"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
ボタ虫 ~しあわせに生きるためのヒント~ [ Exhibition]
記事化がまったく追いつかず、ずっと1か月ずれてしまったままなので、オムニバス化して遅れを取り戻します。
まずは5月22日のことから。
趣向を変えてたまには風景写真も。

秩父方面の中山間部のとある町道沿い。
採集会だったのですが、その番外編として。
参加者の主な目的は蝶の採集ですので、こういう虫は見過ごされがち。

ヘビトンボ、ヤマトクロスジヘビトンボ、タイリククロスジヘビトンボと国内には3種類いるそうです。
ヘビトンボは見た目が黄色っぽいのですぐ分かりますが、ヤマトとタイリクはどちらも黒っぽくて判別困難。
でも個体数の違いから、観察できるのは大概ヤマトクロスジヘビトンボ。
白状すると判別ポイントを知らなかったので、黒っぽいのはヤマトと決めつけていました。
ところがこれを観察した数日後に偶然とあるブログでヤマトの写真が掲載されていて、コメントを残したところ、
親切にもそのブログオーナーが判別ポイントが載っているサイトを教えてくれました。
それはこちら(虫ナビ)。
なんと幸運にも、タイリククロスジヘビトンボだったのです。
この日、もう一種ちょっとめずらしい昆虫を観察しました。

アカクビナガオトシブミにも似ていますが、いずれにしてもはじめての観察でした。
あと、この日は最後にモンキアゲハを採りました。(写真なし)
そんなことを何故あえて書いておくかというと、お散歩ネットで採ったからです!
(わかる人には分かってもらえるかと)

つづいては5月28日。
またヤチマタ方面の里山の様子を確認しに行きました。

いるならもうそろそろ出現しているだろうと偵察に。
目当ての子がいないばかりか、めぼしい虫はこの子だけでした。

この畑もよさそうなポイントでしたが・・空振りでした。 いないのかな・・あの子。

早々に諦めて、帰り道、HFにも寄ってみました。
そのときに見つけたのが先月の記事で載せたルリタテハの幼虫。

この子はヒメアカタテハの色合いに似ています。


さらにチバ市内のとある大きな公園に寄り道。
入ってすぐの植え込みの縁の上に。

2年前に昆虫エクスプローラの川邊さんの講演を聴きにきたとき、ホールの前で出くわしたのもこの子でした。
ゴモクムシはオサムシ科ですが、ゴモクムシダマシはゴミムシダマシ科です。
前記事にも書きましたが、ゴミムシ、ゴミムシダマシ、オサムシの類の分類はとてもややこしいですね。
それはさておき、この公園を後にしようと駐車場に向かって歩いていたのですが、
大きなクヌギの木の下にさしかかったその時、突然目の前にボタッと何かが落ちてきました。

まさかとは思いましたが、しゃがんで観察してみてびっくり。

棚から牡丹餅ならぬ、椚からボタ虫。
散策路のど真ん中で通行人たちの目もあり、飛び上がって喜ぶことはできなかったのですが、内心ぐっと幸せを噛みしめながら写真を撮っていました。
とにかくこれはきっと連れて帰ってということだと判断し、後日ファーブル館で展示しました。
見かけのよさから子供たちにも人気。 手に乗せてみたいという女の子もいましたよ。

うれしそうでした。
6月5日、滑りこみで上野の森美術館に「ブータン ~しあわせに生きるためのヒント~」を見に行きました。

彼の国の美術品・装飾品・仏像・衣装の数々が展示され、素朴で敬虔な風俗に触れることができましたが、
その印象をもっともよく表現したイラストがありました。
それはなんと日本人の作品でした。

図録を買うモチベーションがぐっと上がりました。

手拭いのモチーフはブルーポピーとブータンシボリアゲハ。
ところで ”しあわせに生きるためのヒント” もたくさんもらえた気がします。
中でも一番印象に残ったヒントは会場出口のすぐ手前の壁に書かれていたこの言葉。
「ブータン ~しあわせに生きるためのヒント~」は7月18日まで
今日の湯加減

