"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
前略、道の上より [トンボ]
先日の三連休は、連日標本教室などがありましたが、お手伝いは初日だけにしていただきました。
(アテンドスタッフも最少化していることもあり)
連休中日は都内某所へトンボ採りに出かけたのですが、台風の影響もあって見事にボウズ。
ちょっと欲求が溜まってしまったので、翌日、トンボ探しに出かけることにしました。
この顔にピンときたら、間違いなくトンボ通ですね。
8月9日、選んだ方角は外房。近年お気に入りのムツザワ町。
三兄弟台風の次男が房総半島の東を通ぎ去っていった翌日でした。
朝起きたら晴れてはいたものの、チバ北部以外は午後から崩れる可能性ありとの予報。
なので、午前中勝負という前提でちょっとだけ早起きして出発し、一目散に目的地に向かいました。
しかしその道中も、通り雨に何度か遭遇し、道路脇の建物の影や高速の高架の下などで雨宿り。
ここは屋根が高すぎて、雨を避けきれませんでしたが・・
その後も「あ、降ってきた」「あ、晴れてきた」を繰り返したものの、毎回、数分で止みました。
おかげでタイムロスもなく、大して濡れるということもなく、無事目的地に到着。
しかし、着いた途端にまた降ってきた。
目的地付近は適当な建物などがなく、どうしたものかと悩みながらもとりあえず林の方へ。
竹林の端に大きなカシの木があり、ちょうど庇のようになっていたので、その下にベニシジミ号を停車。
これが結果的に幸運を招きました。
ここは今年5月に偶然見つけた池で、柵で囲まれてはいますが観察するには支障なし。
まずは観察ポイントである池の様子を見に行きました。
このエリアは朝から雨だったのか、シオカラトンボ以外にトンボの姿が見えませんでした。
隣の池にも行ってみると、ギンヤンマとコシアキトンボが縄張り争いをしているのが見られました。
しかし、お目当てはイトトンボなのです。
彼らは小さいので柵の外からだと見つけるのが困難ということもありますがコンチューターは無反応。
これはダメかと項垂れているうちにまた雨が降ってきたので一旦ベニシジミ号に戻りました。
と、足元を横切るハエのような小さな影。
ああ、そうか君たちも雨宿りしてたのか。
舗装されている道ではあるものの、木陰なので一時避難場所になっているのでしょう。
なんとベニシジミ号の周りは彼らの溜まり場なのでした。
でも、そこは変に明るくて、濡れた路面からの反射もあり、オートでは露出がまったく合わず。
出来る限り補正してもこれです。
ただ、何頭もいるので、違うアングルで別の個体も撮ることができました。
やはり、小枝や落ち葉など、何か足がかりになるところを選ぶようです。
追いかけ回していると、舞い上がって林縁の葉の上に止まることも。
そのチャンスに同定用のアングルでも撮影しておきます。
池の畔から撮るよりも近寄れるし、アングルも変えられるのですが、スボンはびしょびしょになります。
這いつくばっていると、目の前を何かが横切ろうとしていました。
その子もびしょびしょ。というか、もはや路面の水の中を泳いでいるともいえる。
黒く濡れそぼっていたので、手に取るまでは何者かまったく分かりませんでした。
片方の触角や片足がとれていて、びしょびしょの上にぼろぼろでしたが、お連れすることに。
さらに他にも横断者たちがいました。
この写真を撮っていると、県道からこちらに宅配便のトラックが来る気配が。
やさしく救助している余裕はなく、指でつまんでポイポイと林の中へ放り投げました。
そのすぐ後に通り過ぎたトラックのドライバーの怪訝な目付きに適切なリアクションはできず。
よく目を凝らすと、オオイトトンボのメスでもない、何か黒っぽいのもいるのが分かりました。
どうもオオイトトンボとはライバルのようで、影はいくつか動くのものの、なかなか止まらない。
やっと止まった黒いやつ。
目が慣れてくると見つけることができますが、やはり何か掴まれるものがあるといいようです。
道の上に産卵はしないでしょうけど、タンデムしているカップルも。
それにしてもこの2種のメスの判別はむずかしい。タンデムだからこそ判定できるというもの。
トラックが配達を終えて県道へ引き返していくのを見送って、周辺の林縁を探虫してみることに。
