"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
夏のスキー場探索 [探虫行]
9月3日、毎年恒例の稲刈りに。
7月30日の記事のオマケに書いたとおり、今年の目標に定めたセアカオサムシの詳細ポイントを教えてもらったので、この機会に探虫することに。
当初は帰りに寄り道して探虫するつもりでしたが、行きも寄り道することにしました。
関越自動車道を月夜野でおりて三国街道へ。
辿り着いたのは苗場スキー場。
さすがにこのシーズンはあの有名ホテルも廃墟のように見えました。
ただ、ホテルにもスキー場にも用はありません。ゲレンデ近くの林道へ入っていきました。
苗場は高原ですから、てっきりアキアカネだと思い込んでいたのですが、なんとよく見るとナツアカネでした。
狙うは草原性の昆虫のセアカオサムシ。
オフシーズンのゲレンデはまさに”草原”です。
その入口で出迎えてくれたのはチバではお目にかかったことのない蝶。
山地性なので標高の低いチバにはなかなかいません。
ヒカゲチョウの仲間ではありますが、明るい林間などを好むようです。
さて、この時は探虫ではなく、仕込み・・・トラップの設置にきたのでした。
しかし、坂を登り始めてふと気が付きました。
トラップを持っていない。
こうして撮影しているとおり、カメラとスコップなどの設置用の道具は手に持っていました。
何しに来たの?と自分に問いかけつつ、車まで引き返しました。
しょんぼり下を向いて歩いていましたが、この花には癒されました。
というわけで、無事トラップは設置し終わり、本来の目的地であるいつもの田んぼを目指しました。(大省略1)
秋になると目立ち始めるこの蝶に見送られつつ。
炎天下の中、稲刈りも無事終わり(大省略2)、鎌にしみ込んだ汗はこの子のおやつ。
そのあと温泉で汗を流し、山の中(高柳)の集落へ。
ここでも少しトラップをしかけ、かやぶきの家に泊まり稲刈りメンバーで大宴会。(大省略3)
酔い覚ましに外へ出てみるとその夜は新月。満点の星空。山波にかすめる低い空の星座もよく見えました。
南の空にはさそり座、夏の大三角形、天の川。(大省略4 しかも写真なし)
イタズラで撮ってみたものの、星座さえも不明。(これでわかる方もいたら教えてください)
夜が明けて、早朝の家の周りチェック。
そしたら、網戸にクスサンがいました。
でも何か変。 後翅がない。
半間横にありました。 下半身もいっしょに。
とまる場所がわるかったのですね、ざんねん。
気を取り直して部落の中を散歩していると、ちょっと見慣れない単語を見つけました。
意味がわかる方、教えてください。
朝飯前のトラップ回収へ。
田んぼの周辺に仕掛けたので、この虫のお祭りでした。
朝ご飯を食べ、帰り支度を整え、歯を磨いていると足元に。
さあ、もう一度苗場へ。
十日町、津南を経由して、越後湯沢でT師匠をピックアップ。 三国街道をひた走りました。
NPホテルは経由せずにトラップを仕掛けた草原へ。
ところが・・
トラップのカップはすべて引っこ抜かれていました。
おそらくサルの仕業です。エサのサナギコとスシノコはきれいに舐めとられていました。
なので、トラップでは何も採集できなかったのですが、ある仕掛けポイントで美麗なゴミムシを採りました。
ゴミムシの中ではめずらしい、構造色の体表が美麗な虫です。
沢沿いも歩いてみました。
ミゾソバも咲き始めていて、その葉の上に。
前日とは違って、アキアカネがいました。
小雨が降ってきたので、雨宿りがてら林の中でお弁当を食べ、さらに草原を1時間ほど探虫しましたが、
何も見つからず。
標高の低いエリアに移動し、その沢沿いも歩きましたが見つけたのはクマのものと思われる糞。
また小雨が降ってきたので、一旦車に戻って作戦会議をしましょうということに・・
車に乗った途端、土砂降り。 すんでのところで濡れネズミにならずにすみました。
雨雲から逃げるように、北へ向かい、スキー場のハシゴをしました。
かぐら、ナスパ、そして最後は岩原。
結果は全敗。
岩原ではエンマムシを見つけたので、これは見込みあるのではとローラー作戦よろしくかなり粘ったのですが。
帰りの車中、探し方が悪かったのかもしれないと二人で反省。
またいつか、出直すことにします。
マットを敷いて水を散布し、サマーゲレンデとなっていたので草原なし。
苗場とは違っていい天気でした。
どれが谷川岳?
