"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
キンとギン [観察会]
今回はチバの季節の時計を1か月巻き戻します。
GWの5月7日、HFの観察会に参加してきました。(植物の観察会でした)
植物の説明も聞きつつも、虫を探します。
まず集合場所の原っぱでカマキリの子を発見。
他の写真で拡大してみると胸の紋がないようなのでオオカマキリとしておきます。
オオカマキリでもコカマキリでも、生まれたては周知のとおり1センチもありません。
それでも彼らは肉食です。
こんな小さな体とカマで何を捕まえられるのでしょうか?
蚊や蝿を捕まえられるほど敏捷ではないと思います。
とすると・・
いつものように谷津田へ続く林の中の散策路を進んでいると、
植物の観察会だからということはありませんが、とてもいい光景を見ることができました。
特別に近くまで寄らせていただき、キンさんギンさんのツーショットを撮影。これはかなりの収穫。
田んぼに着くとまずはこの子たちを確認。
これはアカガエルではなく、ヒキガエルのオタマジャクシだと思います。
続いて田んぼの周りの虫たちを確認。
まずはハナノミ。
メスもいないかなぁと周囲をチェック。
いました。
メスはオスとまったく違って黒い体色をしているのですが・・・帰宅して確認してびっくり。
なんとオスでした。
メスはこちら。(昨年の記事から)
黒いオスがいることが分かり、これも収穫です。
この子も見間違うことが多いと思いますが、名前わかりますか。
シオカラトンボに見えますが違うんですね。
シオヤトンボのオスでした。
これは難問。
未同定です。
この子はとてもわかりやすい。
南魚沼で大群に出会ったことがもう遠い過去のよう。
大群といえば、この虫はHFでもたくさんいましたが、もう繁殖時期は過ぎたのでしょう。
少なくなりました。
こちらも田んぼの周りにいるハムシですが、HFではなかなか見られなかったので収穫。
周りを探索すると、大群とはいえませんが、何匹か観察できました。
ラブ虫もいました。
スゲハムシは体色変異が多い虫で有名ですが、このときは五円玉色の個体ばかりでした。
あとは、勝手に命名ぴちょんくん。(ダイキンエアコンのキャラです)
オリジナルと色は違いますが、さわやかなクリームソーダカラーだと思います。
昆虫の撮影に夢中になっていると、顔なじみの観察指導員の方が興奮気味に手招きしています。
「イボタガが~」
「なんですと~」
小走りで近寄り、林縁の藪の中を覗くと・・
イボタガではありませんでしたが、とっても美麗な子が。
開帳約90ミリの立派な体格。
しばし見惚れました。
前記事のハムシ。オスだけお連れして撮り直しました。
美しい篆刻、とても深い色、かなり扁平なのもわかりました。
今日の湯加減
全体の様子はこちら
GWの5月7日、HFの観察会に参加してきました。(植物の観察会でした)
植物の説明も聞きつつも、虫を探します。
まず集合場所の原っぱでカマキリの子を発見。
オオカマキリ 幼虫 (カマキリ科)
他の写真で拡大してみると胸の紋がないようなのでオオカマキリとしておきます。
オオカマキリでもコカマキリでも、生まれたては周知のとおり1センチもありません。
それでも彼らは肉食です。
こんな小さな体とカマで何を捕まえられるのでしょうか?
蚊や蝿を捕まえられるほど敏捷ではないと思います。
とすると・・
いつものように谷津田へ続く林の中の散策路を進んでいると、
植物の観察会だからということはありませんが、とてもいい光景を見ることができました。
キンラン ギンラン
特別に近くまで寄らせていただき、キンさんギンさんのツーショットを撮影。これはかなりの収穫。
田んぼに着くとまずはこの子たちを確認。
これはアカガエルではなく、ヒキガエルのオタマジャクシだと思います。
続いて田んぼの周りの虫たちを確認。
まずはハナノミ。
ヒゲナガハナノミ ♂ (ナガハナノミ科)
メスもいないかなぁと周囲をチェック。
いました。
ヒゲナガハナノミ ♂ 黒化型(ナガハナノミ科)
メスはオスとまったく違って黒い体色をしているのですが・・・帰宅して確認してびっくり。
なんとオスでした。
メスはこちら。(昨年の記事から)
ヒゲナガハナノミ ♀ (ナガハナノミ科)
黒いオスがいることが分かり、これも収穫です。
この子も見間違うことが多いと思いますが、名前わかりますか。
シオカラトンボに見えますが違うんですね。
シオヤトンボのオスでした。
これは難問。
ヒメバチの仲間 (ヒメバチ科)
未同定です。
この子はとてもわかりやすい。
イタドリハムシ (ハムシ科)
南魚沼で大群に出会ったことがもう遠い過去のよう。
大群といえば、この虫はHFでもたくさんいましたが、もう繁殖時期は過ぎたのでしょう。
少なくなりました。
コガタルリハムシ (ハムシ科)
