"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
ボウソウでやり残したこと [探虫行]
チバを離れるにあたり、あらためてボウソウでやり残したことを考えてみました。
そういわれてみると何だっけ?
では逆に、今年シーズンインしたら行こうと思っていたのはどこだっけ?
それはいくつかありました。
その中から、去年の暮れ、12月30日にはじめて訪れ、夏になったら行こうと思った場所へ。
そう、そのときに訪れたのは「トンボの沼」。
もう6月なので、イトトンボの仲間も複数種発生しているのではないかと目論みました。
無人ですが観察センターもあって、館内には生息するトンボたちの写真がたくさん展示されています。
まずは前回歩かなかった外周を巡ってみることにしました。
水際や水草の上などを目を皿にして探索していきましたが・・・水辺にはぜんぜんいません。
散策路上にシオカラトンボを数匹みつけたくらい。
一周したあと、沼の中心部の弁天島のようなところに行く橋の上から水面を見下ろしていたときに
イトトンボを一頭観察しましたが、シャッターを押すのが0.1秒遅くて写っていませんでした。
弁天島までたどり着いて、やっと写真を撮らせてくれたのが扉の写真です。
別個体ですが、もう一枚。
それと、弁天島で観察できたのは・・・
サナギがすぐ近くにあったので羽化したてのようでした。
蛾の仲間ですが、チョウのようにひらひらと舞います。
そのほか、トンボがいないので撮影したチョウチョたち。
何頭かいました。
チラチラと飛ぶので、イトトンボのいるところに連れてってとお願いしましたが叶いませんでした。
甲虫類もいました。
この直後に自ら落っこちました。
後ろ脚のツメを葉っぱの縁にフックしています。
以前から気になっていますが、前脚のツメが一本しかないように見えます。
外周は2周し、弁天島へのルートも何回か往復しました。
あとで知ることになるのですが、ここ数年、トンボが減っているのだそうです。
ひとつは睡蓮が繁茂して水面がかなり狭くなったことでトンボの繁殖の妨げになったとのこと。
しかし、6月中旬にイトトンボがほとんどいないということの説明には不十分です。
何か他の原因があると思うのですが、それは複合的なのかもしれません。
もうしばらく来ることはないので、いつにも増してネバリましたがいないものはしょうがない。
とっくにお昼も過ぎていたので、トンボの沼を後にしました。
向かった先は、これも前回訪れるも休業で入れなかったお店。
超マイナーだけどチバ県民にはかなり知られている店。
房総には到達困難店があちこちにあるのですが、ここもかなり辺鄙な場所にあります。
はじめてでしたが、一度ここまではたどり着いていたので問題なし。
メニューの予習はしてこなかったので、あえて塩味のにしてみました。
あっさりとした塩ラーメンに中華料理店の野菜炒めがのっかっているという組み合わせです。
塩ラーメンには多少コショウを振りますが、食べ終わってからコショウを入れなったことに気付いた。
それくらい飽きの来ない野菜の旨味たっぷりの一杯でした。
もう一か所、行きたかった場所が御宿方面にはありました。
それはここ。
センターの中に、この周辺にいるゴミムシの房総亜種の標本が展示されていました。
建物を出て、隣接した田んぼへ向かうとその用水路にいきなりイトトンボが見つかりました。
ところが他にはまったく観察できず、万木堰を経由して湿性生態園へ行ってみました。
湿地の上の木道を歩いていると、トンボではありませんが美麗な子が群れていました。
メスもいました。オスよりも青みが少なく、モノトーンに近い。
美麗な子はどうしてもしつこく追い回してしまいます。
今回はコンデジと一眼の二刀流ですが分かりますか?
結局、湿性生態園にもイトトンボは見当たらず、オオシオカラトンボやコシアキトンボはいましたが
そのほかに目立った子はいませんでした。
センターに戻る途中の畑の栗の木に、ルリシジミとヒロオビトンボエダシャクが舞っていました。
が、写真は撮れず。
その代わり、林縁の灌木にもう一種類カミキリムシを見つけました。
事務室に立ち寄って係りの方と前述のトンボの沼のことを聞いて帰路につきました。
このあと、ダメモトで寄り道したのが前記事です。
トンボの沼の木道を歩いていると、足音に気が付いて、水面に浮いているカエルは跳ねて逃げます。
が、この子だけはどういうわけか(死んでいるわけではない)逃げずにそのままでした。
30センチくらいありそうでした・・
今日の湯加減
そういわれてみると何だっけ?
