"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
ルーミスとラーメンの想い出 [Friends]
11月24日、数か月ぶりに房総へ。
房総といっても広い。
一日で巡回パトロールすることはできないので、いつもエリアを絞ります。
内房、外房、南房・・あるいは中房を目指してチバニアンを再訪するというのも考えましたが・・
理由は後で書きますが、外房の南部、南外房を目的地に設定しました。
この子は勝浦市の山中で出会ってしまったシュレちゃん。
もちろん、カエルを探しに行ったわけではありません。
これは特に理由はなかったのですが、いつもの道は使わず、かといって新しいルートは試さず。
もっとも一般的に大多喜街道をひたすら辿りました。
結局、中房を経由したのですが、2年ぶりくらいに通ると懐かしく感じる景色がいくつもありました。
(道中の写真はなし)
ルートに新奇性はありませんでしたが、探虫フィールドは新規開拓を試みました。
勝浦のこの近辺は何度か訪れたことがあるので、迷うことなく最初の目的地に着きました。
が、ポイントへ向かう山道の入り口はバリケードが施されていたので徒歩で突入。
日当たりが悪いためにかなり湿った未舗装路をしばらく進むと明るく頭上が開けました。
無論ですが、ボウソウはショウナイと比べて格段にあたたかい。
珍しい光景ではありませんが陽だまりには・・
花もまだまだ咲き残っている山道の両側の崖を丹念にチェックしながら歩きます。
この子と出くわしたのは意外。 この日に観察したことは記録要かと。
崖の表面を近くで見ていないと見逃してしまうこと間違いなしの花も。
これは近付かなくても気が付く花。あちこちに咲いていましたがシシウドの仲間かな。
ツルリンドウはまだ蕾も。
見た目や規模としてはよさそうな小崖が延々と続く山道でした。
ただ、房総特有の岩山なので、土の割合が少なくて掘れる場所が少ない。
それでもここはというところをホジホジしていて最初に発掘してしまったのが扉の子。
実はお友達も一緒でした。
そっと埋めなおして次の崖へ。
どこまでも続きそうな山道でしたが、峠らしきところで引き返すことにしました。
もう一度各崖を見逃していたところがないか確認しながら下ります。
そして、崖面から木の根が露出しているところのその裏側の土をザクザクすると。
でました。
寝ているのに独特の香りが漂っています。
本命ではありませんが、大型のゴミムシ。
結局このエリアでの収穫はこれだけでした。
今度来たときは峠の先まで行ってみようと思います。
次に目指したのは御宿。
そこは新規開拓ではなくて何度か訪れた場所。
御宿ラベルを再採取したかったので、実績のあるポイントへ向かったのです。
見覚えのある分岐を山へ向かって左折するとまもなく着くはず。
工事車両が何台かと作業員が数名いたのですが、そこを過ぎてポイントを探すも見つからず。
あれ、確かこのあたりだったのに、ない。
作業していたところまで戻って右側を振り仰いで、愕然としました。
伐採作業をしていたところがまさに目指すポイントだったのです。
しようがないことですが、どうか命は繋がっていてほしい。
再訪すべき場所が2つになりました。
予定通りこのあと鴨川へ。
久しぶりにまんぼうのマスターに会いに行きました。
(いつものことですが)午後の遅い時間に到着。
入り口で先客とすれ違い「こんちは」と店内に呼びかけると、先客を見送ろうとしていたマスター。
こちらのことを認めるや、歩み寄ってきて両腕を捕まえられました。
そんなに感激されるほどの仲ではないので、何とも言えない違和感を覚えた瞬間。
マスターの口から出たのは悲しい事実。
葬儀を終えたのは1週間前。店を再開したのは3日前とのことでした。
しばらく二人で話をしていて、ようやく現実だということを理解できたころマスターが。
「ラーメン食べる?」
勝浦が有名ですが、まんぼうのはもっとおいしい。
のびちゃうよ~という奥さんの声が頭の中をよぎりました。
店を後にして鴨川有料道路を登って行く途中、オドメーターの表示がもうすぐぞろ目になることに気が付きました。
揃ったら記念写真を撮ろうと思い、スピードを落とし、後続車も見えなかったので最徐行。
そしてまもなく2が揃いました。
徐行しているときからまさかとは思っていたのですが、オートバイをとめたその場所は、とても因縁のある場所でした。
なんということでしょう、そこはルーミス探しをしていた頃に訪れたオダガクの山への進入路。
この入り口を教えてくれたのが、そのとき偶然訪れたラーメン屋まんぼうのマスターだったのです。
また行こう。ルーミスの山へ。
今日の湯加減
※最初にまんぼうを訪れたときの記事はこちら
房総といっても広い。
一日で巡回パトロールすることはできないので、いつもエリアを絞ります。
内房、外房、南房・・あるいは中房を目指してチバニアンを再訪するというのも考えましたが・・
理由は後で書きますが、外房の南部、南外房を目的地に設定しました。
この子は勝浦市の山中で出会ってしまったシュレちゃん。
もちろん、カエルを探しに行ったわけではありません。
これは特に理由はなかったのですが、いつもの道は使わず、かといって新しいルートは試さず。
もっとも一般的に大多喜街道をひたすら辿りました。
結局、中房を経由したのですが、2年ぶりくらいに通ると懐かしく感じる景色がいくつもありました。
(道中の写真はなし)
ルートに新奇性はありませんでしたが、探虫フィールドは新規開拓を試みました。
