"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
奈良の大仏 [探虫行]
雨ざーざー降ってくる6月6日のこと。
この日は例の新しいスマホを受け取るのにチバ市郊外のショップの予約をしていました。
一番遅い時間にしてもらったのですが、それでも夕方の5時なのでボウソウはできない。
ムリではないけど早く現地を離脱しないと間に合わないので別の場所を探すことに。
前夜、GoogleMapをつらつらと眺めていると、”奈良の大仏”という表示を見つけました。
大仏はわかるとして、はて、なぜ奈良なのか・・
その場所は、ちょうど帰りにショップへ寄るのにもあまり遠回りにならないエリア。
しかも航空写真モードでみると、そのエリアには谷津田もいくつかあるのでした。
これは行ってみるしかない。
この子についての詳細は本編にて。
ナゾのダイブツを目指していざ出発。
近所の交差点を東に左折して湾岸線に乗り、アクセルをオン。
と、その瞬間、目線のすぐ先でホバリングする物体に気付き、反射的にヘルメットを傾けました。
シールドにカーンとは当たらなかったので回避成功。
赤っぽかったのでスズメバチだっのかなと思いつつ、ホッとしてもう一度アクセルオン。
しかし、次に信号待ちでとまったとき、首筋のところがチクッとしたのです。
あ、これはヤバイ。
避けきれてなくて刺されたかと観念しつつ、バックミラーに写してみると違いました。
信号が変わる前にグラブでつかんで、とりあえずベルトポーチの中へ放り込みました。
しばらく進んで安全な場所にベニシジミ号をとめ、ベルトポーチから犯人を出してみると。
スズメバチでなくてよかった。
方向としては外房方面なので、まずは茂原街道へ。
しばらく走り、いつものうぐいすラインとは逆方向、東に向けて左折します。
間もなくトンネルを抜けると意外な谷あいの風景が広がりました。
左手の丘の向こうが無性に気になるのでスピードをダウンして走っていると左へ伸びる脇道発見。
先を急ぐ旅ではないので躊躇いなく突入しました。
丘を越えるとそこには(チバでは)なかなか広い谷津田というか田園地帯が広がっていました。
舗装路ですが、田んぼの脇をゆっくりトレースしていると、丘側の裾に水の流れがあるいい場所が。
一旦その水路の終点らしきところまで走って全体の様子を確認して、真ん中あたりへ戻りました。
ベニシジミ号をとめ、歩いて探虫を開始します。
水路に沿ってトレースし、水際や覆いかかる梢に何かいないかと思いましたがヤブキリしかおらず。
ダブルで設置されたイノシシ用ワナでセンチコガネを眺めてベニシジミ号に戻ると・・
扉の写真のように、マフラーをなめているウラギンシジミがいたのです。(この子については後ほど)
ベニシジミ号から逆方向へ歩を進めると、すぐ目の前の地面に別の白いチョウがいるのが見えました。
前記事で撮り損ねた子だと思い、そっと息を殺し、そっと忍び足で近づきました。
トリオでした。
このシジミチョウはこうして集団で地面で吸水する習性があります。
サイドへ回り込みつつ跪き、いつもの土下座ポーズで横から撮影。
よっこらしょと立ち上がった時、自転車に乗った少年二人が通りがかりました。
路傍で土下座している姿に引き寄せられたのか、こちらに向かってきて自転車をとめました。
「何しているんですか?」
「あのね、チョウチョの写真を撮っていたんだよ」
「え、どこ?」
「ほら、あそこに小さなチョウが3匹集まっているでしょ」
「あ、ほんとだ」
さすが子供は目がいい。指さした瞬間に見つけていました。
と、その子たちが魚網を持っていることに気が付いたので。
「君たちは何を取りに来たの?」
「オケラ」
「オケラか、いいね。取ったことあるの?」
「ないんだけど、いる」
「じゃあ一緒に探そうか」
そんなことで三人で田んぼの畔に沿って歩き始めました。
聞くと小学5年生とのことでした。
田んぼの畔はこの子たちでごった返していました。
