"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
○○カワトンボの○○な関係 [観察会]
5月1日(もうずいぶん日が経ってしまいましたが)、HFの観察会へ行ってきました。
そろそろカワトンボがでているのではないかと思っていたのと、前日届いた新兵器を早速試したかったのです。
いつもの林を抜けて谷津田にでた途端、観察指導員の方が「あ、カワトンボが飛んでますね」
やった、参加者たちの背中を見ながら休耕田に降りていきました。
日向と日陰が入り交じる草むらの中で新兵器投入。
HFではニホンカワトンボとアサヒナカワトンボが混生しているのではないかと思っているのですが、
(それについての詳細は過去の記事を参照)
このあと登場する個体はまた違う意味で悩ましい。
ところで、投入した新兵器はこれ。
扉の写真は日向で使ったことと、光量をフルにしたこともあり、ギラギラになりました。
レタッチソフトで明度を極端に下げ、コントラストもかなり上げるなどして補正したものです。
つまりは不慣れなために失敗した写真。
半日蔭に止まってくれたので、光量を下げて撮ったのがこれ。
ほぼ適正な露出だと思います。
次はまた日向。 でも背景が日陰なのでまっ黒になりました。
ところでこのカワトンボ、目がグレーに濁っているので、おそらくこの日の朝羽化したばかりの個体。
翅の色は褐色型ですし、尾部付属器の形を見てもオスなのですが、縁紋は白い。
(普通、オスの縁紋は赤、扉の写真参照)
未成熟だからだと思います。
しかし、そもそもこの個体はニホンカワトンボなのか、それともアサヒナカワトンボなのか・・
ああ、また宿題ができてしまいました。
そんなことを考えながら参加者たちを追いかけていくと、こんな花が一株だけありました。
今年は見逃したと諦めていたのでうれしかったのですが、HFでこんな散策路沿いに咲いたのははじめて見た。
その後もトンボやチョウなど、さまざまな昆虫や草花を観察しましたが、新兵器でうまく撮れたのはこれだけ。
それと、ここ数年減ったような気がしていたこのチョウがたくさん飛んでいました。
実は、ツマヒョウよりも茎に止まっている虫の方が気になるのですが・・
と、カワトンボの同定と考察を棚に上げてお茶を濁しているだけです。
もう少しブログに費やす時間がほしい・・虫自体に費やす時間はそれほど変わらないのですけど。
HFでもナガハナノミ観察。
屋内での新兵器使用例。
今日の湯加減
そろそろカワトンボがでているのではないかと思っていたのと、前日届いた新兵器を早速試したかったのです。
いつもの林を抜けて谷津田にでた途端、観察指導員の方が「あ、カワトンボが飛んでますね」
やった、参加者たちの背中を見ながら休耕田に降りていきました。
日向と日陰が入り交じる草むらの中で新兵器投入。
○○カワトンボ ♂ (カワトンボ科)
HFではニホンカワトンボとアサヒナカワトンボが混生しているのではないかと思っているのですが、
(それについての詳細は過去の記事を参照)
このあと登場する個体はまた違う意味で悩ましい。
ところで、投入した新兵器はこれ。
TG-4用のフラッシュ・ディフューザー FD-1
扉の写真は日向で使ったことと、光量をフルにしたこともあり、ギラギラになりました。
レタッチソフトで明度を極端に下げ、コントラストもかなり上げるなどして補正したものです。
つまりは不慣れなために失敗した写真。
半日蔭に止まってくれたので、光量を下げて撮ったのがこれ。
ほぼ適正な露出だと思います。
次はまた日向。 でも背景が日陰なのでまっ黒になりました。
ところでこのカワトンボ、目がグレーに濁っているので、おそらくこの日の朝羽化したばかりの個体。
翅の色は褐色型ですし、尾部付属器の形を見てもオスなのですが、縁紋は白い。
(普通、オスの縁紋は赤、扉の写真参照)
未成熟だからだと思います。
しかし、そもそもこの個体はニホンカワトンボなのか、それともアサヒナカワトンボなのか・・
ああ、また宿題ができてしまいました。
そんなことを考えながら参加者たちを追いかけていくと、こんな花が一株だけありました。
キンラン
今年は見逃したと諦めていたのでうれしかったのですが、HFでこんな散策路沿いに咲いたのははじめて見た。
