"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
五月晴れと五月雨 [探虫行]
約2か月前、ボウソウの春告げ虫を探しに来たフィールドへ、今度は夏告げ虫を見つけに行きました。
夏告げ虫というとホタルが思い浮かぶかもしれません。
このフィールドにもホタルは生息しているのですが、初夏の虫といえばハムシもそうだと思います。
ハムシは、成虫越冬するものは3月頃から、そうでなくても早いものは4月頃から現れます。
でも、だいたいは5月、まさに茂り始めた青葉の上にいるのが目立ち始めるのではないでしょうか。
まあ、ハムシ以外にどんな虫がいるか知りたいという思いもありました。
5月25日、チバ県の緊急事態宣言が解除されました。
もうガマンできなくて、さっそくその週末の土曜日、ボウソウしてきました。
ちょっと早めに出発したので、下道でトコトコと一路ボウソウへ。
リアタイヤの溝が心配なのでクネクネの裏道ではなく、R16を走り、姉ケ崎から久留里街道で南下。
交通量が増えてきたのがあきらかにわかる道路状況でしたが久留里からはスムース。
すいすいと気持ちよく、R465をぼーっと走っていました。
気が付いたら亀山湖にかかる橋を渡ってしまってた。
あれ?これは行き過ぎたと思い、緊急停止。
この先のボウスカ経由でも行けるかなと、しばし一人作戦会議しましたが却下となりました。
一旦戻った方がまだましという判断をしてUターン。
途中、ショートカットできる加名盛トンネルがもう何年も工事中のためぐるりと迂回。
R465に入り直し、大坂から南下して清和方面を目指しました。
30分ほどロスして目的地に到着しました。
ボウソウによくある地層の勉強ができる崖に沿って川が流れ、その手前に運動場ほどの原っぱが。
背後には荒れた梅林があって、そこで前回春告げ虫を見つけたのでした。
今回は梅林には行かず、まずはこの原っぱを探虫。
外周をローラーしていてススキの葉の上にいたのはハムシではなくカメムシでした。
体長は15ミリくらい。えび色なのか微妙ですが、お尻が直線的なのが特徴ですね。
さらに縁に沿って歩いていると、膝から腰の高さをふわふわと飛ぶハエのような黒いものが。
反射的に帽子をふって捕らえました。
何か確かめてみると・・
いわゆる糞虫です。
この子がいるということは・・足元を見まわすと・・ありました。
新鮮そうなシカ糞なので掘ってみると。
小さな黒い宝石がポロポロと出てきましたが、エンマコガネではないのも。
体長は15ミリくらい。
メスもいました。
糞虫堀りスイッチが入ってしまい、他のシカ糞も探して掘ってみましたが、ほとんど出ませんでした。
(やや古い糞しかなかったからだと思います)
さあ原っぱを後にして、もう少し奥へベニシジミ号で進みます。
扉の写真のライフルを切ったような手堀りのトンネルを抜け。
前回はぬかるんでいて途中で断念しましたが、コツバメを観察した場所からさらに奥へ突入。
すると、ミニ濃溝の滝のようなポイントがありました。
かなりの悪路でタイヤはもうドロドロ。
ベニシジミ号をそのままにして、歩いて進んでみると、まもなくカーブした先で行き止まりでした。
倒木でバリケードができていますが、その先も道はなさそうでした。
仕方なく踵を返してベニシジミ号に戻ろうとした瞬間。
すぐ目の前の葉っぱの上の光景に、文字通り息を呑み、身を固くしました。
フォルムといい、大きさといい、見た目の派手さといい、フェイバリットな子です。
しかも2匹いました。
なかなか出会えないので、ここぞとばかりに二人のモデルを撮りまくっていました。
と、さすがにキケンを感じたのでしょう、一匹の自動落下装置が発動してポトリと。
落ちた子はお連れしようかなと、しゃがんで地面を探そうとした瞬間。
目が合ったのはトラフくんではなく、ヤマビルくんでした。
うわー、これはまずい、ひょっとして、と思ってクツを見ると、ひょこひょこ登ってくるやつが。
ズボンの裾をめくってチェックしているそばから他のが寄ってくるのでトラフくんたちとはお別れ。
ベニシジミ号まで戻り、もう一度足元をチェックして、ボウソウジャングルから緊急離脱。
一目散に来た道を戻り、明るくて少し開けたところに差し掛かったとき、コンチューターが反応。
地面に何かいた。
降りて確認してみると・・踏まなくてよかった。
