"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
うまいかまずいか [観察会]
腰痛火山が噴火して、朝起き上がるときは生まれたての小鹿のようになってしまいました。
これまで何度も小鹿になったことはありますが、久しぶりの爆発なので病院へ行きました。
レントゲン写真を見てもらいましたが、一か所だけ椎間板が薄いけど見た目は問題ないとのこと。
いつもの診断結果で、原因も判然としない。足先のしびれもなし。
腰に注射をされ、湿布薬を処方されて帰ってきました。
が、相変わらず30分同じ姿勢を続けると姿勢を変えるときに大変。
歩いている方がむしろ楽なので、日曜日にHFに行ってきました。
開始時間に少し遅れてしまったのですが、今回は集合場所付近が最初の観察場所でうまく合流。

シラカシの実にしがみついていましたが、彼はもうそろそろお役目終了でしょうね。
備忘録として書いておきますが、高知大学の金教授の研究で判明したスズメバチの忌避物質。
フェニルメタノール(ベンジルアルコール)の匂いをスズメバチは嫌うそうです。
これはバラのような香りの芳香族アルコールで、石鹸などの香料として使われているそうです。
これまでの常識としては、スズメバチ被害に遭わないように、昆虫採集のとき香水をつけるのはNG。
でもフェニルアルコールを含むものであれば逆にスズメバチ避けになるかもしれません。
(そういう香水があればですが)
ちょっと調べてみたら忌避剤がすでに商品化されていました。
その名も「スズメバチサラバ」(ベタなネーミングですが覚えやすい)
これにディートを加えてくれればスーパー虫よけになるのになぁ。

さて、この日のHFは雨こそ降りませんでしたが肌寒く、虫たちにはあまり会えませんでした。

そもそも観察会のテーマは植物のタネでした。
風に運ばれるタネ、鳥に運ばれるタネ、獣に運ばれるタネ、そして虫に運ばれるタネ。
植物によってタネの運搬担当(植物の繁殖戦略)はさまざま。
ということを学びましたが、相変わらずよそ見ばかりしていました。
この子は2センチちかくあるので、アブじゃなくてハエなんだろうなぁ。
あとで調べたらやはりハエでした。

もう一匹。これは1センチくらいのアブ。

キゴシハナアブと似ていますが、原色昆虫大図鑑Ⅲによると、
「黒色で光沢をもつ。(中略)複眼は紫色の斑点と大型紋を密にもつ。胸背に5本の淡色細縦線あり。肢は黒色で膝部、頸節とフ節の基部は黄色。出現は4月~10月。」
とあります。
ネット上ではキゴシハナアブと誤同定しているケースが多々あるようです。
これは観察員の方が名札を付けてくれていました。

色鮮やかで実も大きく、おいしそうに見えますが、ほぼ無味でうまくもまずくもないそうです。
この子はHFにはたくさんいるので、佃煮にすればおいしいかな?

シーズン中はあまりカメラが向かない虫ですが、他に被写体がいないとシャッターを切る失礼さ。

これはたまたま葉っぱの裏に見つけた子。(何の葉か失念・・)

このビジュアルだと鳥も嫌がると思いますが、そもそもテントウムシはまずくて鳥は食べないはず。
それともトホシテントウはおいしいのか?
(試してみる気はしませんが)
これは葉っぱの上にいました。

観察指導員のHさんたちが稲刈りをしているというので、挨拶がてら様子を見に行って引き上げました。
そのHさんがわざわざ後からメールで名前を教えてくれた花。


ちょっと時計を巻き戻します。(腰痛火山噴火前のことです)
10月30日にまた秦野へ行ってきました。
絵本作家のTさんのフィールドワークの見学です。
まだこの子たちが複数観察できました。