今日の湯加減
7月30日の記事のオマケに書いたとおり、今年の目標に定めたセアカオサムシの詳細ポイントを教えてもらったので、この機会に探虫することに。
当初は帰りに寄り道して探虫するつもりでしたが、行きも寄り道することにしました。
関越自動車道を月夜野でおりて三国街道へ。
辿り着いたのは苗場スキー場。
さすがにこのシーズンはあの有名ホテルも廃墟のように見えました。
ただ、ホテルにもスキー場にも用はありません。ゲレンデ近くの林道へ入っていきました。
ナツアカネ(トンボ科)
苗場は高原ですから、てっきりアキアカネだと思い込んでいたのですが、なんとよく見るとナツアカネでした。
狙うは草原性の昆虫のセアカオサムシ。
オフシーズンのゲレンデはまさに”草原”です。
その入口で出迎えてくれたのはチバではお目にかかったことのない蝶。
ヒメキマダラヒカゲ (タテハチョウ科)
山地性なので標高の低いチバにはなかなかいません。
ヒカゲチョウの仲間ではありますが、明るい林間などを好むようです。
さて、この時は探虫ではなく、仕込み・・・トラップの設置にきたのでした。
しかし、坂を登り始めてふと気が付きました。
トラップを持っていない。
こうして撮影しているとおり、カメラとスコップなどの設置用の道具は手に持っていました。
何しに来たの?と自分に問いかけつつ、車まで引き返しました。
しょんぼり下を向いて歩いていましたが、この花には癒されました。
ゲンノショウコ
というわけで、無事トラップは設置し終わり、本来の目的地であるいつもの田んぼを目指しました。(大省略1)
秋になると目立ち始めるこの蝶に見送られつつ。
イチモンジセセリ (セセリチョウ科)
炎天下の中、稲刈りも無事終わり(大省略2)、鎌にしみ込んだ汗はこの子のおやつ。
コミスジ (タテハチョウ科)
そのあと温泉で汗を流し、山の中(高柳)の集落へ。
ここでも少しトラップをしかけ、かやぶきの家に泊まり稲刈りメンバーで大宴会。(大省略3)
酔い覚ましに外へ出てみるとその夜は新月。満点の星空。山波にかすめる低い空の星座もよく見えました。
南の空にはさそり座、夏の大三角形、天の川。(大省略4 しかも写真なし)
イタズラで撮ってみたものの、星座さえも不明。(これでわかる方もいたら教えてください)
夜が明けて、早朝の家の周りチェック。
そしたら、網戸にクスサンがいました。
クスサン (ヤママユ科)
でも何か変。 後翅がない。
半間横にありました。 下半身もいっしょに。
とまる場所がわるかったのですね、ざんねん。
気を取り直して部落の中を散歩していると、ちょっと見慣れない単語を見つけました。
意味がわかる方、教えてください。
朝飯前のトラップ回収へ。
田んぼの周辺に仕掛けたので、この虫のお祭りでした。
ミイデラゴミムシ (オサムシ科)
朝ご飯を食べ、帰り支度を整え、歯を磨いていると足元に。
スズムシ? (マツムシ科)
さあ、もう一度苗場へ。
十日町、津南を経由して、越後湯沢でT師匠をピックアップ。 三国街道をひた走りました。
NPホテルは経由せずにトラップを仕掛けた草原へ。
ところが・・
トラップのカップはすべて引っこ抜かれていました。
おそらくサルの仕業です。エサのサナギコとスシノコはきれいに舐めとられていました。
なので、トラップでは何も採集できなかったのですが、ある仕掛けポイントで美麗なゴミムシを採りました。
キンナガゴミムシ (オサムシ科)
ゴミムシの中ではめずらしい、構造色の体表が美麗な虫です。
沢沿いも歩いてみました。
