"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
ナメコとカメムシ [日記]
10月15日はいわゆるネイチャー系の地域イベントに参加してきました。
そう、今回は探虫行ということではなく、あくまで日記です。
が、虫がいれば無視するはずもなく。

はじめて観察しました。
立派な”ツノ”というか、バブル時代のDCブランドスーツの肩パットみたいな”ツノ”。
それが特徴のツノカメムシの仲間かと思いきや、この子はそうではないようです。
同様に仲間になっていないカメムシは他にも色々いるようですが、分類学の不可思議なところです。
ショウナイの自治体が発行する広報誌の中に”ナメコ”という単語をみつけました。
食いしん坊センサーが働いたのでしょう、きのこ狩り自体未体験だし、試食できることが最大の魅力。
集合場所は朝日連峰の山中のダム湖畔にある観光スポット。

雨模様だったので、建物の軒下にオートバイをとめているときにカメムシたちを見つけたのです。
扉の写真の子は一匹しか観察できなかったのですが、この子たちは団体さんでした。

越冬するために集まってきたのです。

ちょうど出勤してきた従業員の方が通りがかり、カメムシたちを撮っている様子を見て、
「それ、いっぱいいるんだよ」
そのとおり、建物の壁や階段に越冬希望の子たちが入館の列をなしていました。

しばらくして集合時間となり、イベントの趣旨説明と次第をきいて、いざナメコ狩りに出発。
スタッフと参加者はみな車に分乗。
こちらは少し心配になり、ナメコマイスターらしき方に「オートバイですが大丈夫ですか?」と聞く。
と、「オートバイ?それは一番いいやんだ」と笑顔。
それでも不安だったので、車の隊列のしんがりでついていきました。
想定外だったのは、目的地まで遠かったこと。
さらに途中、坂道、砂利道、ぬかるみあり。
本格オフロードバイクではないので、車の方が断然走りやすい道を20分ほど進んでやっと到着。

想像していた光景と違いました。
薄暗い林の中かと思いきや、ずいぶん広くて開けた場所です。
しかも湿地というか、ほとんど沼のようで、実際長靴でないと歩けないところも多々ありました。
採り方の説明を聞き、ディスポーザルのゴム手袋をして、いざ収穫開始。
まずはこの木のを。

なかなか大きいのがたくさん付いています。
ナメコを食害する虫もたくさん付いていました。

柄の中が空洞になってしまっているナメコもありましたが、気にせずにどんどん採りました。
広いエリアでしたが、20人以上で採っていると30分ほどでほぼ採りつくしてしまいました。
(また生えるそうです)
それでも渡されたビニール袋はほぼ満タン。

さっそく試食をしたいところですが、その前に森の中でネイチャーゲームをしました。
そもそもこのイベントは地域のネイチャーゲームの会が企画したものだったのです。
生き物クイズをしたり落ち葉をひろって比較したり、植物は詳しくないので勉強になりました。

これはなんとなく。


ツルリンドウの花と実ですかね。
ナメコの林で昆虫もいくつか見つけました。

どこにでもいる子ですが、よく見ると顔がダースベイダーに似ています。

やはりミカドフキバッタかもしれません。後脚腿節の内側が赤い。

ここは朝日連峰の山の中ですが、鳥海山で出会ったバッタ2種がここにもいました。
まるで2種セットのように。

さあ、いよいよ試食です。
とは言っても、自分が採ったナメコを料理するのではなく、あらかじめ作っておいてくれていました。

ナメコ汁の他にもおにぎりやスタッフの差し入れなど、ごちそうがいっぱいでお腹もいっぱいに。
少しおしゃべりをして解散となりましたが、まだ陽は傾く前だったので、スーパー林道の様子伺いに。

途中からダートになり、おそらく県境に差し掛かるあたりで小雨がぽつぽつ。
Uターンしようとしているとこの花を見つけたので記念に。


雨に追いつかれないように、急いで林道を戻り山を下りましたが、麓の道路は濡れていました。
ナメコ狩りの最中も雨は降らなかったので、どうやら一日中、雨をよけていたという運のよさでした。
それから2週間近く過ぎてしまいましたが、今の方が温かいようです。(全国的にかも)
この子たちの様子でもわかります。

10日前の様子。 少しふとんをはぐって撮影しています。
そう、冬眠態勢になっていたのです。
でも今は・・・ケースの中で走り回っています。
暖房を強くしたわけでもなく、休眠スイッチがOFFに戻ったのでしょう。