ボウソウではお久しぶりのオオセンチちゃんでした。
止まった場所にはこんなものがあり、ワナのエサに誘引されたのだと思います。
ヤマビルの興奮も鎮まったので周囲を見回すと、ここはこの子たちのエサ場でもありました。
この時期のハンミョウは越冬した子たち。もうすぐいなくなります。
久しぶりのボウソウなので、カモガワに向けて進行。とその前に一か所寄り道。
セイワのとある小さなモミジ林でオトシブミかチョッキリに会いたかったのですが・・
かろうじて観察できた虫はこの子だけでした。
少し高い位置だったので、前胸を上から撮ることができませんでしたが、おそらくそうかなと。
ちょっと遠回りですが、セイワ県民の森経由で山の中を突っ切ってカモガワへ向かいました。
まだギリギリ5月だったので、五月晴れといいたいところですが、それは間違いなのです。
(詳しくは後ほど)
いつものまんぼうでお昼を食べてから後半戦。
行先は決めてありました。
ちょっと前に、ある昆虫誌の中のある記事(詳細は全く覚えてない!)で地名が出ていたのです。
南房総ですが訪れたことのない地名で、地図で見ると、こんなところ入れたんだという感じの場所。
これは偵察しなくてはということだったのですが、アプローチが分かりにくかった。
国道から民家の脇を通る、私道ではないかと思えるような狭い道の入口をやっと見つけて突入。
農道でもなく林道でもなく、なんと形容していいのか分からない砂利道をひたすら走っていきます。
道の両側は藪か荒れた草地か竹林で、曇っていたこともあり、何となくじめっとしたエリアでした。
その路上のところどころでテングチョウたちが群れていたのでした。(写真はなし)
迷惑でしょうけど、ベニシジミ号で舞い上げながら先へ進み、ゆるい登り坂に差し掛かったとき。
切り立った法面に大勢とまっていました。(撮影しようと近寄ったら半分散りました)
さらに進むと、だんだん登坂はきつくなり、最後は止まったら転倒必至の傾斜に。
ここはもう腹をくくって登るしかないとアクセルを開けましたが、さらに急になって・・・
踊り場のようなところがあったのでそこに突っ込みました。
写真では傾斜は分かりづらいのですが、ゲレンデでいうと上級者向けコースというところ。
残りを歩いて登ってみると、そこはなんと畑でした。その畑の脇に森の中へ向かう道がありました。
あまり惹かれなかったので、これ以上先に進むのはやめました。
ベニシジミ号に戻り、今度は下らなくてはなりませんが、これも度胸がいりました。
今回二度目のドキドキ撤収。平らな場所までたどり着き、やっと気持ちが鎮まりました。
道沿いに流れる小さな川が見える場所に差し掛かったので、ベニシジミ号を降りて探虫することに。
路傍の用水路というか溝にたまった湿気を求めてルリシジミが降りてきたので撮ろうと近づくと。
一瞬モグラかと思うような大きな子が地面を這っていました。
どうやら弱っているようでした。
その間にルリシジミはどこかへ消えてしまいましたが、代わりに何やら黒っぽいのが舞い降りてきた。
とまれとまれと目で追いかけていると・・とまって翅を開きました。
近づいている最中、それが何かは分からず。撮った写真をプレビューしてやっとなほどの子でした。
もう翅の色は擦れて褪せて、まるでクロヒカゲのようにダークな個体でした。
さて、このエリアの様子もだいたい分かったし、そろそろ帰路につこうと発進したのですが。
エリアの出口近くに、ちょっと開けた草地があることに気が付いたので最後の探虫を。
シオカラではないトンボがいるなと探していると、草むらをかき分けた向こうに。
今年初見でした。オスはこれからでしょう。
それと、ここにもハラビロちゃんがいました。
水辺の周りというよりも、こういう草原が好きなような気がします。
メスもいました。
今シーズンは謀らずもハラビロトンボのフィーチャーブログとなっているようです。
(今年は発生が多いのかも)
〆はこの子。
こんなにはっきりしたブルースターは久しぶりに見ました。
よく見たらこの原っぱは、元は湿地だったようで、部分的にぬかるみもありました。
夜はゴミムシたちの繁華街かもしれません。
再訪すべきフィールドがまた一つ増えました。
2か月半ぶりにまんぼうを訪れました。
この間、お店はずっと営業していたそうで、お客さんの数はいつもと変わりなかったとのこと。
房総8市町から来訪を控えてメッセージが出てたことは知らなかったようですが影響なかったみたい。
