"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
春の小川 [自然]
何のひねりもないタイトルですが、ご近所パトロール記事をお送りします。
お江戸で桜の開花宣言があった3月14日の翌日、訳あってとんでもなく朝寝坊しました。
というか、お昼まで動けませんでした。
HFの観察会のある第三日曜でしたが、コロナ禍で中止なのでそれはある意味問題なし。
午後になってやっと動きはじめたのでせいぜいご近所巡りしかできませんが何処へ行こうか。
今年の春は早いのでひょっとしたらと思い、S川のトンボのポイントへ向かうことに。
チバ市内でも菜の花(セイヨウカラシナ)は盛大に咲いています。
ところで、ここ数年、チバの春は天候が荒れました。(関東全域かも)
約2年前の記事を振り返ると ”春の嵐というのが生易しいと思うほどの暴風が多い” とありました。
(実はその記事を下書きにして書いています)
昨日のチバも春の嵐より強烈な暴風が吹いていました。
昨年も4月上旬に気温が一桁台の日があったようですが、今年も3月になってから気温は乱高下。
(開花宣言の3月14日は都内ではボタ雪が降りましたね)
最高気温が20℃に達したかと思うと次の日は10℃そこそことか、最低気温が3℃とか。
いわゆる三寒四温とは違う気がしますがいかがでしょうか。
さて、S川の上流のビオトープ。年々小ぎれいになっているようです。
しゃがんで見なくても超大勢いることがわかるほどのオタマジャクシたち。
たいてい近づくと一斉に散らばるのですが、この子たちは鈍感なのか・・
それとも数が多過ぎるからどう逃げても密度は変わらないのでムダだと悟っているのか・・逃げない。
ここまででお気付きかもしれませんが、この日はカメラを忘れてしまいスマホで撮っています。
実は、冬があんなに暖かかったので、ひょっとしてシオヤトンボが出ているかもと思ったのでしたが。
ビオトープを一周しましたが、ヤナギの花に来ていた小さなアブ軍団くらいしかいませんでした。
ベニシジミ号へ戻ろうと土手を歩いていると、川の縁を魚網を持って歩いている女の子を発見。
「何が採れたの?」と聞くとプラケースを見せながら「ぜんぶカダヤシ」と一言。
「メダカじゃないんだね、他には何かいた?」
「オタマジャクシはもうムリ」
一杯い過ぎてもういらないという意味なんでしょう。
一週間後にカメラを持って再訪しました。
まだシオヤトンボはお出ましになっていませんでしたが、この子たちが大勢。
ギシギシの葉を裏返すとタマゴもありました。
もう孵化した幼虫もいました。
ということは、前週に来たときにはもうすでにいたのでしょうけど見逃していたということ。
でもこの子たちは成長が早くて、5月か6月には成虫になるはずですが、羽化すると休眠するのです。
そして目覚めるのは次の春という。
なので、春にしか見られないという意味ではスプ・エフェの一種ですね。
春の妖精のわりには奪い合いもするようで。
同じギシギシにこんな子もいたのですが、ダレやキミ?!
ところで次の写真はその2年前の記事に載せたものですが、護岸工事がはじまっていて心配でした。
2年前、”氾濫が危惧されることがない川を護岸工事する理由は何か” と訝っていたのですが。
ビオトープの上にかかる橋の上からの様子を比べてみましょう。
土手はコンクリートで固められるわけではなく、土手のままで芝生を養生するようです。
(すでにブロックで護岸されていたところはそのままですが)
ほっとしました。
HFのあの花も気になったので偵察にいきました。
幸い昨年の台風の影響もなく、株が減っている様子はなく、葉は沢山でていましたがまだ開店前。
このスプ・エフェはたくさん活動中でした。
ところで、”ビロード”なのか”ビロウド”なのか、図鑑や種によっても違うようです。
元々はスペイン語の”Velludo”が由来で、ベルベットのことですから、どちらでもいいと思いますが・・
実はツマキチョウがいないかとずっと探していて、撤収間際についに一頭現れたのですが撮れず。
というか、かなり粘ったのですがとうとう止まってくれませんでした。
最後も知らない子。
動きが速いのでゴミムシかと思っていましたが、写真を見るとカメムシの幼虫のような気も・・
ダレやキミ。
※追記 Hirokouさんが同定してくださいました(なんとチバ県では絶滅危惧種Ⅰbでした)
前々記事でちらっと書きましたが、冬眠から目覚めたセンちゃんたち。
お腹が空いていたのでしょう、2週間前に乗馬クラブでもらってきたエサがもうなくなりました。
なので急きょまた調達してきました。(写真は割愛しますが)
4ペアほどいますが、撮影できた代表選手たちを。
まずはタイプR。
次はタイプG。
最後はタイプB。
どの子がタイプですか?
