"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
バショウとメバルとソイ [日記]
秋が過ぎてしまわないうちに、ちょっとショウナイを脱出してみようと。
朝遅く出発しました。(早起きがどんどんニガテになる昨今・・)
前夜、GoogleMapと相談しながら、脱出する方角をあれこれと考えていました。
東の方向(ミヤギ方面)へは向かったことがないので、そちらが本命でしたが・・
悩んだ末、もう一度大好きな鳥海山へ行くことにしました。
いつも南側からの山容を見ているので、違う顔も拝んでおきたい。
ここは偶然立ち寄った場所でしたが、景色を独り占めできてちょっと面白いところでした。
写真の説明などは後ほど。
まずは日本海に沿ってとにかく北上し、1時間ほどで県境付近までたどり着きました。
左手に岬が見え、県境あるあるの「まだ来ての~」という看板を過ぎると「三崎公園」という案内板。
これは岬が公園になっているのだなと0.1秒で解釈し、0.5秒迷ったあと左ウインカーを出しました。
駐車場の脇に遊歩道の入口を見つけ、眼下の磯に釣り客を見ながら進むと、岬の全体が見えました。
遠くに白い灯台が見えるのでそこまで歩いてみることにしました。
その灯台の下にたどり着いたとき、遊歩道の柵の上にアキアカネを見つけたのです。
これは灯台をバックにできるかもと、そのままそのまま~と呟きながら撮ったのが扉の写真。
実は一回舞い上がってしまったのですが、トンボあるあるで、また同じ位置にとまってくれました。
灯台の先の風景はこちら。
遊歩道から岩をよじ登り、灯台にも寄ってみました。
反対側にはちゃんと灯台へのアプローチがあり、そこを下ってみると・・
「奥の細道(旧道)」という案内板を見つけ、にわかに俳人気分になり歩調もゆるやかに・・
(遊歩道入口の案内板に「新奥の細道コース」って書いてあったのに気が付かなかった)
大師堂なるものがあり、林の中のその周辺はもののけ姫のこだまが出てきそうな気配が漂ってました。
灯台は羽後、看板には遊佐町の表示・・羽後の国はふたつの県をまたがっていたのですね。
(羽後の国はふたつの県に分かれたというのが正解ですね)
あまりゆっくりもしていられないので引き返しましたが、他にも少し昆虫の観察ができました。
断定はできませんが大きさからそうしておきます。
この子はもうお手上げ。(虫も花も)
きっと今のうちだけだと思われる穏やかな海を見ながらマイナースポットを後にしました。
目的地へ向かうためのルートは有名な鳥海ブルーライン。
にかほ市側から登り、遊佐町側へ下る予定ですが、ちょっとショートカットするためR7を右折。
中継地点として登録していた栗山池に着きました。
ここからも鳥海の山容が拝めるだろうと思っていましたが、手前の山や林との位置関係に難あり。
池なので低いこともあって、この公園からは眺望はできませんでした。
公園と池もまたお寂しい感じで水鳥が少しいるだけ・・見るべきものがないなぁとうなだれたら・・
足元の芝生の中に見るべきものがありました。
花びらと雄蕊の数は連動しているのでしょうね。
あちこちに咲いていたのでもう一枚。
こんな花も一株だけ。
再出発前にトイレに寄って探虫。
壁にとまった子たちはスタジオ撮影のように白バックで撮影できます。
赤銅色の金属光沢が美しい子。
もうお馴染みの。
この子も越冬し隊の一員。
と、その時、ボクも撮ってーと、カメラのレンズの前に着地した子。
うれしい偶然でした。
ちょこちょこ歩きまわるのをしつこく追尾して、クロウリくんとツーショット。
意外に取れ高がよかった公園を後にしていざブルーラインへ。
途中の景色や道路の両側の紅葉も見事でしたが、見上げる鳥海の頂と見下ろす渓の紅葉の景色が最高。
展望台でもないこんなところから撮っていますが、柵の向こう側はほぼ垂直の崖です。
そしてこのルートの最高到達点、鉾立展望台からの眺めを堪能してブルーラインを駆け下りました。
下りきってR7に出る手前に駅の案内表示があったので立ち寄ってみることに。
ふくうらと読みます。
駅構内の案内板を見ると、近くに酒蔵があることがわかりました。
すぐ近くにあるはずでしたが、なかなか見つけられずぐるぐる。
ありました。
とっても小さな蔵・・というかほんとにここで醸造しているのかなと感じるほどでした。
と、ここでもトンボが・・
そのままそのまま~
あとで分かったのですが、奥の細道の道中、芭蕉は吹浦でも宿をとったのだそうです。
今回はまるで芭蕉に導かれていたような・・・?
