ いいですねー♪
小さい秋に気が付いてくれてありがとう。
>engridさん
このバラエティの多さがまさにオオセンチコガネの魅力ですね。
深海のごとくディープです。はまると大変な世界です・・^^;
>g_gさん
それはそれで面白い体験でしたね^^ スコットさんではなかったですか?
色々な昆虫がたまに大発生しますが、それぞれ原因と意味があるでしょうね。
by ぜふ (2014-11-17 20:17)
コガネムシ研究会っていうのに
驚きました
いろんな会 あるんですね〜!
by ねこじたん (2014-11-18 07:16)
>ねこじたんさん
○○ムシ研究会はいろいろあるでしょうね。
全部に入ったら大変なことになりそうですが^^;
by ぜふ (2014-11-18 07:24)
す、すごいですね。
でもちょっと苦手なのでダッシュでスクロールしちゃいました。
イモリって泳げるんでしたっけ??
by shino* (2014-11-18 15:38)
>shino*さん
そうでしたか、ダッシュありがとうございます。残像で少しずつ慣れてください^^
イモリは水生なので大得意です♪
ヤモリは陸生なのでニガテですね^^;
by ぜふ (2014-11-19 22:50)
七色なコガネムシさんはつい買いたくなりますね。
スコットカメムシは半分になってるみたいで凄い格好だ。
by 響 (2014-11-21 03:16)
>響さん
センチコガネはおみやげでもらったものだけで我慢しました^^
スコットくんは後ろ半分がないように見えますが、よく見ると透明な翅があるんですよ。
by ぜふ (2014-11-21 06:52)
キレイな標本が、これだけたくさん並んでいると壮観ですねぇ~。
お酒を飲んでオークション?確かにキケンな香りがしますね^^;。
by sakamono (2014-11-22 09:14)
女子大に潜り込めるチャンスですね(笑)
ハッカ!
ミント系と思ったら白化なんですね。
相変わらず虫の世界は奥が深い。
ぜふさんのブログのおかげで知らない世界の知識が増えましたʕ•̫͡•ʔ♬✧
by barbie (2014-11-22 20:11)
>sakamonoさん
終盤はアベノミクスなど問題にならない景気の良さだったそうです。
あくまで聞いた話です^^;
>bはん
誤解をまねいてすんません。
他の方へのレスコメに書きましたが、”薄荷葉虫”が本名です。
ミントハムシもいるといいですね♪ 新種探しに行きたいなー^^
by ぜふ (2014-11-22 22:00)