では逆に、今年シーズンインしたら行こうと思っていたのはどこだっけ?
それはいくつかありました。
その中から、去年の暮れ、12月30日にはじめて訪れ、夏になったら行こうと思った場所へ。
ノシメトンボ (トンボ科)
そう、そのときに訪れたのは「トンボの沼」。
もう6月なので、イトトンボの仲間も複数種発生しているのではないかと目論みました。
無人ですが観察センターもあって、館内には生息するトンボたちの写真がたくさん展示されています。
まずは前回歩かなかった外周を巡ってみることにしました。
水際や水草の上などを目を皿にして探索していきましたが・・・水辺にはぜんぜんいません。
散策路上にシオカラトンボを数匹みつけたくらい。
一周したあと、沼の中心部の弁天島のようなところに行く橋の上から水面を見下ろしていたときに
イトトンボを一頭観察しましたが、シャッターを押すのが0.1秒遅くて写っていませんでした。
弁天島までたどり着いて、やっと写真を撮らせてくれたのが扉の写真です。
別個体ですが、もう一枚。
ノシメトンボ (トンボ科)
それと、弁天島で観察できたのは・・・
ヒロオビトンボエダシャク (シャクガ科)
サナギがすぐ近くにあったので羽化したてのようでした。
同上
蛾の仲間ですが、チョウのようにひらひらと舞います。
そのほか、トンボがいないので撮影したチョウチョたち。
アカタテハ (タテハチョウ科)
何頭かいました。
ルリシジミ (シジミチョウ科)
チラチラと飛ぶので、イトトンボのいるところに連れてってとお願いしましたが叶いませんでした。
甲虫類もいました。
ヒメクロオトシブミ (オトシブミ科)
この直後に自ら落っこちました。
セマダラコガネ (コガネムシ科)
後ろ脚のツメを葉っぱの縁にフックしています。
コイチャコガネ (コガネムシ科)
以前から気になっていますが、前脚のツメが一本しかないように見えます。
外周は2周し、弁天島へのルートも何回か往復しました。
あとで知ることになるのですが、ここ数年、トンボが減っているのだそうです。
ひとつは睡蓮が繁茂して水面がかなり狭くなったことでトンボの繁殖の妨げになったとのこと。
しかし、6月中旬にイトトンボがほとんどいないということの説明には不十分です。
何か他の原因があると思うのですが、それは複合的なのかもしれません。
もうしばらく来ることはないので、いつにも増してネバリましたがいないものはしょうがない。
とっくにお昼も過ぎていたので、トンボの沼を後にしました。
向かった先は、これも前回訪れるも休業で入れなかったお店。
超マイナーだけどチバ県民にはかなり知られている店。
房総には到達困難店があちこちにあるのですが、ここもかなり辺鄙な場所にあります。
らーめん順子
はじめてでしたが、一度ここまではたどり着いていたので問題なし。
メニューの予習はしてこなかったので、あえて塩味のにしてみました。
塩ラーメン「源氏物語」
あっさりとした塩ラーメンに中華料理店の野菜炒めがのっかっているという組み合わせです。
塩ラーメンには多少コショウを振りますが、食べ終わってからコショウを入れなったことに気付いた。
それくらい飽きの来ない野菜の旨味たっぷりの一杯でした。
もう一か所、行きたかった場所が御宿方面にはありました。
それはここ。
いすみ環境と文化のさと
センターの中に、この周辺にいるゴミムシの房総亜種の標本が展示されていました。
イスミナガゴミムシ
建物を出て、隣接した田んぼへ向かうとその用水路にいきなりイトトンボが見つかりました。
オオアオイトトンボ ♀(アオイトトンボ科)
ところが他にはまったく観察できず、万木堰を経由して湿性生態園へ行ってみました。
湿地の上の木道を歩いていると、トンボではありませんが美麗な子が群れていました。
ラミーカミキリ ♂(カミキリムシ科)
メスもいました。オスよりも青みが少なく、モノトーンに近い。
同上 ♀
美麗な子はどうしてもしつこく追い回してしまいます。
今回はコンデジと一眼の二刀流ですが分かりますか?