一歩踏み出すと足元の草の中から一度に10匹以上が飛びだすほど。
踏んでしまわないか心配なくらいでした。
水の中はオタマだらけ・・これでは水生の小昆虫はいなくなりますね。
結局、ケラは見つけられませんでしたが、コオイムシやヤゴが取れました。
少年たちと別れてベニシジミ号に戻る途中、土手に舞い降りてきた子。
ここ数年、チバであまり見かけないのは何故なのか・・なので記録に残しておきました。
そしてベニシジミ号に戻ってみると、ウラギンシジミたちが増えていたのです。
オイルの匂いに誘引されたのか・・単にベニシジミ号が気になったのか・・
接写していて一旦飛び去っても、また舞い戻ってくるのです。
いっそこのままエンブレムになってほしいと思いました。
さあ、そろそろ目的地を目指すことにします。
来た道を戻り、その名も”大仏通り”というルートをひた走る・・ひた走りすぎて行き過ぎた。
現在地点と目的地をGoogleMapで確認してUターン。
左折すべきだったところから細い急な坂を上り、台地の上を少し走ると看板がありました。
右手の脇道に入っていくようですが、まだその実態はまったくわかりません。
参道と思われる小道を2~300メートル進むと、結界が張られた区画が現れました。
それは釈迦如来の立像でした。
こんな説明板がありましたが、名前の由来はわからない。
後で調べたところ、平安時代に平将門がこの辺りに都を構えた際、奈良の大仏を模して建立したそう。
当時は銅製だったようですが、何度か作り直されて石像になったとのことでした。
お参りもしたので探虫モードに移行します。
とその前に、お昼になってしまったので、ちょっと戻って市津湖の畔にあるラーメン屋に行きました。
さあ、目指すフィールドは大仏様のまさにおひざ元に延びる谷津田。
とはいえ、田んぼはほとんどなくて耕作放棄地となっている谷です。
今度は迷うことなく大仏様まで戻ってきて、台地から谷へ下っていきました。
数キロにわたって続く谷津ですが、下流側以外で稼働している田んぼは数面のみ。
谷津を横断する道に差し掛かったときに地面にいた子。
近づかせてくれず、遠くから撮ったのをトリミングしていますが、前記事に続いて多分そうかなと。
(帰りに通ったときにもいましたが、馬鹿にするようにまたもや近寄ろうとしたら逃げました)
上流へ向けてちょっと進んだところから歩いて探虫開始。
草原化というより藪化したような田んぼの農道は虫の天国かと思いきや、あまり姿が見えません。
今年はやりのハラビロトンボもここにはいないようでしたがこの子はいた。
たくさんいてもよさそうですが、観察したのは数頭のみ。しかもみんな擦れていました。
この個体は羽化したてなのでピカピカでした。
狩りバチが獲物の青虫をとらえたところ。
この子たちも2~3匹見かけたのみ。これは黒化型のオス。
ヒゲが長いのがもう一種。
体長は約15ミリ。ヒゲの長さはその倍以上。
この農道はもう誰も通らないのでしょう。途中こんな状態になっていましたがもちろん突っ込みます。
ハムシの仲間を見つけたくて葉っぱの上と食痕はチェックしていきますがなかなかいません。
羽化したてのテントウムシがいましたが未同定。
揺籃らしき葉があったのでじっと見つめていると、黒い粒がふわりと飛んできました。
体長6ミリ。よくいるヒメクロオトシブミかと思いましたが、背中にカッコイイ突起があります。
とうとう大仏通りの近くまで来てしまいました。
それを越えた先にもまだ谷津は続いているのですが、ここは一旦戻ることに。
実はベニシジミ号をとめた辺りから谷津が二手に分かれているのでそっちにも行きたかったのです。
戻る途中に見たのは。
ヤブキリとベニシジミのツーショット。(ベニシジミはうっすらブルースター)
ベニシジミのツーショット。オス(右)が求愛しているところ。
そしてカラムシに定番のソーダ色のカミキリムシ。
ベニシジミ号をとめたところまで戻ってきました。
