"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
むしや詣で 完結編 [オサムシ]
チバに存在すると思われる八か所の六社神社(むしや神社)。
すでに6社は参拝し、残り2社なのですが、これが東西にそれぞれ遠い。
でもコンプリートしてきました。

2日に分けて。
それとついでにゴミホリも。
日付としては逆になりますが、まずは西のむしや神社から紹介します。
2月20 日、この日はポカポカ陽気で風もなく。
ボウソウとは反対方面で道もよく分からないので、所在地を設定してナビまかせにしました。
方向的にはきっとR14チバ街道で西進し、市川から松戸方面へ北上するものと思っていましたが・・
なぜか混みそうなK8木下(きおろし)街道を行けという。
まあ、身を任せようと思って走っていたら案の定、というか普段より混んでしました。
鎌ヶ谷辺りは、事故でもあったのかと思うほどの糞詰まり。(でも事故渋滞ではなかった)
K57千葉松戸線へ左折してからも松戸エリアを抜けるまで渋滞は続きました。
流山に入ってやっと普通に走行できるようになったと思ったらぐるっと迂回するようなルートを走行。
(距離優先にしたのがかえって裏目に出るというパターンだったのかナビがおバカなのか)
流山からK5松戸野田線で江戸川に沿って野田方面に向かいますがここも混んでいました。
(ちなみに土曜日です)
利根運河を越え、目的地は画面の左手にあるようなのに、ナビは直進しろという。
確かに左手は江戸川河川敷の田んぼが広がっていて農道しかないのですが、距離優先なのに何故・・
(やっぱりナビがおバカモードだったのだと思います)
K326を左折し、江戸川を渡る手前の左の側道へ進入。
さらに左折して少し進み・・目的地周辺のはずが、神社らしきものがないのでGoogleMapで確認。
約35キロの道のりをなんと2時間半かけてやっとこさたどり着きました。
ほとほと疲れたと思いつつ、鳥居の写真を撮ろうとしたらカメラを忘れたことに気が付く。
スマホで撮影。

本殿はこんな様子。(賽銭箱がない・・盗難対策?)

前回の率土神社とは逆で、ここは大杉神社という摂末社が境内にありました。

予定外に時間が経過し、もうお昼なのでどこかでランチとしたいのですが、その前に。
最初にGoogleMapで六社神社を検索したときに表示されたので分かっていたのですが。
ここと江戸川を挟んで反対側にも六社神社があるのです。
ただし、そこはサイタマ県なので対象外。でもせっかくなので参拝することに。
こちらの方がやや立派というか、新しいようでした。

神社の名前がどこにも書いてなくてあちこち見て回り、やっと鳥居の裏側に見つけました。

ところで、この二つの神社の所在地はどちらも”深井新田”というのです。
今は行政管轄が分かれていますが、昔は江戸川をまたいで同じ字だったのでしょうね。
もしかしたら元々は一つの神社が二つに分かれたのでこちらのは新しいのかもしれません。(未確認)

さあランチの場所は、予備調査した中からいわゆる”町中華”にしてみました。(実はマイブーム)
東武野田線の江戸川台の近くですが、住宅街のど真ん中で分かりにくいのでナビに従って進行。
着いた所は「大将」というお店。午後1時頃でしたが地元民とおぼしきお客さんで満席。
入口で待っている間に店内のメニューを見て何にしようかと悩む。
結局、麺類の誘惑に勝てずに選んだのはこれ。

今はなき、チバ街道沿いにあった「中華百番」の、上顎の皮むきチャンポンと同じ五目あんかけ麺。
白菜の一切れを食べるのにもフーフーしないとやけど必至ですが、味と量は期待通りでした。
(大量のシイタケは残しました)
なぜか店内で石油ストーブが点いていて、上着を脱いだまま出発したいくらいでした。
ともかく、午後は江戸川沿いのポイント探しに向かいます。
上流側から攻めようと、もう一度利根運河まで戻り、土手の上へ。

