"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
カクスナよ [探虫行]
Facebookが”過去の思い出を振り返ってみましょう”と過去の自分の投稿を時々表示します。
スーパーゴールデンウィークの最終日、4年前に砂浜で虫を探していましたよと。
そういわれてみれば、それ以来まったく訪れていないと思われたので。
午前中にちらっとパトロールに行ってみることに。
訪れたのは地元の海浜です。
ちょっと様子を見に行ったつもりが・・・。
近所へ買い物に行くような感じで、というか実際ベニシジミ号で買い物をしたあとに向かいました。
久しぶりでしたが何度も訪れているので、海浜公園のいつもの駐車場に入っていきました。
広い駐車場の入口まで行くと、係りの人が、ここはバイク駐車スペースがないので違う場所へ行けと。
スタジアムの駐車場だとバイクは無料で駐車できるからと親切に教えてくれたのだと思います。
(以前はこの駐車場もタダで止められたのですが)
素直に指示にしたがいUターンし、となりのエリアへ移動しました。
その駐車場の入口にも係りの人がいて、すぐそばのバイクの駐車場所を示してくれました。
ベニシジミ号をとめて、さっそく砂浜へ。
次週に何か野外イベントがあるようで、テントやステージの敷設工事をしていて少し迂回要でした。
松林を抜けて砂浜に着き、小さな砂丘に登って、転がっていたコンクリート片をひっくり返すと。
定番の子ですがいきなり登場。
体長1センチあまり。海岸などの砂地に生息する甲虫の仲間です。
石や倒木の下や砂の中に集団で暮らしています。
意外に敏捷で石をはぐるとみるみる内に砂の中へ潜っていく。
こんな物件が彼らの住処。
こういう砂浜で定番の虫で、これは観察したかった子。
アタマ隠してハサミ隠さず。
走り回り続け、とうとうモデルにはなってくれませんでした。
しかし、4年前は遭えた本命の子が見つかりません。
かなり大規模物件もチェックしていきます。
小さな物件もチェックしていきます。
が、出てくるのはカクスナくんばかり。
観察しているととても面白い虫なのでついつい撮影してしまいます。(写真は他にも沢山)
ただし時間に余裕がないので次へ。
大きめの物件に住んでいるのはこの子たち。
わかりますかね。
あっという間に散り散りになるので撮影が大変ですがこの子。
単にハサミムシといえばこの子のことだと思います。
砂浜だけでなく、砂地であれば校庭や空き地にもいるはずです。
ハサミムシは子育てすることでも知られていて、メスはタマゴや幼虫を守ります。
1時間以上掘りまくりましたが、結局本命のヒョウタンゴミムシには逢えませんでした。
以前は1時間も掘れば10頭以上見つかったのに。
近くで工事はしているものの、砂浜の様子が大幅に変わったとは思いません。
ゴミムシダマシやハサミムシはたくさんいます。
カクスナゴミムシダマシはむしろ増えているので、競合で劣勢になったのか。
でも、餌は競合しないはず。
これらの昆虫たちは都市近郊の海浜環境の指標生物ともいえるので調査するのは有意義だと思うけど。
ハマヒルガオが一面に咲き、カクスナくんがぞろぞろいる砂浜はこのままであってほしい。
浜辺遊びをする人たちは足元にこんな子たちがいることは知らないでしょうけど。
ざんねんな気持ちをかかえながら砂浜を後にしました。
漂着物をガサガサしていると、ふと飛び出した子がいました。
蛾でしたが、羽化不全のようで、同定はできませんでした。
意外にも砂浜の砂の中には、カミキリムシやコガネムシの仲間などの幼虫やサナギも見つかります。
今日の湯加減
スーパーゴールデンウィークの最終日、4年前に砂浜で虫を探していましたよと。
そういわれてみれば、それ以来まったく訪れていないと思われたので。
午前中にちらっとパトロールに行ってみることに。
訪れたのは地元の海浜です。
ちょっと様子を見に行ったつもりが・・・。
近所へ買い物に行くような感じで、というか実際ベニシジミ号で買い物をしたあとに向かいました。
久しぶりでしたが何度も訪れているので、海浜公園のいつもの駐車場に入っていきました。
広い駐車場の入口まで行くと、係りの人が、ここはバイク駐車スペースがないので違う場所へ行けと。
スタジアムの駐車場だとバイクは無料で駐車できるからと親切に教えてくれたのだと思います。
(以前はこの駐車場もタダで止められたのですが)
素直に指示にしたがいUターンし、となりのエリアへ移動しました。
その駐車場の入口にも係りの人がいて、すぐそばのバイクの駐車場所を示してくれました。
ベニシジミ号をとめて、さっそく砂浜へ。
次週に何か野外イベントがあるようで、テントやステージの敷設工事をしていて少し迂回要でした。
松林を抜けて砂浜に着き、小さな砂丘に登って、転がっていたコンクリート片をひっくり返すと。