雨は一旦上がってはいたものの、やはり特に虫の影はありません。(シオカラトンボを除く)
ちょっと面白いことをしていたのはこの子。
その白い線に沿って食べると落ちるよ。
と忠告はしませんでしたが、何にも出会えずにベニシジミ号に戻ってきたとき。
やっとメスを一頭だけ見つけました。
オオイトトンボのオスは青い紋があるので見つけられるのですが、メスは舗装路に対しても保護色。
でも撮らせてくれたのは一枚だけでした。
雨雲レーダーを確認すると、2時がタイムリミットのよう。
最後にツーショットが撮れたので河岸を変えることにしました。
出発する前に未練がましく、もう一度だけ池の様子を見てベニシジミ号に乗りました。
そろそろお昼ということで、次のポイントへ行く前にどこかで腹ごしらえしたいのですが。
この周辺は飲食店どころかコンビニもない。
ただ一軒だけ、5月に来たときに見つけられなかった店があるので、再度トライしてみることに。
道路沿いに小さな看板は出ているのですが、お店は表からは見えません。
路地を入っていくと民家の庭に突き当たる。
そこで辺りを見回してもお店らしきものがないので、前回はあきらめたのでした。
が、なんとお店はその庭の中にあったのです。
庭に入って振り返ると納屋を改造した厨房があり、その脇に茶店のような客席が。
しかし、まったく人の気配がない。時刻はちょうどお昼過ぎ。
母屋の玄関は開きっぱなしだったので、家の中へ声をかけてみましたが返事なし。
やむなくあきらめて路地を引き返しました。
海老天ラーメンというのがちょっと気になったんだけどな・・
次の雨雲は大きそうなので、お昼は抜きということにして、急いで次のポイントへ。
ここは昨シーズン偶然通りかかって見つけた小さなトンボ池。
大繁殖していたオオフサモが明らかに減っていたので、少し手入れをしたのかもしれません。
さっそく池の縁というか際をゆっくりこっそり歩き始めると、お出迎えしてくれたのはさっきの子。
遠くの水面に浮く水草の上にペアを見つけ、一眼レフに望遠レンズを付けて撮るも小さすぎてボツ。
婚活中のオスはたくさんいて、足元の草の上にも止まってくれました。
単身のメスもようやく見つけました。
前掲のオオイトトンボのメスとそっくりです。
手元の図鑑にも判別ポイントが載っていないのですが、結局この時この池では、クロイトトンボと後掲のアジアイトトンボの他にはイトトンボを観察できなかったので蓋然性は高いと思います。
それを前提に見比べると、胸の黒条に挟まれた黄条の太さとクッキリさが違うように見えます。
ペアも複数視界に入っているのですが、相変わらず遠くで産卵中。(撮影はしましたが全てボツ)
粘ることに決めて、池の縁で一人う◯こ座りをすること10分あまり。
風に煽られて、乗っていた水草ごと、すーーっと寄ってきました。
一眼レフの望遠ではピントが合わせづらいと咄嗟に判断し、テレコンを付けていたTGでパチリ。
次の瞬間、また風が吹いて舞い上がってしまったので撮れたのはこの一枚だけでした。
他の種類を探そうと縁に沿って歩いていると、一台の軽トラが池に横付けして窓から顔を出しました。
「あ、釣りじゃないんだ」
「釣りじゃないです」
「釣りかと思った」
と言う地元のおじさんの顔から、釣り客に注意しようとしたことがうかがえました。
そう、ここには放流されたバスがいて、釣り客が来るのですが、それを止めさせたいのでしょう。
オオフサモが減ったこととも符合します。トンボたちのためにもぜひ取り締まっていただきたいです。
(ウシガエルの駆除もお願いしたい)
結局、他に目撃したトンボはチョウトンボとこの子だけでした。(シオカラトンボを除く)
クロイトトンボと違い、アジアイトトンボのメスはソロで産卵します。
それも判別ポイントになると思います。
潜水産卵をしてくれないかと、しばらく粘りましたがそれは叶わず。
近くでアメザリの親分がご苦労さんと眺めていました。
まだまだ時間は早いものの、空全体が曇ってきたので帰路につきました。
ただ、近くには多数の溜池があるので、ちょっとだけロケハンに寄り道。
ここは比較的小規模な堰でしたが、コンチューターの針は振れず。
最後にもう一か所だけ寄ったところは・・・来たことがあった。
その時この田んぼでコシマゲンゴロウを見たのでしたが、今はもう水が抜かれていました。
