"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
どうしようかなぁ [探虫行]
10月21日は曇り空でしたが暖かく、房総の巡回日和。
外房、内房、そして中房と、コースは大きく3パターンあるのですが、地図をながめつつ、なんとなく中房から内房を回ることにしました。
よく使うルート、鶴舞~高滝湖を経由して清澄養老ラインへ。
月崎の手前、養老川を渡って山へ向かう脇道が以前からずっと気になっていたのです。
その道へ入って橋を渡ると、想定していたのとは違って、部落がありました。
(てっきり人里離れたエリアだと思っていました)
部落を過ぎるとすぐ丁字路にぶつかったので、南方向へ進むと、細い未舗装の生活道。
房総特有の将棋の駒形の手掘りのトンネルを抜けていくと、これまた想定外に小港鉄道の線路が現れました。
線路に沿って少し進み、もうひとつトンネルを抜けると、どこかで見たことのある景色の道路に。
月崎駅の手前でした。
人里離れたところでのフィールド探索はかないませんでしたが、せっかくなので久しぶりに駅に寄り道。
元は駅事務所か何かだったのでしょうけど、今は無人駅なので、植物を取り入れたオブジェと化しています。
建物が、フラワーアレンジメントでいうところのオアシスのようになっていて、いろんな植栽が施されています。
何か虫がいないかなぁとゆっくりオアシスに近づこうとしたとき、足元から何かが舞い上がりました。
黒っぽい大きなチョウ。建物の壁際の葉の上にとまった姿を目を凝らして見るとそれはクロコノマチョウでした。
近寄って撮ろうとしたらまた舞い上がり、建物の反対側へ行ったように見えたので回り込んでみると、
今度は目の前からアカタテハが舞い上がって屋根を越えていきました。
クロコノマの姿は見失ったのでアカタテハを追いかけてぐるりと建物を回っていってみたらどこにもいない。
2頭のチョウにからかわれてガックリしてうなだれて下を見たら、オアシスに根付いたホトトギスに・・
毎年HFではよく見かけ、よく撮影もするのてすが、今年はそういえばあまり見かけず撮影もあまりしてません。
また、この場所では初観察でしたので、しばらく遊んでもらうことにしました。
他には何も見当たらなかったので、駅のログハウストイレに寄って出発。(カギが壊れていました)
せっかく月崎に来たので、クォードの森の様子を見ることにしました。
入口の田んぼでイルミネーションの準備をしている方々に挨拶してフィールドの中へ。
道の上でテングチョウが日向ぼっこをしていましたが、撮らせてくれず。3メートル上の梢へ。
この日はとにかくフラれてばかり。でもこの子は日向ぼっこが気持ちいいのか近寄らせてくれました。
アカネの仲間。メスなので赤くなくてシックな秋色。
月崎駅でオスしか観察できなかったのですが、ここではメスも観察できました。
池のほとりのアジサイにいたオスは大人しく じっとしていてくれたので、モデルアングルでじっくり撮影。
ここの森は晴れていても薄暗く、湿度が高いのですが、湿生植物や花が少ないのが惜しいところ。
木道の手前で引き返し、来た道を戻る途中、ラテシジミを観察しました。
これ以上北上しないように声をかけておきました。
それと、入口のイルミネーション近くの梢にゴイシシジミを見つけるも、またもやフラれて写真なし。
いつものルート、久留里から久留里街道で鴨川方面へ。
今日は虫運がないなぁ、どうしようかなぁと考えていたとき、ちょうど農溝の滝付近だったので、見物でもしようかという気まぐれがおきました。
理由はわかりませんが、急に有名になったようで、平日にもかかわらず最寄りの駐車場は満杯。
でもオートバイは隅っこにとめることができたのでロスタイムなし。
滝の手前のこの岩(というか穴)が人気の理由?
