"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
1、2、3リンソウ [自然]
またちょっと時を戻しますが、そろそろ開店しているかなと様子を見に行ったのは3月22日。
今年の春は早いので早めにと思ったのですが、HFの子たちはまだ開店前・準備中。
蕾さえ一輪もありませんでした。
見たかったのはこの花。
○の中に何が入るかは本編にて。
次に訪れたのは4月5日、さすがにもう咲いているだろうと勇んでポイントの杉林へ向かいました。
ちなみに一昨年は4月7日にもうたくさん咲いていました。
ところが意外にもこんな様子。
よく見ると一輪だけ。つぼみが。
今年のHFは開花が遅れていることが分かりましたが、逆に言えばこれから見頃になるということ。
もう一種はどうかなと移動(といってもすぐ側へ)してみると、こちらの方が少し準備が進んでいた。
それでも咲いていたのは一輪だけ。
昨年の台風の影響でこの辺りの林床も荒れたでしょうけど、保全作業をしてくれている方々のお陰。
群落が減少することもなかったようでほっとしました。
ちなみにこの花はもうすでにピークを過ぎつつあるようでした。
この日も気温が低く、コンチューターも無反応だったのですが、帰り道に見つけたのがこの子。
体長は7ミリくらい。(捕獲していないので見た目)
ミヤマクビボジョウカイにもっとも似ているように思いますが、ヒメクビボソジョウカイかも。
ちょっと調べてみたら、クビボソジョウカイの仲間は80種以上いるらしい。
次に訪れたのは4月11日。
なんと、ニリンソウはまだこんな様子でした。
ぽつぽつと蕾はありましたが、咲いているのは一輪だけ。
いとをかしや、一輪だけ咲く、三輪の二輪草。
ニリンソウの名は一つの茎に花が二輪つくからですが、三輪つくこともあります。
(逆に花が二輪しかつかないサンリンソウもあります)
跪いて写真を撮っていると、背後に人の気配を感じたので振り返ると・・
「あらぁ、まだあった。よかった」
「いや、今年はまだこれからのようですよ」
「近所に住んでいるんですけど、昔はこの杉がなくて田んぼの方から一面に咲いてるのが見えたのよ」
”まだあった”の意味が違ったようで、咲き残っていたという意味ではなく、群落が残ってたという事。
「ここ数年様子を見に来ていますが、群落は少しづつ増えていますよ」
「あらぁ良かった、イチリンソウもあったんだけど・・」
「イチリンソウはあっちの方に咲いています」
と指さすと、さっさと行かれてしまいました。
双眼鏡を首からぶら下げていたので鳥を観察に来られたのかもしれません。
久しぶりに来たら林の中で地面に這いつくばっている怪しい影を認めて吸い寄せられたのかしら。
ご婦人に案内したイチリンソウは見頃を迎えていました。
もう一度田んぼの様子を見て回りましたが、まったくといっていいほど虫の気配はなし。
飛んでいるのは小さなアブかハエかガガンボくらい。チョウたちも姿を見せてくれません。
水に浮いているのはアメンボくらい。どこへ消えたのか、マツモムシも見当たりませんでした。
ベニシジミ号まで戻り、用水路の水で手を洗っていると目の前を横切っていく子がいました。
このハムシはそろそろ繁殖活動も終わりでしょうか。
前回、”今年の春は早いのか遅いのか、よく分からなくなってきました”と書きました。
でも今年のチバ(あるいは日本)は、春がないのかもしれませんね。
そう思ってしまうほど、この頃は天気が不安定。(今日のチバも一時雷雨でした)
そうでなくても、近年は春と秋が短くて、夏と冬が長く厳しい。(昨冬は異常な暖かさでしたが)
それでも家にいるこの子たちのおかげで、春を実感することができました。
産卵用の水草を買ってこなければ。
今日の湯加減
今年の春は早いので早めにと思ったのですが、HFの子たちはまだ開店前・準備中。
蕾さえ一輪もありませんでした。
見たかったのはこの花。
○リンソウ
○の中に何が入るかは本編にて。
次に訪れたのは4月5日、さすがにもう咲いているだろうと勇んでポイントの杉林へ向かいました。
ちなみに一昨年は4月7日にもうたくさん咲いていました。
ところが意外にもこんな様子。
よく見ると一輪だけ。つぼみが。
ニリンソウ
今年のHFは開花が遅れていることが分かりましたが、逆に言えばこれから見頃になるということ。
もう一種はどうかなと移動(といってもすぐ側へ)してみると、こちらの方が少し準備が進んでいた。
それでも咲いていたのは一輪だけ。
イチリンソウ
昨年の台風の影響でこの辺りの林床も荒れたでしょうけど、保全作業をしてくれている方々のお陰。
群落が減少することもなかったようでほっとしました。
ちなみにこの花はもうすでにピークを過ぎつつあるようでした。
ムラサキケマン
この日も気温が低く、コンチューターも無反応だったのですが、帰り道に見つけたのがこの子。
クビボソジョウカイ(Podabrus)の仲間 (ジョウカイボン科)
体長は7ミリくらい。(捕獲していないので見た目)
ミヤマクビボジョウカイにもっとも似ているように思いますが、ヒメクビボソジョウカイかも。
ちょっと調べてみたら、クビボソジョウカイの仲間は80種以上いるらしい。
次に訪れたのは4月11日。
なんと、ニリンソウはまだこんな様子でした。