今日の湯加減
お江戸で桜の開花宣言があった3月14日の翌日、訳あってとんでもなく朝寝坊しました。
というか、お昼まで動けませんでした。
HFの観察会のある第三日曜でしたが、コロナ禍で中止なのでそれはある意味問題なし。
午後になってやっと動きはじめたのでせいぜいご近所巡りしかできませんが何処へ行こうか。
今年の春は早いのでひょっとしたらと思い、S川のトンボのポイントへ向かうことに。
チバ市内でも菜の花(セイヨウカラシナ)は盛大に咲いています。
ところで、ここ数年、チバの春は天候が荒れました。(関東全域かも)
約2年前の記事を振り返ると ”春の嵐というのが生易しいと思うほどの暴風が多い” とありました。
(実はその記事を下書きにして書いています)
昨日のチバも春の嵐より強烈な暴風が吹いていました。
昨年も4月上旬に気温が一桁台の日があったようですが、今年も3月になってから気温は乱高下。
(開花宣言の3月14日は都内ではボタ雪が降りましたね)
最高気温が20℃に達したかと思うと次の日は10℃そこそことか、最低気温が3℃とか。
いわゆる三寒四温とは違う気がしますがいかがでしょうか。
さて、S川の上流のビオトープ。年々小ぎれいになっているようです。
しゃがんで見なくても超大勢いることがわかるほどのオタマジャクシたち。
たいてい近づくと一斉に散らばるのですが、この子たちは鈍感なのか・・
それとも数が多過ぎるからどう逃げても密度は変わらないのでムダだと悟っているのか・・逃げない。
ここまででお気付きかもしれませんが、この日はカメラを忘れてしまいスマホで撮っています。
実は、冬があんなに暖かかったので、ひょっとしてシオヤトンボが出ているかもと思ったのでしたが。
ビオトープを一周しましたが、ヤナギの花に来ていた小さなアブ軍団くらいしかいませんでした。
ベニシジミ号へ戻ろうと土手を歩いていると、川の縁を魚網を持って歩いている女の子を発見。
「何が採れたの?」と聞くとプラケースを見せながら「ぜんぶカダヤシ」と一言。
「メダカじゃないんだね、他には何かいた?」
「オタマジャクシはもうムリ」
一杯い過ぎてもういらないという意味なんでしょう。
一週間後にカメラを持って再訪しました。
まだシオヤトンボはお出ましになっていませんでしたが、この子たちが大勢。
コガタルリハムシ ペア (ハムシ科)
ギシギシの葉を裏返すとタマゴもありました。
もう孵化した幼虫もいました。
コガタルリハムシの幼虫
ということは、前週に来たときにはもうすでにいたのでしょうけど見逃していたということ。
でもこの子たちは成長が早くて、5月か6月には成虫になるはずですが、羽化すると休眠するのです。
そして目覚めるのは次の春という。
なので、春にしか見られないという意味ではスプ・エフェの一種ですね。
春の妖精のわりには奪い合いもするようで。
「はなれんかいっコラー!」「なにすんやオマエー!」
同じギシギシにこんな子もいたのですが、ダレやキミ?!