そういえばカップルが目立つ気がしてきます。
川の名前は知りませんが、房総半島でよく見かける景観の渓谷の中にその滝はあります。
川面というか岩盤まで降りていくとビューポイントに立てます。
滝といえるのか・・滝と呼ぶための基準を知らないですが、公式にこの名前なので滝なのでしょうね。
壮大さや迫力というものはありませんが、特異で情緒のある景色ではあります。
帰り道、湿原の上にかかる木道を辿っていると、急にコンチューターが反応しました。
何かが湿原にいるのですが、何かはわかりませんでした。
チョウやトンボではなく、それは徘徊していました。 オサムシか?と俄かにアドレナリンが分泌されます。
少し遠いので、一度目を離すと見失ってしまいそうでした。 わかりますか?
なんとハンミョウでした。
ハンミョウは成虫で越冬しますが、この時期になるともう冬眠態勢になり姿はなかなか見られなくなります。
10月下旬に観察したのははじめて。虫運ありでした。
このあと、ポケットに入っていたタッパーで捕獲に成功。 お連れして、今も元気にしています。
このあと、鴨川から西に進路をとり、嶺岡林道を走り継ぎ、内房の富山に出ようと思ったのですが、
途中、大山平塚を越えて下ったところで(ナビ装備しているのに)道を間違え県道88線に入り直しました。
富山方面には向かわず、そのままシイタケ街道を北上して、単にソロツーリングを楽しんで帰りました。
鴨川でのピットインはいつもの”まんぼう”。
メニューを眺めながら、どうしようかなぁとしばらく思案しましたが、わがまま虫が首をもたげました。
「マスター、今日、カレーできる?」
「うん、わかった」
去年の裏メニュー、”味噌カレー”ではなく”醤油カレー”でしたが、キャベツとひき肉が相性バッチリ。
これはこれでイケました。
マスターと二人で撮影大会をしたのでちょっとのびちゃったけどね。
今日の湯加減
外房、内房、そして中房と、コースは大きく3パターンあるのですが、地図をながめつつ、なんとなく中房から内房を回ることにしました。
よく使うルート、鶴舞~高滝湖を経由して清澄養老ラインへ。
月崎の手前、養老川を渡って山へ向かう脇道が以前からずっと気になっていたのです。
その道へ入って橋を渡ると、想定していたのとは違って、部落がありました。
(てっきり人里離れたエリアだと思っていました)
部落を過ぎるとすぐ丁字路にぶつかったので、南方向へ進むと、細い未舗装の生活道。
房総特有の将棋の駒形の手掘りのトンネルを抜けていくと、これまた想定外に小港鉄道の線路が現れました。
線路に沿って少し進み、もうひとつトンネルを抜けると、どこかで見たことのある景色の道路に。
月崎駅の手前でした。
人里離れたところでのフィールド探索はかないませんでしたが、せっかくなので久しぶりに駅に寄り道。
月崎駅の小屋
元は駅事務所か何かだったのでしょうけど、今は無人駅なので、植物を取り入れたオブジェと化しています。
建物が、フラワーアレンジメントでいうところのオアシスのようになっていて、いろんな植栽が施されています。
何か虫がいないかなぁとゆっくりオアシスに近づこうとしたとき、足元から何かが舞い上がりました。
黒っぽい大きなチョウ。建物の壁際の葉の上にとまった姿を目を凝らして見るとそれはクロコノマチョウでした。
近寄って撮ろうとしたらまた舞い上がり、建物の反対側へ行ったように見えたので回り込んでみると、
今度は目の前からアカタテハが舞い上がって屋根を越えていきました。
クロコノマの姿は見失ったのでアカタテハを追いかけてぐるりと建物を回っていってみたらどこにもいない。
2頭のチョウにからかわれてガックリしてうなだれて下を見たら、オアシスに根付いたホトトギスに・・
オオアオイトトンボ ♂ (アオイトトンボ科)
毎年HFではよく見かけ、よく撮影もするのてすが、今年はそういえばあまり見かけず撮影もあまりしてません。
また、この場所では初観察でしたので、しばらく遊んでもらうことにしました。
オオアオイトトンボ ♂ (アオイトトンボ科)
他には何も見当たらなかったので、駅のログハウストイレに寄って出発。(カギが壊れていました)
せっかく月崎に来たので、クォードの森の様子を見ることにしました。
入口の田んぼでイルミネーションの準備をしている方々に挨拶してフィールドの中へ。
道の上でテングチョウが日向ぼっこをしていましたが、撮らせてくれず。3メートル上の梢へ。
この日はとにかくフラれてばかり。でもこの子は日向ぼっこが気持ちいいのか近寄らせてくれました。
アカネの仲間。メスなので赤くなくてシックな秋色。
マユタテアカネのメスかな?