見ての通り、対岸(サイタマ側)は林や藪が皆無。
チバ側は木々がぽつぽつと立ち、川岸は藪と堆積物で埋まっているので、物件探しに出発しました。
しかし、土手から目を凝らして探しても、何か所か藪に入ってみても、良さそうな物件は殆どなし。
玉葉橋から見た様子がこちら。(埼玉と千葉にまたがるのが名前の由来でしょうね)

この橋から上流は木々がなくなるので引き返しました。
結局、数本だけあった細い朽木から、アオゴミムシの胴体だけが一つ出たきりでした。
じゃあ、運河から下流はどうだったかというと。
のどかに土手には菜の花が咲いていますが、護岸整備が進んでいるようで、がっくりな様子。

ちなみに川と反対側を眺めると、松戸野田線沿いに巨大な商業施設が建設中でした。

というわけで、この日は全豪オープンの決勝だったので、早々に退散することにしました。
(帰りも混むかもしれないと思ったし)

日付は遡り、2月14日。今度は東へ。
前回も書きましたが、真東へ効率よく進むルートはなく、北回りか南回りの二択になります。
この日は北回りにして、R51成田街道を佐倉まで走り、R296で富里を経由して匝瑳(そうさ)へ。
八日市場でR126にぶつかりますが、そのまま突っ切って外房のだだっ広い平地に突入。
畜産場もぽつぽつある田園風景が広がります。

遅い出発だったのに下道でトコトコ来たので、着いた時はもうお昼を過ぎていました。

この神社の正式名称は”六社大神”といいます。
扉の写真が本殿で、八つのむしや神社の中でもっとも立派に見えました。

これでチバの八つのむしや神社参拝ミッションをコンプリート。
ところで、この神社を訪れたおかげで、六社の意味が分かりました。

六社とは六人の神様だったのですね。

参拝も済んだのでお昼にしますが、このときもネットで予備調査をしていました。
どうも、ソウサ市は大好きなチャンポンを提供する店が多いようです。
ラーメン屋さんのメニューに載っている確率が高いのですが、気になったのは蕎麦屋のチャンポン。
町中華ならぬ町蕎麦屋というのにもそそられて、R126をさらに東へ走りました。
ところが残念なことにそのお店(さかえや)は臨時休業。
ならばと、チャンポンにはこだわらず、評判の良さそうなラーメン屋さんを選択してR126を逆戻り。
八日市場駅とは反対に曲がり、ほどなく到着したお店の外には数グループの行列ができてました。
しかも店内の席数を減らしているわけでもないようなので期待したのですが。

どこか都内の有名店で修業してきたという割にはスープがまずい、というか煮干しの苦みがキツイ。
替え玉ではなく、少量の出汁とチャーシューの切れ端などで和えて出す”和え玉”というのがある。
スープに入れてもいいのですが、ラー油や酢を好みで足してそのまま食べると、これはイケました。
見た目は映えないので写真は撮りませんでしたが、むしろ和え玉だけ食べたかったと思ったほど。

気を取り直して探虫に向かいます。
ちなみに探虫候補地もGoogleMapで予習してましたが、外房の総武線の内側は谷津田だらけ。
なので、今いるソウサエリアに絞って、谷津田をローラーすることにしました。
とはいえ広い、というか長い。
毛細血管のように枝分かれした谷津田の林縁をぐにゃぐにゃと、迷路を全部縫うように走ります。
けれど、こんな情景が延々と続くばかりで、キリがありません。

冬の閑散とした広大な田畑は気持ちがいいのでストレスにはならないのですが。

とにかく地形が平坦で、丘側の林床と田側の農道の標高差がどこも2~3メートルしかない。
だから崖がない、できないのだろうと思います。
一つとしてポイントも見つからないまま10キロ以上走ったでしょうか。
ふと左手に見えた細い支線の奥が気になりました。
あれはひょっとして・・

ベニシジミ号を降り、歩いて近寄ってみると、小規模ながらも土が露出した崖でした。

しかも、ここにいなければ、このエリアにはいないとさえ思える良いコンディション。
さっそく試掘しはじめると、すぐに見慣れたお尻が。

親分はすぐ埋め戻して次を。

この子も縦位置で、こちらに腹を向けているという面白い出方をしました。

一緒にアトボシアオゴミムシも入っていましたが、まずはオオゴミくんだけ摘出。

ここのオオゴミは何故か変な態勢で出土する。今度も縦位置ですが横向き。

オオゴミムシはカッコイイのでキープです。

この子はお久しぶり。(そういえばチバ市内ではとんとお見掛けしていない)

