"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
出張昆虫教室 [ファーブル会]
7月8日もカシワへ行ってきました。
小学校の課外授業として開かれる昆虫教室をここ数年、毎年ファーブル会がお手伝いをしています。
こういう催しをする小学校は今時少ないと思います。
が、この小学校には熱心なママたちと、そして昆虫好きの校長先生がいるのです。
参加者の子供たちと父母が虫探しするのを見守るのが任務だったので、写真があまりありません。
何を扉の写真にするか迷ったのですが・・
この子にします。
学区内の家族らとはいえ、朝からなんと90人以上が集まりました。
前半は大きな広場で昆虫探し。
樹木は桜しかなく、バッタの季節ではないのでなかなか虫は見つけられませんでした。
そんな状況の中、Tさんに案内され、あるポイントへ行ってみたら、まんまといたのが扉の子。
Tさんは2頭つかまえて全部で3頭。
ややレアなセンチコガネの仲間ですが、郊外の公園にいることもあるのです。
全員メスのようでした。
広場の周りの林縁を時々クロアゲハやナガサキアゲハが飛んでいましたが、なかなか採れません。
採れたのはこの子たち。
残念ながら外来種で、特定外来生物にも指定されてしまいました。
なので標本にするのはいいですが飼育してはいけません。
1時間ほど後に一旦集まって、後半は池の方へ場所を変えました。
シオカラトンボやノシメトンボと格闘している親子。
池の外周をパトロールするトンボ。
参加者に見せようとネットインを試みましたが見切られ続けました。
それでも後で参加者の虫カゴを見せてもらったらウチワヤンマを採ったパパもいました。
その他、カマキリやマメコガネやカブトムシやイトトンボなどが採れていました。
無事解散して小学校へ戻り、校長室で少しお話しをして終了となりました。
(校長先生は定年でこれが最後の昆虫教室になるとのことでした)
遅いお昼を食べたあと(また味鮮へ行きました)、こんぶくろ公園を再訪することに。
この日もかなりの猛暑でしたが、森の中は直射日光が当たらず、風が吹くと気持ちよく感じました。
ホシカメムシ科かと思いきや、ホシカメムシ科ではない。
前回訪問時には見られなかった虫が色々いました。
いつ見てもムキムキ。
カモフラージュ柄ですが触覚が目立つ。
このカミキリムシは・・・不明。(体長25ミリくらい)
これは一瞬、パンダソウムシかと思いましたが、違いました。
オスは分かりやすいのですが、メスはパンダゾウムシに似ています。
この子もゾウムシですが・・・不明。(体長10ミリくらい)
この子もなんだろねーと言っていたのですが分かりました。
オレンジ色の顔が特徴ですが、成虫になると緑になります。
ロープがほどかれて通行可能になっているエリアがありました。
ある植物の開花時期だけ立ち入り可となるようです。
それはこの花でした。
オカトラノオやヌマトラノオは知っていましたが、これは知りませんでした。
というか、見分けがつきません。
この子は見分けがつきますが、大きかったなぁ。体長は30ミリ近くあるように思いました。
クモバチ科は以前、ベッコウバチ科と呼ばれていましたが、分類が変わったのです。
モンクロベッコウはモンクロクモバチに、オオシロフベッコウはオオシロフクモバチになりました。
しかし、
キバネオオベッコウはキバネオオクモバチにはならず、なぜかベッコウクモバチに。
ずいぶん前に同じことを書いた気がしますが、やはりどうも腑に落ちません。
またトンボ池の方へも行きました。
件のエサキモンキ団地はどうなったか確認しに。
すると、団地の住民はほとんど見当たりませんでした。
幼虫と成虫が一匹ずついただけ。
なぜか、10メートルほど離れたサクラの木に集団引越をしたようにいました。
ただ、あんなにたくさんいた幼虫たちはぽつぽつとしか・・巣立っていったのですね。
もう母虫もひとりで暮らしているようでした。
このゾウムシはちびっ子でした。約6ミリ。
複数観察しました。
そして今回もトンボは見られないかなと思っていたら・・
観察できてよかった。
でも、このフィールドはトンボとチョウは少ないようです。