さあホントに急いで帰らなくちゃとベニシジミ号に跨ろうとしたら、お見送りに来てくれた子が足元に。
帰路に就いたのはちょうど2時。
雨雲には何とか追い付かれなくて済みましたが、地元付近まで来たらものすごい強風。
何度ビル風に煽られて冷や汗をかいたことか。
帰宅後はさらに強くなったので、つくづく早く帰ってきてよかった。
先日の猛暑日のこと。
ちょっと用事もあったのでFWに出ずに引き籠っていました。
さすがのゲンちゃんズも茹ってしまったのか、こんな様子。
「お父ちゃん、もうあかん、暑すぎて死んでまう」
今日の湯加減
(アテンドスタッフも最少化していることもあり)
連休中日は都内某所へトンボ採りに出かけたのですが、台風の影響もあって見事にボウズ。
ちょっと欲求が溜まってしまったので、翌日、トンボ探しに出かけることにしました。
この顔にピンときたら、間違いなくトンボ通ですね。
8月9日、選んだ方角は外房。近年お気に入りのムツザワ町。
三兄弟台風の次男が房総半島の東を通ぎ去っていった翌日でした。
朝起きたら晴れてはいたものの、チバ北部以外は午後から崩れる可能性ありとの予報。
なので、午前中勝負という前提でちょっとだけ早起きして出発し、一目散に目的地に向かいました。
しかしその道中も、通り雨に何度か遭遇し、道路脇の建物の影や高速の高架の下などで雨宿り。
ここは屋根が高すぎて、雨を避けきれませんでしたが・・
その後も「あ、降ってきた」「あ、晴れてきた」を繰り返したものの、毎回、数分で止みました。
おかげでタイムロスもなく、大して濡れるということもなく、無事目的地に到着。
しかし、着いた途端にまた降ってきた。
目的地付近は適当な建物などがなく、どうしたものかと悩みながらもとりあえず林の方へ。
竹林の端に大きなカシの木があり、ちょうど庇のようになっていたので、その下にベニシジミ号を停車。
これが結果的に幸運を招きました。
ここは今年5月に偶然見つけた池で、柵で囲まれてはいますが観察するには支障なし。
まずは観察ポイントである池の様子を見に行きました。
このエリアは朝から雨だったのか、シオカラトンボ以外にトンボの姿が見えませんでした。
隣の池にも行ってみると、ギンヤンマとコシアキトンボが縄張り争いをしているのが見られました。
しかし、お目当てはイトトンボなのです。
彼らは小さいので柵の外からだと見つけるのが困難ということもありますがコンチューターは無反応。
これはダメかと項垂れているうちにまた雨が降ってきたので一旦ベニシジミ号に戻りました。
と、足元を横切るハエのような小さな影。
ああ、そうか君たちも雨宿りしてたのか。
舗装されている道ではあるものの、木陰なので一時避難場所になっているのでしょう。
なんとベニシジミ号の周りは彼らの溜まり場なのでした。
でも、そこは変に明るくて、濡れた路面からの反射もあり、オートでは露出がまったく合わず。
出来る限り補正してもこれです。
オオイトトンボ ♂ (イトトンボ科)
ただ、何頭もいるので、違うアングルで別の個体も撮ることができました。
やはり、小枝や落ち葉など、何か足がかりになるところを選ぶようです。
同上
追いかけ回していると、舞い上がって林縁の葉の上に止まることも。
同上
そのチャンスに同定用のアングルでも撮影しておきます。
同上
池の畔から撮るよりも近寄れるし、アングルも変えられるのですが、スボンはびしょびしょになります。
這いつくばっていると、目の前を何かが横切ろうとしていました。
その子もびしょびしょ。というか、もはや路面の水の中を泳いでいるともいえる。
ホシベニカミキリ (カミキリムシ科)
黒く濡れそぼっていたので、手に取るまでは何者かまったく分かりませんでした。
片方の触角や片足がとれていて、びしょびしょの上にぼろぼろでしたが、お連れすることに。
さらに他にも横断者たちがいました。
この写真を撮っていると、県道からこちらに宅配便のトラックが来る気配が。
やさしく救助している余裕はなく、指でつまんでポイポイと林の中へ放り投げました。
そのすぐ後に通り過ぎたトラックのドライバーの怪訝な目付きに適切なリアクションはできず。
よく目を凝らすと、オオイトトンボのメスでもない、何か黒っぽいのもいるのが分かりました。
どうもオオイトトンボとはライバルのようで、影はいくつか動くのものの、なかなか止まらない。
