"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
トンボよどこへ [トンボ]
GWのど真ん中の5月3日、トンボ探しに溜池と沼巡りに。
チバ市内から外房方面へ、数珠つなぎに水辺を辿って行こうという計画でした。
とはいえ、チバ市も含めてエリア内にはたくさんの池沼があるので、一日で回れる箇所は限界あり。
たくさん虫も出ているでしょうから、時間が足りなくなるだろうとは覚悟の上で。
適当に端折りながらということに。
春というか、もう初夏だよねと思いつつも、ジャンパーを着てベニシジミ号で出発。
まず向かったのはチバ市東部にある、ゴミホリにも訪れた調整池。
そんな早い時刻ではなかったのですが、意外と涼しく、ジャンパーを着たままで探虫開始しました。
細長い池の東側から時計回りに歩いていきます。
池とはいえ、葦に覆われて水面はほとんど見えず、湿地と化しているのではないかと。
今回はトンボ観察が主目的なので、よい環境なのですが・・湿地の上空にその影は見えません。
池だけでなく、外側の林縁にも注意しつつ、ゆっくり歩いていきます。
しかし期待と裏腹にコンチューターの針は振れません。
やっと見つけたのは、この時期あちこちでよく見る子。
カミキリムシに似ていますが肉食で、小さな虫を捉えて食べます。(多数いました)
南端までたどり着き半周したというのにまだ一種、という状況にさすがに肩を落としました。
でも東側はやや日陰だったので、後半の西側に期待しようと気持ちを切り替える。
そもそもまだトンボの姿を見ていないと思ったらやっと。
やっぱりこの子は明るい日向が好きなのでしょう。
ムギワラトンボもいましたが、逃げられたので深追いはせずに先へ。
やはり東側に比べると明るく、白いウノハナが木々の緑にアクセントを付けています。
そのおかげで、葉っぱの上に小さな鳥の糞を見つけられました。
体長約3mm。ツツジコブハムシとよく似ていますが、背中側から撮った写真を見るとやや細長い。
もっと色んな角度から撮影したかったのですが、3ポーズ目で自動落下装置が作動してしまいました。
この池の周りにはツツジが見当たらなかったこともあり、同種と判定しておきます。
芋づる式に見つけたのも今シーズン初見の子。
すぐに舞い上がってしまいました。
相変わらず池側にトンボを見つけられないのですが、岸の草の上にいた子を発見。
実はトンボを撮るために一眼レフとズームレンズを持ってきていたので、試し撮りをしました。
越冬後と思われるボロボロの個体でした。
そのままカニ歩きしながら池の方を見ていると、柵のすぐ向こうに団体さんが。
葉っぱに触れて少し揺らすと、お約束のゆらゆらポーズを決めてくれました。
遊歩道上に連なって咲いているヒメジョオンに集っていたのは。
じゃないかと思いますが、一株に一頭ずつほどたくさんいました。
セセリーズを撮っていて、この子を見つけたところで池を一周。
(ダイミョウセセリ、サトキマダラヒカゲなどもいましたが割愛)
以前の記事で説明したとおり、この調整池は双子。西側にもう一つ同じくらいの大きさのがあります。
こちらではトンボがあまり観察できなかったので、そっちにも行くことにしました。
同じく時計回りに周回開始。少し気温も上がってきたので期待したのですが・・
残念ながらこちらで見かけたトンボはシオヤトンボだけ。
でも、今シーズン初見の子にはいくつか会えました。
まずはちびっ子オトシブミ。体長約5mm
足元のサクラの葉の上にいたのは、大きなテントウムシ。
ほぼ一周して目立った虫はこれだけ。
がっくりしていると、柵に沿ってカラムシが繁茂していたので、あの子いないかなと思ったら。
いました。
たった一頭だけでしたが、ここでは過去にも観察しているので本格的な出現はこれからなのでしょう。
ベニシジミ号まで戻ったら、ポンプ設備を囲むように咲いていたノイバラか何かに密集虫が。
わんさかいたのですが、中にはソライロコガネかと思うようなパステル調の個体もいました。
よく観察すると色彩変異がおもしろい昆虫です。
次に向かったのは、チバ市の東端にある、今年になって見つけた親水公園。
その時はまだ寒かったので、暖かくなったらまた様子を見に行こうと思っていたのですが。
まるでゴルフ場のような雰囲気の園内を半周ほどしたものの、観察した虫はシオヤトンボだけ。
さっさと見切って次へ。
隣の市ですが、ほんの2~3分で着きました。