味鮮レポート パート2。
前回はセットメニューを頼もうとするも土日は除くということだったのですが。
なぜか今回はありました。
なので注文してみたら。
すごいボリュームというか、それぞれが一人前。つまり二人前でした。
それで800円。しかも税込み。
しかも前回忘れられたサービスのアイスコーヒーがちゃんと出てきました。
今日の湯加減
小学校の課外授業として開かれる昆虫教室をここ数年、毎年ファーブル会がお手伝いをしています。
こういう催しをする小学校は今時少ないと思います。
が、この小学校には熱心なママたちと、そして昆虫好きの校長先生がいるのです。
参加者の子供たちと父母が虫探しするのを見守るのが任務だったので、写真があまりありません。
何を扉の写真にするか迷ったのですが・・
この子にします。
学区内の家族らとはいえ、朝からなんと90人以上が集まりました。
前半は大きな広場で昆虫探し。
樹木は桜しかなく、バッタの季節ではないのでなかなか虫は見つけられませんでした。
そんな状況の中、Tさんに案内され、あるポイントへ行ってみたら、まんまといたのが扉の子。
Tさんは2頭つかまえて全部で3頭。
ムネアカセンチコガネ (コガネムシ科)
ややレアなセンチコガネの仲間ですが、郊外の公園にいることもあるのです。
全員メスのようでした。
広場の周りの林縁を時々クロアゲハやナガサキアゲハが飛んでいましたが、なかなか採れません。
採れたのはこの子たち。
アカボシゴマダラ (ゴマダラチョウ科)
残念ながら外来種で、特定外来生物にも指定されてしまいました。
なので標本にするのはいいですが飼育してはいけません。
1時間ほど後に一旦集まって、後半は池の方へ場所を変えました。
シオカラトンボやノシメトンボと格闘している親子。
池の外周をパトロールするトンボ。
ウチワヤンマ (サナエトンボ科)
参加者に見せようとネットインを試みましたが見切られ続けました。
それでも後で参加者の虫カゴを見せてもらったらウチワヤンマを採ったパパもいました。
その他、カマキリやマメコガネやカブトムシやイトトンボなどが採れていました。
無事解散して小学校へ戻り、校長室で少しお話しをして終了となりました。
(校長先生は定年でこれが最後の昆虫教室になるとのことでした)
ミナミトゲヘリカメムシ(ヘリカメムシ科)
遅いお昼を食べたあと(また味鮮へ行きました)、こんぶくろ公園を再訪することに。
この日もかなりの猛暑でしたが、森の中は直射日光が当たらず、風が吹くと気持ちよく感じました。
オオホシカメムシ (オオホシカメムシ科)
ホシカメムシ科かと思いきや、ホシカメムシ科ではない。
前回訪問時には見られなかった虫が色々いました。
いつ見てもムキムキ。
シオヤアブ (ムシヒキアブ科)
カモフラージュ柄ですが触覚が目立つ。
ナガゴマフカミキリ (カミキリムシ科)
このカミキリムシは・・・不明。(体長25ミリくらい)
これは一瞬、パンダソウムシかと思いましたが、違いました。
アシナガオニゾウムシ ♀ (ゾウムシ科)
オスは分かりやすいのですが、メスはパンダゾウムシに似ています。
この子もゾウムシですが・・・不明。(体長10ミリくらい)
この子もなんだろねーと言っていたのですが分かりました。
ササキリの幼虫 (キリギリス科)
オレンジ色の顔が特徴ですが、成虫になると緑になります。
同上
ロープがほどかれて通行可能になっているエリアがありました。
ある植物の開花時期だけ立ち入り可となるようです。
それはこの花でした。
ノジトラノオ
オカトラノオやヌマトラノオは知っていましたが、これは知りませんでした。
というか、見分けがつきません。
この子は見分けがつきますが、大きかったなぁ。体長は30ミリ近くあるように思いました。
ベッコウクモバチ (クモバチ科)
クモバチ科は以前、ベッコウバチ科と呼ばれていましたが、分類が変わったのです。
モンクロベッコウはモンクロクモバチに、オオシロフベッコウはオオシロフクモバチになりました。
しかし、
キバネオオベッコウはキバネオオクモバチにはならず、なぜかベッコウクモバチに。
ずいぶん前に同じことを書いた気がしますが、やはりどうも腑に落ちません。
またトンボ池の方へも行きました。
