"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
ハル、サル、ハナ [日記]
逆回しになっていた季節のバネが一気に解放されて、突然の春まっさかりのチバ。
今年は短い春になりそうなので気は急くばかり。
少しでもスプエフェに会いたいと思っていたのですが、朝からあいにくの天気。
予報では”曇り”で降水確率は20%だったのに、しとしとと春雨が降っていたので予定変更。
虫にはまったく会えないと想定し、フィールドの巡回と新しいフィールドの開拓を目指すことに。
春の房総といえば菜の花が定番なのですが、虫の写真でないことが難点です。
今回は試しに、時間を逆回しで書いてみます。
巡回の最後に訪れたのは、月崎市民の森。(今は「クォードの森」といいます)
小湊鉄道の月崎駅から歩いていくこともでき、その途中にあったのが扉の菜の花畑でした。
ツマキチョウよ出ておくれと、しばらく周辺を散策したのですが、残念ながら現れたのはモンシロチョウだけでした。
今回の足は鉄道でもなくバイクでもなく車でした。
月崎へは大福山経由でアプローチしたのですが、月崎に下り着く少し手前、クォードの森の反対側には・・
通ったことのないルートを辿った結果、今回はじめて所在を知った、産業廃棄物の最終処理場です。
自然保護と観察のための森の裏にこういう施設があるというのも何やら考えさせられます。
清濁併呑してくださいと許容力を試されているような気分になりました。
亀山湖を経由してその前に立ち寄ったのは三石山。
ここもはじめて訪れたのですが、何も収穫がありませんでした。
展望台の見晴は良かったのですが、天気があいにくでカメラを構えたもののシャッターを切るまでに至らず。
唯一撮影したのは登る途中の急斜面に咲いていたスミレ。
距が白いのが特徴だそうです。
その前に立ち寄ったのははじめての場所、気になる小規模ダムでした。
街道からそれほど離れてはいないのですが、アプローチは簡単ではなく、登り口に車をとめて歩いて行きました。
ダムの周囲は人跡がなさそうで崖もあり、来シーズンのお楽しみになりそうでした。
虫は観察できませんでしたが、いくつか野の花を観察することができました。
さすがに終盤にさしかかっているようでしたが元気よく咲いていました。
こちらはこれから。
さすが南房総、もう咲き始めていました。
スミレも。
この植物もこの時期、あちこちで見られますが、真上からのアングルで撮ってみました。
はじめて見た花ではないですが、名前忘れました。
読者の方たちに教えていただきました。
山吹色の花も咲き始めていました。
ワンショットだけ紹介しますが、この前に立ち寄ったのは「富山畜産ふれあい牧場」
安房地区の農家から預託された乳牛の子を成牛になるまで育てているのだそうです。
だから写っているのはみな仔牛。 オトナになったらオーナーの元へ。
現在は88頭。これからもう少し増やしていくそうです。
予定外だったのですが、さらにその前に立ち寄ったのは、「高宕山自然動物園」
富津市の高宕山は野生のニホンザルの生息地で有名ですが、その近くにサル園があるのです。
でも行ったことはありませんでした。 (房総を探虫していると時々野生のサルに会えちゃうし)
気まぐれで寄ってみたのですが・・
突然ですが、間違い探しです。
動物園の入口の写真ですが、おかしな点がひとつだけあります。
気が付きましたか?
そうです。
いますよね。
サルが。
柵の中ではないのです。
えーっと、このサル、不審な動きをしました。
園内への入り口を覗きこむように・・
これは野生のサルで、事務所の中で職員さんがエサを準備しているのをチェックしているのです。
もう完全に順応しきっているのでしょうね。
入園料300円とエサ代100円を払って、園内へ突入。
エサはここからポケットの中に入れていってくださいと言われましたが、その理由がすぐわかりました。
えーっと、こっち側(柵の外)にいるんですけど。(屋根にいたのとは別のサル)
柵の中はこんな様子。
採石場のような、広いが故にかえって殺風景なように見える園内です。
何頭か寄って来て、網からてを出して、エサをくれと訴えます。
もらってうれしい?