次々と出ますが、同棲しているゴミムシが多い。
これはミイデラくんとアオゴミくんとコキベリくんかな。

アトボシくんもいたかもしれませんが全部は撮りませんでした。

そして最後に、このお尻が出たときはうれしかった。

前出のコキベリと似ていますがサイズがまったく違います。
スジアオの親分よりも大きいくらい。
ご無沙汰しておりました、大将。

ということで再会の記念にタイトルバナーになってもらいました。

大将の追加が出ないかと、しばらく粘りましたが、小崖だったこともありほぼ掘りつくし。
それでもゴミムシの五目掘りが出来て満足しました。

この後も陽が傾くまで林縁を辿り、最後に一つ西側の谷津田にも入ってみましたが力尽きました。

外房でのオサホリ(ゴミホリ)はやはりポイントが少なく、なかなか厳しい。

帰り道、多古町の道の駅で休憩。

地酒を買おうと思って店内を一周したのですが見当たらず。
メダカやバラタナゴを陳列してある棚の前でしばらく足が止まりましたがなんとかガマンに成功。
暗くなってきたので高速は使わずに往路と同じルートでトコトコと走って帰りました。
実は江戸川からの帰り道、混むのが嫌だったのでR16経由で行こうと、柏方面へ向かいました。
その途中にある、とある場所の様子をちょっとだけ見て帰ろうと寄り道を。
寄ったらちょっと探虫してみたくなり、ちょちょいと立ち枯れの木を叩いたら出ちゃいました。

この日はボウズだったこともありお土産にしました。

それと、家にお連れしてからの大将の姿をもう一度。

惚れ惚れする姿。
やっぱり親分と大将は違うんだよなぁ。(親分も美形なのは間違いないのだけど)
今日の湯加減
すでに6社は参拝し、残り2社なのですが、これが東西にそれぞれ遠い。
でもコンプリートしてきました。

真ん中の影はスマホを持つ手・・ではなく木の影
2日に分けて。
それとついでにゴミホリも。
日付としては逆になりますが、まずは西のむしや神社から紹介します。
2月20 日、この日はポカポカ陽気で風もなく。
ボウソウとは反対方面で道もよく分からないので、所在地を設定してナビまかせにしました。
方向的にはきっとR14チバ街道で西進し、市川から松戸方面へ北上するものと思っていましたが・・
なぜか混みそうなK8木下(きおろし)街道を行けという。
まあ、身を任せようと思って走っていたら案の定、というか普段より混んでしました。
鎌ヶ谷辺りは、事故でもあったのかと思うほどの糞詰まり。(でも事故渋滞ではなかった)
K57千葉松戸線へ左折してからも松戸エリアを抜けるまで渋滞は続きました。
流山に入ってやっと普通に走行できるようになったと思ったらぐるっと迂回するようなルートを走行。
(距離優先にしたのがかえって裏目に出るというパターンだったのかナビがおバカなのか)
流山からK5松戸野田線で江戸川に沿って野田方面に向かいますがここも混んでいました。
(ちなみに土曜日です)
利根運河を越え、目的地は画面の左手にあるようなのに、ナビは直進しろという。
確かに左手は江戸川河川敷の田んぼが広がっていて農道しかないのですが、距離優先なのに何故・・
(やっぱりナビがおバカモードだったのだと思います)
K326を左折し、江戸川を渡る手前の左の側道へ進入。
さらに左折して少し進み・・目的地周辺のはずが、神社らしきものがないのでGoogleMapで確認。
約35キロの道のりをなんと2時間半かけてやっとこさたどり着きました。
ほとほと疲れたと思いつつ、鳥居の写真を撮ろうとしたらカメラを忘れたことに気が付く。
スマホで撮影。

六社神社(7)
本殿はこんな様子。(賽銭箱がない・・盗難対策?)