こちらも田んぼの周りにいるハムシですが、HFではなかなか見られなかったので収穫。
スゲハムシ (ハムシ科)
周りを探索すると、大群とはいえませんが、何匹か観察できました。
ラブ虫もいました。
同上
スゲハムシは体色変異が多い虫で有名ですが、このときは五円玉色の個体ばかりでした。
あとは、勝手に命名ぴちょんくん。(ダイキンエアコンのキャラです)
ヘラクヌギカメムシの幼虫 (カメムシ科)
オリジナルと色は違いますが、さわやかなクリームソーダカラーだと思います。
昆虫の撮影に夢中になっていると、顔なじみの観察指導員の方が興奮気味に手招きしています。
「イボタガが~」
「なんですと~」
小走りで近寄り、林縁の藪の中を覗くと・・
イボタガではありませんでしたが、とっても美麗な子が。
オオトモエ (ヤガ科)
開帳約90ミリの立派な体格。
しばし見惚れました。
オマケ
前記事のハムシ。オスだけお連れして撮り直しました。
クルミハムシ ♂ (ハムシ科)
美しい篆刻、とても深い色、かなり扁平なのもわかりました。
今日の湯加減
実は今月から拠点が変わります。
しばらくチバを離れます。
詳しくは次記事でも。
さて、さる25日、カブちゃんが取材のため昆虫館にいらっしゃいました。
そのとき、ハンミョウの展示にピンときてくれたようで、彼女のブログで紹介してくれました。
記事はこちら(アメブロ)
全体の様子はこちら
2017-06-01 23:05
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コメント(11)
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
ハムシパラダイスですね。
立派なオオトモエは夜にバイクで走ってるときに向かってきてほしくない大きさですね。
by 響 (2017-06-03 08:39)
この蛾の模様、鳥を脅かすためだと聞いたコトがありますが、
これだけ大きいと、人間が見ても、ギョッとしますね^^;。
by sakamono (2017-06-03 09:52)
キンさん、ギンさんの揃い踏み!羨まし~~~(><)
オオトモエはダブルでお目目が睨んでますね^^;
笑ってるようにも見えるし~ すごいです!
前記事に64を載せていますので、お時間あるときにご覧ただけるとありがたく m(__)m
by よしころん (2017-06-03 20:33)
ヒゲナガハナノミ 黒化型のオスがいるとは知りませんでビックリ。今後よく見てみたいと思います!!
by hirokou (2017-06-03 21:42)
>響さん
今の時期はまさにハムシシーズンですね♪
オオトモエは自慢のテクでよけてあげてください^^
>sakamonoさん
鳥はさけるでしょうけど、虫屋は寄ってきますね^^
>よしころんさん
キンギンのツーショットははじめてみました♪
オオトモエは一部ではネコバスとも^^
記事拝見しましたが、ちょっと自信ありません^^;
>hirokouさん
思い込みは禁物だということをあらためて感じました。
黒化型ではなくモザイクという可能性もあるかもしれません・・
by ぜふ (2017-06-03 23:59)
きんさんぎんさん、お揃いで、佳き出会いですね
オオトモエ、立派で見惚れますね
模様、鳥の羽根が並んだようにみえます、、目もありますね
オタマジャクシ、元気に生まれ変わってね
by engrid (2017-06-04 01:18)
>ナガハムシダマシかなぁ。
10ミリくらいだったのでそうかもしれません。
ありがとうございますm(__)m
お尻も大事なのですね ^^;
どこにでもダマシはいるのですね~(笑)
by よしころん (2017-06-04 08:06)
>engridさん
なるほど、そうも見えますね♪
オタマたちは今頃もう足が生えているかも^^
>よしころんさん
おしりは大事です^^
ハムシダマシとつきますが、ゴミムシダマシの仲間です^^;
by ぜふ (2017-06-04 09:52)
こんにちは。
キンラン ギンランを一緒に撮れたのはラッキーでしたね(^_^)
オオトモエはアートですね〜
by yakko (2017-06-05 13:46)
こんにちは^^
いろんな虫や蝶・・・やはり良い時期なのかな^^
蜂ってほかの昆虫と違ってちょっと怖いような姿です。
先日高尾山でエダシャクの仲間を見つけました。山に入るといろいろ見られます^^
by mimimomo (2017-06-08 13:33)
>yakkoさん
2種が同じ菌と共生しているのかが気になりますね^^
トモエさんはみごとでした。
>mimimomoさん
ピークはやはり7月でしょうけど、梅雨前の今もいい時期です(^^♪
エダシャクだとよくわかりましたね、ぜひアップしてください^^
by ぜふ (2017-06-08 22:36)