もうひとつオマケ。
同じ日に職場でこんな虫を見つけてしまいました。

北米原産の外来種。名前にあるとおり、松に害を与えます。
Wikipediaによると日本では2008年に東京で初観察され、その後分布を拡げているようですが・・
それから10年で・・もうショウナイに定着しているかもしれません。
実は上の写真は2匹目なのです。
今日の湯加減
そう、今回は探虫行ということではなく、あくまで日記です。
が、虫がいれば無視するはずもなく。

ツノアオカメムシ (カメムシ科)
はじめて観察しました。
立派な”ツノ”というか、バブル時代のDCブランドスーツの肩パットみたいな”ツノ”。
それが特徴のツノカメムシの仲間かと思いきや、この子はそうではないようです。
同様に仲間になっていないカメムシは他にも色々いるようですが、分類学の不可思議なところです。
ショウナイの自治体が発行する広報誌の中に”ナメコ”という単語をみつけました。
食いしん坊センサーが働いたのでしょう、きのこ狩り自体未体験だし、試食できることが最大の魅力。
集合場所は朝日連峰の山中のダム湖畔にある観光スポット。

雨模様だったので、建物の軒下にオートバイをとめているときにカメムシたちを見つけたのです。
扉の写真の子は一匹しか観察できなかったのですが、この子たちは団体さんでした。

越冬するために集まってきたのです。

クサギカメムシ (カメムシ科)
ちょうど出勤してきた従業員の方が通りがかり、カメムシたちを撮っている様子を見て、
「それ、いっぱいいるんだよ」
そのとおり、建物の壁や階段に越冬希望の子たちが入館の列をなしていました。

しばらくして集合時間となり、イベントの趣旨説明と次第をきいて、いざナメコ狩りに出発。
スタッフと参加者はみな車に分乗。
こちらは少し心配になり、ナメコマイスターらしき方に「オートバイですが大丈夫ですか?」と聞く。
と、「オートバイ?それは一番いいやんだ」と笑顔。
それでも不安だったので、車の隊列のしんがりでついていきました。
想定外だったのは、目的地まで遠かったこと。
さらに途中、坂道、砂利道、ぬかるみあり。
本格オフロードバイクではないので、車の方が断然走りやすい道を20分ほど進んでやっと到着。

想像していた光景と違いました。
薄暗い林の中かと思いきや、ずいぶん広くて開けた場所です。
しかも湿地というか、ほとんど沼のようで、実際長靴でないと歩けないところも多々ありました。
採り方の説明を聞き、ディスポーザルのゴム手袋をして、いざ収穫開始。
まずはこの木のを。

なかなか大きいのがたくさん付いています。
ナメコを食害する虫もたくさん付いていました。

ハネカクシの仲間 (ハネカクシ科)
柄の中が空洞になってしまっているナメコもありましたが、気にせずにどんどん採りました。
広いエリアでしたが、20人以上で採っていると30分ほどでほぼ採りつくしてしまいました。
(また生えるそうです)
それでも渡されたビニール袋はほぼ満タン。

さっそく試食をしたいところですが、その前に森の中でネイチャーゲームをしました。
そもそもこのイベントは地域のネイチャーゲームの会が企画したものだったのです。
生き物クイズをしたり落ち葉をひろって比較したり、植物は詳しくないので勉強になりました。

これはなんとなく。


ツルリンドウの花と実ですかね。
ナメコの林で昆虫もいくつか見つけました。

キマワリ (ゴミムシダマシ科)
どこにでもいる子ですが、よく見ると顔がダースベイダーに似ています。

ミヤマフキバッタ (バッタ科)
やはりミカドフキバッタかもしれません。後脚腿節の内側が赤い。

イブキヒメギス (キリギリス科)
ここは朝日連峰の山の中ですが、鳥海山で出会ったバッタ2種がここにもいました。
まるで2種セットのように。

さあ、いよいよ試食です。
とは言っても、自分が採ったナメコを料理するのではなく、あらかじめ作っておいてくれていました。

ナメコ汁の他にもおにぎりやスタッフの差し入れなど、ごちそうがいっぱいでお腹もいっぱいに。
少しおしゃべりをして解散となりましたが、まだ陽は傾く前だったので、スーパー林道の様子伺いに。

