"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
バッタとイモムシ [ファーブル会]
9月16日は三浦半島でアゲハ採集会でした。
現地はあいにくの雨模様で、ヒガンバナも咲き始めというところ。
時折薄日が射すものの、アゲハチョウたちはあまり現れてくれませんでした。
ならばとたくさんいてくれたバッタ採集ということに。
それとイモムシが色々。
おそらく2齢幼虫ではないかと思うので、これでもまだまだチビッ子。
3齢になると体が真っ黒になって水玉模様は黄色くなり、これでもかとビビッドになりますが・・
終齢になると灰色のヘビ柄になって、今度はビビリます。
朝、集合場所から出発した直後に見つけたのもイモムシ。
黒い水玉模様が特徴的な(毛も生えている)イモムシですが、イモハンに載っていませんでした。
採集場所の公園の原っぱで一番多かったのがこのバッタ。
クルマバッタモドキはいても、クルマバッタはチバのマイフィールドではあまり見かけません。
2種の違いは写真でわかるように胸の盛り上がり。(クルマバッタモドキは平たんです)
この子もモドキですが、近所の公園にもいます。
ただ、この色合いははじめて見た気が。
緑型と褐色型のハイブリッドのようです。
この子も似たような配色のササキリの仲間。
ホシササキリかもしれませんが、翅の下半分の色が薄いので。
花壇に咲いていた変わった花。
東北八重ひまわりというそうです。
イモムシに戻ります。
この子は扉の子にも似ていますが別種。
無害なので手乗りさせても大丈夫です。
この子は無害というか・・
この虫は別名”サクラケムシ”と呼ばれ、サクラなどのバラ科の樹の害虫ではありますが、だいたい落葉しはじめるこの時期に葉を食べるので、樹もダメージは少ないと思います。
ソメイヨシノにもつきますが、この虫が大量発生したからといって早まって切らないでほしいです。
またこのケムシは無毒で食べることができます。
サクラの葉を食べるので、桜餅のような香りがします。煎じてお茶にすることも。
帰り道に観察したイモムシもこの時期大量発生することがあります。
イナバウワーのようなポーズですが、威嚇しているのです。(体を震わせもします)
これは食べると死んじゃうやつ。
バッタの卵に寄生するので、この原っぱの一角でたくさん観察できましたが近年減っているようです。
体液にはカンタリジンを含むので触らないようにしましょう。
結局、観察したアゲハの数は少なかったものの、三浦半島らしく種数は多く見られました。
アゲハではありませんが、チョウの写真を1種だけ。
セセリチョウは翅を閉じるか半開きにしてとまりますが、この子だけは何故かおっぴろげ。
今日の湯加減
現地はあいにくの雨模様で、ヒガンバナも咲き始めというところ。
時折薄日が射すものの、アゲハチョウたちはあまり現れてくれませんでした。
ならばとたくさんいてくれたバッタ採集ということに。
それとイモムシが色々。
セスジスズメ (スズメガ科)
おそらく2齢幼虫ではないかと思うので、これでもまだまだチビッ子。
3齢になると体が真っ黒になって水玉模様は黄色くなり、これでもかとビビッドになりますが・・
終齢になると灰色のヘビ柄になって、今度はビビリます。
朝、集合場所から出発した直後に見つけたのもイモムシ。
イヌビワハマキモドキ (ハマキモドキガ科)
黒い水玉模様が特徴的な(毛も生えている)イモムシですが、イモハンに載っていませんでした。
採集場所の公園の原っぱで一番多かったのがこのバッタ。
クルマバッタ (バッタ科)
クルマバッタモドキはいても、クルマバッタはチバのマイフィールドではあまり見かけません。
2種の違いは写真でわかるように胸の盛り上がり。(クルマバッタモドキは平たんです)
同上
この子もモドキですが、近所の公園にもいます。
ただ、この色合いははじめて見た気が。
ショウリョウバッタモドキ (バッタ科)
緑型と褐色型のハイブリッドのようです。
この子も似たような配色のササキリの仲間。
ウスイロササキリ (キリギリス科)
ホシササキリかもしれませんが、翅の下半分の色が薄いので。
花壇に咲いていた変わった花。
東北八重ひまわりというそうです。
イモムシに戻ります。
この子は扉の子にも似ていますが別種。
ヒメエグリバ (ヤガ科)
無害なので手乗りさせても大丈夫です。