未同定
ところで次の写真はその2年前の記事に載せたものですが、護岸工事がはじまっていて心配でした。
2年前、”氾濫が危惧されることがない川を護岸工事する理由は何か” と訝っていたのですが。
2018.4.15 撮影
ビオトープの上にかかる橋の上からの様子を比べてみましょう。
2018.4.15 撮影
2020.3.15 撮影
土手はコンクリートで固められるわけではなく、土手のままで芝生を養生するようです。
(すでにブロックで護岸されていたところはそのままですが)
ほっとしました。
HFのあの花も気になったので偵察にいきました。
幸い昨年の台風の影響もなく、株が減っている様子はなく、葉は沢山でていましたがまだ開店前。
ニリンソウ
このスプ・エフェはたくさん活動中でした。
ビロードツリアブ (ツリアブ科)
ところで、”ビロード”なのか”ビロウド”なのか、図鑑や種によっても違うようです。
元々はスペイン語の”Velludo”が由来で、ベルベットのことですから、どちらでもいいと思いますが・・
実はツマキチョウがいないかとずっと探していて、撤収間際についに一頭現れたのですが撮れず。
というか、かなり粘ったのですがとうとう止まってくれませんでした。
最後も知らない子。
キバネアシブトマキバサシガメ 短翅型 (マキバサシガメ科)
動きが速いのでゴミムシかと思っていましたが、写真を見るとカメムシの幼虫のような気も・・
ダレやキミ。
※追記 Hirokouさんが同定してくださいました(なんとチバ県では絶滅危惧種Ⅰbでした)
オマケ
前々記事でちらっと書きましたが、冬眠から目覚めたセンちゃんたち。
お腹が空いていたのでしょう、2週間前に乗馬クラブでもらってきたエサがもうなくなりました。
なので急きょまた調達してきました。(写真は割愛しますが)
4ペアほどいますが、撮影できた代表選手たちを。
まずはタイプR。
オオセンチコガネ (センチコガネ科)熊本(南阿蘇)産
次はタイプG。
オオセンチコガネ (センチコガネ科)滋賀産
最後はタイプB。
オオセンチコガネ (センチコガネ科)奈良産
どの子がタイプですか?
今日の湯加減
今日もチバは風が強く、天気が悪い。でも最高気温は21℃。
ところが明日の予報では最高気温6℃で最低気温0℃。
やっぱり三寒四温ではないですね。
季節もめちゃくちゃですが、コロナ禍でお江戸は監禁(ロックダウン)寸前。
今まであきらかにオリンピックコンシャスだった政策が延期が決まった途端急に厳しくなりました。
ゴテゴテだったのがセンテセンテになることはいいですが、水際対策はまた失敗して絶賛逆輸入中。
それよりさっさと選手村を医療施設に改修するのがいいと思います。
開催時期をいつにするか議論している場合じゃない。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
まもなく4月なのに雪とは、名残り雪でしょうか。
外はまさに冬に逆戻りですが、写真は春の小川で心地よいですね!
イモムシはわかりませんでしたが、カメムシはキバネアシブトマキバサシガメの短翅型のようです。千葉県では絶滅危惧Ⅰ類(重要保護生物B)みたい。
by hirokou (2020-03-29 08:32)
今年の桜は「雪に咲き雪に散る」ですね。F会のMLではナミアゲハの報告もあったのに!
ベニシジミ号でのお出かけ、お気をつけて・・・
魚網持った女子、一人で頼もしいですね。F会にお誘いしましたか?
せんちゃんず、どの子もステキですね。いずれがあやめ?かきつばた?かな。
by 高和です。 (2020-03-29 11:38)
>hirokouさん
いい小川です。あっという間に真冬に逆戻りしてしまいましたが^^;
それよりも、マキバサシガメの同定ありがとうございました。
HFの観察指導員の方にも報告しました。
>高和です。さん
お江戸は3下旬としては32年ぶりの積雪になったようですね。
センちゃんたちにはまた新鮮なエサをあげました^^
by ぜふ (2020-03-29 19:08)
>選手村を医療施設に改修
賛成ですっ
カブトムシの幼虫ちゃん、ちゃんと冬を越してくれたかなあ。
ケースの端に居る子は見えるけど、まったく姿が見えないケースもあります。
土はかえなくても大丈夫ですよね???
by リュカ (2020-04-01 10:35)
春の小川、よいタイトルです^^;。
私もこういう、護岸されていない、土手のある「小川」の
風景が好きです。
センチコガネ、どれも美しいですね。
タイプRに、かなり惹かれました。
by sakamono (2020-04-02 22:19)
こんばんは>^_^<
どの子もいいなぁ
by らしゅえいむ (2020-04-04 22:37)
>リュカさん
選手村は6500室収容できるようです。
サイズを気にしていないのであれば大丈夫ですが、表面にフンがたまっていたらすててあげてください。
>sakamonoさん
ここはビオトープもあるので特別に配慮されているのかもしれません。
散歩している方も気持ちよさそうです♪
タイプRはもっとも標準的な子です^^
>らしゅえいむさん
RGBどれもいい色ですよね♪
by ぜふ (2020-04-04 22:56)