月崎駅でオスしか観察できなかったのですが、ここではメスも観察できました。
オオアオイトトンボ ♀ (アオイトトンボ科)
池のほとりのアジサイにいたオスは大人しく じっとしていてくれたので、モデルアングルでじっくり撮影。
ここの森は晴れていても薄暗く、湿度が高いのですが、湿生植物や花が少ないのが惜しいところ。
木道の手前で引き返し、来た道を戻る途中、ラテシジミを観察しました。
これ以上北上しないように声をかけておきました。
それと、入口のイルミネーション近くの梢にゴイシシジミを見つけるも、またもやフラれて写真なし。
いつものルート、久留里から久留里街道で鴨川方面へ。
今日は虫運がないなぁ、どうしようかなぁと考えていたとき、ちょうど農溝の滝付近だったので、見物でもしようかという気まぐれがおきました。
理由はわかりませんが、急に有名になったようで、平日にもかかわらず最寄りの駐車場は満杯。
でもオートバイは隅っこにとめることができたのでロスタイムなし。
滝の手前のこの岩(というか穴)が人気の理由?
そういえばカップルが目立つ気がしてきます。
川の名前は知りませんが、房総半島でよく見かける景観の渓谷の中にその滝はあります。
川面というか岩盤まで降りていくとビューポイントに立てます。
濃溝の滝(のうみぞのたき)
滝といえるのか・・滝と呼ぶための基準を知らないですが、公式にこの名前なので滝なのでしょうね。
壮大さや迫力というものはありませんが、特異で情緒のある景色ではあります。
帰り道、湿原の上にかかる木道を辿っていると、急にコンチューターが反応しました。
何かが湿原にいるのですが、何かはわかりませんでした。
チョウやトンボではなく、それは徘徊していました。 オサムシか?と俄かにアドレナリンが分泌されます。
少し遠いので、一度目を離すと見失ってしまいそうでした。 わかりますか?
ハンミョウ(オサムシ科)
なんとハンミョウでした。
ハンミョウは成虫で越冬しますが、この時期になるともう冬眠態勢になり姿はなかなか見られなくなります。
10月下旬に観察したのははじめて。虫運ありでした。
このあと、ポケットに入っていたタッパーで捕獲に成功。 お連れして、今も元気にしています。
このあと、鴨川から西に進路をとり、嶺岡林道を走り継ぎ、内房の富山に出ようと思ったのですが、
途中、大山平塚を越えて下ったところで(ナビ装備しているのに)道を間違え県道88線に入り直しました。
富山方面には向かわず、そのままシイタケ街道を北上して、単にソロツーリングを楽しんで帰りました。
オマケ
鴨川でのピットインはいつもの”まんぼう”。
メニューを眺めながら、どうしようかなぁとしばらく思案しましたが、わがまま虫が首をもたげました。
「マスター、今日、カレーできる?」
「うん、わかった」
カレーラーメン
去年の裏メニュー、”味噌カレー”ではなく”醤油カレー”でしたが、キャベツとひき肉が相性バッチリ。
これはこれでイケました。
マスターと二人で撮影大会をしたのでちょっとのびちゃったけどね。
今日の湯加減
昆虫館で書いています。
8月に自動更新されたデバイスドライバーが原因でパソコンが突如不調になり、サポートセンターとやりとりするも結局は初期化するしかありませんでした。
それがまたもや、数日前に発生。細かな原因は違いますが、やはりデバイスドライバー絡み。
(ドライバーといっても工具ではなくて構成装置の制御ソフトです)
つまりハードウェアの故障ではないので、修理すれば直るということではないのです。
しかし、初期化するとデータとソフトウェアはすべてなくなります。