この子は無害というか・・
モンクロシャチホコ (シャチホコガ科)
この虫は別名”サクラケムシ”と呼ばれ、サクラなどのバラ科の樹の害虫ではありますが、だいたい落葉しはじめるこの時期に葉を食べるので、樹もダメージは少ないと思います。
ソメイヨシノにもつきますが、この虫が大量発生したからといって早まって切らないでほしいです。
またこのケムシは無毒で食べることができます。
サクラの葉を食べるので、桜餅のような香りがします。煎じてお茶にすることも。
帰り道に観察したイモムシもこの時期大量発生することがあります。
フクラスズメ (スズメガ科)
イナバウワーのようなポーズですが、威嚇しているのです。(体を震わせもします)
これは食べると死んじゃうやつ。
マメハンミョウ (ツチハンミョウ科)
バッタの卵に寄生するので、この原っぱの一角でたくさん観察できましたが近年減っているようです。
体液にはカンタリジンを含むので触らないようにしましょう。
結局、観察したアゲハの数は少なかったものの、三浦半島らしく種数は多く見られました。
オマケ
アゲハではありませんが、チョウの写真を1種だけ。
セセリチョウは翅を閉じるか半開きにしてとまりますが、この子だけは何故かおっぴろげ。
ダイミョウセセリ (セセリチョウ科)
今日の湯加減
昨日は虫神様のお導きとしか思えないいくつかの出会いがありました。
今日以前訪れた柏の池を再々訪し、東大の久保田先生に再会できました。
ほんとに今年は虫関係の方々との幸運な出会いや再会が多くて、ゾーンインしている気がします。
これから先も楽しみなイベントがいくつかあるので、日頃の行いに気を付けていかなきゃと。
虫ではありませんが、今日は新しく家にお迎えした子たちも。
オカヤドカリ
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
怖いもの見たさで見てしまいました^^;
by よしころん (2018-09-30 07:09)
よしころんさんと同じく、、
しかし、配色、色合い、美しいなって思うけれども、、、
by engrid (2018-09-30 19:11)
ショウリョウバッタモドキ、このような方が存在するのですね。
モンクロシャチホコ (シャチホコガ科)は、李の木などに大量発生して退治した経験があるのですが、無害で、木にもそんなに害にはならないのですね。気の毒なことをしてしまいました。反省。
by アヨアン・イゴカー (2018-09-30 23:50)
だんなが、職場の人から
カブトムシの幼虫をもらいました!
まだ家には連れて帰ってきてないんだけど楽しみ^^
大量にうまれたらしく、周りの人にもらってくれるか聞いて回っていたら、みんな奥様が反対していたとか。
「うちは絶対、嫁が喜ぶ」って言って、ダンナは立候補したみたいです。
ちゃんと見守ってあげられるかなー。カブトムシは初めてだよぉ。
どきどき
by リュカ (2018-10-01 10:44)
>よしころんさん
見ているうちに怖いものではなくなりますよ。
あ、そもそも平気ですかね?^^
>engridさん
しかし。けれども。ですよね^^
でも見ていると慣れますよ♪
>アヨアン・イゴカーさん
すももにつくとどうか分かりませんが、ほんとにいい香りがします♪
一度試してみてください^^
>リュカさん
だんなさん、グッジョブ(^^♪
でもほんとはクワガタの方がよかったのでは?^^
とにかく来年が楽しみですね。
by ぜふ (2018-10-01 21:30)
イモムシというのは、姿も色も模様も、すべてにおいて、
インパクトがあると思います。少々苦手です^^;。
食べると桜餅のような香りのするケムシって、ホントですか?!
by sakamono (2018-10-04 22:56)
キャーー!オかヤドカリじゃないですか。
あの目にやられましたね?
わたしの飼ってたオカヤドカリは五右衛門と呼んでましたがなにがいいかな?
二匹なら武蔵と小次郎とか。
by 響 (2018-10-05 00:30)
>sakamonoさん
はい。実体験に基づく評価です^^
>響さん
五右衛門おぼえてますよ^^
実はほんとに二匹なんです。小さい方がムラサキオカヤドカリ。
ムサシとコジロウ、いいですね♪
by ぜふ (2018-10-05 22:31)