途中からダートになり、おそらく県境に差し掛かるあたりで小雨がぽつぽつ。
Uターンしようとしているとこの花を見つけたので記念に。

トリカブト

同上
雨に追いつかれないように、急いで林道を戻り山を下りましたが、麓の道路は濡れていました。
ナメコ狩りの最中も雨は降らなかったので、どうやら一日中、雨をよけていたという運のよさでした。
オマケ
それから2週間近く過ぎてしまいましたが、今の方が温かいようです。(全国的にかも)
この子たちの様子でもわかります。

ホソアカガネオサムシ (オサムシ科)
10日前の様子。 少しふとんをはぐって撮影しています。
そう、冬眠態勢になっていたのです。
でも今は・・・ケースの中で走り回っています。
暖房を強くしたわけでもなく、休眠スイッチがOFFに戻ったのでしょう。

もうひとつオマケ。
同じ日に職場でこんな虫を見つけてしまいました。

マツヘリカメムシ (カメムシ科)
北米原産の外来種。名前にあるとおり、松に害を与えます。
Wikipediaによると日本では2008年に東京で初観察され、その後分布を拡げているようですが・・
それから10年で・・もうショウナイに定着しているかもしれません。
実は上の写真は2匹目なのです。
今日の湯加減
今日は山と海に行ってきました。
登山はしませんでしたが再度鳥海山へ。
オートバイでスカイラインを駆け上がり駆け下り、それから海へ。
防波堤で釣りをしました。
まるでアタリがなかったのに、ユウマヅメになった途端に釣れました。
2匹目のソイを釣り上げたとき、スマホが海に落ちました。
しばらく呆然としてましたが、水の中から神様は出てきませんでした。
落ちていくスローモーション映像がオートリプレイされ続けています。
ところで、明日から数日間、完全オフラインになるのでこれは予約投稿です。
ニューアルバムに『ユウマヅメ』という曲が♪
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
天然のナメコ、美味しそう~♪
ツルリンドウの花と実も綺麗です。
トリカブトも種になっていますね。
いつもこの種食べるとどうなるのかな…思いつつ眺めています。
苦しまず確実に逝けるならキープしておきたいなんて~^^;
by よしころん (2017-10-28 20:58)
ダースベイダー 確かにですね、、モデルかしらね
肩パット型の緑のカメムシ、カッコいいな
なめこ狩り、しいたけのようなと想像していましたが、全くですね
美味しいでしょうね、香りも
ツルリンドウの実がつやつやと美しいかがやき
by engrid (2017-10-29 00:59)
おはようございます^^
なめこがいかにも美味しそう^^
by mimimomo (2017-10-29 06:13)
なめこ いいないいな〜
ヒトがいいなのとこには
虫さんもいるんだね
by ねこじたん (2017-10-29 09:49)
こんにちは。
バッタの色が綺麗ですね !
by yakko (2017-10-29 14:15)
ツノアオカメムシ、どこに角が?と思いましたが、両肩のヤツでしたか。
立派なナメコですねー。ナメコ汁食べたいなぁ^^。
by sakamono (2017-10-29 16:06)
なめこ美味しそうですね。
先日なめこ見つけたけど流れる寸前でした。
by g_g (2017-10-31 16:42)
こんばんは^^
今夕食はなめこ汁でした^^
by mimimomo (2017-11-01 19:58)
>よしころんさん
菌を植え付けているとのことだったので厳密にいうと天然ではありませんが、とても新鮮でした。(体験としても^^)
トリカブトは実にも毒があるようですが・・やめましょうね^^;
>engridさん
ナメコ畑?はほんとに意外な光景でした。味も^^
ツルリンドウは庭があれば実を持って帰りたかったです。
>mimimomoさん
旬のナメコはやはりいいですよね♪
お夕食も秋の味覚満載でしたか?^^
>ねこじたんさん
ムシがいやなものはニンゲンにもいやなものが入っているかと^^
だからこのナメコは安心して食べられる~(^^♪
>yakkoさん
ここのフキバッタはあまりカモフラになっていないと思うんですよね。
こんなにきれいだと。
>sakamonoさん
ツノというよりも肩パットです^^;
おかあさんたちの作ってくれたナメコ汁は言うことなしでした♪
>g_gさん
流れるというのは朽ちるというような意味なんでしょうね。
いずれにしてもそれは天然物はまだ見たことありません。
by ぜふ (2017-11-01 21:49)