写真を含め、大事なデータはもちろんバックアップしているのですが、OSや各種ソフトはすべて再インストール。
設定もし直し。元の状態に戻すのに前回は1週間以上かかりました。
もうやりたくありません・・・考えるだけでうんざり。
新調した方が手間がかからないのは目に見えています・・・どうしようかなぁ。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
トンボってぶら下がるようにも止まるんですね
月崎駅なんだか懐かしいなぁ
PCの不調ある日突然来ますよね
我が家もそろそろ買い替え時期かな
by shino* (2016-10-31 00:35)
おはようございます^^
濃溝の滝 はFBから有名になったみたいです。
何度かTVでもとりあげられていました。
PCの不調・・・怖い~~~(><)
みなさんのPC不調関連の記事を拝見すると画像バックアップに精を出すわたし^^;
by よしころん (2016-10-31 07:31)
濃溝の滝の景観面白いです。
いいなー。行ってみたいって思います!
by リュカ (2016-10-31 10:11)
こんにちは。
いろんなトンボに会えましたね。 濃溝の滝は絵になりますね。
カレーラーメンは初めて知りました。私も最近PCの調子が悪いです。
by yakko (2016-10-31 13:51)
おはようございます^^
オオアオイトトンボは美しいお色をしていますね。アクセサリーになりそうなお色^^
この濃溝の滝には随分以前から行きたいと言っているのですが、
なかなか応えてくれません(-、-
by mimimomo (2016-11-01 09:56)
>shino*さん
休むときはぶら下がりポーズのように思います。
PCは定期的に買い替える余裕があればいいですね^^
>よしころんさん
なんとFBからですか。
PCはまだ完全には復旧していませんが
なんとかブラウザは使えるようになりました^^;
>リュカさん
休日はかなり混んでいるようです。紅葉の季節はなおさらかも。
>yakkoさん
カレーもラーメンももはや日本食ですからね♪
PC不調であれば、急いでデータのバックアップを!
>mimimomoさん
このトンボは見かけるとシャッターを押さずにはいられない虫です^^
混雑必至ですが、紅葉狩りをかねてお出かけになるといいかもです♪
by ぜふ (2016-11-02 23:28)
濃溝の滝は光が射したら綺麗な所ですね。
ここは行ってみたいです。
by 響 (2016-11-03 01:12)
確かに。滝と呼ぶ基準は、どういうモノなのでしょうね^^;。
味噌カレーのラーメンは食べたコトがあります。
醤油カレーというのはありません。食べてみたいです^^。
by sakamono (2016-11-03 22:52)
>響さん
役場のHPにはまさに光が差し込むときの写真が掲載されています^^
あと、洞が川面に映るときも良い景色になるようです。
>sakamonoさん
”滝もどき”というのもあるようです^^
醤油カレーは、ビールでいうと、ドライという感じです・・^^;
by ぜふ (2016-11-04 18:04)
シックな色合いの、アカネ、いいですね。大人様の色合いかな
モデルアングルのイトトンボ、瑠璃色も美しいです
濃溝の、風情がいいですね、、紅葉が覗けたら素敵かな
by engrid (2016-11-05 18:03)
>engridさん
ビビッドなオスも次記事に登場します^^
紅葉を覗く。なるほど~それはまだ見てないですが・・混みそう^^;
by ぜふ (2016-11-05 20:39)