池の周囲は草が生い茂り、ロープで囲われ、水辺の様子を見ることもできないので次へ。
さらに東へ4~5分のところにあるのは調整池ではなく、自然の池のようでした。
しかし水面や池の畔にトンボの姿はまったく見えず。
粘る気にもならない寂しい様子でした。
行き当たりばったりではなく、予め目的地とルートは決めていました。
でも、時間配分は虫マターなので、どこでお昼を食べるかは何も考えていませんでした。
ということで、とりあえず次の目的地の九十九里方面へ向かいつつ探すことに。
ナビに従って少し東へ進み、R128へ出て北上していると、ドライブインのような店を発見。
というか、信号待ちしていたら目についたので、青信号とともに入店。
外観はレストランのようでもありましたが台湾料理店。
入口に家族連れが立っていたので順番待ちかと思ったら、すぐに席に通されました。
定食メニューがどれも580円(税別)、ラーメンセット各種が700円(税別)に心揺さぶられました。
でもせっかくなのでこれを注文。
今年初の冷やし中華。
チューブの練り辛子が付いてきたので乗せてしまいましたが、真ん中のトッピングはキムチ。
つまりカラシは不要。キムチは甘辛で、肉みそも甘味があり、具沢山でとても満足感あり。
”和風の”冷やし中華のような酸っぱさはなく、怒涛の旨味に意表をつかれました。
こってりラーメンを食べたときのように胃がもたれることもなく、気分よく再出発。
ここも自然にあった池を親水公園したのだと思います。
雲が広がってきて陽が陰ってきたものの、トンボのモニュメントが立っていて期待が膨らみました。
しかし、池を半周もしたところで膨らんだ胸はぺっちゃんこに。
まったく何もいません。
ヘラブナ釣りと思しきグループがいたので、ブラックバスやウシガエルはいなさそうなのに。
見上げた藤棚の裏側にマイマイガの幼虫たちが群がっているのを見てベニシジミ号に戻りました。
がっかりしつつも、大事な用事がもう一つ。
外房にある昆虫ショップに寄って、標本箱や飼育用品の買い物をしました。
予定ではここが最終目的地でしたが、実は前日に外房のトンボ情報を入手していたのでもう一か所。
ショップの入店規制で時間をくってしまい、到着したときはもう3時を過ぎていたのですが。
横芝光町にあるとある沼。
単独の沼ではなく、元は広大な湿地だったのでしょう、大小さまざまな池と沼が連なっています。
ベニシジミ号を降りて装備を整え、迷路を辿るように池の畔を歩いていきますが、目立つのは釣り客。
しかもルアーを投げているのでバス釣りでしょう。
道路を渡った反対側にも池沼が広がり、これはきっと一番大きな池。
フェンスに囲われているので釣り客はいないのですが、振り向いて反対方向にはあるのは。
そう、池と池の間や湿地帯の周囲の開けた場所にはことごとくソーラーパネルが敷設されていました。
あまり気分が上がる場所ではありませんが、トンボはいるかもしれないと気持ちを奮い立たせて探虫。
水面の上空、水際の草の上、ソーラーがない草地の中をひたすらローラーしました。
そしてやっと、釣り客が棹を出せないような、池の畔の藪の中に一頭見つけました。
まだ成熟しきっていないメスのようでした。
実は、チバ市内でもよく見られるオオアオイトトンボだと思って撮っていたのですが。
後で写真を確認したらアオイトトンボのようでちょっと嬉しい気分に。(現場ではローテンション)
オスもいないかと、さらにしばらくローラーを続けましたが成果なし。
歩いて探れるところはほぼ全て巡ったし、アオイトトンボがいたところにもう一度行きもしました。
そのあとさらに池の縁、足の踏み場が30センチもないような際を伝っていて見つけたのが扉の子。
足元にいるのに、風が強くてフレームの中央に収めることがむずかしく、トリミングしています。
今度はメスが見当たらず、追加個体も現れず。
とぼとぼとベニシジミ号に戻り、もう一度気持ちを奮い立たせ、湿地帯の外周を回ってみました。
別のアプローチを探し、やっと見つけた空き地の先で池の畔に出られたものの何も見つけられず。
最後に記念撮影をして帰路に着きました。
まさかこんなに尻すぼみになるとは・・
結果的に一眼レフを使ったのは、最初の池のキタテハだけという、空振り日となってしまいました。
(一眼レフはずっと首にかけていたけれどズームレンズの出番がなかった)
実はこの前日、秩父方面で採集会がありました。
そこでもカワトンボの発生は遅かったようで、河原には姿がなく、まだ林の中で出撃準備中でした。