前回の率土神社とは逆で、ここは大杉神社という摂末社が境内にありました。

大杉神社
予定外に時間が経過し、もうお昼なのでどこかでランチとしたいのですが、その前に。
最初にGoogleMapで六社神社を検索したときに表示されたので分かっていたのですが。
ここと江戸川を挟んで反対側にも六社神社があるのです。
ただし、そこはサイタマ県なので対象外。でもせっかくなので参拝することに。
こちらの方がやや立派というか、新しいようでした。

六社神社(サイタマ)
神社の名前がどこにも書いてなくてあちこち見て回り、やっと鳥居の裏側に見つけました。

ところで、この二つの神社の所在地はどちらも”深井新田”というのです。
今は行政管轄が分かれていますが、昔は江戸川をまたいで同じ字だったのでしょうね。
もしかしたら元々は一つの神社が二つに分かれたのでこちらのは新しいのかもしれません。(未確認)

さあランチの場所は、予備調査した中からいわゆる”町中華”にしてみました。(実はマイブーム)
東武野田線の江戸川台の近くですが、住宅街のど真ん中で分かりにくいのでナビに従って進行。
着いた所は「大将」というお店。午後1時頃でしたが地元民とおぼしきお客さんで満席。
入口で待っている間に店内のメニューを見て何にしようかと悩む。
結局、麺類の誘惑に勝てずに選んだのはこれ。

チャンポンメン
今はなき、チバ街道沿いにあった「中華百番」の、上顎の皮むきチャンポンと同じ五目あんかけ麺。
白菜の一切れを食べるのにもフーフーしないとやけど必至ですが、味と量は期待通りでした。
(大量のシイタケは残しました)
なぜか店内で石油ストーブが点いていて、上着を脱いだまま出発したいくらいでした。
ともかく、午後は江戸川沿いのポイント探しに向かいます。
上流側から攻めようと、もう一度利根運河まで戻り、土手の上へ。

見ての通り、対岸(サイタマ側)は林や藪が皆無。
チバ側は木々がぽつぽつと立ち、川岸は藪と堆積物で埋まっているので、物件探しに出発しました。
しかし、土手から目を凝らして探しても、何か所か藪に入ってみても、良さそうな物件は殆どなし。
玉葉橋から見た様子がこちら。(埼玉と千葉にまたがるのが名前の由来でしょうね)

この橋から上流は木々がなくなるので引き返しました。
結局、数本だけあった細い朽木から、アオゴミムシの胴体だけが一つ出たきりでした。
じゃあ、運河から下流はどうだったかというと。
のどかに土手には菜の花が咲いていますが、護岸整備が進んでいるようで、がっくりな様子。

ちなみに川と反対側を眺めると、松戸野田線沿いに巨大な商業施設が建設中でした。

チンアナゴの水槽を見ているよう
というわけで、この日は全豪オープンの決勝だったので、早々に退散することにしました。
(帰りも混むかもしれないと思ったし)

日付は遡り、2月14日。今度は東へ。
前回も書きましたが、真東へ効率よく進むルートはなく、北回りか南回りの二択になります。
この日は北回りにして、R51成田街道を佐倉まで走り、R296で富里を経由して匝瑳(そうさ)へ。
八日市場でR126にぶつかりますが、そのまま突っ切って外房のだだっ広い平地に突入。
畜産場もぽつぽつある田園風景が広がります。

遅い出発だったのに下道でトコトコ来たので、着いた時はもうお昼を過ぎていました。

この神社の正式名称は”六社大神”といいます。
扉の写真が本殿で、八つのむしや神社の中でもっとも立派に見えました。

六社大神(8)
これでチバの八つのむしや神社参拝ミッションをコンプリート。
ところで、この神社を訪れたおかげで、六社の意味が分かりました。

六社とは六人の神様だったのですね。

参拝も済んだのでお昼にしますが、このときもネットで予備調査をしていました。
どうも、ソウサ市は大好きなチャンポンを提供する店が多いようです。
ラーメン屋さんのメニューに載っている確率が高いのですが、気になったのは蕎麦屋のチャンポン。
町中華ならぬ町蕎麦屋というのにもそそられて、R126をさらに東へ走りました。
ところが残念なことにそのお店(さかえや)は臨時休業。
ならばと、チャンポンにはこだわらず、評判の良さそうなラーメン屋さんを選択してR126を逆戻り。
八日市場駅とは反対に曲がり、ほどなく到着したお店の外には数グループの行列ができてました。
しかも店内の席数を減らしているわけでもないようなので期待したのですが。