ミゾソバも咲き始めていて、その葉の上に。
ハムシの仲間
前日とは違って、アキアカネがいました。
アキアカネ (アカネトンボ科)
小雨が降ってきたので、雨宿りがてら林の中でお弁当を食べ、さらに草原を1時間ほど探虫しましたが、
何も見つからず。
標高の低いエリアに移動し、その沢沿いも歩きましたが見つけたのはクマのものと思われる糞。
クヌギハマルタマバチの虫えい
また小雨が降ってきたので、一旦車に戻って作戦会議をしましょうということに・・
車に乗った途端、土砂降り。 すんでのところで濡れネズミにならずにすみました。
雨雲から逃げるように、北へ向かい、スキー場のハシゴをしました。
かぐら、ナスパ、そして最後は岩原。
結果は全敗。
岩原ではエンマムシを見つけたので、これは見込みあるのではとローラー作戦よろしくかなり粘ったのですが。
帰りの車中、探し方が悪かったのかもしれないと二人で反省。
またいつか、出直すことにします。
オマケ(追記)
かぐらスキー場
マットを敷いて水を散布し、サマーゲレンデとなっていたので草原なし。
岩原スキー場から谷川岳方面を望む
苗場とは違っていい天気でした。
どれが谷川岳?
今日の湯加減
出直しではないですが、今日からまたシズオカへ探虫に行ってきます。
なので予約投稿していきます。
またしばらくオフラインになります。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
おはようございます^^
お疲れさまでした。
猿の悪戯、ちょっと残念な結果になりましたね。
しかし名前が「ゴミムシ」でもとっても綺麗ですね~(^-^
by mimimomo (2016-09-11 06:32)
ナツアカネもいるのですね ^^;
星座はオリオン座の左半分、露光20分前後かなぁ。
てかオリオン座とサソリ座くらいしか同定できないわたし(笑)
by よしころん (2016-09-11 06:36)
アキアカネだけと思っていたらナツアカネもいたんですね。
形だけだと区別が付かないです・・・
by g_g (2016-09-11 08:47)
>mimimomoさん
構造色のゴミムシはなかなかいないですね、
>よしころんさん
いた!(笑)
そう、20分くらいでした^^
>g_gさん
アキアカネかもしれません。
連れては帰らなかったので・・^^;
by ぜふ (2016-09-11 22:04)
隠居用水、なんでしょうね?(@@
あお&うみに刺激を与えようと思って
隅田川沿いにいるカニをとりにいったのですが、
みごとに逃げられました(笑)
素早い動きですね^^;
by リュカ (2016-09-12 10:33)
キンナガゴミムシ、名前に似ずきれいですね。
by Nyandam (2016-09-13 22:06)
同じ種類の虫ばかりが罠にかかるって、面白いですね。
なんかちょっと間抜けな感じがして^^;。
サルは虫用のエサまで食べてしまうんですね。
腹の足しになるのかな...。
by sakamono (2016-09-14 21:50)
>Nyandamさん
ひとめぼれでした^^
名前もわるくないと思いますが・・
>sakamonoさん
よくみると一匹だけ違うのが入っています^^
飢えているわけではなくて、珍味だったのではないかと^^;
by ぜふ (2016-09-14 22:43)
この前 カグラのサマースキーのパンフ
眺めてました
夏のスキー場もいいな〜
by ねこじたん (2016-09-23 10:29)