"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
ウルトラハゼ [日記]
フィールドワークに行けないことによるストレスがはちきれんばかりになってきた3月3日。
ベニシジミ号には乗れないけど、HFまでなら電車を乗り継いで行けるじゃないかと。
ところが当日の朝、起きてみるとチバは予報がはずれて雨。
これはもう、大人しくひきこもるか、とも思いましたが、博物館系のインドアならいいんじゃない?
と、パソコンの電源を入れました。
できれば温室で昆虫の飼育をしているところ。
でも多摩動物公園はかなり遠いし、足立区生物園は駅からかなり歩くのでちとつらい。
じゃあ虫いなくても上野動物園でも行こうかと決断する直前、ふとある施設が頭に浮かびました。
井の頭自然文化園も捨てがたかったのですが・・
電車とバスを乗り継いでたどり着いたのは市川市動植物園。
大町自然公園の中に、動物園と植物園があるのですが、動物園の建物には博物館もあるのです。
そこに昆虫の標本なども展示してあるのを思い出しました。
ところが想定外にも標本だけではなく、外国産カブクワの生体展示もありました。
いらっしゃいとばかりにどの子もウェルカムポーズ。
外国の子たちにはそれほど魅かれる体質ではありませんが、前記事で幼虫を買った子は別格。
子供の頃、図鑑ではじめて見たときの衝撃の余韻がいまだに脳ミソのどこかに残っているような気が。
最近の虫キッズを見ていても、ヘラクレスの出す衝撃波は昔も今も子供たちに届いているようです。
次は水生生物のコーナーへ。
ボウソウにも分布していてお目にかかっていたはずですが、こんな子だったっけ?
ボウソウで見かけたのはこんなに寸胴じゃなかったような・・誤認識していたかもしれません。
この子は釣りでもしない限りなかなかフィールドでは見かけませんが見間違うことはない。
雷魚、カムルチーとも呼ばれますが、ホトケドジョウとは科が違いますね。
この子もタイワンを冠しますが、ドジョウとは違って美しくもおいしそうな・・・
威嚇され続けました。
この子も虫屋はなかなか野生では見ることがない魚でしょう。
ムツゴロウではありません。
これもハゼの仲間ですが、しばらく水槽の前で足を止めてじっくり観察してしまったひょっこりはん。
相当臆病のようで、なかなか頭さえ出さず、いることに気が付きませんでした。
同じ水槽に入っていたエビを撮っていたら、たまたま貝殻の中から顔を出して目が合ってしまった。
この写真ではそう見えないかもしれませんが、頭の上にウルトラマンのようなトサカがあるのです。
最後はHFで会うはずだった生き物。
エサは何をあげているのでしょう。
親もいました。
フィールドではカエルたちも暖かい春の雨に打たれて啓蟄を祝う歌を合唱していることでしょう。
この前日、昆虫館の植栽にこんな子を見つけました。
見つけられますか?
何かの幼虫です。
少し寄ると分かりますね。
この蝶は外来種というか人為移入種ですが、もうこうして都心でも棲息しています。
昆虫たちに罪はありませんし、この種によって何か別種が危機に瀕しているわけではないので・・
当面見守ってあげるしかありません。
今日の湯加減
ベニシジミ号には乗れないけど、HFまでなら電車を乗り継いで行けるじゃないかと。
ところが当日の朝、起きてみるとチバは予報がはずれて雨。
これはもう、大人しくひきこもるか、とも思いましたが、博物館系のインドアならいいんじゃない?
と、パソコンの電源を入れました。
できれば温室で昆虫の飼育をしているところ。
でも多摩動物公園はかなり遠いし、足立区生物園は駅からかなり歩くのでちとつらい。
じゃあ虫いなくても上野動物園でも行こうかと決断する直前、ふとある施設が頭に浮かびました。
井の頭自然文化園も捨てがたかったのですが・・
電車とバスを乗り継いでたどり着いたのは市川市動植物園。
大町自然公園の中に、動物園と植物園があるのですが、動物園の建物には博物館もあるのです。
そこに昆虫の標本なども展示してあるのを思い出しました。
ところが想定外にも標本だけではなく、外国産カブクワの生体展示もありました。
パリーフタマタクワガタ
いらっしゃいとばかりにどの子もウェルカムポーズ。
メンガタクワガタ
外国の子たちにはそれほど魅かれる体質ではありませんが、前記事で幼虫を買った子は別格。
子供の頃、図鑑ではじめて見たときの衝撃の余韻がいまだに脳ミソのどこかに残っているような気が。
ヘラクレスオオカブト
最近の虫キッズを見ていても、ヘラクレスの出す衝撃波は昔も今も子供たちに届いているようです。
次は水生生物のコーナーへ。
ボウソウにも分布していてお目にかかっていたはずですが、こんな子だったっけ?