やっと止まった黒いやつ。
クロイトトンボ ♂ (イトトンボ科)
目が慣れてくると見つけることができますが、やはり何か掴まれるものがあるといいようです。
同上
道の上に産卵はしないでしょうけど、タンデムしているカップルも。
同上 ペア
それにしてもこの2種のメスの判別はむずかしい。タンデムだからこそ判定できるというもの。
トラックが配達を終えて県道へ引き返していくのを見送って、周辺の林縁を探虫してみることに。
雨は一旦上がってはいたものの、やはり特に虫の影はありません。(シオカラトンボを除く)
ちょっと面白いことをしていたのはこの子。
クロウリハムシ (ハムシ科)
その白い線に沿って食べると落ちるよ。
と忠告はしませんでしたが、何にも出会えずにベニシジミ号に戻ってきたとき。
やっとメスを一頭だけ見つけました。
同上 ♀
オオイトトンボのオスは青い紋があるので見つけられるのですが、メスは舗装路に対しても保護色。
でも撮らせてくれたのは一枚だけでした。
雨雲レーダーを確認すると、2時がタイムリミットのよう。
最後にツーショットが撮れたので河岸を変えることにしました。
クロイトトンボ ♂(手前) と オオイトトンボ ♂
出発する前に未練がましく、もう一度だけ池の様子を見てベニシジミ号に乗りました。
そろそろお昼ということで、次のポイントへ行く前にどこかで腹ごしらえしたいのですが。
この周辺は飲食店どころかコンビニもない。
ただ一軒だけ、5月に来たときに見つけられなかった店があるので、再度トライしてみることに。
道路沿いに小さな看板は出ているのですが、お店は表からは見えません。
路地を入っていくと民家の庭に突き当たる。
そこで辺りを見回してもお店らしきものがないので、前回はあきらめたのでした。
が、なんとお店はその庭の中にあったのです。
庭に入って振り返ると納屋を改造した厨房があり、その脇に茶店のような客席が。
しかし、まったく人の気配がない。時刻はちょうどお昼過ぎ。
母屋の玄関は開きっぱなしだったので、家の中へ声をかけてみましたが返事なし。
やむなくあきらめて路地を引き返しました。
海老天ラーメンというのがちょっと気になったんだけどな・・
次の雨雲は大きそうなので、お昼は抜きということにして、急いで次のポイントへ。
ここは昨シーズン偶然通りかかって見つけた小さなトンボ池。
大繁殖していたオオフサモが明らかに減っていたので、少し手入れをしたのかもしれません。
さっそく池の縁というか際をゆっくりこっそり歩き始めると、お出迎えしてくれたのはさっきの子。
クロイトトンボ ♂ (イトトンボ科)
遠くの水面に浮く水草の上にペアを見つけ、一眼レフに望遠レンズを付けて撮るも小さすぎてボツ。
婚活中のオスはたくさんいて、足元の草の上にも止まってくれました。
同上
単身のメスもようやく見つけました。
クロイトトンボ ♀ (イトトンボ科)
前掲のオオイトトンボのメスとそっくりです。
手元の図鑑にも判別ポイントが載っていないのですが、結局この時この池では、クロイトトンボと後掲のアジアイトトンボの他にはイトトンボを観察できなかったので蓋然性は高いと思います。
それを前提に見比べると、胸の黒条に挟まれた黄条の太さとクッキリさが違うように見えます。
ペアも複数視界に入っているのですが、相変わらず遠くで産卵中。(撮影はしましたが全てボツ)
粘ることに決めて、池の縁で一人う◯こ座りをすること10分あまり。
風に煽られて、乗っていた水草ごと、すーーっと寄ってきました。
一眼レフの望遠ではピントが合わせづらいと咄嗟に判断し、テレコンを付けていたTGでパチリ。
クロイトトンボ ペア (イトトンボ科)
次の瞬間、また風が吹いて舞い上がってしまったので撮れたのはこの一枚だけでした。
他の種類を探そうと縁に沿って歩いていると、一台の軽トラが池に横付けして窓から顔を出しました。
「あ、釣りじゃないんだ」
「釣りじゃないです」
「釣りかと思った」
と言う地元のおじさんの顔から、釣り客に注意しようとしたことがうかがえました。
そう、ここには放流されたバスがいて、釣り客が来るのですが、それを止めさせたいのでしょう。
オオフサモが減ったこととも符合します。トンボたちのためにもぜひ取り締まっていただきたいです。
(ウシガエルの駆除もお願いしたい)