ぽつぽつと蕾はありましたが、咲いているのは一輪だけ。
いとをかしや、一輪だけ咲く、三輪の二輪草。
ニリンソウ
ニリンソウの名は一つの茎に花が二輪つくからですが、三輪つくこともあります。
(逆に花が二輪しかつかないサンリンソウもあります)
跪いて写真を撮っていると、背後に人の気配を感じたので振り返ると・・
「あらぁ、まだあった。よかった」
「いや、今年はまだこれからのようですよ」
「近所に住んでいるんですけど、昔はこの杉がなくて田んぼの方から一面に咲いてるのが見えたのよ」
”まだあった”の意味が違ったようで、咲き残っていたという意味ではなく、群落が残ってたという事。
「ここ数年様子を見に来ていますが、群落は少しづつ増えていますよ」
「あらぁ良かった、イチリンソウもあったんだけど・・」
「イチリンソウはあっちの方に咲いています」
と指さすと、さっさと行かれてしまいました。
双眼鏡を首からぶら下げていたので鳥を観察に来られたのかもしれません。
久しぶりに来たら林の中で地面に這いつくばっている怪しい影を認めて吸い寄せられたのかしら。
ご婦人に案内したイチリンソウは見頃を迎えていました。
もう一度田んぼの様子を見て回りましたが、まったくといっていいほど虫の気配はなし。
飛んでいるのは小さなアブかハエかガガンボくらい。チョウたちも姿を見せてくれません。
水に浮いているのはアメンボくらい。どこへ消えたのか、マツモムシも見当たりませんでした。
ベニシジミ号まで戻り、用水路の水で手を洗っていると目の前を横切っていく子がいました。
コガタルリハムシ (ハムシ科)
このハムシはそろそろ繁殖活動も終わりでしょうか。
オマケ
前回、”今年の春は早いのか遅いのか、よく分からなくなってきました”と書きました。
でも今年のチバ(あるいは日本)は、春がないのかもしれませんね。
そう思ってしまうほど、この頃は天気が不安定。(今日のチバも一時雷雨でした)
そうでなくても、近年は春と秋が短くて、夏と冬が長く厳しい。(昨冬は異常な暖かさでしたが)
それでも家にいるこの子たちのおかげで、春を実感することができました。
ゲンゴロウ ペア
産卵用の水草を買ってこなければ。
今日の湯加減
コロナ禍についての政治的プロパガンダは一旦やめます。
効力はともかく、意見の発信や世論は大事だと思いますが、それは当面各専門家に任せようと。
とにかく、自分が不顕性感染者であると仮定して行動するしかないと思います。
(もちろん感染回避行動もしますが)
それにしても英首相が快復してよかった。今世界でもっとも頼りになるリーダーと言えるかと。
もし今、世界政府が設立されたら大統領として当選確実でしょう。
何しろ免疫を獲得しているはずですからね。(ふざけているわけではありません)
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
イチリンソウにニリンソウ、さらにサンリンソウまであるとは!ムラサキケマン、ということはウスバシロチョウも?
今日は午前中、一人FWして、今帰ってきました。団地のヤンマ池では孵化したばかりと思われるおたまに会いました。ヤゴのご飯になってくれるんだろうなあ、と思いつつ、そう遠くない「ギンが羽化する日」を心待ちにしています。家の近くまで戻ってくると、越冬明けのテングチョウが飛んでいました。テングさんはここ数年の新顔で、玉川上水のエノキが発生源になっているのでしょう。ツマキチョウには今日もお目にかかれませんでした。
by 高和です。 (2020-04-19 12:37)
リンリン草咲いてて良かったですね。
そんな中でもコンチュウターセンサー素晴らしい。
by 響 (2020-04-19 17:45)
>高和です。さん
チバ市内でムラサキケマンはあちこちで見られますが、ウスバシロチョウは見たことないのです><
ギンヤンマは都市部に分布拡大しているようなのでいずれきっと。
>響さん
リンリンソウは新しい^^
5ミリ以上あればコンチューターは捕捉確立が高いです♪
by ぜふ (2020-04-20 21:45)
イチリンソウとニリンソウは知っていましたが、サンリンソウと
いうのは知りませんでした。「一輪だけ咲く、三輪の二輪草」。
なんか、ややこしいですね^^;。
ゲンゴロウの、深い緑色がキレイです。
by sakamono (2020-04-23 22:43)
ゲンゴロウちゃん綺麗な色してますねー
今週は、香川照之さんの昆虫番組の再放送があるので楽しみなのです♪
うちのカブトムシの幼虫ちゃん、顔を出したんですよ。
なんでだろう。
でも少なくとも2匹の生存は確認出来ました!!
by リュカ (2020-04-24 13:08)
綺麗な色のゲンゴロウですね(^^)
by 50oyaji (2020-04-24 21:26)
>sakamonoさん
三輪のニリンソウはめずらしくないですが、一輪だけはレアかと^^
ゲンゴロウの渋い色がお好みですかね?
>リュカさん
そちらの記事にもコメントしましたが大丈夫でしょう。
昆虫すごいぜは新編も放送されますよね、もちろん見ます^^
ゲンゴロウも恋の季節♪
>50oyajiさん
黒い虫だと思われがちですが、実はこういう色をしています。
実物はもっといい風合です^^
by ぜふ (2020-04-25 09:15)