今回はスペシャル麺ではなく、まだ5月だけど”はじめました麺”。
今年はずいぶん見た目がカラフルになって食欲がさらにそそられました。
タレは変えていないそうです。
お連れした糞虫たち。ゴホンダイコクさまを並べてみました。
真ん中がオスで、両側はメス。メスもちっちゃな角があります。
今日の湯加減
夏告げ虫というとホタルが思い浮かぶかもしれません。
このフィールドにもホタルは生息しているのですが、初夏の虫といえばハムシもそうだと思います。
ハムシは、成虫越冬するものは3月頃から、そうでなくても早いものは4月頃から現れます。
でも、だいたいは5月、まさに茂り始めた青葉の上にいるのが目立ち始めるのではないでしょうか。
まあ、ハムシ以外にどんな虫がいるか知りたいという思いもありました。
5月25日、チバ県の緊急事態宣言が解除されました。
もうガマンできなくて、さっそくその週末の土曜日、ボウソウしてきました。
ちょっと早めに出発したので、下道でトコトコと一路ボウソウへ。
リアタイヤの溝が心配なのでクネクネの裏道ではなく、R16を走り、姉ケ崎から久留里街道で南下。
交通量が増えてきたのがあきらかにわかる道路状況でしたが久留里からはスムース。
すいすいと気持ちよく、R465をぼーっと走っていました。
気が付いたら亀山湖にかかる橋を渡ってしまってた。
あれ?これは行き過ぎたと思い、緊急停止。
この先のボウスカ経由でも行けるかなと、しばし一人作戦会議しましたが却下となりました。
一旦戻った方がまだましという判断をしてUターン。
途中、ショートカットできる加名盛トンネルがもう何年も工事中のためぐるりと迂回。
R465に入り直し、大坂から南下して清和方面を目指しました。
30分ほどロスして目的地に到着しました。
ボウソウによくある地層の勉強ができる崖に沿って川が流れ、その手前に運動場ほどの原っぱが。
背後には荒れた梅林があって、そこで前回春告げ虫を見つけたのでした。
今回は梅林には行かず、まずはこの原っぱを探虫。
外周をローラーしていてススキの葉の上にいたのはハムシではなくカメムシでした。
エビイロカメムシ (カメムシ科)
体長は15ミリくらい。えび色なのか微妙ですが、お尻が直線的なのが特徴ですね。
さらに縁に沿って歩いていると、膝から腰の高さをふわふわと飛ぶハエのような黒いものが。
反射的に帽子をふって捕らえました。
何か確かめてみると・・
カドマルエンマコガネ (コガネムシ科)
いわゆる糞虫です。
この子がいるということは・・足元を見まわすと・・ありました。
新鮮そうなシカ糞なので掘ってみると。
小さな黒い宝石がポロポロと出てきましたが、エンマコガネではないのも。
ゴホンダイコクコガネ ♂ (コガネムシ科)
体長は15ミリくらい。
メスもいました。
同上 ♀
糞虫堀りスイッチが入ってしまい、他のシカ糞も探して掘ってみましたが、ほとんど出ませんでした。
(やや古い糞しかなかったからだと思います)
さあ原っぱを後にして、もう少し奥へベニシジミ号で進みます。
扉の写真のライフルを切ったような手堀りのトンネルを抜け。
前回はぬかるんでいて途中で断念しましたが、コツバメを観察した場所からさらに奥へ突入。
すると、ミニ濃溝の滝のようなポイントがありました。
かなりの悪路でタイヤはもうドロドロ。
ベニシジミ号をそのままにして、歩いて進んでみると、まもなくカーブした先で行き止まりでした。
倒木でバリケードができていますが、その先も道はなさそうでした。
仕方なく踵を返してベニシジミ号に戻ろうとした瞬間。
すぐ目の前の葉っぱの上の光景に、文字通り息を呑み、身を固くしました。
オオトラフコガネ ♂ (コガネムシ科)
フォルムといい、大きさといい、見た目の派手さといい、フェイバリットな子です。
しかも2匹いました。
同上
なかなか出会えないので、ここぞとばかりに二人のモデルを撮りまくっていました。
と、さすがにキケンを感じたのでしょう、一匹の自動落下装置が発動してポトリと。
落ちた子はお連れしようかなと、しゃがんで地面を探そうとした瞬間。
目が合ったのはトラフくんではなく、ヤマビルくんでした。
うわー、これはまずい、ひょっとして、と思ってクツを見ると、ひょこひょこ登ってくるやつが。
ズボンの裾をめくってチェックしているそばから他のが寄ってくるのでトラフくんたちとはお別れ。