これは予定の行動でしたが、帰りにとある漁港へ。
前々記事にちらっと書きましたが、ユウマヅメの時間帯を狙っていました。
1時間以上まるでアタリがなかったのに、日没と同時に釣れたのです。
この2匹目のソイを釣り上げたとき、スマホを海に落としました。
しばらく呆然としていましたが、水の中からスマホを持った神様は出てきてくれませんでした。
リベンジというわけではもちろんありませんが、翌週も同じ港へ行ったのです。
ただ、河岸を変えて別の防波堤へ足を運びました。しかし、またもや何もアタリなし。
ちょっと恐ろしかったですが、日没になったので最後にと、スマホ事件の堤防に移動しました。
そしてまさに前回スマホを落としたポイントに糸を垂らすと・・
メバルが釣れました。
そして、(写真は撮りませんでしたが)まるでセットのように立て続けにソイも釣れました。
こんな経験ははじめて。
フシギなこともあるものですが、どうせならミラクルで、スマホが釣れればよかったのに・・・
今日の湯加減
朝遅く出発しました。(早起きがどんどんニガテになる昨今・・)
前夜、GoogleMapと相談しながら、脱出する方角をあれこれと考えていました。
東の方向(ミヤギ方面)へは向かったことがないので、そちらが本命でしたが・・
悩んだ末、もう一度大好きな鳥海山へ行くことにしました。
いつも南側からの山容を見ているので、違う顔も拝んでおきたい。
アキアカネ ♂ (トンボ科)
ここは偶然立ち寄った場所でしたが、景色を独り占めできてちょっと面白いところでした。
写真の説明などは後ほど。
まずは日本海に沿ってとにかく北上し、1時間ほどで県境付近までたどり着きました。
左手に岬が見え、県境あるあるの「まだ来ての~」という看板を過ぎると「三崎公園」という案内板。
これは岬が公園になっているのだなと0.1秒で解釈し、0.5秒迷ったあと左ウインカーを出しました。
ここも鳥海国定公園の一部でした
駐車場の脇に遊歩道の入口を見つけ、眼下の磯に釣り客を見ながら進むと、岬の全体が見えました。
遠くに白い灯台が見えるのでそこまで歩いてみることにしました。
その灯台の下にたどり着いたとき、遊歩道の柵の上にアキアカネを見つけたのです。
アキアカネ ♂ (トンボ科)
これは灯台をバックにできるかもと、そのままそのまま~と呟きながら撮ったのが扉の写真。
実は一回舞い上がってしまったのですが、トンボあるあるで、また同じ位置にとまってくれました。
灯台の先の風景はこちら。
遊歩道から岩をよじ登り、灯台にも寄ってみました。
羽後三崎灯台
反対側にはちゃんと灯台へのアプローチがあり、そこを下ってみると・・
「奥の細道(旧道)」という案内板を見つけ、にわかに俳人気分になり歩調もゆるやかに・・
(遊歩道入口の案内板に「新奥の細道コース」って書いてあったのに気が付かなかった)
大師堂なるものがあり、林の中のその周辺はもののけ姫のこだまが出てきそうな気配が漂ってました。
灯台は羽後、看板には遊佐町の表示・・羽後の国はふたつの県をまたがっていたのですね。
(羽後の国はふたつの県に分かれたというのが正解ですね)
あまりゆっくりもしていられないので引き返しましたが、他にも少し昆虫の観察ができました。
ヒメハラナガツチバチ (ツチバチ科)
断定はできませんが大きさからそうしておきます。
この子はもうお手上げ。(虫も花も)
きっと今のうちだけだと思われる穏やかな海を見ながらマイナースポットを後にしました。
目的地へ向かうためのルートは有名な鳥海ブルーライン。
にかほ市側から登り、遊佐町側へ下る予定ですが、ちょっとショートカットするためR7を右折。
中継地点として登録していた栗山池に着きました。
ここからも鳥海の山容が拝めるだろうと思っていましたが、手前の山や林との位置関係に難あり。
池なので低いこともあって、この公園からは眺望はできませんでした。
公園と池もまたお寂しい感じで水鳥が少しいるだけ・・見るべきものがないなぁとうなだれたら・・
足元の芝生の中に見るべきものがありました。
センブリ
花びらと雄蕊の数は連動しているのでしょうね。
あちこちに咲いていたのでもう一枚。
こんな花も一株だけ。
ツリガネニンジン
再出発前にトイレに寄って探虫。
壁にとまった子たちはスタジオ撮影のように白バックで撮影できます。
赤銅色の金属光沢が美しい子。
ツマジロカメムシ (カメムシ科)
もうお馴染みの。
クサギカメムシ (カメムシ科)
この子も越冬し隊の一員。
クロウリハムシ (ハムシ科)
と、その時、ボクも撮ってーと、カメラのレンズの前に着地した子。
カメノコテントウ (テントウムシ科)
うれしい偶然でした。
ちょこちょこ歩きまわるのをしつこく追尾して、クロウリくんとツーショット。
意外に取れ高がよかった公園を後にしていざブルーラインへ。
途中の景色や道路の両側の紅葉も見事でしたが、見上げる鳥海の頂と見下ろす渓の紅葉の景色が最高。
展望台でもないこんなところから撮っていますが、柵の向こう側はほぼ垂直の崖です。
そしてこのルートの最高到達点、鉾立展望台からの眺めを堪能してブルーラインを駆け下りました。
下りきってR7に出る手前に駅の案内表示があったので立ち寄ってみることに。
吹浦駅
ふくうらと読みます。
駅構内の案内板を見ると、近くに酒蔵があることがわかりました。
すぐ近くにあるはずでしたが、なかなか見つけられずぐるぐる。
ありました。
東北泉 (高橋酒造店)
とっても小さな蔵・・というかほんとにここで醸造しているのかなと感じるほどでした。
と、ここでもトンボが・・
アキアカネ ♀ (トンボ科)
そのままそのまま~
あとで分かったのですが、奥の細道の道中、芭蕉は吹浦でも宿をとったのだそうです。
今回はまるで芭蕉に導かれていたような・・・?
