"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
あそことあそことあそこ [探虫行]
5月17日、遠出はせずにご近所の巡回をしようと思いました。
チバ市だけでも広いので、HFを含めて回りたい場所は何か所もあります。
それらの中から何か所か候補をあげつつ、巡回ルートを脳内シミュレーションしました。
まずは、今年のはじめ、ホリ初めをしたときに見つけたチバ市内の某所。(そのときの記事はこちら)
”これは春か夏に再訪する価値がありそうです”と書いたとおり再訪しました。
チバ市内とはいえ、長い谷津田の途中にあり、目印になる構造物などもないので近くまで来て確認。
まずはバイクで入られるところまで進み、ベニシジミ号をとめて徒歩で草ぼうぼうの道を歩きます。
元?溜池の一番奥から入口側を見渡すとこんな感じです。
さて、何かいるかなと縁に沿って探索を開始すると、まず気が付いたのはシリシリシリシリという声。
声のする方へ歩いていると、足元からバタバタとツチイナゴが飛び立ちますが、一旦スルーです。
鳴いていたのはヒシバッタとともに春の草っ原のレギュラーメンバー。
近づくと茎の裏側へ回るので意外と撮るのが大変。
実はトンボを期待していたのですが、見かけるのはシオカラトンボばかり。しかもほんの数頭。
草の中や葉っぱの上に集中します。
クズの葉の上でやっと見つけたのはちっちゃい子。
接近するとほぼ間違いなく自動落っこち装置が作動する子なので接写する前にまずは確保して。
あとでペアも見つけました。
実は卵が写っていることには撮影時気が付きませんでした。
もう一種、今度はもっと白っぽいのを見つけました。
この子も自動落下装置付きですが、ダメ元で生態撮影にトライ。
コフキゾウムシと比べると3倍くらいの13ミリほどあるので撮影はしやすい。
さらに近づくと気が付かれてしまい、葉っぱの裏へ隠れましたが、裏返して表側へ戻ったところを。
道幅がかなりある本来のアプローチらしきルートを見つけ、県道へ向けて様子を見に行ってみました。
が、頭上をナガサキアゲハとアカボシゴマダラが通過していっただけで、何にも見つけられず。
溜池の方へ戻り、ベニシジミ号をとめた場所へたどり着く直前、ガードレールを疾走する虫が。
メスは伐採した竹に産卵するということですが、まさかこのパイプを竹と間違え・・るわけはない。
とはいえ、あまりにせわしなく動き回るので、この子も一旦キャッチ。
入口側(水の出口側)からは水面近くまで降りることができたので記録として一枚。
トンボや水生昆虫がいっぱいいそうな雰囲気なのに・・(ウシガエルの声はしませんでした)
早々に見切りをつけて次の場所へ移動しようとベニシジミ号を発進させましたが気になるものが。
空地や街路、いたるところに蔓延っていますが、繁茂し始めたらすぐでしょうから抜いておきました。
次に訪れたのはあそこ。3月にも訪れたのですが写真がパソコンと共に消えてしまった公園。
駐車場は未だに閉鎖しているかもしれないので、ここも裏口からアプローチ。
池に沿って園路を歩きますが、生き物の気配なし。カモやカメまであまり見かけない。
木陰の地面で佇んでいる子がいたのでポーズをとってもらいました。
湿生植物園に到着しましたが、傷んだ木道は何も手がついてなくて入れません。
入れなくても何もいそうにないことがわかりましたが・・キショウブがしっとり咲いていたので。
コンチューターもまったく無反応なので、ここも見切ってあそこへ移動。
帰り道の途中でストレスなく寄れるHFです。
しかし、どういうことでしょう。HFもさびしさ満点でした。
気持ちの問題だったのか、コンチューターの調子が悪かったのか、夕方だったこともあり。
これといったモデルさんが誰もいない。
やっと、おなじみの子たちを見つけました。
せめてメスも見つけようと、がんばりました。
最後にちょっとだけあそこの公園の様子だけ見て帰りました。
うちのゲンちゃんずの子供たちがデビューしました。
一日目は2匹しか確認できなかったのですが・・
二日目はまた2匹。
結局、計8匹生まれていたので、色々実験というか飼育の試行をしてみようと思います。
とはいえ、この子たちはとても貪欲なため、全員一緒にしておくと恐ろしいことになります。