煮干しそば
どこか都内の有名店で修業してきたという割にはスープがまずい、というか煮干しの苦みがキツイ。
替え玉ではなく、少量の出汁とチャーシューの切れ端などで和えて出す”和え玉”というのがある。
スープに入れてもいいのですが、ラー油や酢を好みで足してそのまま食べると、これはイケました。
見た目は映えないので写真は撮りませんでしたが、むしろ和え玉だけ食べたかったと思ったほど。

気を取り直して探虫に向かいます。
ちなみに探虫候補地もGoogleMapで予習してましたが、外房の総武線の内側は谷津田だらけ。
なので、今いるソウサエリアに絞って、谷津田をローラーすることにしました。
とはいえ広い、というか長い。
毛細血管のように枝分かれした谷津田の林縁をぐにゃぐにゃと、迷路を全部縫うように走ります。
けれど、こんな情景が延々と続くばかりで、キリがありません。

左側の崖は竹藪の裾で掘れない
冬の閑散とした広大な田畑は気持ちがいいのでストレスにはならないのですが。

とにかく地形が平坦で、丘側の林床と田側の農道の標高差がどこも2~3メートルしかない。
だから崖がない、できないのだろうと思います。
一つとしてポイントも見つからないまま10キロ以上走ったでしょうか。
ふと左手に見えた細い支線の奥が気になりました。
あれはひょっとして・・

ベニシジミ号を降り、歩いて近寄ってみると、小規模ながらも土が露出した崖でした。

しかも、ここにいなければ、このエリアにはいないとさえ思える良いコンディション。
さっそく試掘しはじめると、すぐに見慣れたお尻が。

スジアオゴミムシ (オサムシ科)
親分はすぐ埋め戻して次を。

ゴモクムシの仲間 (オサムシ科)
この子も縦位置で、こちらに腹を向けているという面白い出方をしました。

オオゴミムシ (オサムシ科)
一緒にアトボシアオゴミムシも入っていましたが、まずはオオゴミくんだけ摘出。

同上
ここのオオゴミは何故か変な態勢で出土する。今度も縦位置ですが横向き。

同上
オオゴミムシはカッコイイのでキープです。

同上
この子はお久しぶり。(そういえばチバ市内ではとんとお見掛けしていない)

コキベリアオゴミムシ (オサムシ科)
次々と出ますが、同棲しているゴミムシが多い。
これはミイデラくんとアオゴミくんとコキベリくんかな。

アトボシくんもいたかもしれませんが全部は撮りませんでした。

そして最後に、このお尻が出たときはうれしかった。

前出のコキベリと似ていますがサイズがまったく違います。
スジアオの親分よりも大きいくらい。
ご無沙汰しておりました、大将。

オオキベリアオゴミムシ (オサムシ科)
ということで再会の記念にタイトルバナーになってもらいました。

大将の追加が出ないかと、しばらく粘りましたが、小崖だったこともありほぼ掘りつくし。
それでもゴミムシの五目掘りが出来て満足しました。

この後も陽が傾くまで林縁を辿り、最後に一つ西側の谷津田にも入ってみましたが力尽きました。

外房でのオサホリ(ゴミホリ)はやはりポイントが少なく、なかなか厳しい。

帰り道、多古町の道の駅で休憩。

多古町は多古米(タコマイ)が名産
地酒を買おうと思って店内を一周したのですが見当たらず。
メダカやバラタナゴを陳列してある棚の前でしばらく足が止まりましたがなんとかガマンに成功。
暗くなってきたので高速は使わずに往路と同じルートでトコトコと走って帰りました。
オマケ
実は江戸川からの帰り道、混むのが嫌だったのでR16経由で行こうと、柏方面へ向かいました。
その途中にある、とある場所の様子をちょっとだけ見て帰ろうと寄り道を。
寄ったらちょっと探虫してみたくなり、ちょちょいと立ち枯れの木を叩いたら出ちゃいました。