まずは5月22日のことから。
趣向を変えてたまには風景写真も。

秩父方面の中山間部のとある町道沿い。
採集会だったのですが、その番外編として。
参加者の主な目的は蝶の採集ですので、こういう虫は見過ごされがち。

タイリククロスジヘビトンボ (ヘビトンボ科)
ヘビトンボ、ヤマトクロスジヘビトンボ、タイリククロスジヘビトンボと国内には3種類いるそうです。
ヘビトンボは見た目が黄色っぽいのですぐ分かりますが、ヤマトとタイリクはどちらも黒っぽくて判別困難。
でも個体数の違いから、観察できるのは大概ヤマトクロスジヘビトンボ。
白状すると判別ポイントを知らなかったので、黒っぽいのはヤマトと決めつけていました。
ところがこれを観察した数日後に偶然とあるブログでヤマトの写真が掲載されていて、コメントを残したところ、
親切にもそのブログオーナーが判別ポイントが載っているサイトを教えてくれました。
それはこちら(虫ナビ)。
なんと幸運にも、タイリククロスジヘビトンボだったのです。
この日、もう一種ちょっとめずらしい昆虫を観察しました。

ヒゲナガオトシブミ? (オトシブミ科)
アカクビナガオトシブミにも似ていますが、いずれにしてもはじめての観察でした。
あと、この日は最後にモンキアゲハを採りました。(写真なし)
そんなことを何故あえて書いておくかというと、お散歩ネットで採ったからです!
(わかる人には分かってもらえるかと)

つづいては5月28日。
またヤチマタ方面の里山の様子を確認しに行きました。

いるならもうそろそろ出現しているだろうと偵察に。
目当ての子がいないばかりか、めぼしい虫はこの子だけでした。

ヒメアカタテハ (タテハチョウ科)
この畑もよさそうなポイントでしたが・・空振りでした。 いないのかな・・あの子。

早々に諦めて、帰り道、HFにも寄ってみました。
そのときに見つけたのが先月の記事で載せたルリタテハの幼虫。

ルリタテハ 幼虫 (タテハチョウ科)
この子はヒメアカタテハの色合いに似ています。

トホシテントウ (テントウムシ科)

さらにチバ市内のとある大きな公園に寄り道。
入ってすぐの植え込みの縁の上に。

ゴモクムシダマシ (ゴミムシダマシ科)
2年前に昆虫エクスプローラの川邊さんの講演を聴きにきたとき、ホールの前で出くわしたのもこの子でした。
ゴモクムシはオサムシ科ですが、ゴモクムシダマシはゴミムシダマシ科です。
前記事にも書きましたが、ゴミムシ、ゴミムシダマシ、オサムシの類の分類はとてもややこしいですね。
それはさておき、この公園を後にしようと駐車場に向かって歩いていたのですが、
大きなクヌギの木の下にさしかかったその時、突然目の前にボタッと何かが落ちてきました。

まさかとは思いましたが、しゃがんで観察してみてびっくり。

アカスジキンカメムシ (カメムシ科)
棚から牡丹餅ならぬ、椚からボタ虫。
散策路のど真ん中で通行人たちの目もあり、飛び上がって喜ぶことはできなかったのですが、内心ぐっと幸せを噛みしめながら写真を撮っていました。
とにかくこれはきっと連れて帰ってということだと判断し、後日ファーブル館で展示しました。
見かけのよさから子供たちにも人気。 手に乗せてみたいという女の子もいましたよ。

うれしそうでした。
オマケ
6月5日、滑りこみで上野の森美術館に「ブータン ~しあわせに生きるためのヒント~」を見に行きました。

彼の国の美術品・装飾品・仏像・衣装の数々が展示され、素朴で敬虔な風俗に触れることができましたが、
その印象をもっともよく表現したイラストがありました。
それはなんと日本人の作品でした。

図録を買うモチベーションがぐっと上がりました。

手拭いのモチーフはブルーポピーとブータンシボリアゲハ。
ところで ”しあわせに生きるためのヒント” もたくさんもらえた気がします。
中でも一番印象に残ったヒントは会場出口のすぐ手前の壁に書かれていたこの言葉。
” 幸せになるコツは、今の自分に満足することです ”
「ブータン ~しあわせに生きるためのヒント~」は7月18日まで
今日の湯加減
この時期はゼフィルスの季節。
もう何度か撮影には行っていますが、不完全燃焼の写真ばかり。
チャンスがないわけではないのですが、うまく撮れません。
そうこうしているうちに梅雨らしい天気となり、でかけるモチベーションがなくなってきました。
こちらはファーブル昆虫館に行くとサイン本がまだあるかもしれません。

