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ベニシジミ号 復活! [探虫行]
突然のストールで沈黙してしまったベニシジミ(春型)号。
チバのバイク屋さんに電話して症状を伝え、対処の仕方を相談しました。
メインキーをオンにしたときに、いつも聞こえる”チーーー”という音がしないのは明らかな異変。
この音、燃料ポンプがガソリンを吸い上げるときの動作音なのです。
何度メインキーのオフ/オンを繰り返しても音がしないのは、燃料ポンプが動いていない可能性大。
燃料がエンジンにいかなければエンジンがかからないのは当然。
ただ、バッテリーも弱っているようだったので、まずはバッテリー交換してみることにしました。
ネットで注文して4~5日後に着荷。
自分で交換し、メインキーをオンにしてもやはりポンプの音はせず。
新品バッテリーなのでセルは元気よくギュンギュン回りますが、やはりエンジンはかかりません。
最寄りのYSP(ヤマハのショップ)に電話してみることにしました。
しかし、そのお店(20キロあまり離れた隣町)のマスターはレースの準備で出張できないとのこと。
(ファミリー経営なのでしょうね)
それじゃあということで、近くのバイクショップを紹介してくれました。
(このお店もファミリー経営でした)
さっそく電話するとYSPから連絡してくれていたようで、状況は説明不要でした。
すぐ取りに来てくれて、ちょうど今日ヤマハに部品を注文するところなので時間はかからないとのこと。
なんと、次の日に治ってきました。
やはり燃料ポンプの故障だったので、交換して修理完了。
それにしてもはやい対応にびっくりでした。
ということで翌週末、試運転もかねてさっそく虫採りに。
目指すは、先日のナゾの老婆に”虫が多い”とお告げをされたT山へ。
その山は頂上まで道が続いていたのですが、そこで道路は行き止まりでした。
散策路かハイキングルートを探す前に、頂上に不気味にそびえていた展望塔に引き寄せられました。
実は案内板も何もなくて、登ってみないと展望塔だということがわからなかったのですが・・
人がすれ違うこともむずかしい狭いらせん階段をぐるぐると登っていく途中の窓枠に。
最上部の展望フロアの窓は空かないようだったので、この子も1階の入口から登ってきたのでしょう。
不気味な塔の中でこんな美しい柄の昆虫に逢えるとは思いませんでした。
ところでもうお気付きかもしれませんが、この日はカメラを持っていませんでした。
忘れたのではなく、電池が切れていたのです。
充電をし忘れたのではなく、充電ケーブルが行方不明なのでした。
やむなくスマホで撮影したのですが、接写した写真はアップに耐えられないものばかりでした。
さて本格的に探虫です。 突入したのはここ。
散策ルートなのでしょうけど、しばらく誰も足を踏み入れていないように思えました。
入口付近は明るいのですが、3キロくらいのルート全般、薄暗くてやや湿った林の中。
そういうフィールドは自然、目線は足元になります。
1時間ほど歩いたでしょうか・・地面の落ち葉の隙間に動く影が見えました。
まずは網をかぶせる、というか乗せて動きをとめます。(網は拡げる必要なし)
ケースなど、捕獲の用意ができたら、網を持ち上げます。
すると、じっとしたままそこにいます。
記念すべき、ショウナイで初捕虫のオサムシでした。
捕まえたときはクロオサムシだと思っていましたが、サイズを測ってみると大きな個体は25ミリ。
クロオサムシよりも、名前の通り体がややほっそりしていますので。
往路で3頭、復路で2頭、計5頭とれました。
それとこれもお初の子。
約5メートル前方を横切る姿を認めたとき、思わず”あっマイマイ”と声がもれました。
マイマイカブリもオサムシの仲間で、飛べないため全国に地域亜種が多数存在します。
この子は東北地方南部亜種。 頭と胸が赤紫色で、鞘翅(背中)が黒青色。
家にお連れして撮り直しました。
はじめての山、はじめてのフィールドでこんなにオサムシが採れるとは幸運でした。
いや、これもやはり虫神様の化身のお告げがあったればこそ。
”虫が多い”というのは、”お前の好きなオサムシが多い”ということだったのだと確信したのでした。
実はもう一種。
体長約11ミリ。 オオヨツボシと比べると見劣りしてしまいますが、これも美麗なゴミムシ。
目立つので見つけることができましたが、動きが俊敏であっという間に土の中へ潜ってしまいます。
何度も振り切られそうになりつつも運よく捕まえられました。
今日の湯加減
チバのバイク屋さんに電話して症状を伝え、対処の仕方を相談しました。
メインキーをオンにしたときに、いつも聞こえる”チーーー”という音がしないのは明らかな異変。