トンボ以外で目立った子たちをあげておきます。
オトシブミをもう一種。
これは土場にいて、捕まえたときはハネカクシかと。
ミヤマカワトンボが見られなくてザンネンでした。
今日の湯加減
チバ市内から外房方面へ、数珠つなぎに水辺を辿って行こうという計画でした。
とはいえ、チバ市も含めてエリア内にはたくさんの池沼があるので、一日で回れる箇所は限界あり。
たくさん虫も出ているでしょうから、時間が足りなくなるだろうとは覚悟の上で。
アオモンイトトンボ ♂ (イトトンボ科)
適当に端折りながらということに。
春というか、もう初夏だよねと思いつつも、ジャンパーを着てベニシジミ号で出発。
まず向かったのはチバ市東部にある、ゴミホリにも訪れた調整池。
そんな早い時刻ではなかったのですが、意外と涼しく、ジャンパーを着たままで探虫開始しました。
細長い池の東側から時計回りに歩いていきます。
池とはいえ、葦に覆われて水面はほとんど見えず、湿地と化しているのではないかと。
今回はトンボ観察が主目的なので、よい環境なのですが・・湿地の上空にその影は見えません。
池だけでなく、外側の林縁にも注意しつつ、ゆっくり歩いていきます。
しかし期待と裏腹にコンチューターの針は振れません。
やっと見つけたのは、この時期あちこちでよく見る子。
ジョウカイボン (ジョウカイボン科)
カミキリムシに似ていますが肉食で、小さな虫を捉えて食べます。(多数いました)
南端までたどり着き半周したというのにまだ一種、という状況にさすがに肩を落としました。
でも東側はやや日陰だったので、後半の西側に期待しようと気持ちを切り替える。
そもそもまだトンボの姿を見ていないと思ったらやっと。
やっぱりこの子は明るい日向が好きなのでしょう。
シオヤトンボ ♂ (トンボ科)
ムギワラトンボもいましたが、逃げられたので深追いはせずに先へ。
やはり東側に比べると明るく、白いウノハナが木々の緑にアクセントを付けています。
そのおかげで、葉っぱの上に小さな鳥の糞を見つけられました。
ムシクソハムシ (ハムシ科)
体長約3mm。ツツジコブハムシとよく似ていますが、背中側から撮った写真を見るとやや細長い。
もっと色んな角度から撮影したかったのですが、3ポーズ目で自動落下装置が作動してしまいました。
この池の周りにはツツジが見当たらなかったこともあり、同種と判定しておきます。
芋づる式に見つけたのも今シーズン初見の子。
シラホシカミキリ (カミキリムシ科)
すぐに舞い上がってしまいました。
相変わらず池側にトンボを見つけられないのですが、岸の草の上にいた子を発見。
実はトンボを撮るために一眼レフとズームレンズを持ってきていたので、試し撮りをしました。
キタテハ (タテハチョウ科)
越冬後と思われるボロボロの個体でした。
そのままカニ歩きしながら池の方を見ていると、柵のすぐ向こうに団体さんが。
葉っぱに触れて少し揺らすと、お約束のゆらゆらポーズを決めてくれました。
フクラスズメの幼虫 (スズメガ科)
遊歩道上に連なって咲いているヒメジョオンに集っていたのは。
コチャバネセセリ (セセリチョウ科)
じゃないかと思いますが、一株に一頭ずつほどたくさんいました。
セセリーズを撮っていて、この子を見つけたところで池を一周。
ヒラタハナムグリ (コガネムシ科)
(ダイミョウセセリ、サトキマダラヒカゲなどもいましたが割愛)
以前の記事で説明したとおり、この調整池は双子。西側にもう一つ同じくらいの大きさのがあります。
こちらではトンボがあまり観察できなかったので、そっちにも行くことにしました。
同じく時計回りに周回開始。少し気温も上がってきたので期待したのですが・・
残念ながらこちらで見かけたトンボはシオヤトンボだけ。
でも、今シーズン初見の子にはいくつか会えました。
まずはちびっ子オトシブミ。体長約5mm
ヒメクロオトシブミ (オトシブミ科)
足元のサクラの葉の上にいたのは、大きなテントウムシ。
カメノコテントウ (テントウムシ科)
ほぼ一周して目立った虫はこれだけ。
がっくりしていると、柵に沿ってカラムシが繁茂していたので、あの子いないかなと思ったら。
いました。
ラミーカミキリ (カミキリムシ科)
たった一頭だけでしたが、ここでは過去にも観察しているので本格的な出現はこれからなのでしょう。
ベニシジミ号まで戻ったら、ポンプ設備を囲むように咲いていたノイバラか何かに密集虫が。
アシナガコガネ ペア (コガネムシ科)
