"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
センチ始動できず [探虫行]
3月下旬ともなれば、ボウソウではセンチコガネが活動を開始し、オオセンチコガネが現れる頃。
前記事に書いたとおり、ゴミムシトラップは見事に大雨で水没しましたが。
その後の週末は天気が回復し暖かくなったので、いそいそとセンチトラップを仕掛けに行きました。
しかし、結果は丸ボウズ。
これはセンチコガネではありません。
記事化するかちょっとだけ躊躇しましたが、行動記録として書いておきます。
よく晴れた3月25日、まずはキサラヅ方面へ。
ここはゴミムシ湿地を探していたときに見つけたセンチコガネ多産ポイント。
水辺を見渡してもトンボの姿は見えないので、ちゃっちゃとトラップを仕掛けて一旦撤収。
南下してボウソウの山の中へ移動します。
何度か記事に書いたことがありますが、ここがオオセンチコガネの採集ポイント。
渓流と岩山の間にある草原です。
イノシシやシカの落とし物による自然トラップがないかと一周してみましたが、なぜか全く見当たらず。
足跡もなかったのは意外に思いつつも、いくつかトラップを仕掛けていきました。
後は待つだけというか、間を空けるついでにカモガワまで走りました。(予定行動です)
目的地はもちろんいつものお店ですが、その前にちょっと寄り道。
某ダム湖の近くの場所にハンミョウが出ていないかと様子を見に。
春分を過ぎれば出ていることもあるのですが、この日はまだ開店前のようでした。
まんぼうに着いたのはお昼を少し過ぎたところ。
平日ということもあり、空いていたので、さくっと出てきた本日の特製の一杯は温玉入り担々麺。
全然辛くないのでスープを飲み干しそうになるところをぐっと我慢するのが大変。(でも殆ど飲んだ)
スペシャル裏メニューだけど、もはや定番と言っていいかもです。
ずっと懸案事項だったルーミスの標本をマスターに渡してちょっとだけおしゃべり。
間もなくお客さんが来たのでお店を出ました。
なるべく時間を空けたいので、戻る途中の未踏の林道に寄り道。
珍しい直線の坂道の隧道がありました。
肉眼では、出口の先が森の中へ飛び込んでいくように見えるのですが、写真では伝わりにくいか。
さらに少し奥へ進むと、道の両側が小崖になっている場所が。
これは一応試掘してみないとと、ベニシジミ号を降りましたが、根っこが入り組んでいて掘りづらい。
ちょこちょことあちこち掘ってみましたが結局何も出ませんでした。
支線もなくて他のポイントは見つからないまま、とうとう通せんぼに。
分岐点だったのですが、ここで引き返すことにして、オオセンチの草原へ向かいました。
着いたあと、渓流の反対側の様子も見に行ったのですが、やはり獣糞は見当たらず。
トラップにも何も入っていませんでした。
まだ夕方までには時間があるので、ここでもハンミョウが出ていないかと渓流沿いを散策。
出ていたのはルリソウの群落でした。
雨で泥をかぶっていましたが、岩壁の斜面のあちこちにあって、ささやかな花見気分となりました。
その群落の中にぽつりぽつりとあって、花見に淡い色を添えていたのがこのスミレ。
ミヤマセセリやコツバメなどのスプ・エフェに会えないかなという期待は叶わず。
そろそろ陽が傾いてきたのでキサラヅへと急ぎました。
30分ほどで到着。堰は黄昏ていました。
暗くなるギリギリまで待とうかとも思いましたが、気温が下がってきたのでとっとと回収に。
しかし本命はゼロでした。
唯一、入っていたのが扉のエンマコガネたち。
何頭かお連れして撮影するも、足を縮めて死んだふりをするか、ちょこまか動くかなので撮りづらい。
体長は10mmくらいと小さいし。
という訳で、本命は丸ボウズでした。
もう桜も見頃を過ぎたし、さすがにそろそろ出てきていると思うのでリベンジして来ようと思います。
先日もちょっと紹介しましたが、相模原市民博物館での舘野鴻 原画展。
「がろあむし ~描かれた相模原の自然~」は6月5日まで開催中です。
今日の湯加減
前記事に書いたとおり、ゴミムシトラップは見事に大雨で水没しましたが。
その後の週末は天気が回復し暖かくなったので、いそいそとセンチトラップを仕掛けに行きました。
しかし、結果は丸ボウズ。
これはセンチコガネではありません。
記事化するかちょっとだけ躊躇しましたが、行動記録として書いておきます。
よく晴れた3月25日、まずはキサラヅ方面へ。
ここはゴミムシ湿地を探していたときに見つけたセンチコガネ多産ポイント。
水辺を見渡してもトンボの姿は見えないので、ちゃっちゃとトラップを仕掛けて一旦撤収。
南下してボウソウの山の中へ移動します。
何度か記事に書いたことがありますが、ここがオオセンチコガネの採集ポイント。
渓流と岩山の間にある草原です。
イノシシやシカの落とし物による自然トラップがないかと一周してみましたが、なぜか全く見当たらず。
足跡もなかったのは意外に思いつつも、いくつかトラップを仕掛けていきました。
後は待つだけというか、間を空けるついでにカモガワまで走りました。(予定行動です)
目的地はもちろんいつものお店ですが、その前にちょっと寄り道。
某ダム湖の近くの場所にハンミョウが出ていないかと様子を見に。
春分を過ぎれば出ていることもあるのですが、この日はまだ開店前のようでした。
