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蜻蛉 2016 [トンボ]
第7回目になる年末恒例記事です。
~ トンボで振り返る 2016 (ボツ蔵からの復活含む) ~
TG-4がメイン機になったことでトンボの写真が減りましたと書きました。
つまり、あまり望遠で撮れないことが理由のひとつだと。
でもそういうわけでもなかったことが今年わかりました。
メイン機はTG-4のままですが、昨年より明らかに多い。
といいつつ、この写真はTG-4ではありませんが。
春といえばやはりこの子。
房総では3月には出現するトンボですが、いつものフィールドへ行ってみるも観察できず。
初見は4月、チバニアンを見学に行ったときにたまたまいてくれました。
立膝ついてにじり寄って近接撮影。 (本記事の写真はすべてトリミングなしでお届けします)
4月は水生昆虫の採集会に行き、そこで採ったヤゴを2、3匹連れて帰りました。
5月、その内の一匹が部屋の中で羽化してしまいました。
ちょうど昆虫館の当番の日だったので連れて行って奥本先生に見せたら喜んでもらえた。
4月末に発売されたTG-4用の新兵器FD-1を入手して、HFでフィールドテストしました。
新しい世界が開けました。 これ以来、FD-1はデフォルト装着。
ナガオカの田んぼでも同じ仲間の、やはり未成熟の個体に出会い、比較することができました。
翌日、同じ場所で透明翅型のオスにも会えました。 同じ仲間とは思えない。
6月になるとHFの子も成熟しました。 これも同じ仲間とは思えない。
同日。 春に会えなかったので今年はもう会えず終いかと思っていた子を観察できて幸せを感じた。
6月はゼフたちの撮影シーズンですが、ときどきトンボたちとも戯れました。
カメラの一脚でトンボ釣り。
羽化したてのアオイトトンボも観察。
7月のある日、この記事に色めき立ちました。
一も二もなく観察会に申し込んで・・
幸運にも観察・撮影できてしまい、大興奮したのがついこの前のように感じます。
7月は恒例のニラサキでの採集会がありますが、トンボ狙いの子は皆無。
なので横から網を振られることもなくゆっくりとこの子の撮影ができました。
房総のとある山の中にトンボ池を見つけたのも7月でした。
人工池なのでいつまでもあるとは限りませんが、すっかりトンボたちの楽園になっていました。
別の目的があったので、ゆっくり撮れなかったことを後悔しました。
東京湾岸の公園にあるカナブンを観察しに行ったときに観察したトンボも。
アオイトトンボがいるのも意外でしたが、このトンボの群飛が見れたことはもっと意外で、しばし見惚れました。
これだと何だかわからないので、8月のトンボ王国での写真を。
8月といえば、はじめて訪れた四万十トンボ王国。
扉の写真もトンボ王国で杉村館長に直々に案内してもらって撮影したのですが、
タイトルバナーにしたこのトンボを観察・撮影する夢も叶って、まさに夢のような奥本先生との旅でした。
トンボ王国の記事で載せなかったボツ写真からいくつか。
ベニトンボとはまた趣の異なる”紅”色のトンボ。
黄色い子も。
メスは黄緑色なんです。
ヤイロチョウの森ネイチャーセンターでも偶然トンボに出くわしました。
しかも産卵シーンに。
チバに戻って、月崎でもモノサシトンボに会えました。
9月はまたニイガタへ遠征。
これといった子には出くわさなかったのですが、何の変哲もないこの赤トンボは思い出深い。
セアカ探しで訪れたスキー場で避暑していた子。
このただのシオカラトンボも負けずに思い出深い子。
カープが優勝した日でもありましたが、シズオカでぶちかました、あの記念すべき日に浜で見守っていたトンボ。
10月は赤トンボの季節。
避暑していたアカネたちも平地へ降り、色づき始めます。
ナツアカネのオスは燃えているようです。
この子も土俵の上で仕切り。 気合を入れているようです。
11月になるとオサホリのシーズンイン。
新規開拓を謀りましたが、この日はほぼ不発。
でもこの貯水池、夏はトンボのたまり場でしょう。
越冬体勢に入る子もいました。
チバ市近郊でもオサホリポイントの新規開拓しましたがやはり不発。
この子たちもまだまだ元気。
そして12月はトンボの写真がないのですが、先日、来シーズンのためにここの様子を見に行ってきました。