わんさかいたのですが、中にはソライロコガネかと思うようなパステル調の個体もいました。
同上 ♂
よく観察すると色彩変異がおもしろい昆虫です。
次に向かったのは、チバ市の東端にある、今年になって見つけた親水公園。
その時はまだ寒かったので、暖かくなったらまた様子を見に行こうと思っていたのですが。
まるでゴルフ場のような雰囲気の園内を半周ほどしたものの、観察した虫はシオヤトンボだけ。
さっさと見切って次へ。
隣の市ですが、ほんの2~3分で着きました。
池の周囲は草が生い茂り、ロープで囲われ、水辺の様子を見ることもできないので次へ。
さらに東へ4~5分のところにあるのは調整池ではなく、自然の池のようでした。
しかし水面や池の畔にトンボの姿はまったく見えず。
粘る気にもならない寂しい様子でした。
行き当たりばったりではなく、予め目的地とルートは決めていました。
でも、時間配分は虫マターなので、どこでお昼を食べるかは何も考えていませんでした。
ということで、とりあえず次の目的地の九十九里方面へ向かいつつ探すことに。
ナビに従って少し東へ進み、R128へ出て北上していると、ドライブインのような店を発見。
というか、信号待ちしていたら目についたので、青信号とともに入店。
外観はレストランのようでもありましたが台湾料理店。
入口に家族連れが立っていたので順番待ちかと思ったら、すぐに席に通されました。
定食メニューがどれも580円(税別)、ラーメンセット各種が700円(税別)に心揺さぶられました。
でもせっかくなのでこれを注文。
台湾風冷やし中華
今年初の冷やし中華。
チューブの練り辛子が付いてきたので乗せてしまいましたが、真ん中のトッピングはキムチ。
つまりカラシは不要。キムチは甘辛で、肉みそも甘味があり、具沢山でとても満足感あり。
”和風の”冷やし中華のような酸っぱさはなく、怒涛の旨味に意表をつかれました。
こってりラーメンを食べたときのように胃がもたれることもなく、気分よく再出発。
ここも自然にあった池を親水公園したのだと思います。
雲が広がってきて陽が陰ってきたものの、トンボのモニュメントが立っていて期待が膨らみました。
しかし、池を半周もしたところで膨らんだ胸はぺっちゃんこに。
まったく何もいません。
ヘラブナ釣りと思しきグループがいたので、ブラックバスやウシガエルはいなさそうなのに。
見上げた藤棚の裏側にマイマイガの幼虫たちが群がっているのを見てベニシジミ号に戻りました。
がっかりしつつも、大事な用事がもう一つ。
外房にある昆虫ショップに寄って、標本箱や飼育用品の買い物をしました。
予定ではここが最終目的地でしたが、実は前日に外房のトンボ情報を入手していたのでもう一か所。
ショップの入店規制で時間をくってしまい、到着したときはもう3時を過ぎていたのですが。
横芝光町にあるとある沼。
単独の沼ではなく、元は広大な湿地だったのでしょう、大小さまざまな池と沼が連なっています。
ベニシジミ号を降りて装備を整え、迷路を辿るように池の畔を歩いていきますが、目立つのは釣り客。
しかもルアーを投げているのでバス釣りでしょう。
道路を渡った反対側にも池沼が広がり、これはきっと一番大きな池。
フェンスに囲われているので釣り客はいないのですが、振り向いて反対方向にはあるのは。
そう、池と池の間や湿地帯の周囲の開けた場所にはことごとくソーラーパネルが敷設されていました。
あまり気分が上がる場所ではありませんが、トンボはいるかもしれないと気持ちを奮い立たせて探虫。
水面の上空、水際の草の上、ソーラーがない草地の中をひたすらローラーしました。
そしてやっと、釣り客が棹を出せないような、池の畔の藪の中に一頭見つけました。
アオイトトンボ ♀(アオイトトンボ科)
まだ成熟しきっていないメスのようでした。
実は、チバ市内でもよく見られるオオアオイトトンボだと思って撮っていたのですが。
後で写真を確認したらアオイトトンボのようでちょっと嬉しい気分に。(現場ではローテンション)
オスもいないかと、さらにしばらくローラーを続けましたが成果なし。
歩いて探れるところはほぼ全て巡ったし、アオイトトンボがいたところにもう一度行きもしました。
そのあとさらに池の縁、足の踏み場が30センチもないような際を伝っていて見つけたのが扉の子。
足元にいるのに、風が強くてフレームの中央に収めることがむずかしく、トリミングしています。
アオモンイトトンボ ♂ (イトトンボ科)
今度はメスが見当たらず、追加個体も現れず。