その後もトンボやチョウなど、さまざまな昆虫や草花を観察しましたが、新兵器でうまく撮れたのはこれだけ。
コチャバネセセリ (セセリチョウ科)
それと、ここ数年減ったような気がしていたこのチョウがたくさん飛んでいました。
ツマグロヒョウモン ♂ (タテハチョウ科)
実は、ツマヒョウよりも茎に止まっている虫の方が気になるのですが・・
と、カワトンボの同定と考察を棚に上げてお茶を濁しているだけです。
もう少しブログに費やす時間がほしい・・虫自体に費やす時間はそれほど変わらないのですけど。
オマケ
HFでもナガハナノミ観察。
ヒゲナガハナノミ ♂ (ナガハナノミ科)
屋内での新兵器使用例。
クチブトゾウムシの仲間 (ゾウムシ科)
今日の湯加減
今日は久しぶりに昆虫撮影会があり、また裏高尾へ行ってきました。
そろそろミヤマカワトンボがでているかもと期待していました。
予想は的中。観察・撮影することができました。新兵器も使ってみました。
まだ編集はしていませんが、ちょっと楽しみにしています・・が、いつになるのか?
こちらは予定通り発刊されました。
カブトムシゆかりさんの初書籍。
「カブトムシゆかりの虫活 ~虫と私の○○な関係~」
拙ブログの写真も何枚か使ってもらっています。
ぜひ。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
本当にトンボの区別は難しいですよね(^_^;)
by sasasa (2016-05-22 16:00)
カワトンボは近づかないとピントが合ってくれないので
難しいです。
目に合わせたいけどどうしても数を撮らないと合いません。
私のSONYのTX30にも拡大鏡モードにするとLEDが点くけど
光量調節がきでないのでこれは羨ましい。
by 響 (2016-05-23 01:41)
カワトンボ?の翅のお色が素敵^^
by mimimomo (2016-05-23 12:56)
こんにちは。
蝶もトンボもネットで見ただけでは名前を特定できません。
分からないので ? マークにします(-。-;)
by yakko (2016-05-23 13:39)
>sasasaさん
簡単な場合もあります。
>響さん
カワトンボは比較的大きいですからね、かえって難しいですね。
FDは強力な武器になります^^ (まだ慣れていませんが・・)
>mimimomoさん
メスに対するディスプレイなのでしょうけど、違う色のもいて・・
>yakkoさん
図鑑も必要ですね♪
by ぜふ (2016-05-23 23:04)
翅の透ける美しさ、すばらしいな
なんて繊細なのかしら、、ラメのように輝く胴体も
見つめてしまいます
by engrid (2016-05-24 17:16)
カワトンボ、「あ、ぜふさんのところで見かけたトンボかも~~」
でカメラ設定しているあいだに森の奥へ・・・ToT
地上を歩いてるこでも結構動きの速いこもいて、なかなか撮らせてもらえません~~~
by よしころん (2016-05-26 11:19)
新兵器頼もしそうですね
マクロリングライトちょっと興味あります
by shino* (2016-05-26 23:31)
カワトンボのメタリックな輝きは、ホントきれいですねー。
青梅ですが、ウチの近所では、見かけたコトがないように思います^^;。
by sakamono (2016-05-27 00:22)
ぜふさん、おはようございます^^
私のアイコンはベニサラサドウダン、今回載せているサラサドウダンは色違い^^
山では圧倒的にベニサラサが多く、白がメインのサラサドウダンはなぜか少ないのですよ~
by よしころん (2016-05-27 09:21)
>engridさん
トンボの中でも美麗種ですねー、とくにこのオスたちは♪
撮っていると時間を忘れます。
>よしころんさん
”地上を歩いている子”がとても気になる~^^
ベニサラサドウダンなんですね、勉強になります。
>shino*さん
以降、使いまくっています^^
一眼にはマクロリングライトがいいですね♪
>sakamonoさん
種別の同定はどうでもよくなる美しさですね^^
そちらにもいそうですけどね・・小川か沢があれば。
by ぜふ (2016-05-28 08:14)