それではみなさま、よいお年をお迎えください。
(2017ではこのフィールドでのトンボ写真が掲載できるかな・・)
昨日、トンボの沼を訪れたあと、掘り納めをしにも行きました。(そのことはまた別途)
そのあと、カモガワへ食べ納めにも行ってきました。
今日のイメージ麺は?と聞いたらこれがでてきました。
今メニューにはないけど、前の店では定番だったそうです。
胡麻の香りがしっかりわかるほど、カレーの香りは強くなく、辛くもないのでスープまで完食。
ベースは醤油ラーメンではなくて、味噌ラーメンなんだそうです。
だから、カレー味噌ラーメン。
今日の湯加減
~ トンボで振り返る 2016 (ボツ蔵からの復活含む) ~
TG-4がメイン機になったことでトンボの写真が減りましたと書きました。
つまり、あまり望遠で撮れないことが理由のひとつだと。
でもそういうわけでもなかったことが今年わかりました。
メイン機はTG-4のままですが、昨年より明らかに多い。
といいつつ、この写真はTG-4ではありませんが。
8.2撮影 ヒメアカネ (トンボ科)
春といえばやはりこの子。
4.16撮影 シオヤトンボ (トンボ科)
房総では3月には出現するトンボですが、いつものフィールドへ行ってみるも観察できず。
初見は4月、チバニアンを見学に行ったときにたまたまいてくれました。
立膝ついてにじり寄って近接撮影。 (本記事の写真はすべてトリミングなしでお届けします)
同上
4月は水生昆虫の採集会に行き、そこで採ったヤゴを2、3匹連れて帰りました。
4.10撮影 コヤマトンボの幼虫 (ヤマトンボ科)
5月、その内の一匹が部屋の中で羽化してしまいました。
5.7撮影 コヤマトンボ (ヤマトンボ科)
ちょうど昆虫館の当番の日だったので連れて行って奥本先生に見せたら喜んでもらえた。
4月末に発売されたTG-4用の新兵器FD-1を入手して、HFでフィールドテストしました。
新しい世界が開けました。 これ以来、FD-1はデフォルト装着。
5.1撮影 ○○カワトンボ ♂ (カワトンボ科)
ナガオカの田んぼでも同じ仲間の、やはり未成熟の個体に出会い、比較することができました。
5.14撮影 ○○カワトンボ ♂ (カワトンボ科)
翌日、同じ場所で透明翅型のオスにも会えました。 同じ仲間とは思えない。
5.15撮影 ○○カワトンボ ♂ (カワトンボ科)
6月になるとHFの子も成熟しました。 これも同じ仲間とは思えない。
6.12撮影 ○○カワトンボ ♂ (カワトンボ科)
同日。 春に会えなかったので今年はもう会えず終いかと思っていた子を観察できて幸せを感じた。
6.12 撮影 ホソミオツネントンボ ♂ (アオイトトンボ科)
6月はゼフたちの撮影シーズンですが、ときどきトンボたちとも戯れました。
カメラの一脚でトンボ釣り。
6.18 撮影 コオニヤンマ (サナエトンボ科)
羽化したてのアオイトトンボも観察。
6.19 撮影 オオアオイトトンボ ♂ (アオイトトンボ科)
7月のある日、この記事に色めき立ちました。
一も二もなく観察会に申し込んで・・
幸運にも観察・撮影できてしまい、大興奮したのがついこの前のように感じます。
7.9 撮影 オオモノサシトンボ ♂ (モノサシトンボ科)
7月は恒例のニラサキでの採集会がありますが、トンボ狙いの子は皆無。
なので横から網を振られることもなくゆっくりとこの子の撮影ができました。
7.17 撮影 ミヤマアカネ (トンボ科)
房総のとある山の中にトンボ池を見つけたのも7月でした。
人工池なのでいつまでもあるとは限りませんが、すっかりトンボたちの楽園になっていました。
7.23撮影 ショウジョウトンボ ♂ (トンボ科)
別の目的があったので、ゆっくり撮れなかったことを後悔しました。
東京湾岸の公園にあるカナブンを観察しに行ったときに観察したトンボも。
7.24撮影 アオイトトンボ ♂ (アオイトトンボ科)
アオイトトンボがいるのも意外でしたが、このトンボの群飛が見れたことはもっと意外で、しばし見惚れました。
これだと何だかわからないので、8月のトンボ王国での写真を。
8.2撮影 チョウトンボ (トンボ科)
8月といえば、はじめて訪れた四万十トンボ王国。
扉の写真もトンボ王国で杉村館長に直々に案内してもらって撮影したのですが、