ベニシジミ号まで戻り、もう一度足元をチェックして、ボウソウジャングルから緊急離脱。
一目散に来た道を戻り、明るくて少し開けたところに差し掛かったとき、コンチューターが反応。
地面に何かいた。
降りて確認してみると・・踏まなくてよかった。
ボウソウではお久しぶりのオオセンチちゃんでした。
オオセンチコガネ (センチコガネ科)
止まった場所にはこんなものがあり、ワナのエサに誘引されたのだと思います。
ヤマビルの興奮も鎮まったので周囲を見回すと、ここはこの子たちのエサ場でもありました。
ハンミョウ (オサムシ科)
この時期のハンミョウは越冬した子たち。もうすぐいなくなります。
久しぶりのボウソウなので、カモガワに向けて進行。とその前に一か所寄り道。
セイワのとある小さなモミジ林でオトシブミかチョッキリに会いたかったのですが・・
かろうじて観察できた虫はこの子だけでした。
ヤマサナエ (サナエトンボ科)
少し高い位置だったので、前胸を上から撮ることができませんでしたが、おそらくそうかなと。
同上
ちょっと遠回りですが、セイワ県民の森経由で山の中を突っ切ってカモガワへ向かいました。
まだギリギリ5月だったので、五月晴れといいたいところですが、それは間違いなのです。
(詳しくは後ほど)
いつものまんぼうでお昼を食べてから後半戦。
行先は決めてありました。
ちょっと前に、ある昆虫誌の中のある記事(詳細は全く覚えてない!)で地名が出ていたのです。
南房総ですが訪れたことのない地名で、地図で見ると、こんなところ入れたんだという感じの場所。
これは偵察しなくてはということだったのですが、アプローチが分かりにくかった。
国道から民家の脇を通る、私道ではないかと思えるような狭い道の入口をやっと見つけて突入。
農道でもなく林道でもなく、なんと形容していいのか分からない砂利道をひたすら走っていきます。
道の両側は藪か荒れた草地か竹林で、曇っていたこともあり、何となくじめっとしたエリアでした。
その路上のところどころでテングチョウたちが群れていたのでした。(写真はなし)
迷惑でしょうけど、ベニシジミ号で舞い上げながら先へ進み、ゆるい登り坂に差し掛かったとき。
切り立った法面に大勢とまっていました。(撮影しようと近寄ったら半分散りました)
テングチョウ (テングチョウ科)
さらに進むと、だんだん登坂はきつくなり、最後は止まったら転倒必至の傾斜に。
ここはもう腹をくくって登るしかないとアクセルを開けましたが、さらに急になって・・・
踊り場のようなところがあったのでそこに突っ込みました。
写真では傾斜は分かりづらいのですが、ゲレンデでいうと上級者向けコースというところ。
残りを歩いて登ってみると、そこはなんと畑でした。その畑の脇に森の中へ向かう道がありました。
あまり惹かれなかったので、これ以上先に進むのはやめました。
ベニシジミ号に戻り、今度は下らなくてはなりませんが、これも度胸がいりました。
今回二度目のドキドキ撤収。平らな場所までたどり着き、やっと気持ちが鎮まりました。
道沿いに流れる小さな川が見える場所に差し掛かったので、ベニシジミ号を降りて探虫することに。
路傍の用水路というか溝にたまった湿気を求めてルリシジミが降りてきたので撮ろうと近づくと。
一瞬モグラかと思うような大きな子が地面を這っていました。
ヤマトクロスジヘビトンボ (ヘビトンボ科)
どうやら弱っているようでした。
同上
その間にルリシジミはどこかへ消えてしまいましたが、代わりに何やら黒っぽいのが舞い降りてきた。
とまれとまれと目で追いかけていると・・とまって翅を開きました。
近づいている最中、それが何かは分からず。撮った写真をプレビューしてやっとなほどの子でした。
ルリタテハ (タテハチョウ科)
もう翅の色は擦れて褪せて、まるでクロヒカゲのようにダークな個体でした。
さて、このエリアの様子もだいたい分かったし、そろそろ帰路につこうと発進したのですが。
エリアの出口近くに、ちょっと開けた草地があることに気が付いたので最後の探虫を。
シオカラではないトンボがいるなと探していると、草むらをかき分けた向こうに。
ショウジョウトンボ ♀ (トンボ科)
今年初見でした。オスはこれからでしょう。
それと、ここにもハラビロちゃんがいました。
ハラビロトンボ ♂ (トンボ科)
水辺の周りというよりも、こういう草原が好きなような気がします。