この日はボウズだったこともありお土産にしました。

コクロナガオサムシ (オサムシ科)
それと、家にお連れしてからの大将の姿をもう一度。

オオキベリアオゴミムシ (オサムシ科)
惚れ惚れする姿。
やっぱり親分と大将は違うんだよなぁ。(親分も美形なのは間違いないのだけど)
今日の湯加減
前々記事で臥姫の籠穴を訪れたあと、ふと感じたことがありました。
むしや神社を巡る旅はまるで、八方に飛び散った玉を探すようだと。
そう、南総里見八犬伝の。
仁義礼智忠信孝悌の字が刻まれた舞台の中央に立ったとき、何かお告げを聞いたような気も。
四社神社も五社神社もあると書きましたが、実は八社神社もあります。
ただ、チバにある八社神社は三つだけのようです。八つあったのはむしや神社。
まだまだボウソウには八犬伝ゆかりの地が多くあるので、また探虫のついでに訪れようと思います。
ところで、今年の立春は124年ぶりに2月3日でしたが、啓蟄も一日はやく昨日(3月5日)でした。
でもそれは連動したわけではなく、来年の啓蟄も3月5日のようです。
そもそも二十四節気の一つなので、春分までは啓蟄とも言えますが。
いずれにしても、虫屋にとって啓蟄は新年のようなもの。
虫屋のみなさん、明けましておめでとうございます!
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
こんばんは^^
タイトルバナー64変わったなと思ったら大将さんだったのですね!
まさにザックザックという感じだったのかしら^^
大将さん、角度によって違う色合いに見え宝石のように美しい♪
六社参拝のおかげかしら。
by よしころん (2021-03-06 21:55)
高和です。オオキベリはどのくらいのサイズ?ゼフさんのブログにそそのかされて、今年のシーズンはゴミヒロイに興じてみようかと。まずは手当たり次第から。
by 高和です。 (2021-03-07 13:54)
>よしころんさん
唯一この崖だけはザックザクでした。
この崖がなかったら分布していること自体も分からなかったかもです。
むしゃ神社は霊験あらたか♪
>高和です。さん
21~22mmですね。
ゴミホリも楽しいですが、アオゴミの香り耐性はありますか?^^
by ぜふ (2021-03-07 21:40)
福岡に住んでいたことがあるので、替え玉には馴染みがありやしたが
和え玉というのがあるのは初めて知りやした。
ラー油をたっぷり掛けて食べると美味しそうだなあと思いやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-03-08 14:20)
大将のお姿、見事ですね。緑と赤銅色のキレイな光沢。
五目掘りの写真も、それぞれの虫が好き勝手なことを
しているようで、なんかおもしろい^^;。
それとこのタンメン。
すごく熱そうだなぁと、写真を見ても思います^^;。
by sakamono (2021-03-11 22:55)
>ぼんぼちぼちぼちさん
長浜ラーメン大好きです^^
和え玉は汁なしそばですね。ラー油もピッタリでした♪
>sakamonoさん
大将はお祭りの衣装をまとっているようで景気がいいです^^
チバではあんかけタンメンをチャンポンとする店があります。
気を付けないと上顎の皮がむけます^^;
by ぜふ (2021-03-12 21:52)
ぜふさん、こんにちは。
遠征で散策した場所から雪を頂いた島も見えていましたが、流石に島までは渡れませんでした。
まだ時期も早いし時間もないし^^;
往路は高速の深夜割引利用、復路はALL一般道で。
それでも「春は新潟」1日堪能してきましたよー♪
今日はまた雪です^^;
by よしころん (2021-03-13 10:25)
>よしころんさん
そうでしたか、おつかれさまでした。(相方さん^^)
越路にも行きたいなぁ。
こちらは久しぶりに一日中雨のようです・・
by ぜふ (2021-03-13 10:55)