とぼとぼとベニシジミ号に戻り、もう一度気持ちを奮い立たせ、湿地帯の外周を回ってみました。
別のアプローチを探し、やっと見つけた空き地の先で池の畔に出られたものの何も見つけられず。
最後に記念撮影をして帰路に着きました。
まさかこんなに尻すぼみになるとは・・
結果的に一眼レフを使ったのは、最初の池のキタテハだけという、空振り日となってしまいました。
(一眼レフはずっと首にかけていたけれどズームレンズの出番がなかった)
オマケ
実はこの前日、秩父方面で採集会がありました。
そこでもカワトンボの発生は遅かったようで、河原には姿がなく、まだ林の中で出撃準備中でした。
ニホンカワトンボ ♂ 未成熟(カワトンボ科)
トンボ以外で目立った子たちをあげておきます。
ヒゲナガオトシブミ ♂(オトシブミ科)
オトシブミをもう一種。
ルイスアシナガオトシブミ ペア (オトシブミ科)
これは土場にいて、捕まえたときはハネカクシかと。
キオビナガカッコウムシ (カッコウムシ科)
ミヤマカワトンボが見られなくてザンネンでした。
今日の湯加減
今日は訳あって急遽先生に会うために昆虫館へ行きました。(つまり急用でした)
地下鉄にも乗りましたが、やはり都心部はそれなりに乗客があり、街中もかなりの人出が。
そのついでというと何ですが、たまたま今日はイモムシ画家の桃山鈴子さんの個展の初日。
会場のギャラリーが昆虫館から歩いて行けるところなので帰りに寄ることができました。
下町に残る蔵をリフォームした空間に展示された作品の数々が醸す空間はまさに異次元。
絵はリアルであってリアルでなく、ダイナミックであってファンタジック。
時間がなくてゆっくり見られなかったのが残念でしたが、5/23までなので再訪したいと思います。
それと、初の作品集『I, Caterpillar わたしはイモムシ』が今月出版されます。
下町ラーメンを食べるつもりでしたが、時間が無くなってしまい、腹ペコのまま帰ってきました。
5/26発刊 『I, Caterpillar わたしはイモムシ』
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
てんとう虫はつくづく可愛いでやすね。
ツヤッツヤでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-05-15 21:36)
まさに「お疲れさん」といったところでしたね。
ムシクソハムシさん、よりもよってこんな実も蓋もない名前をつけなくても、と。
サトキマダラヒカゲさん、数年前から蛇の目模様に嵌まっています。殊に春型の裏は繊細です。このごろ裏展がふえました。
by 高和です。 (2021-05-16 08:51)
ムシクソハムシは見た目のインパクトすごいですね。
名前もそのまんまで面白い。
池の風景は説明がないと間違いなくゴルフ場と思っちゃう。
by 響 (2021-05-16 12:13)
>ぼんぼちぼちぼちさん
艶消しの種もいますが、つやつやで派手な子が多いですね♪
目につきやすいです。
>高和です。さん
昆虫はもっとひどいネーミングの枚挙にいとまがないですね。
サトキマさん割愛してすみませんでした^^;
>響さん
姿も名前もインパクト大ですが、何せ小さい・・^^;
親水公園はだだっ広くて、グリーンがないだけのゴルフ場でした。
by ぜふ (2021-05-17 21:51)
追伸です。
個展のテーマはイモムシ。「腹ペコで帰宅」がオチなんですね。反応が鈍くてすみません。
展示の作品「アカスジシロコケガの生活史」では最後のカットでオオルリに咥えられるというオチもありました。
by 高和です。 (2021-05-19 19:40)
ムシクソハムシ、これおもしろいですね。とても昆虫には見えません。
しかも3mm! しかし、ストレートな名前ですね^^;。
アシナガコガネの錆びたような水色が渋いです。
私も記事を読んでいて、前半の写真の多さに比べて、後半は
虫の写真が少ないなぁ、と思いました^^;。
by sakamono (2021-05-20 21:40)
>高和です。さん
そういう意図はありませんでした。(あってもよかったか・・)
モチーフは”あおむし”ではないですしね^^
>sakamonoさん
見つけようとして見つけられる種ではないですが、人気の虫ですね。
アシナガコガネは今回見直してしまいました。
結果的に貴重なネタとなりました^^;
by ぜふ (2021-05-21 22:12)