この音、燃料ポンプがガソリンを吸い上げるときの動作音なのです。
何度メインキーのオフ/オンを繰り返しても音がしないのは、燃料ポンプが動いていない可能性大。
燃料がエンジンにいかなければエンジンがかからないのは当然。
ただ、バッテリーも弱っているようだったので、まずはバッテリー交換してみることにしました。
本編の探虫後に立ち寄った漁港にて
ネットで注文して4~5日後に着荷。
自分で交換し、メインキーをオンにしてもやはりポンプの音はせず。
新品バッテリーなのでセルは元気よくギュンギュン回りますが、やはりエンジンはかかりません。
最寄りのYSP(ヤマハのショップ)に電話してみることにしました。
しかし、そのお店(20キロあまり離れた隣町)のマスターはレースの準備で出張できないとのこと。
(ファミリー経営なのでしょうね)
それじゃあということで、近くのバイクショップを紹介してくれました。
(このお店もファミリー経営でした)
さっそく電話するとYSPから連絡してくれていたようで、状況は説明不要でした。
すぐ取りに来てくれて、ちょうど今日ヤマハに部品を注文するところなので時間はかからないとのこと。
なんと、次の日に治ってきました。
やはり燃料ポンプの故障だったので、交換して修理完了。
それにしてもはやい対応にびっくりでした。
ということで翌週末、試運転もかねてさっそく虫採りに。
目指すは、先日のナゾの老婆に”虫が多い”とお告げをされたT山へ。
その山は頂上まで道が続いていたのですが、そこで道路は行き止まりでした。
散策路かハイキングルートを探す前に、頂上に不気味にそびえていた展望塔に引き寄せられました。
実は案内板も何もなくて、登ってみないと展望塔だということがわからなかったのですが・・
人がすれ違うこともむずかしい狭いらせん階段をぐるぐると登っていく途中の窓枠に。
キマダラツバメエダシャク (シャクガ科)
最上部の展望フロアの窓は空かないようだったので、この子も1階の入口から登ってきたのでしょう。
不気味な塔の中でこんな美しい柄の昆虫に逢えるとは思いませんでした。
ところでもうお気付きかもしれませんが、この日はカメラを持っていませんでした。
忘れたのではなく、電池が切れていたのです。
充電をし忘れたのではなく、充電ケーブルが行方不明なのでした。
やむなくスマホで撮影したのですが、接写した写真はアップに耐えられないものばかりでした。
さて本格的に探虫です。 突入したのはここ。
散策ルートなのでしょうけど、しばらく誰も足を踏み入れていないように思えました。
入口付近は明るいのですが、3キロくらいのルート全般、薄暗くてやや湿った林の中。
そういうフィールドは自然、目線は足元になります。
1時間ほど歩いたでしょうか・・地面の落ち葉の隙間に動く影が見えました。
まずは網をかぶせる、というか乗せて動きをとめます。(網は拡げる必要なし)
ケースなど、捕獲の用意ができたら、網を持ち上げます。
すると、じっとしたままそこにいます。
ホソアカガネオサムシ (オサムシ科)
記念すべき、ショウナイで初捕虫のオサムシでした。
捕まえたときはクロオサムシだと思っていましたが、サイズを測ってみると大きな個体は25ミリ。
クロオサムシよりも、名前の通り体がややほっそりしていますので。
同上
往路で3頭、復路で2頭、計5頭とれました。
それとこれもお初の子。
約5メートル前方を横切る姿を認めたとき、思わず”あっマイマイ”と声がもれました。
はじめましての赤いマイマイちゃん
マイマイカブリもオサムシの仲間で、飛べないため全国に地域亜種が多数存在します。
この子は東北地方南部亜種。 頭と胸が赤紫色で、鞘翅(背中)が黒青色。
家にお連れして撮り直しました。
マイマイカブリ (オサムシ科) 東北南部亜種
はじめての山、はじめてのフィールドでこんなにオサムシが採れるとは幸運でした。
いや、これもやはり虫神様の化身のお告げがあったればこそ。
”虫が多い”というのは、”お前の好きなオサムシが多い”ということだったのだと確信したのでした。
オマケ
実はもう一種。
ヨツボシゴミムシ (オサムシ科)
体長約11ミリ。 オオヨツボシと比べると見劣りしてしまいますが、これも美麗なゴミムシ。
目立つので見つけることができましたが、動きが俊敏であっという間に土の中へ潜ってしまいます。
何度も振り切られそうになりつつも運よく捕まえられました。
今日の湯加減
ベニシジミ(春型)号が退院してきて1週間後。
修理してくれたバイク屋のマスターから電話がありました。
「今回のはリコール対象とメーカーから連絡ありましたので料金お返しします」
不測の出費が帳消しになって助かりました。
それにしてもこの店のマスター、とても感じのいいおやじさんです。
大昆虫展2017 開催中!