"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
おはようございます^^
ま、なんという首長!ヒゲナガオトシブミ^^
by mimimomo (2016-06-26 06:59)
わ~! 素敵な手ぬぐい❤❤
これだけでも買いに行けばよかった~~
わたし手ぬぐいマニアなのです ^^;
私もあんなに端折った記事で自分的にはかなりの頻度でUPしているのに、ぜんぜん追い付いていません~~~
^^;
by よしころん (2016-06-26 07:17)
あ、まだ間に合いそう!
上野行ってこようかな~ ^^v
by よしころん (2016-06-26 07:18)
今の自分に満足すること・・・
この言葉がすっと入ってくる年齢になりました
深くて優しくて温かい言葉だなぁ
アカスジカメムシカッコイイですねー^^
by shino* (2016-06-26 08:42)
ヒゲナガオトシブミ、凄い首ながなので記憶に残りそう。
アカスジキンカメムシ、カラフルですね。
by g_g (2016-06-26 17:10)
展覧会間に合ってよかったです^^
あちこちに書かれていたしあわせに生きるためのヒント。
これ良かったですよね^^
by リュカ (2016-06-27 09:38)
>mimimomoさん
首長なのに”ヒゲナガ”なんですよね^^;
(メスはこれほど長くないからだと思いますが・・)
>よしころんさん
手拭いマニアさんでしたか^^ アウトドア派ゆえですね♪
実は他にも種類があります。まだ会期中ですので行ってみてください~
>shino*さん
そうですよね、ドキッとする言葉でしたがすっと納得できました。
カッコいいカメムシくんがボトッと落ちてきたのはもちろん大満足でした♪
>g_gさん
メスはこれほどではないので気を付けてください。
ド派手なキンカメのほうがむしろ覚えやすいのでは?^^
>リュカさん
ギリギリ時間がとれました^^; よかったです。
ブータンシボリアゲハに会えたことも、この言葉に会えたことも。
>
by ぜふ (2016-06-27 20:47)
野生のブルーポピーとブータンシボリアゲハ。
生で見てみたい。植物園や絵では満足できない。
小生はきっと幸せになれない。
by アサギいろ (2016-06-27 21:39)
こんばんは。
虫の世界は面白いですね〜(@_@;)
カメムシは灰色がかったのしか見た事がありませんが
カラフルなのもいるんですね〜 臭いは同じですか?
by yakko (2016-06-29 18:23)
わわっ!テントウムシ以外は見たことのない虫ばっかりでやす~w(◎o◎)w
by ぼんぼちぼちぼち (2016-06-29 21:05)
ボタ虫というくくりで呼ばれるような昆虫がいるのかと思ってしまいました^^;。
アカスジキンカメムシ、下地に塗った金が、表面に浮き出したような、キレイな
色をしていますね。ちょっと触りたいかも^^;。
by sakamono (2016-06-29 22:02)
>アサギいろさん
生で見たいです^^
そういう欲望はさておいて今の自分に満足すればいいのではないですかね?
>yakkoさん
匂いは種類によってさまざまです。
逆に灰色がかったカメムシをみてみたいです。 なんだろ?^^
>ぼんぼちぼちぼちさん
このテントウムシは並のテントウムシではないんですよー^^
>sakamonoさん
ボタ虫、いてもいいですね^^
アカスジキンカメは触ると金運がアップするかもですよ♪
by ぜふ (2016-06-29 22:32)
トホシテントウ ほしが大きいですね
アカスジキンカメムシ すごいな、造形美の素晴らしさ、ワォ!です
ブータンの言葉、心に響きました、、、
by engrid (2016-06-30 02:15)
ヘビトンボ… オトシブミ…
初めて見る虫ばかり面白かったです♪
鮮やかなカメムシ!凄ーい!
手に乗せちゃえるのも凄い^^; 変な匂いは出さないの?
カメムシと解った時点でその場から去りますけど(笑)
by かおりん (2016-07-01 23:58)
オトシブミは何度見ても奇妙は姿ですね。
カメムシもいろんな種類があるけど
これは綺麗!
探してるけどなかなか見れないやつです。
by 響 (2016-07-02 00:40)
>engridさん
アカスジキンカメはインパクトのある虫ですね。 まるで外来種のようです^^
ブータン展は駆け足で回りましたが、最後の言葉はそう、響きましたね。。
>かおりんさん
変わった虫ばかり選んだわけではないのですが・・たまたま^^
アカスジキンカメも匂いはあるんですが、強くはないので逃げなくていいです^^;
>響さん
オスが特にですよねー、とはいえ首が長くない種類もいて・・・^^
今回のアカスジキンカメはラッキーでした♪ 観察できますように。。
by ぜふ (2016-07-02 06:54)