そばの田んぼをふと覗き込むと、水の中をせわしなく泳ぎ回る影。あきらかにオタマではない。
お散歩魚網を出してすくってみるとそれは。
体長は15ミリくらいで、ヒメゲンやコシマゲンより少し大きいですが動きが格段に速い。
さあ次は支流の谷津へ突入です。
航空地図でみると、こちらも本流の谷津と同じくらいの長さがあるので行けるところまでバイクで。
稼働している田んぼはなく、ほとんど草原化していますが・・なんと、あっさり行き止まり
仕方なくバイクを降りて周囲を探虫するもこれといった収獲なし。
この子がいただけ。
せっかく時間を余しておいたのに・・
これからキャリアのショップへ向かっても早く着きすぎるのでちょっと別の場所へ行くことに。
いい小崖があったのでメモ。
その場所へのアプローチの途中、土砂崩れで通れなくなっていた箇所は修復されていました。
田んぼの用水路というか水たまりの縁にしゃがんでマツモムシたち(たくさんいました)を眺めて。
ちょっとメダカをすくっていたらあっという間に時間が経ちタイムアップ。
ショップへ急ぎました。
市津湖の畔にあるラーメン屋とは「ボウボウラーメン ながら」というお店。
席を間引きしていることもあり、待ち行列ができていました。(そこが密になるので意味なし)
味噌ラーメンがウリで、唐辛子の”赤”と山椒の”黒”があります。
券売機で赤の辛さ1(辛いの好きなのですがお腹が子供なので)を選んだのですが、気が変わって黒の辛さ2(2が基本レベル)に変更してもらいました。
それでも辛かった。それはともかくとしても、山椒の殻が舌に刺さるのにはまさに閉口しました。
一昨日、注文していたTシャツが届きました。
昆虫の絵を描いている桃山鈴子さんプロデュースのTシャツです。
モチーフの虫は多種あるのですが、本編に登場したラミーカミキリを選びました。
チョウ、ハチ、カマキリ、カブトムシそしてイモムシなど。気になる方はこちらをどうぞ。
今日の湯加減
この日は例の新しいスマホを受け取るのにチバ市郊外のショップの予約をしていました。
一番遅い時間にしてもらったのですが、それでも夕方の5時なのでボウソウはできない。
ムリではないけど早く現地を離脱しないと間に合わないので別の場所を探すことに。
前夜、GoogleMapをつらつらと眺めていると、”奈良の大仏”という表示を見つけました。
大仏はわかるとして、はて、なぜ奈良なのか・・
その場所は、ちょうど帰りにショップへ寄るのにもあまり遠回りにならないエリア。
しかも航空写真モードでみると、そのエリアには谷津田もいくつかあるのでした。
これは行ってみるしかない。
この子についての詳細は本編にて。
ナゾのダイブツを目指していざ出発。
近所の交差点を東に左折して湾岸線に乗り、アクセルをオン。
と、その瞬間、目線のすぐ先でホバリングする物体に気付き、反射的にヘルメットを傾けました。
シールドにカーンとは当たらなかったので回避成功。
赤っぽかったのでスズメバチだっのかなと思いつつ、ホッとしてもう一度アクセルオン。
しかし、次に信号待ちでとまったとき、首筋のところがチクッとしたのです。
あ、これはヤバイ。
避けきれてなくて刺されたかと観念しつつ、バックミラーに写してみると違いました。
信号が変わる前にグラブでつかんで、とりあえずベルトポーチの中へ放り込みました。
しばらく進んで安全な場所にベニシジミ号をとめ、ベルトポーチから犯人を出してみると。
ホシベニカミキリ (カミキリムシ科)
スズメバチでなくてよかった。
方向としては外房方面なので、まずは茂原街道へ。
しばらく走り、いつものうぐいすラインとは逆方向、東に向けて左折します。
間もなくトンネルを抜けると意外な谷あいの風景が広がりました。
左手の丘の向こうが無性に気になるのでスピードをダウンして走っていると左へ伸びる脇道発見。
先を急ぐ旅ではないので躊躇いなく突入しました。
丘を越えるとそこには(チバでは)なかなか広い谷津田というか田園地帯が広がっていました。