ということで、まずはこんなセットの仕方をしてみました。
ホームセンターで買ってきた工具箱です。
4部屋に区切られるのでそれぞれ2匹の相部屋。
これでもちょっとキケンかもしれないのですが、やってみないと(失敗しないと)分からない。
しばらくこれでやってみます。
今日の湯加減
チバ市だけでも広いので、HFを含めて回りたい場所は何か所もあります。
それらの中から何か所か候補をあげつつ、巡回ルートを脳内シミュレーションしました。
まずは、今年のはじめ、ホリ初めをしたときに見つけたチバ市内の某所。(そのときの記事はこちら)
”これは春か夏に再訪する価値がありそうです”と書いたとおり再訪しました。
チバ市内とはいえ、長い谷津田の途中にあり、目印になる構造物などもないので近くまで来て確認。
まずはバイクで入られるところまで進み、ベニシジミ号をとめて徒歩で草ぼうぼうの道を歩きます。
元?溜池の一番奥から入口側を見渡すとこんな感じです。
さて、何かいるかなと縁に沿って探索を開始すると、まず気が付いたのはシリシリシリシリという声。
声のする方へ歩いていると、足元からバタバタとツチイナゴが飛び立ちますが、一旦スルーです。
鳴いていたのはヒシバッタとともに春の草っ原のレギュラーメンバー。
ヒナバッタ ♂(バッタ科)
近づくと茎の裏側へ回るので意外と撮るのが大変。
実はトンボを期待していたのですが、見かけるのはシオカラトンボばかり。しかもほんの数頭。
草の中や葉っぱの上に集中します。
クズの葉の上でやっと見つけたのはちっちゃい子。
接近するとほぼ間違いなく自動落っこち装置が作動する子なので接写する前にまずは確保して。
コフキゾウムシ (ゾウムシ科)
あとでペアも見つけました。
同上 ペア
実は卵が写っていることには撮影時気が付きませんでした。
もう一種、今度はもっと白っぽいのを見つけました。
この子も自動落下装置付きですが、ダメ元で生態撮影にトライ。
コフキゾウムシと比べると3倍くらいの13ミリほどあるので撮影はしやすい。
ヒメシロコブゾウムシ (ゾウムシ科)
さらに近づくと気が付かれてしまい、葉っぱの裏へ隠れましたが、裏返して表側へ戻ったところを。
同上
道幅がかなりある本来のアプローチらしきルートを見つけ、県道へ向けて様子を見に行ってみました。
が、頭上をナガサキアゲハとアカボシゴマダラが通過していっただけで、何にも見つけられず。
溜池の方へ戻り、ベニシジミ号をとめた場所へたどり着く直前、ガードレールを疾走する虫が。
ベニカミキリ (カミキリムシ科)
メスは伐採した竹に産卵するということですが、まさかこのパイプを竹と間違え・・るわけはない。
とはいえ、あまりにせわしなく動き回るので、この子も一旦キャッチ。
同上
入口側(水の出口側)からは水面近くまで降りることができたので記録として一枚。
トンボや水生昆虫がいっぱいいそうな雰囲気なのに・・(ウシガエルの声はしませんでした)
早々に見切りをつけて次の場所へ移動しようとベニシジミ号を発進させましたが気になるものが。
オオキンケイギク
空地や街路、いたるところに蔓延っていますが、繁茂し始めたらすぐでしょうから抜いておきました。
次に訪れたのはあそこ。3月にも訪れたのですが写真がパソコンと共に消えてしまった公園。
駐車場は未だに閉鎖しているかもしれないので、ここも裏口からアプローチ。
池に沿って園路を歩きますが、生き物の気配なし。カモやカメまであまり見かけない。
木陰の地面で佇んでいる子がいたのでポーズをとってもらいました。
サトキマダラヒカゲ (タテハチョウ科)
湿生植物園に到着しましたが、傷んだ木道は何も手がついてなくて入れません。
入れなくても何もいそうにないことがわかりましたが・・キショウブがしっとり咲いていたので。
モネのマネ
コンチューターもまったく無反応なので、ここも見切ってあそこへ移動。
帰り道の途中でストレスなく寄れるHFです。
しかし、どういうことでしょう。HFもさびしさ満点でした。
気持ちの問題だったのか、コンチューターの調子が悪かったのか、夕方だったこともあり。
これといったモデルさんが誰もいない。
やっと、おなじみの子たちを見つけました。
ヒゲナガハナノミ ♂ (ナガハナノミ科)
せめてメスも見つけようと、がんばりました。
同上 ♀