タイトルバナーにしたこのトンボを観察・撮影する夢も叶って、まさに夢のような奥本先生との旅でした。
8.1撮影 ベニトンボ ♂ (トンボ科)
トンボ王国の記事で載せなかったボツ写真からいくつか。
ベニトンボとはまた趣の異なる”紅”色のトンボ。
8.2撮影 ベニイトトンボ ♂ (イトトンボ科)
黄色い子も。
8.2撮影 キイトトンボ ペア (イトトンボ科)
メスは黄緑色なんです。
同上
ヤイロチョウの森ネイチャーセンターでも偶然トンボに出くわしました。
しかも産卵シーンに。
8.2撮影 ヤブヤンマ ♀ (ヤンマ科)
チバに戻って、月崎でもモノサシトンボに会えました。
8.5撮影 モノサシトンボ ♂ (モノサシトンボ科)
9月はまたニイガタへ遠征。
これといった子には出くわさなかったのですが、何の変哲もないこの赤トンボは思い出深い。
セアカ探しで訪れたスキー場で避暑していた子。
9.4撮影 アキアカネ (トンボ科)
このただのシオカラトンボも負けずに思い出深い子。
カープが優勝した日でもありましたが、シズオカでぶちかました、あの記念すべき日に浜で見守っていたトンボ。
9.9撮影 シオカラトンボ ♂ (トンボ科)
10月は赤トンボの季節。
10.2撮影 マユタテアカネ ♂ かな (トンボ科)
避暑していたアカネたちも平地へ降り、色づき始めます。
10.15撮影 アキアカネ ♂ (トンボ科)
同上
ナツアカネのオスは燃えているようです。
10.23撮影 ナツアカネ ♂ (トンボ科)
この子も土俵の上で仕切り。 気合を入れているようです。
10.23撮影 マユタテアカネ ♂ (トンボ科)
11月になるとオサホリのシーズンイン。
新規開拓を謀りましたが、この日はほぼ不発。
でもこの貯水池、夏はトンボのたまり場でしょう。
11.3撮影 オオアオイトトンボ ♂ (アオイトトンボ科)
越冬体勢に入る子もいました。
11.3撮影 ホソミオツネントンボ (アオイトトンボ科)
チバ市近郊でもオサホリポイントの新規開拓しましたがやはり不発。
11.5撮影 アキアカネのメスかな?
この子たちもまだまだ元気。
11.5撮影 オオアオイトトンボ ペア (アオイトトンボ科)
そして12月はトンボの写真がないのですが、先日、来シーズンのためにここの様子を見に行ってきました。
トンボの沼
それではみなさま、よいお年をお迎えください。
同上
(2017ではこのフィールドでのトンボ写真が掲載できるかな・・)
オマケ
昨日、トンボの沼を訪れたあと、掘り納めをしにも行きました。(そのことはまた別途)
そのあと、カモガワへ食べ納めにも行ってきました。
今日のイメージ麺は?と聞いたらこれがでてきました。
カレー味噌ラーメン
今メニューにはないけど、前の店では定番だったそうです。
胡麻の香りがしっかりわかるほど、カレーの香りは強くなく、辛くもないのでスープまで完食。
ベースは醤油ラーメンではなくて、味噌ラーメンなんだそうです。
だから、カレー味噌ラーメン。
今日の湯加減
去年の最後の記事にも書きましたが、房総にはまだどうしても会いたいトンボがいます。
しかし今年も見つけられませんでした。
(↑ここまでは前回2016のコピー)
いや、もう二度と見つけられないかもしれないことを知ってしまいました。
8月、トンボ王国を訪れたときに杉村館長とトンボの話を色々していた中でショックな発言があったのです。
そのトンボは絶滅したと・・そもそもそのトンボは地域変異種なので、種自体が絶滅したわけではありませんが。
曰く、「もう少し個体数が増えてから採集すればいいのに、皆で一気に採集するものだから・・」
所謂”採集圧”によっていなくなってしまったとのことです。
それにしても、四万十にいらっしゃって房総のトンボ層のことも把握しているとは、やはり杉村さんは超人です。
それはもうしょうがないとして、来年もたくさんの虫たちに会えますように。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
ぜふさん、今年も1年お付き合いいただき、かついつも暖かいコメントをありがとうございました♪
どうぞ佳いお年をお迎えくださいませ^^
そして来年も64さんの名前、ご教示よろしくお願いいたします~~
by よしころん (2016-12-31 22:09)
ぜふさん いつもコメントありがとうございます!