舗装路ですが、田んぼの脇をゆっくりトレースしていると、丘側の裾に水の流れがあるいい場所が。
一旦その水路の終点らしきところまで走って全体の様子を確認して、真ん中あたりへ戻りました。
ベニシジミ号をとめ、歩いて探虫を開始します。
水路に沿ってトレースし、水際や覆いかかる梢に何かいないかと思いましたがヤブキリしかおらず。
ダブルで設置されたイノシシ用ワナでセンチコガネを眺めてベニシジミ号に戻ると・・
扉の写真のように、マフラーをなめているウラギンシジミがいたのです。(この子については後ほど)
ベニシジミ号から逆方向へ歩を進めると、すぐ目の前の地面に別の白いチョウがいるのが見えました。
前記事で撮り損ねた子だと思い、そっと息を殺し、そっと忍び足で近づきました。
トリオでした。
ルリシジミ (シジミチョウ科)
このシジミチョウはこうして集団で地面で吸水する習性があります。
サイドへ回り込みつつ跪き、いつもの土下座ポーズで横から撮影。
同上
よっこらしょと立ち上がった時、自転車に乗った少年二人が通りがかりました。
路傍で土下座している姿に引き寄せられたのか、こちらに向かってきて自転車をとめました。
「何しているんですか?」
「あのね、チョウチョの写真を撮っていたんだよ」
「え、どこ?」
「ほら、あそこに小さなチョウが3匹集まっているでしょ」
「あ、ほんとだ」
さすが子供は目がいい。指さした瞬間に見つけていました。
と、その子たちが魚網を持っていることに気が付いたので。
「君たちは何を取りに来たの?」
「オケラ」
「オケラか、いいね。取ったことあるの?」
「ないんだけど、いる」
「じゃあ一緒に探そうか」
そんなことで三人で田んぼの畔に沿って歩き始めました。
聞くと小学5年生とのことでした。
田んぼの畔はこの子たちでごった返していました。
一歩踏み出すと足元の草の中から一度に10匹以上が飛びだすほど。
踏んでしまわないか心配なくらいでした。
水の中はオタマだらけ・・これでは水生の小昆虫はいなくなりますね。
結局、ケラは見つけられませんでしたが、コオイムシやヤゴが取れました。
男の子がとったヤゴ (未同定)
少年たちと別れてベニシジミ号に戻る途中、土手に舞い降りてきた子。
ヒメアカタテハ (タテハチョウ科)
ここ数年、チバであまり見かけないのは何故なのか・・なので記録に残しておきました。
そしてベニシジミ号に戻ってみると、ウラギンシジミたちが増えていたのです。
オイルの匂いに誘引されたのか・・単にベニシジミ号が気になったのか・・
接写していて一旦飛び去っても、また舞い戻ってくるのです。
いっそこのままエンブレムになってほしいと思いました。
さあ、そろそろ目的地を目指すことにします。
来た道を戻り、その名も”大仏通り”というルートをひた走る・・ひた走りすぎて行き過ぎた。
現在地点と目的地をGoogleMapで確認してUターン。
左折すべきだったところから細い急な坂を上り、台地の上を少し走ると看板がありました。
右手の脇道に入っていくようですが、まだその実態はまったくわかりません。
参道と思われる小道を2~300メートル進むと、結界が張られた区画が現れました。
それは釈迦如来の立像でした。
こんな説明板がありましたが、名前の由来はわからない。
後で調べたところ、平安時代に平将門がこの辺りに都を構えた際、奈良の大仏を模して建立したそう。
当時は銅製だったようですが、何度か作り直されて石像になったとのことでした。
お参りもしたので探虫モードに移行します。
とその前に、お昼になってしまったので、ちょっと戻って市津湖の畔にあるラーメン屋に行きました。
さあ、目指すフィールドは大仏様のまさにおひざ元に延びる谷津田。
とはいえ、田んぼはほとんどなくて耕作放棄地となっている谷です。
今度は迷うことなく大仏様まで戻ってきて、台地から谷へ下っていきました。
数キロにわたって続く谷津ですが、下流側以外で稼働している田んぼは数面のみ。