最後にちょっとだけあそこの公園の様子だけ見て帰りました。
オマケ
うちのゲンちゃんずの子供たちがデビューしました。
ゲンゴロウ 幼虫 (ゲンゴロウ科)
一日目は2匹しか確認できなかったのですが・・
二日目はまた2匹。
同上
結局、計8匹生まれていたので、色々実験というか飼育の試行をしてみようと思います。
とはいえ、この子たちはとても貪欲なため、全員一緒にしておくと恐ろしいことになります。
ということで、まずはこんなセットの仕方をしてみました。
ホームセンターで買ってきた工具箱です。
4部屋に区切られるのでそれぞれ2匹の相部屋。
これでもちょっとキケンかもしれないのですが、やってみないと(失敗しないと)分からない。
しばらくこれでやってみます。
今日の湯加減
今日は久しぶりにプチボウソウしてきました。
おそらく夏日だったでしょう。
五月晴れと言いたいところですが、"五月晴れ"は本来、梅雨の合間の晴れ間のことなのだそうです。
それはともかく、バイクで受ける風は爽やかでしたが歩くと暑かった。
プチといいつつ、とある場所のリベンジと新規開拓をしてきました。
また同定しなければならない昆虫がいくつかあるのですが、さっき帰ってきたばかりで手付かず。
明日はおうちでゆっくり過ごしつつ、ホームワークをこなそうと思います。
もちろん虫たちのお世話も。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
さすがチバ、草や木々の茂り方がTHE夏!ですねぇ。
ゾウムシは重装備の鎧を身につけているみたい。
モネのマネのお写真好きです^^
さてシカは食べるシカない…
気持ちとしてはそうしたいのですが、別荘地内では撃つことも生け捕りにすることも出来ず追いかけまわすシカない状況^^;
by よしころん (2020-05-31 08:09)
ゲンキッズ、子供のときは足がはっきりと6本あるんですね。しかも逞しそうだこと!驚きました。親も6本なんでしょうが、水掻きタイプですからね。
by 高和です。 (2020-05-31 09:02)
ゾウムシ、可愛い顔してますよね^^
by リュカ (2020-05-31 10:23)
>よしころんさん
もうすでに草いきれがしていました^^;
白い鎧は重そうですが、何万年かかけて軽量化してると思います^^
シカはもちろん狩猟権がないととれないですよね。
>高和です。さん
とても強靭で動きも敏捷です。
これからさらにですが^^
>リュカさん
どっちのゾウムシですかね?
ウルトラマンの方?^^
by ぜふ (2020-06-01 20:44)
オサムシの撮影地、八ヶ岳の麓T市の標高1000m前後の里山でした^^v
ぜふさんにお見せしたく任意同行したかったのですが、私ではお連れしてもお世話が出来ないので…
先日のホソミイトトンボも同じ山で会いました^^
こちらに来られた際ご案内しますね~^^v
by よしころん (2020-06-02 19:53)
>よしころんさん
C市ともいいますよね?大好きなエリアです。分布していると思います。
状況がゆるせば昨年と同じく来月あたり行きたいですね♪
by ぜふ (2020-06-02 23:50)
あ、そだ!正しい表記はC市^^;
by よしころん (2020-06-03 09:23)
粉を吹いたような質感、よいですね。
↑ウルトラマンと書かれているのを読んで、
なるほどと思いました^^;。
ああ! ゲンゴロウの幼虫って、こんな感じなんですね。
ナウシカに出てきた蟲みたい^^;。
by sakamono (2020-06-04 22:18)
モネのお写真、素敵です、、よいですね
ゲンちゃんずのお子様、、長いのね
飼育日記も楽しみにしております
相部屋の相性も気になるところです
by engrid (2020-06-05 19:42)
>よしころんさん
合点です^^
>sakamonoさん
ゾウムシも種によって顔つきが違いますね。
オームはもうちょっとずんぐりしていたような気もしますが凶暴さは似ているかも^^
>engridさん
あまりに被写体に乏しかったのでつい・・・^^;
ゲンゴロウキッズたちは意外な容姿ですよね。
相部屋は・・ムリでした・・T T
by ぜふ (2020-06-05 20:46)