まんぼうに着いたのはお昼を少し過ぎたところ。
平日ということもあり、空いていたので、さくっと出てきた本日の特製の一杯は温玉入り担々麺。
全然辛くないのでスープを飲み干しそうになるところをぐっと我慢するのが大変。(でも殆ど飲んだ)
スペシャル裏メニューだけど、もはや定番と言っていいかもです。
ずっと懸案事項だったルーミスの標本をマスターに渡してちょっとだけおしゃべり。
間もなくお客さんが来たのでお店を出ました。
なるべく時間を空けたいので、戻る途中の未踏の林道に寄り道。
珍しい直線の坂道の隧道がありました。
肉眼では、出口の先が森の中へ飛び込んでいくように見えるのですが、写真では伝わりにくいか。
さらに少し奥へ進むと、道の両側が小崖になっている場所が。
これは一応試掘してみないとと、ベニシジミ号を降りましたが、根っこが入り組んでいて掘りづらい。
ちょこちょことあちこち掘ってみましたが結局何も出ませんでした。
支線もなくて他のポイントは見つからないまま、とうとう通せんぼに。
分岐点だったのですが、ここで引き返すことにして、オオセンチの草原へ向かいました。
着いたあと、渓流の反対側の様子も見に行ったのですが、やはり獣糞は見当たらず。
トラップにも何も入っていませんでした。
まだ夕方までには時間があるので、ここでもハンミョウが出ていないかと渓流沿いを散策。
出ていたのはルリソウの群落でした。
雨で泥をかぶっていましたが、岩壁の斜面のあちこちにあって、ささやかな花見気分となりました。
その群落の中にぽつりぽつりとあって、花見に淡い色を添えていたのがこのスミレ。
フモトスミレ ?
同上
ミヤマセセリやコツバメなどのスプ・エフェに会えないかなという期待は叶わず。
そろそろ陽が傾いてきたのでキサラヅへと急ぎました。
30分ほどで到着。堰は黄昏ていました。
暗くなるギリギリまで待とうかとも思いましたが、気温が下がってきたのでとっとと回収に。
しかし本命はゼロでした。
唯一、入っていたのが扉のエンマコガネたち。
クロマルエンマコガネ ♂ (コガネムシ科)
何頭かお連れして撮影するも、足を縮めて死んだふりをするか、ちょこまか動くかなので撮りづらい。
同上 ♀
体長は10mmくらいと小さいし。
という訳で、本命は丸ボウズでした。
もう桜も見頃を過ぎたし、さすがにそろそろ出てきていると思うのでリベンジして来ようと思います。
オマケ
先日もちょっと紹介しましたが、相模原市民博物館での舘野鴻 原画展。
「がろあむし ~描かれた相模原の自然~」は6月5日まで開催中です。
今日の湯加減
やっと、とうとう、ついに暖かくなったと思ったら。
南の海上では台風1号が発生とな。
相変わらず、季節の手順は滅茶苦茶ですね。
それでもあちこちから虫便りが届いています。
そういえばこの春はスプリング・エフェメラルの観察をし損ねました。
ブルーマーチは過ぎたのに、気持ちの余裕がないようです。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
まんぼうという店名があまりにタイムリーで、お店には失礼ながら笑ってしまいやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2022-04-10 14:40)
こんにちは^^
虫はよく分からないので、やはりお花に釘付けになりました^^
ルリソウ、好きなお花なのです。
山で会いたいです。 出かけないので無理なのですが^^
by いろは (2022-04-10 15:02)
季節の手順が・・・御意?
大分前から感じています。分かりやすいのがセミが鳴く順番でしょうか。いきなりミンミンやら7月初めのツクツクやら・・時計が壊れちゃったみたいですね。
ツツジに吸蜜に来るアゲハたちは、羽化してみると既に花が終わったあと。
メディアもそこまでは記事にしないし。
by 高和です。 (2022-04-11 09:09)
>ぼんぼちぼちぼちさん
もう10年も通っているお店です。
このまんぼうは解除になることはありません^^
>いろはさん
そういえば山野草をあまり撮っていないなと思いました。
草花ははかないようで力強いですね。
おでかけできるようになるといいですね。
>高和です。さん
植物と動物が互いに時刻合わせできるといいのですけどね。
動物同士の手順合わせも必要ですね。
奥の深い話なので軽い話題にはならないかもしれません。
by ぜふ (2022-04-11 22:32)
エンマコガネの雄はマッチョでかっこいいですね。
吊橋の地面が・・・木!
これはスリルあります。
by 響 (2022-04-13 16:57)
冒頭の写真、後ろの1頭がぼやっとしているのは、ちょこまかと
動くからでしょうか^^;。10mmないとはいえ、表面の質感が、
とても重厚に見えます。この担々麺いいですね。温玉がのってると、
まろやかで、ほどよい辛さになりそう。
by sakamono (2022-04-14 21:25)
>響さん
実際はちっちゃいんですけどね^^
なのでサイドスタンドの下に板を敷きました^^;
>sakamonoさん
扉の写真は被写界深度の問題ですね。マクロ撮影なのでこうなります。
ちっちゃいですが無骨な子たちです^^
担々麺はもういい加減メニューに載せてほしいです^^;
by ぜふ (2022-04-15 18:14)