定番の子ですがいきなり登場。
カクスナゴミムシダマシ (ゴミムシダマシ科)
体長1センチあまり。海岸などの砂地に生息する甲虫の仲間です。
石や倒木の下や砂の中に集団で暮らしています。
意外に敏捷で石をはぐるとみるみる内に砂の中へ潜っていく。
同上
こんな物件が彼らの住処。
こういう砂浜で定番の虫で、これは観察したかった子。
オオハサミムシ (ハサミムシ科)
アタマ隠してハサミ隠さず。
走り回り続け、とうとうモデルにはなってくれませんでした。
しかし、4年前は遭えた本命の子が見つかりません。
かなり大規模物件もチェックしていきます。
小さな物件もチェックしていきます。
が、出てくるのはカクスナくんばかり。
観察しているととても面白い虫なのでついつい撮影してしまいます。(写真は他にも沢山)
ただし時間に余裕がないので次へ。
大きめの物件に住んでいるのはこの子たち。
わかりますかね。
あっという間に散り散りになるので撮影が大変ですがこの子。
ハマベハサミムシ (ハサミムシ科)
単にハサミムシといえばこの子のことだと思います。
砂浜だけでなく、砂地であれば校庭や空き地にもいるはずです。
同上
ハサミムシは子育てすることでも知られていて、メスはタマゴや幼虫を守ります。
1時間以上掘りまくりましたが、結局本命のヒョウタンゴミムシには逢えませんでした。
以前は1時間も掘れば10頭以上見つかったのに。
近くで工事はしているものの、砂浜の様子が大幅に変わったとは思いません。
ゴミムシダマシやハサミムシはたくさんいます。
カクスナゴミムシダマシはむしろ増えているので、競合で劣勢になったのか。
でも、餌は競合しないはず。
これらの昆虫たちは都市近郊の海浜環境の指標生物ともいえるので調査するのは有意義だと思うけど。
ハマヒルガオが一面に咲き、カクスナくんがぞろぞろいる砂浜はこのままであってほしい。
浜辺遊びをする人たちは足元にこんな子たちがいることは知らないでしょうけど。
ざんねんな気持ちをかかえながら砂浜を後にしました。
オマケ
漂着物をガサガサしていると、ふと飛び出した子がいました。
蛾でしたが、羽化不全のようで、同定はできませんでした。
意外にも砂浜の砂の中には、カミキリムシやコガネムシの仲間などの幼虫やサナギも見つかります。
今日の湯加減
このあと駐車場へ戻ると何か景色に異変が。
ミラーにかけてあったヘルメットがない。
ヘルメットロックにかけて行こうか迷ったのですが、近くに係員もいるから大丈夫だと思いました。
長居もしないつもりだったのですが・・たった1時間あまりの間に。
イタズラでどこかへ隠されたのかとも思い、近辺を見て回るも見つからず。
本命に逢えなかったことにも増してショックでした。
しょうがないのでバスと電車を乗り継いで帰りました。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
あー、今回の64はちょっと不得意系^^;
64に罪はありません。ごめんなさい。
それにしてもヘルメット(><)
その後ベニシジミ号、お迎えに行かれたのかしら?
by よしころん (2019-05-12 21:35)
ハサミムシ、子供の頃は挟まれるのが怖かったのを思い出します^^;
あぁ、ヘルメット。お気の毒です。
どういう意図か分かりませんが、悲しく、腹立たしい。
by アヨアン・イゴカー (2019-05-15 09:30)
うちの近所の浜辺のゴミの下は
なにも居ないです。
太平洋側にいる?
ハサミムシのハサミは痛そう(≧▽≦)
by 響 (2019-05-16 20:09)
砂浜に昆虫がいるとは考えもしませんでした。
ハサミムシ、いるんですね。先日、ウチの風呂場で見ました。
捕まえたらはさまれました。それなりに痛いですね^^;。
ヘルメット、残念でした。こういうの腹が立ちますね。
私は自転車置場にとめて、カギもかけてあったのに盗まれた
コトがあります^^;。
by sakamono (2019-05-16 22:28)
>よしころんさん
ハサミムシくんですかね^^;
ベニシジミ号は無事お迎えしました。
>アヨアン・イゴカーさん
オオハサミムシをしつこく追っかけてたので挟まれました^^;
他人の使い古しのものをとってもしょうがないのでイタズラでしょね。
子供(学生)の仕業でしょう。カクスナヨッ
>響さん
ゴミをひっくり返すだけでなく、ちょっと掘ってみてください。
きっとザクザク^^
オオハサミムシに挟まれましたがチクッとするぐらいですよ。
>sakamonoさん
海浜性の昆虫は意外と多いですね。
本編には出しませんでしたが、ム○デもいっぱいいました^^;
カギかけてるのを盗るというのはイタズラじゃないですね・・
by ぜふ (2019-05-17 20:33)