これから集団越冬するこの子はそこらじゅうにたくさん。

作業中に土の中からこんな子を見つけてしまいました。

越冬体勢に入ろうとしていたところを邪魔してしまったかもしれません。

子供はこういう模様があって美しい。
ジムグリは独特の香りがするということなので、くんくんしたらカメムシそっくりでした。
実はそれはTさんがクサギカメムシを触ったせいだったようです。
と、そのとき、想定外の虫を発見。
思わず「ヒナだぁー」と叫んでしまいました。

2センチもなくて翅もなく、カマキリの幼虫のように見えますが立派なオトナ。
ジムグリに遊んでもらって地面に近づいていたのが功を奏したというところ。
HFにもいるとのことですが、まだ会えていないので幸運でした。
この後また前回のそば屋でうまい田舎蕎麦を食べ、アトリエまでおじゃましていい一日となりました。
カマキリといえば、先日の朝、小鹿の状態で新聞を取りに玄関にでたらなんと。

うちに助けを求めてやってきたのでしょうか、産卵後のメスだと思いますがかなり弱っていました。
まさに ”虫の息”
今日の湯加減
これまで何度も小鹿になったことはありますが、久しぶりの爆発なので病院へ行きました。
レントゲン写真を見てもらいましたが、一か所だけ椎間板が薄いけど見た目は問題ないとのこと。
いつもの診断結果で、原因も判然としない。足先のしびれもなし。
腰に注射をされ、湿布薬を処方されて帰ってきました。
が、相変わらず30分同じ姿勢を続けると姿勢を変えるときに大変。
歩いている方がむしろ楽なので、日曜日にHFに行ってきました。
開始時間に少し遅れてしまったのですが、今回は集合場所付近が最初の観察場所でうまく合流。

キイロスズメバチ ♂ (スズメバチ科)
シラカシの実にしがみついていましたが、彼はもうそろそろお役目終了でしょうね。
備忘録として書いておきますが、高知大学の金教授の研究で判明したスズメバチの忌避物質。
フェニルメタノール(ベンジルアルコール)の匂いをスズメバチは嫌うそうです。
これはバラのような香りの芳香族アルコールで、石鹸などの香料として使われているそうです。
これまでの常識としては、スズメバチ被害に遭わないように、昆虫採集のとき香水をつけるのはNG。
でもフェニルアルコールを含むものであれば逆にスズメバチ避けになるかもしれません。
(そういう香水があればですが)
ちょっと調べてみたら忌避剤がすでに商品化されていました。
その名も「スズメバチサラバ」(ベタなネーミングですが覚えやすい)
これにディートを加えてくれればスーパー虫よけになるのになぁ。

さて、この日のHFは雨こそ降りませんでしたが肌寒く、虫たちにはあまり会えませんでした。

そもそも観察会のテーマは植物のタネでした。
風に運ばれるタネ、鳥に運ばれるタネ、獣に運ばれるタネ、そして虫に運ばれるタネ。
植物によってタネの運搬担当(植物の繁殖戦略)はさまざま。
ということを学びましたが、相変わらずよそ見ばかりしていました。
この子は2センチちかくあるので、アブじゃなくてハエなんだろうなぁ。
あとで調べたらやはりハエでした。

ベッコウバエ (ベッコウバエ科)
もう一匹。これは1センチくらいのアブ。

ホシメハナアブ (ハナアブ科)
キゴシハナアブと似ていますが、原色昆虫大図鑑Ⅲによると、
「黒色で光沢をもつ。(中略)複眼は紫色の斑点と大型紋を密にもつ。胸背に5本の淡色細縦線あり。肢は黒色で膝部、頸節とフ節の基部は黄色。出現は4月~10月。」
とあります。
ネット上ではキゴシハナアブと誤同定しているケースが多々あるようです。
これは観察員の方が名札を付けてくれていました。

サネカズラ
色鮮やかで実も大きく、おいしそうに見えますが、ほぼ無味でうまくもまずくもないそうです。
この子はHFにはたくさんいるので、佃煮にすればおいしいかな?