オマケ
これは予定の行動でしたが、帰りにとある漁港へ。
前々記事にちらっと書きましたが、ユウマヅメの時間帯を狙っていました。
1時間以上まるでアタリがなかったのに、日没と同時に釣れたのです。
メバルとソイ
この2匹目のソイを釣り上げたとき、スマホを海に落としました。
しばらく呆然としていましたが、水の中からスマホを持った神様は出てきてくれませんでした。
リベンジというわけではもちろんありませんが、翌週も同じ港へ行ったのです。
ただ、河岸を変えて別の防波堤へ足を運びました。しかし、またもや何もアタリなし。
ちょっと恐ろしかったですが、日没になったので最後にと、スマホ事件の堤防に移動しました。
そしてまさに前回スマホを落としたポイントに糸を垂らすと・・
メバルが釣れました。
そして、(写真は撮りませんでしたが)まるでセットのように立て続けにソイも釣れました。
こんな経験ははじめて。
フシギなこともあるものですが、どうせならミラクルで、スマホが釣れればよかったのに・・・
今日の湯加減
今日のショウナイは荒れています。
朝、びょうびょうという風の音があまりにひどいので、アパートのドアを開けて外の様子を・・
と思った瞬間、強烈な突風が吹いて、ドアがバァーンと全開に。
その衝撃で根元の蝶番がゆがんでしまい、ドアが閉まらなくなってしまいました。
すぐ管理会社に電話しましたが、修理の方が来て作業が終わるまで玄関は開いたまま。
どこにも行けず閉じこもって(閉じれていませんでしたが)ブログを書いていました。
こんな経験もはじめて。
『ユウマヅメ』聴いてください♪
2017-11-11 19:00
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コメント(8)
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
こんばんは^^
大好きなセンブリが沢山♪ お魚大漁~♪ と思ったら!?
スマホドボンとは(><)
想像しただけで頭が真っ白になりそうです…
それくらいいつのまにかスマホに依存してしまっている自分に気づきました。
by よしころん (2017-11-11 20:25)
まだまだ花が残っていたんですね。
昨年秋田と山形を旅行した時、ブルーラインも通ったけど
灯台に気が付きませんでした、グーグルマップで検索したらヒットしなくて地理院地図で探したら三崎公園の中に灯台がありました
知っていれば寄りたかったです。
by g_g (2017-11-12 09:33)
こんにちは^^
そちらの景色は良いですね。そう言う所にぶらっと出かけられるぜふさんが羨ましいですよ。
獲物も随分見つかりましたね^^
by mimimomo (2017-11-13 13:22)
>よしころんさん
頭真っ白になりました(汗)
アンドロイド端末でデータはすべてGoogleドライブにあげていたので、復元の手間が不要だったのが不幸中の幸いでした。
でもとっても高いお魚になりました^^;
>g_gさん
ブルーライン通られたのですね、鉾立から少し散策したかったです。
灯台は国道からも見えないので、立ち寄れたのは全く偶然です。
>mimimomoさん
チバからはなかなか来られないので行けるうちに行きました^^
虫たちに逢えたのは偶然ですが、運が良かったですね。
そのあとが問題でしたが・・^^;
by ぜふ (2017-11-13 22:26)
岬からの眺望も素晴らしいですね
スマホまでは、でも美味しいお魚も、佳きかなです
by engrid (2017-11-15 18:00)
海からいきなり山と言うか山岳のような風景になるのは凄いですね。
岬から可愛い灯台までの風景はとっても好きです。
スマホ・・・
本体よりその後の処理が面倒でブルーになっちゃいそうです。
それでもちゃんと釣ってるのが凄い。
by 響 (2017-11-16 19:27)
たまたま、森敦著「鳥海山」という小説を読んだところで、吹浦という
地名とか、芭蕉が立ち寄った話とかが出てきたので、小説とはいえ、
そのヘンはホントのことだったんだなぁ、と思いました。
虫たちの写真を見ていると、トイレの壁とは思えない、キレイな
白壁に見えてきます^^;。
by sakamono (2017-11-16 21:31)
>engridさん
想定外の眺望を体験できてよかったです♪
魚は・・実は食べてないのです^^;
>響さん
Googleさんのおかげで何もせずにデータは復元されました♪
スケジュールまでも^^
釣りは楽しいですが・・身の周りに要注意です。
>sakamonoさん
吹浦に宿をとったのは事実みたいですね。
でも、鳥海山は訪れていないようなのです・・意外でした。
ここの壁はキレイでしたよ^^
by ぜふ (2017-11-17 23:59)