件のエサキモンキ団地はどうなったか確認しに。
すると、団地の住民はほとんど見当たりませんでした。
幼虫と成虫が一匹ずついただけ。
なぜか、10メートルほど離れたサクラの木に集団引越をしたようにいました。
エサキモンキツノカメムシ 親子(ツノカメムシ科)
ただ、あんなにたくさんいた幼虫たちはぽつぽつとしか・・巣立っていったのですね。
もう母虫もひとりで暮らしているようでした。
同上
このゾウムシはちびっ子でした。約6ミリ。
スグリゾウムシ (ゾウムシ科)
複数観察しました。
そして今回もトンボは見られないかなと思っていたら・・
アジアイトトンボ (イトトンボ科)
観察できてよかった。
でも、このフィールドはトンボとチョウは少ないようです。
オマケ
味鮮レポート パート2。
前回はセットメニューを頼もうとするも土日は除くということだったのですが。
なぜか今回はありました。
なので注文してみたら。
すごいボリュームというか、それぞれが一人前。つまり二人前でした。
それで800円。しかも税込み。
しかも前回忘れられたサービスのアイスコーヒーがちゃんと出てきました。
今日の湯加減
今日から『大昆虫展』が開幕しました。
といいつつ、敵情視察ということで、科博の昆虫展を見に行ってきました。
宣伝大使となっているカマキリ先生こと香川照之さんが全面出ているかと思いきや。
会場の出口の一角にフィーチャーコーナーがあるだけ。
もちろん規模は比較にならないほどですが、とても真面目な展示でした。オトナ向けということかな。
「Gの部屋」というのが唯一遊び心のあるコーナーでしたが、展示物はGです。
科博の研究員の方たちと九大の丸山さんのリレー講演会が午後あり、10時から整理券が配られるということでもらいに行こうとしたら、再入場できませんとのこと。
しかたなくギリギリの時間まで展示を見て、配布の列に並んだら定員の最後から二人でギリギリ。
整理券をもらえたのはラッキーでしたが、1時間しか展示を見られず。
しかたなくお昼をはさんで講演開始時間まで、常設展をくまなく見て回りました。
”大”昆虫展の方が”小”規模ですが、生き虫がいっぱいいて間近で見られ、遊び心満載です!
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
おはようございます。
ノジトラノオというのですね!どうやって見分けるのかしら。
自生している標高とか?(*゚∀゚*) ナンチャッテ…
今回はムキムキの64がたくさん!
by よしころん (2018-07-15 06:54)
山梨もアヂィよ~~~(><)
言うまでもありませんがくれぐれも気を付けてくださいませ。
by よしころん (2018-07-15 06:57)
今回も見たことの無いムシさん達が一杯ですね
ノジトラノオ、始めて聞く名前です、何処が違うんだろう・・・
by g_g (2018-07-15 07:40)
>シオヤアブ
下の写真は、なんだか中途半端に返送したルパンみたいで笑っちゃいました。
by アヨアン・イゴカー (2018-07-15 07:51)
>よしころんさん
オカもヌマも平地に自生しますからねー ナゾです^^
暑かったですが、帰ってきたらもっと暑かった・・^^;
>g_gさん
初めて聞きましたが、”野路”なんでしょうね・・
>アヨアン・イゴカーさん
ムッシュウ感がありますよね^^
by ぜふ (2018-07-18 20:36)
昆虫ブーム?と思うような参加者の数ですね。
ササキリの幼虫の触角の長さが面白い。
by 響 (2018-07-20 15:13)
赤いセンチコガネもかわいいですね。体型がかわいいなぁ。
このボリュームで800円というのは、ものすごい格安ですね!
食べ切るのが難しそうな感じもします^^;。
by sakamono (2018-07-20 23:52)
>響さん
はっきり言って昆虫ブーム、きてます^^
カマキリ先生のおかげかもしれません。
>sakamonoさん
ムネアカセンチは印象がまったく違いますね。
休んだら食べきれないと思ったので一気に食べました・・
by ぜふ (2018-07-21 00:35)