メスもいました。
同上 ♀
今シーズンは謀らずもハラビロトンボのフィーチャーブログとなっているようです。
(今年は発生が多いのかも)
〆はこの子。
こんなにはっきりしたブルースターは久しぶりに見ました。
ベニシジミ (シジミチョウ科)
よく見たらこの原っぱは、元は湿地だったようで、部分的にぬかるみもありました。
夜はゴミムシたちの繁華街かもしれません。
再訪すべきフィールドがまた一つ増えました。
オマケ
2か月半ぶりにまんぼうを訪れました。
この間、お店はずっと営業していたそうで、お客さんの数はいつもと変わりなかったとのこと。
房総8市町から来訪を控えてメッセージが出てたことは知らなかったようですが影響なかったみたい。
今回はスペシャル麺ではなく、まだ5月だけど”はじめました麺”。
今年はずいぶん見た目がカラフルになって食欲がさらにそそられました。
タレは変えていないそうです。
オマケ その2
お連れした糞虫たち。ゴホンダイコクさまを並べてみました。
ゴホンダイコクコガネ (コガネムシ科)
真ん中がオスで、両側はメス。メスもちっちゃな角があります。
今日の湯加減
最近知ったのですが、五月晴れとは本来、梅雨の時期の晴れ間のことなのだそう。
旧暦だと梅雨は5月頃だったから。だからこの日の天気を五月晴れというのは間違いなのです。
ともあれチバも梅雨入りし、今日はまさに梅雨空でフィールドワークができません。
ブログ日和ともいえるし、虫たちのお世話日和でもあります。
そうそう、ゲンゴロウの飼育実験は大失敗の連続で、残念ながら1頭しか生存していません。
★になった原因は共食いと脱皮不全。(共食い事件は1件だけ)
どうして脱皮に失敗するのか、その原因はいくつか考えられますが、もう確かめることはできない。
もっと実験と失敗を重ねる必要があります。でも最後の1頭は無事羽化までいってほしい。
ところで、五月晴れが本来梅雨の晴れ間なら、今のこの雨は五月雨といっていいのでしょうか。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
すばらしいコンチュータですね!
踏まなくて良かった〜^^
ゲンゴロウ、難しいのですね。
無事に羽化してくれますように。
こちらのカブトムシも少しずつ動きがあるみたいです。
土の表面に穴があいてるケースが出てきました^^
by リュカ (2020-06-14 10:55)
我慢できたご褒美?
ゴホンダイコクにトラフコガネ、様々なトンボさんに〆の夏型ベニシジミ。
甲斐がありましたね。
by 高和です。 (2020-06-15 05:57)
>オオトラフコガネ
派手でお洒落な柄で、パリコレクションといった感じですね。
ゲンゴロウ君は、共食いもするのですね。
小学生の頃、オタマジャクシを水槽に入れて置いたとき、共食いを始めたのでびっくりして全部捨ててしまった経験があります。
by アヨアン・イゴカー (2020-06-15 15:35)
>リュカさん
つねに下を向いて行動しています^^
ゲンゴロウは成虫になれば飼うのは楽なのですけどね・・
>高和です。さん
このベニシジミは青紋が縦にも並ぶレアタイプでした。
それはご褒美でしたが、ヒルの団体さんは恐怖でした^^;
>アヨアン・イゴカーさん
オオトラフは希少種ではありませんがチバではレアかもしれません。
オタマは肉食系なんですよね・・^^;
by ぜふ (2020-06-15 22:59)
フンもやっぱり新鮮な方が、食いつきがいいんですね^^;。
山にいるヒルって見たコトがないです。
↑団体でいたとなると、ちょっとコワイですね。
ベニシジミのブルースター!
今度見る機会があったら注視してみます。
by sakamono (2020-06-18 21:10)
>sakamonoさん
時間が経つと匂いがしなくなることも要因ですね^^;
ブルースター型のベニシジミは過去何度も登場しているとおり、
きっと見つかると思いますので探してみてください。
by ぜふ (2020-06-18 22:54)
オオトラフコガネに遭いたい。
隧道好きにはたまらないエリアだし
虫たちもいっぱいでパラダイスだ。
by 響 (2020-06-20 09:21)
>響さん
そう、パラダイスです!
ヒルさえいなければ!! T_T
by ぜふ (2020-06-20 20:24)