結局、他に目撃したトンボはチョウトンボとこの子だけでした。(シオカラトンボを除く)
アジアイトトンボ ♀ (イトトンボ科)
クロイトトンボと違い、アジアイトトンボのメスはソロで産卵します。
同上 (同一個体)
それも判別ポイントになると思います。
潜水産卵をしてくれないかと、しばらく粘りましたがそれは叶わず。
近くでアメザリの親分がご苦労さんと眺めていました。
アメリカザリガニ
まだまだ時間は早いものの、空全体が曇ってきたので帰路につきました。
ただ、近くには多数の溜池があるので、ちょっとだけロケハンに寄り道。
ここは比較的小規模な堰でしたが、コンチューターの針は振れず。
最後にもう一か所だけ寄ったところは・・・来たことがあった。
その時この田んぼでコシマゲンゴロウを見たのでしたが、今はもう水が抜かれていました。
さあホントに急いで帰らなくちゃとベニシジミ号に跨ろうとしたら、お見送りに来てくれた子が足元に。
ショウジョウトンボ メス (トンボ科)
帰路に就いたのはちょうど2時。
雨雲には何とか追い付かれなくて済みましたが、地元付近まで来たらものすごい強風。
何度ビル風に煽られて冷や汗をかいたことか。
帰宅後はさらに強くなったので、つくづく早く帰ってきてよかった。
オマケ
先日の猛暑日のこと。
ちょっと用事もあったのでFWに出ずに引き籠っていました。
さすがのゲンちゃんズも茹ってしまったのか、こんな様子。
クロゲンゴロウ (ゲンゴロウ科)
「お父ちゃん、もうあかん、暑すぎて死んでまう」
今日の湯加減
当日の湯加減になりますが、実は台風の影響で、隣のいすみ市では各所で被害が出ていました。
床上浸水した集落もあったようなのですが、それは帰宅後のニュースで知りました。
そうとも知らず、暢気に近所をトンボ見物していたわけで。
ちょっと不謹慎だったかもしれないと後で思いました。
さて、世はお盆シーズン。
昆虫館に行くのに経由した東京駅には、キャリーバッグを引く人たちが大勢行き交っていました。
雨にもかかわらず、来館者も通常よりも多いほど。
現実とメディアによる警鐘の乖離に愕然とするばかりです。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
天気がパッとしないと虫さんたちも活動が鈍りますね。そのなかで、クロイトトンボさま、高和はお初にお耳にかかりました。今後とも宜しくお願いいたしします。
by お名前(必須) (2021-08-15 05:48)
こんにちは^^
オオイトトンボ♂ 綺麗ですね〜♪
体が細いのに、目は大きいのですね。
♀は地味ですね^^
このブルーは目立つでしょうね。
クロイトトンボの♂ は尾の先っぽだけブルーなのですね。
何だかお洒落な感じがします。
イトトンボが群れているなんて夢のようです。
by いろは (2021-08-15 14:56)
>高和さん
クロイトトンボは何種類か仲間がいます。
どれも似ていて難問トンボです^^;
>いろはさん
目が大きいのはエサを捕捉するためですね。
オスは捕食者に見つかってもいいからハデ、メスは見つからないようにジミです。(もちろんトンボに限りませんが)
群れてはいましたが、そこを歩いても普通は気が付かないと思います^^
by ぜふ (2021-08-15 18:34)
私の住んでいる辺りでも雨が降ったり止んだりの日が、何日かありました。そんな中、バイク近辺に集まったイトトンボたちを撮影する様子が、臨場感をもって伝わってきました^^;。最後のゲンゴロウの写真って...これ仰向けに眠っているってコトですか?!
by sakamono (2021-08-19 22:11)
>sakamonoさん
臨場感を受け取っていただきありがとうございます。
現実はびしょびしょのドロドロでしたが^^;
寝てるかどうかはわかりませんがクロゲンはしばらくこの状態でした。
by ぜふ (2021-08-20 21:23)
大きな樹の下で雨宿りってドラマのワンシーンみたいです。
ターコイズブルーのトンボはほんと美しい。
by 響 (2021-08-21 17:21)
>響さん
何もかも偶然です。
カメラが回っていなかったのがザンネン(笑)
ほんと美麗で、トンボ特集はやめられません。
by ぜふ (2021-08-21 20:55)