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
ベニシジミ(春型)号退院おめでとうございます^^
そしてリコール対象だったのは更によかったですね!
相棒が元気じゃないとお出かけもままなりませんものね。
がんばれベニシジミ号ヽ(^o^)丿
by よしころん (2017-08-12 21:00)
庄内ではどんどん写真や採取が増えているようですね。
ベニシジミ号無事直って良かったですね。
by g_g (2017-08-12 21:29)
おはようございます^^
いろいろと良いこと尽くめでしたね^^
リコール対象だったとは、、、良いような悪いようなですが、
少なくとも無料になったのですから「良し」ですよね。
オサムシも獲れたし^^v
by mimimomo (2017-08-13 06:42)
ベニシジミ号復活して良かったですね!この子なら楽しくお出かけできますもんね(^^) 良いバイク屋さんが見つかると安心ですね!
by POKO (2017-08-13 11:59)
>よしころんさん
途方に暮れていましたが、翌日直ってきたのはおどろきでした^^
ショウナイでは唯一無二の相棒、一心同体です(^^♪
>g_gさん
とにかくフィールドは無限大、お初の虫もたくさん。
戸惑っています^^;
>mimimomoさん
正直ないいバイク屋さんだったということが一番良かったです♪
初ものはやっぱりうれしいですね^^
>POKOさん
もう虫採りの相棒としては言うことなしです♪
よいショップを紹介してもらったのもラッキーでした!
by ぜふ (2017-08-15 21:15)
相棒 元気になって よかったね〜♪
by ねこじたん (2017-08-16 06:47)
ベニシジミ号、復活してよかったですね!
by sasasa (2017-08-16 21:44)
>ねこじたんさん
相棒は元気になりましたが本人が不調に・・^^;
>sasasaさん
たったの一泊でした♪
by ぜふ (2017-08-17 22:00)
ナゾの老婆にお告げをされた山へ、という冒頭の文章に引き込まれますね^^;。
オサムシの、赤みがかった体がキレイです。
by sakamono (2017-08-17 23:25)
愛車、復活おめでとうございます
良き方、頼りがいのあるマスターとの出会いも嬉しいですね
ショウナイ初ゲットも、記念すべき虫取り日に
虫の生息も、種々のようですから、機動力は重要
ベニシジミ号、万歳
by engrid (2017-08-18 17:54)
>sakamonoさん
お告げなくては、はじめてのポイントでこれだけとれなかったと。
やはり化身だったと思います^^
>engridさん
そうなんです、虫捕りの成果は機動力で変わります!
ベニシジミ号なくては虫捕りそのものがままなりません。
ベニシジミ号の活躍に乞うご期待♪
by ぜふ (2017-08-18 20:50)
バイク治って良かった。
螺旋の展望塔でもムシムシ見つけちゃう
虫運良いですね。
by 響 (2017-08-19 12:31)
>響さん
一泊で帰ってきたのはびっくりでした。
虫に逢えたのは虫神様のお導きです^^
by ぜふ (2017-08-19 15:17)