勝浦のこの近辺は何度か訪れたことがあるので、迷うことなく最初の目的地に着きました。
が、ポイントへ向かう山道の入り口はバリケードが施されていたので徒歩で突入。
日当たりが悪いためにかなり湿った未舗装路をしばらく進むと明るく頭上が開けました。
無論ですが、ボウソウはショウナイと比べて格段にあたたかい。
珍しい光景ではありませんが陽だまりには・・
キタテハ (タテハチョウ科)
花もまだまだ咲き残っている山道の両側の崖を丹念にチェックしながら歩きます。
この子と出くわしたのは意外。 この日に観察したことは記録要かと。
イチモンジセセリ (セセリチョウ科)
崖の表面を近くで見ていないと見逃してしまうこと間違いなしの花も。
キッコウハグマ
これは近付かなくても気が付く花。あちこちに咲いていましたがシシウドの仲間かな。
ツルリンドウはまだ蕾も。
見た目や規模としてはよさそうな小崖が延々と続く山道でした。
ただ、房総特有の岩山なので、土の割合が少なくて掘れる場所が少ない。
それでもここはというところをホジホジしていて最初に発掘してしまったのが扉の子。
実はお友達も一緒でした。
シュレーゲルアオガエル
そっと埋めなおして次の崖へ。
どこまでも続きそうな山道でしたが、峠らしきところで引き返すことにしました。
もう一度各崖を見逃していたところがないか確認しながら下ります。
そして、崖面から木の根が露出しているところのその裏側の土をザクザクすると。
でました。
寝ているのに独特の香りが漂っています。
本命ではありませんが、大型のゴミムシ。
スジアオゴミムシ (オサムシ科)
結局このエリアでの収穫はこれだけでした。
今度来たときは峠の先まで行ってみようと思います。
次に目指したのは御宿。
そこは新規開拓ではなくて何度か訪れた場所。
御宿ラベルを再採取したかったので、実績のあるポイントへ向かったのです。
見覚えのある分岐を山へ向かって左折するとまもなく着くはず。
工事車両が何台かと作業員が数名いたのですが、そこを過ぎてポイントを探すも見つからず。
あれ、確かこのあたりだったのに、ない。
作業していたところまで戻って右側を振り仰いで、愕然としました。
伐採作業をしていたところがまさに目指すポイントだったのです。
しようがないことですが、どうか命は繋がっていてほしい。
再訪すべき場所が2つになりました。
予定通りこのあと鴨川へ。
久しぶりにまんぼうのマスターに会いに行きました。
(いつものことですが)午後の遅い時間に到着。
入り口で先客とすれ違い「こんちは」と店内に呼びかけると、先客を見送ろうとしていたマスター。
こちらのことを認めるや、歩み寄ってきて両腕を捕まえられました。
そんなに感激されるほどの仲ではないので、何とも言えない違和感を覚えた瞬間。
マスターの口から出たのは悲しい事実。
葬儀を終えたのは1週間前。店を再開したのは3日前とのことでした。
しばらく二人で話をしていて、ようやく現実だということを理解できたころマスターが。
「ラーメン食べる?」
勝浦が有名ですが、まんぼうのはもっとおいしい。
タンタンメン
のびちゃうよ~という奥さんの声が頭の中をよぎりました。
オマケ
店を後にして鴨川有料道路を登って行く途中、オドメーターの表示がもうすぐぞろ目になることに気が付きました。
揃ったら記念写真を撮ろうと思い、スピードを落とし、後続車も見えなかったので最徐行。
そしてまもなく2が揃いました。
徐行しているときからまさかとは思っていたのですが、オートバイをとめたその場所は、とても因縁のある場所でした。
なんということでしょう、そこはルーミス探しをしていた頃に訪れたオダガクの山への進入路。
この入り口を教えてくれたのが、そのとき偶然訪れたラーメン屋まんぼうのマスターだったのです。
また行こう。ルーミスの山へ。
今日の湯加減
まだチバにいます。
昨日は恒例の昆虫塾クリスマス子供会の日でした。
千駄木の公民館は虫キッズ、虫パパ、虫ママで超満員の大盛況でした。
虫パパの一人に「ときどきブログ見てますよ」と言われて恐縮したり。
御無沙汰していたスタッフと久闊を叙したり。
子供たちにもみくちゃにされながらもいっぱい元気をもらいました。
もらいすぎて少し疲れたので今日は引きこもることにしようかな。
それとも・・
※最初にまんぼうを訪れたときの記事はこちら
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
こんにちは^^
色々なことがありましたね。
by mimimomo (2017-12-10 17:19)
チバニアン、見に行きたいな。
by リュカ (2017-12-11 13:01)
まんぼうのラーメン、食べに行かなきゃ行かなきゃと思いつつ…
マスターはもちろんのこと、ぜふさんも悲しいことでしたね。
まんぼうの奥様のご冥福をお祈り申し上げます。
元気だして!
by よしころん (2017-12-11 20:38)
>mimimomoさん
思いもよらないことだらけでした。
>リュカさん
しばらく行かないと思います。ほとぼりがさめるといいですね。
>よしころんさん
はい。ありがとうございます。
ぜひ今度行ってみてくださいね。おいしいよ^^
by ぜふ (2017-12-12 20:21)
黒潮がよれる房総は暖かそうですね。
シュレさん眠そう。
わたしはシュレさんを発掘してみたいです。
by 響 (2017-12-16 13:21)
>響さん
房総は標高も低いですからね。
シュレは今までたくさん掘りましたが無事故です^^
by ぜふ (2017-12-17 00:27)