谷津を横断する道に差し掛かったときに地面にいた子。
ヤマサナエ (サナエトンボ科)
近づかせてくれず、遠くから撮ったのをトリミングしていますが、前記事に続いて多分そうかなと。
(帰りに通ったときにもいましたが、馬鹿にするようにまたもや近寄ろうとしたら逃げました)
上流へ向けてちょっと進んだところから歩いて探虫開始。
草原化というより藪化したような田んぼの農道は虫の天国かと思いきや、あまり姿が見えません。
今年はやりのハラビロトンボもここにはいないようでしたがこの子はいた。
ニホンカワトンボ ♀ (カワトンボ科)
たくさんいてもよさそうですが、観察したのは数頭のみ。しかもみんな擦れていました。
この個体は羽化したてなのでピカピカでした。
同上
狩りバチが獲物の青虫をとらえたところ。
未同定
この子たちも2~3匹見かけたのみ。これは黒化型のオス。
ヒゲナガハナノミ ♂ (ナガハナノミ科)
ヒゲが長いのがもう一種。
ヒメヒゲナガカミキリ (カミキリムシ科)
体長は約15ミリ。ヒゲの長さはその倍以上。
この農道はもう誰も通らないのでしょう。途中こんな状態になっていましたがもちろん突っ込みます。
ハムシの仲間を見つけたくて葉っぱの上と食痕はチェックしていきますがなかなかいません。
羽化したてのテントウムシがいましたが未同定。
ナミテントウ ? (テントウムシ科)
揺籃らしき葉があったのでじっと見つめていると、黒い粒がふわりと飛んできました。
ヒメコブオトシブミ (オトシブミ科)
体長6ミリ。よくいるヒメクロオトシブミかと思いましたが、背中にカッコイイ突起があります。
同上
とうとう大仏通りの近くまで来てしまいました。
それを越えた先にもまだ谷津は続いているのですが、ここは一旦戻ることに。
実はベニシジミ号をとめた辺りから谷津が二手に分かれているのでそっちにも行きたかったのです。
戻る途中に見たのは。
ヤブキリとベニシジミのツーショット。(ベニシジミはうっすらブルースター)
ベニシジミのツーショット。オス(右)が求愛しているところ。
そしてカラムシに定番のソーダ色のカミキリムシ。
ラミーカミキリ (カミキリムシ科)
ベニシジミ号をとめたところまで戻ってきました。
そばの田んぼをふと覗き込むと、水の中をせわしなく泳ぎ回る影。あきらかにオタマではない。
お散歩魚網を出してすくってみるとそれは。
ハイイロゲンゴロウ (ゲンゴロウ科)
体長は15ミリくらいで、ヒメゲンやコシマゲンより少し大きいですが動きが格段に速い。
さあ次は支流の谷津へ突入です。
航空地図でみると、こちらも本流の谷津と同じくらいの長さがあるので行けるところまでバイクで。
稼働している田んぼはなく、ほとんど草原化していますが・・なんと、あっさり行き止まり
仕方なくバイクを降りて周囲を探虫するもこれといった収獲なし。
この子がいただけ。
ニホンカワトンボ ♂ (カワトンボ科)
せっかく時間を余しておいたのに・・
これからキャリアのショップへ向かっても早く着きすぎるのでちょっと別の場所へ行くことに。
いい小崖があったのでメモ。
その場所へのアプローチの途中、土砂崩れで通れなくなっていた箇所は修復されていました。
田んぼの用水路というか水たまりの縁にしゃがんでマツモムシたち(たくさんいました)を眺めて。
マツモムシ (マツモムシ科)
ちょっとメダカをすくっていたらあっという間に時間が経ちタイムアップ。
ショップへ急ぎました。
オマケ
市津湖の畔にあるラーメン屋とは「ボウボウラーメン ながら」というお店。
席を間引きしていることもあり、待ち行列ができていました。(そこが密になるので意味なし)
味噌ラーメンがウリで、唐辛子の”赤”と山椒の”黒”があります。
券売機で赤の辛さ1(辛いの好きなのですがお腹が子供なので)を選んだのですが、気が変わって黒の辛さ2(2が基本レベル)に変更してもらいました。
それでも辛かった。それはともかくとしても、山椒の殻が舌に刺さるのにはまさに閉口しました。