今年もちょくちょく楽しみに寄らせていただきますのでよろしくお願いいたします(^^)
by hirokou (2017-01-01 19:37)
あけましておめでとうです
今年もよろしくね♪
by ねこじたん (2017-01-02 09:22)
天井からぶら下がって羽化した大きなトンボと、ベニトンボの
紅の色合いが、とても印象に残っています。
新年あけました。
今年もよろしくお願い致します^^。
by sakamono (2017-01-02 15:39)
素晴らしいトンボ達、秋津島と呼ばれた蜻蛉達豊かな国を愛でることができました。ありがとうございます
by SILENT (2017-01-03 03:27)
明けましておめでとうございます。
by mimimomo (2017-01-03 06:45)
>よしころんさん
こちらこそ、いつも目の保養をさせていただいています♪
ご近所の好ということでもよろしくお願いします^^
>hirokouさん
ご訪問ありがとうございます。
多摩丘陵の生態興味深く拝見しています。よろしくお願いします。
>ねこじたんさん
はいよー!
こちらこそ引き続き今年もよろしくお願いします。
>sakamonoさん
いつもご愛読ありがとうございます。
いろんなハプニングや望外のこともありましたね。こちらこそ、コトヨロです^^
>SILENTさん
トンボ王国の施設は現在、「四万十遊学館あきついお」といいます。
自然豊かな郷であることを・・
>mimimomoさん
おめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
by ぜふ (2017-01-03 15:13)
トンボ王国は2回行っています。また行きたいです。
by アサギいろ (2017-01-04 05:50)
今年も沢山の虫たちに出会えますように^^♪
また一年どうぞよろしくお願いします。
by shino* (2017-01-04 10:22)
あけましておめでとうございます(^_^)/
今年もよろしくお願いします(^_^)
by sasasa (2017-01-04 18:56)
>アサギいろさん
そうでしたか、また行けるといいですね♪
>shino*さん
トンボ以外にも会いたい子はたくさんいます♪
こちらこそよろしくお願いします。 昆虫撮影会なら企画しますよ^^
>sasasaさん
新年おめでとうございます。 北海道にも虫採りに行きたいですね♪
by ぜふ (2017-01-04 21:28)
あけましておめでとうございます。
昨年はあまり旅行できなかったから
今年は出かけたいな。
そしたら不思議な虫を見つけて写真撮るぞ!(笑)
本年もよろしくお願いします^^
by リュカ (2017-01-05 09:50)
遅ればせながら
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。(・_・)(._.)
トンボは好きです !
by yakko (2017-01-05 16:08)
おはようございます^^
今朝は寒いですね~
今年もどうぞよろしくお願いいたします~♪
by mimimomo (2017-01-06 07:00)
白いトンボが凄いです。
チョウトンボは今年こそ見つけたいと思います。
遅くなりましたが今年もよろしくお願いいたします。
by 響 (2017-01-06 10:41)
>リュカさん
不思議な虫!
どうぞよろしくお願いします^^
>yakkoさん
ちょくちょくトンボ観察に帰省したいところです^^
>mimimomoさん
冬が本気になってきましたね・・
苦手です・・^^;
>響さん
チョウトンボ、観察出来たらいいですね♪
ぜひ写真もアップしてくださいね。
by ぜふ (2017-01-06 23:21)
昆虫への、視線が変わりました
一律にトンボ、赤とんぼぐらいの幼児的みかたから
あれは、、そういえばと少しは学習しています
美しく繊細、、今年も楽しみにしています
おそくなりましたが ご挨拶を
あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします
by engrid (2017-01-07 21:25)
>engridさん
冥利に尽きるコメントです。ありがとうございます。
そう思っていただける方がひとりでも増えるように
というのが当ムシブロの願いです♪
by ぜふ (2017-01-08 16:43)