結局、湿性生態園にもイトトンボは見当たらず、オオシオカラトンボやコシアキトンボはいましたが
そのほかに目立った子はいませんでした。
センターに戻る途中の畑の栗の木に、ルリシジミとヒロオビトンボエダシャクが舞っていました。
が、写真は撮れず。
その代わり、林縁の灌木にもう一種類カミキリムシを見つけました。
シラホシカミキリ (カミキリムシ科)
事務室に立ち寄って係りの方と前述のトンボの沼のことを聞いて帰路につきました。
このあと、ダメモトで寄り道したのが前記事です。
オマケ
トンボの沼の木道を歩いていると、足音に気が付いて、水面に浮いているカエルは跳ねて逃げます。
が、この子だけはどういうわけか(死んでいるわけではない)逃げずにそのままでした。
ウシガエル
30センチくらいありそうでした・・
今日の湯加減
今はショウナイにいます。
まだまだ身の周りが落ち着かず、地に足がついていないような気分です。
それでも虫探しの情熱は冷めやらず、さっそく偵察には行ってきました。
不案内のため手探りではありますが、そもそも自然の豊かさが違います。
また、生息している種類がボウソウとは違うはずです。
さてどんな虫に出会えるか、お楽しみに。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
おはようございます^^
とんぼが全体的に減っているのでしょうかしらね~
カミキリムシって綺麗なお色していますね。
by mimimomo (2017-06-19 07:02)
ラーメン屋さん、良い雰囲気だなあ
これからはショウナイの景色楽しみにしてますね^^
by リュカ (2017-06-19 10:05)
トンボ、減ってきているのですか?
温暖化等関係あるのかな…
ハスの池やラーメン屋さん等引きの絵はコンデジかな^^;
あとラミーカミキリの♀ ?
by よしころん (2017-06-19 19:15)
>mimimomoさん
ここの状況とは別にして、かつトンボに限らず、里山の昆虫は減っていますね。
>リュカさん
いいお店です。 チバ市内に支店を出してほしいです^^
ショウナイはボウソウに劣らずいい景色がたくさんありそうです♪
>よしころんさん
鹿児島県ではアキアカネが絶滅危惧種です><
するどいですね。広角の写真はコンデジ。一眼は望遠マクロです。
ラミーの♀もコンデジですが、他の近接もコンデジ撮影です。
by ぜふ (2017-06-19 21:59)
ほんと良いフィールドですね。
ラミーさん出てました?
こっちでも探して見ます。
by 響 (2017-06-20 10:10)
チバケンミンなのに知らないところだらけです。イトトンボ探しもラーメンも行ってみたくなりました(o^^o)
by POKO (2017-06-20 22:35)
>響さん
ボウソウはあまりツー向きではありませんが虫フィールドはあります♪
ラミーはカラムシなのですが、かたまっていますね。
>POKOさん
チョウシ方面とソトボウはあまり行かないのでここらはたまにです^^;
トンボ沼はぜひ行ってみてください。そしてレポートを^^
by ぜふ (2017-06-21 19:54)
心配になってきました
とんぼが飛んでる姿、好きなので
気持ちよさそうで、、ね
ラミーカミキリ、美しいですね、、真正面から、すばらしい
by engrid (2017-06-22 00:19)
>engridさん
トンボは気持ちよさそうに飛びますものね。イトトンボはふわふわ^^
きっと今頃はいっぱい飛んでいると・・信じます。
by ぜふ (2017-06-22 20:52)
ラミーカミキリというカミキリを初めて知りました。
涼しげなキレイな色をしていますね。
追い回してしまう気持ちも分かります^^;。
ヒロオビトンボエダシャクは、幼虫にそのまま翅が生えたような
見事な胴体をしていますね。
by sakamono (2017-06-22 21:49)
>sakamonoさん
この日はあまり虫に逢えなかったので猶更でした。
トンボエダシャクはほんとにその通りです。
胴体の模様は幼虫時代のままなんです(^^♪
by ぜふ (2017-06-24 09:29)