ホトケドジョウ
ボウソウで見かけたのはこんなに寸胴じゃなかったような・・誤認識していたかもしれません。
この子は釣りでもしない限りなかなかフィールドでは見かけませんが見間違うことはない。
タイワンドジョウ
雷魚、カムルチーとも呼ばれますが、ホトケドジョウとは科が違いますね。
この子もタイワンを冠しますが、ドジョウとは違って美しくもおいしそうな・・・
タイワンガザミ
威嚇され続けました。
この子も虫屋はなかなか野生では見ることがない魚でしょう。
トビハゼ
ムツゴロウではありません。
これもハゼの仲間ですが、しばらく水槽の前で足を止めてじっくり観察してしまったひょっこりはん。
トサカハゼ
相当臆病のようで、なかなか頭さえ出さず、いることに気が付きませんでした。
同じ水槽に入っていたエビを撮っていたら、たまたま貝殻の中から顔を出して目が合ってしまった。
この写真ではそう見えないかもしれませんが、頭の上にウルトラマンのようなトサカがあるのです。
最後はHFで会うはずだった生き物。
ニホンアカガエルのオタマジャクシ
エサは何をあげているのでしょう。
親もいました。
フィールドではカエルたちも暖かい春の雨に打たれて啓蟄を祝う歌を合唱していることでしょう。
オマケ
この前日、昆虫館の植栽にこんな子を見つけました。
見つけられますか?
何かの幼虫です。
少し寄ると分かりますね。
アカボシゴマダラの幼虫(タテハチョウ科)
この蝶は外来種というか人為移入種ですが、もうこうして都心でも棲息しています。
昆虫たちに罪はありませんし、この種によって何か別種が危機に瀕しているわけではないので・・
当面見守ってあげるしかありません。
今日の湯加減
3月6日は啓蟄。虫屋の元日でした。
なのでまだ松の内というか虫の内というところでしょうか。
それはともかく、毎年恒例のブルーマーチの渦がくるくると回り始めています。
せめてフィールドワークに出かけられれば一時的にテンション上がるのですが今年はそれも叶わず。
それでも今日は昆虫塾のイベントで大勢の虫キッズたちに会えると思います。
主催者側がこんなことを言うのも何ですが、ちょっと元気をもらってきます。
(朝予約投稿しています)
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
トビハゼLOVEです。
有明海でムツゴロウを見つけてもその横にいる
トビハゼばかり眺めていました。
クイズはすぐに発見できましたが
これってナメクジに擬態?
by 響 (2019-03-10 23:54)
啓蟄は虫屋の元旦!なるほど~
お気持ち、我が事のように分かりまする…
でもどうぞゆっくりとその時を待ちましょう!
再開の時にはきっとウルトラミラクルが!!!
先日の八方尾根、ほどよい新雪・快晴・無風・部屋は個室対応(宿泊客少なく)・撮れ高まぁまぁ、撮れ高以外は文句のつけようなしですた(笑)
by よしころん (2019-03-12 08:03)
雷魚と呼ばれている魚は、ドジョウだったワケですか。
ずい分と、ドジョウとイメージが違うので、そうは思いませんでした。
あ、でも科が違うから...。
沖縄に行った時、トビハゼたくさん見ましたー。
なんだか、なつかしいような顔です^^;。
by sakamono (2019-03-14 22:16)
>響さん
トビハゼラブでしたか! 心が鎮まる容姿ですよね^^
ナメクジに擬態してもポイントかせげないかと・・^^;
>よしころんさん
ウルトラでなくてもいいので日頃の行い貯蓄をしておきます^^
八方は遠い遠い昔にスキーに行ったきりです・・でも大好き。
>sakamonoさん
ドジョウとついても科が違うので別人ですね^^
トビハゼ好きがこんな高い確率でいらっしゃるとは・・びっくり。
by ぜふ (2019-03-16 13:29)