オマケ 2
一昨日、注文していたTシャツが届きました。
昆虫の絵を描いている桃山鈴子さんプロデュースのTシャツです。
モチーフの虫は多種あるのですが、本編に登場したラミーカミキリを選びました。
チョウ、ハチ、カマキリ、カブトムシそしてイモムシなど。気になる方はこちらをどうぞ。
今日の湯加減
この記事の後日、ベニシジミ号のメンテナンスも無事おわりました。
今日のチバはとても気持ちのいい五月晴れ(梅雨の晴れ間という本来の意味)でもあったし。
フィールドワークしてきましたが、ベニシジミ号もとても調子がいいです。
今年の夏も猛暑の予想ですので、きっと貴重な清々しい日だったのではないかと思います。
ただ、県境を越える移動の自粛要請が解除になったことも相まって、道路は混んでいました。
平常に戻ったというのではなく、いつもの休日よりも混んでいたという印象です。
レジャーにしろ、ビジネスにしろ、みなさん溜まっていたのでしょう、リバウンドですね。
インフェクションはリバウンドしてほしくないですが・・
自己防衛のため、免疫力アップを心がけましょう!それには第一に腸活です!
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
奈良に行ってきたの?と思ったら
なるほど、そういうことだったのですね。
山椒は好きだけど、殻が舌に刺さるのはチョット・・・(笑)
by リュカ (2020-06-21 17:43)
ホシベニカミキリ、よいですね?わたしも欲しいな。千葉にもいるんですか?
by 高和です。 (2020-06-21 20:40)
ぜふさん、こんばんは^^
さきほどメール送信しましたのでご確認お願いいたします。
Tシャツ、覗いてみました。
でっかくプリントされたキアゲハ…
リアルすぎて~~~^^;
やはりデザイン的にはラミーカミキリが好き…かも。
トンボはないのですねぇ。
市原に奈良の大仏があるのとは知りませんでした^^;
by よしころん (2020-06-22 21:26)
>リュカさん
山椒は舌にピリッとするものですが、刺さってピリッは勘弁です^^;
>高和です。さん
歩いて5分の公園・・というかそこに行くまでの街路でも見ました^^
今度お連れしましょうか?
>よしころんさん
返信ありがとうございました!
よろしくお願いします。
言われてみればトンボがないな・・リクエストしておきます^^
奈良という地名があるのですよ。知らなかったです。
by ぜふ (2020-06-23 20:30)
こんばんは。
僕もラミーのTシャツを購入しましたが、いくつかあったので同じかどうか?お会いした時に共に着ていたら面白いですね!
by hirokou (2020-06-25 20:40)
ルリシジミ、なんでバイクにたくさん寄って来たのか、不思議
ですねぇ。ホントにオイルの匂いに惹かれたのかな。
出かけた先で、子供たちと交流。
そういうエピソード、とても好きです。
山椒のラーメン、食べてみたいと思ったのですが、
殻付きのまま^^;??
by sakamono (2020-06-25 22:45)
>hirokouさん
まさかのペアルック!?^^
でもこのデザインいいですよね♪
>sakamonoさん
田舎の子供たちはピュアですね。(チバは田舎です^^;)
虫の匂いがしたのかもしれませんね。
山椒の実はもちろん砕いてはいるのですが、割れた殻が・・・T_T
by ぜふ (2020-06-26 23:37)
家ゲームせずオケラを探す子供いて嬉しい。
しかしバイクはシジミさんに大人気ですね?
ケミカル剤に甘い香りでも入ってるの?
by 響 (2020-06-27 15:42)
>響さん
チバの子はなかなか将来楽しみです^^
ウラギンたちにモテたのはほんとにナゾです。
オイルの香りしかしないのに・・
by ぜふ (2020-06-27 23:00)