コバネイナゴ (バッタ科)
シーズン中はあまりカメラが向かない虫ですが、他に被写体がいないとシャッターを切る失礼さ。

これはたまたま葉っぱの裏に見つけた子。(何の葉か失念・・)

トホシテントウ 幼虫 (テントウムシ科)
このビジュアルだと鳥も嫌がると思いますが、そもそもテントウムシはまずくて鳥は食べないはず。
それともトホシテントウはおいしいのか?
(試してみる気はしませんが)
これは葉っぱの上にいました。

シュレーゲルアオガエル
観察指導員のHさんたちが稲刈りをしているというので、挨拶がてら様子を見に行って引き上げました。
そのHさんがわざわざ後からメールで名前を教えてくれた花。

カントウヨメナ

ちょっと時計を巻き戻します。(腰痛火山噴火前のことです)
10月30日にまた秦野へ行ってきました。
絵本作家のTさんのフィールドワークの見学です。
まだこの子たちが複数観察できました。

オオセンチコガネ (コガネムシ科)
これから集団越冬するこの子はそこらじゅうにたくさん。

クサギカメムシ (カメムシ科)
作業中に土の中からこんな子を見つけてしまいました。

越冬体勢に入ろうとしていたところを邪魔してしまったかもしれません。

ジムグリ 幼蛇
子供はこういう模様があって美しい。
ジムグリは独特の香りがするということなので、くんくんしたらカメムシそっくりでした。
実はそれはTさんがクサギカメムシを触ったせいだったようです。
と、そのとき、想定外の虫を発見。
思わず「ヒナだぁー」と叫んでしまいました。

ヒナカマキリ (カマキリ科)
2センチもなくて翅もなく、カマキリの幼虫のように見えますが立派なオトナ。
ジムグリに遊んでもらって地面に近づいていたのが功を奏したというところ。
HFにもいるとのことですが、まだ会えていないので幸運でした。
この後また前回のそば屋でうまい田舎蕎麦を食べ、アトリエまでおじゃましていい一日となりました。
オマケ
カマキリといえば、先日の朝、小鹿の状態で新聞を取りに玄関にでたらなんと。

ハラビロカマキリ (カマキリ科)
うちに助けを求めてやってきたのでしょうか、産卵後のメスだと思いますがかなり弱っていました。
まさに ”虫の息”
今日の湯加減
その後火山は沈静化しています。
まだモヤモヤ感があるのですが、再受診はしなくてよさそう。
もちろん油断は禁物。(過去に何度も痛い目に遭っているので)
それに腰以外にもいくつか難が出ているので一つひとつケアしないと。
これからはオサホリシーズンに突入するので風邪などにも気を付けないと。
ということでヒーターを出し、毛布を出し、ドテラは・・まだいいかな。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
小鹿状態お辛そうでやすね。
良くなるとよいでやすね。
爬虫類が好きなので 蛙と蛇に目が釘付けになってしまいやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2018-11-10 21:34)
腰、お大事にしてくださいね(>_<)
by sasasa (2018-11-11 19:09)
>ぼんぼちぼちぼちさん
ありがとうございます。ほぼニンゲンに戻りました^^
両生類も好きですか?
>sasasaさん
ありがとうございます。腰は大事ですね。
by ぜふ (2018-11-11 22:41)
こんな小さなカマキリがいたとは。
トホシテントウムシの見た目は
100万ボルトの電流を出しそうです。
by 響 (2018-11-14 18:49)
トホシテントウ 幼虫、姿にびっくり、
トゲトゲというか、小さな枝がいっぱいね
シュレーゲルアオガエル とぼけたようなお顔、かわいいな
其処までは良かったけれど越冬前の長いこ 苦手!
此処で、ドッキリです
by engrid (2018-11-15 01:22)
>響さん
同じくらいの大きさのヒメカマキリというのもいます。
トホシテントウは発電のマーク使えそうですよね^^
>engridさん
これでもかというビジュアルですよね。
たしかにツリーのようにも見えますね^^
ニョロの予告なくてすみません、次回も登場予定です^^;
by ぜふ (2018-11-17 14:14)