母ザルに抱かれた子ザルもいました。
柵の外で要求するヤツも。
エサはサツマイモでしたが、おいしそうに味わってましたね。
柵の中には色んなサル用の遊具がありましたが、自転車で遊ぶ子ザルたちは無邪気でした。
そんな風に園内を観察している間もずっと・・
ずっと後ろを着いてくるのです。
攻撃はしてこないのですが、ストーカーされる人の気分が少しわかったような気がしました。
(空になったエサ袋を見せてあきらめてもらいました)
動物園の駐車場にはこんなエリアが準備されつつありました。
ホタルは移入ではなくて自然に寄って来るといいですね。(むずかしいでしょうけど)
周りにはスミレもたくさん咲いていました。
菜の花も咲いていて、せっかくサル園にきたのですからここはひとつ、”モンキチョウ”に登場してほしかったけど。
出てくれたのはモンシロチョウとスジグロシロチョウでした。
予定外に最初に立ち寄った場所がメインになってしまいましたが、これで一応、ムシブロになりました。
月崎を後にし、帰路をひた走っていたところ、カメラマンが大勢集まっている小湊鉄道の駅がありました。
トロッコ列車が来たのでした。
SLのような車両も編成されていました。
今日の湯加減
今年は短い春になりそうなので気は急くばかり。
少しでもスプエフェに会いたいと思っていたのですが、朝からあいにくの天気。
予報では”曇り”で降水確率は20%だったのに、しとしとと春雨が降っていたので予定変更。
虫にはまったく会えないと想定し、フィールドの巡回と新しいフィールドの開拓を目指すことに。
春の房総といえば菜の花が定番なのですが、虫の写真でないことが難点です。
今回は試しに、時間を逆回しで書いてみます。
巡回の最後に訪れたのは、月崎市民の森。(今は「クォードの森」といいます)
小湊鉄道の月崎駅から歩いていくこともでき、その途中にあったのが扉の菜の花畑でした。
ツマキチョウよ出ておくれと、しばらく周辺を散策したのですが、残念ながら現れたのはモンシロチョウだけでした。
今回の足は鉄道でもなくバイクでもなく車でした。
月崎へは大福山経由でアプローチしたのですが、月崎に下り着く少し手前、クォードの森の反対側には・・
通ったことのないルートを辿った結果、今回はじめて所在を知った、産業廃棄物の最終処理場です。
自然保護と観察のための森の裏にこういう施設があるというのも何やら考えさせられます。
清濁併呑してくださいと許容力を試されているような気分になりました。
亀山湖を経由してその前に立ち寄ったのは三石山。
ここもはじめて訪れたのですが、何も収穫がありませんでした。
展望台の見晴は良かったのですが、天気があいにくでカメラを構えたもののシャッターを切るまでに至らず。
唯一撮影したのは登る途中の急斜面に咲いていたスミレ。
オオタチツボスミレ
距が白いのが特徴だそうです。
その前に立ち寄ったのははじめての場所、気になる小規模ダムでした。
大谷川ダム
街道からそれほど離れてはいないのですが、アプローチは簡単ではなく、登り口に車をとめて歩いて行きました。
ダムの周囲は人跡がなさそうで崖もあり、来シーズンのお楽しみになりそうでした。
虫は観察できませんでしたが、いくつか野の花を観察することができました。
ムラサキケマン
さすがに終盤にさしかかっているようでしたが元気よく咲いていました。
こちらはこれから。
モミジイチゴ
さすが南房総、もう咲き始めていました。
スミレも。
タチツボスミレ
この植物もこの時期、あちこちで見られますが、真上からのアングルで撮ってみました。
ヒガンマムシグサ
読者の方たちに教えていただきました。
ツルカノコソウ
山吹色の花も咲き始めていました。
ヤマブキ
ワンショットだけ紹介しますが、この前に立ち寄ったのは「富山畜産ふれあい牧場」
安房地区の農家から預託された乳牛の子を成牛になるまで育てているのだそうです。
だから写っているのはみな仔牛。 オトナになったらオーナーの元へ。
現在は88頭。これからもう少し増やしていくそうです。
予定外だったのですが、さらにその前に立ち寄ったのは、「高宕山自然動物園」
富津市の高宕山は野生のニホンザルの生息地で有名ですが、その近くにサル園があるのです。
でも行ったことはありませんでした。 (房総を探虫していると時々野生のサルに会えちゃうし)
気まぐれで寄ってみたのですが・・
突然ですが、間違い探しです。
動物園の入口の写真ですが、おかしな点がひとつだけあります。
気が付きましたか?
そうです。
いますよね。
サルが。
柵の中ではないのです。
えーっと、このサル、不審な動きをしました。
園内への入り口を覗きこむように・・
これは野生のサルで、事務所の中で職員さんがエサを準備しているのをチェックしているのです。
もう完全に順応しきっているのでしょうね。
入園料300円とエサ代100円を払って、園内へ突入。
エサはここからポケットの中に入れていってくださいと言われましたが、その理由がすぐわかりました。
えーっと、こっち側(柵の外)にいるんですけど。(屋根にいたのとは別のサル)
柵の中はこんな様子。
採石場のような、広いが故にかえって殺風景なように見える園内です。
何頭か寄って来て、網からてを出して、エサをくれと訴えます。
もらってうれしい?
母ザルに抱かれた子ザルもいました。
柵の外で要求するヤツも。
エサはサツマイモでしたが、おいしそうに味わってましたね。
柵の中には色んなサル用の遊具がありましたが、自転車で遊ぶ子ザルたちは無邪気でした。
そんな風に園内を観察している間もずっと・・
ずっと後ろを着いてくるのです。
攻撃はしてこないのですが、ストーカーされる人の気分が少しわかったような気がしました。
(空になったエサ袋を見せてあきらめてもらいました)
動物園の駐車場にはこんなエリアが準備されつつありました。
ホタルは移入ではなくて自然に寄って来るといいですね。(むずかしいでしょうけど)
周りにはスミレもたくさん咲いていました。
ノジスミレ
菜の花も咲いていて、せっかくサル園にきたのですからここはひとつ、”モンキチョウ”に登場してほしかったけど。
出てくれたのはモンシロチョウとスジグロシロチョウでした。
モンシロチョウ
スジグロシロチョウ
予定外に最初に立ち寄った場所がメインになってしまいましたが、これで一応、ムシブロになりました。
オマケ
月崎を後にし、帰路をひた走っていたところ、カメラマンが大勢集まっている小湊鉄道の駅がありました。
トロッコ列車が来たのでした。
SLのような車両も編成されていました。
今日の湯加減
南房総~鴨川と巡ってここに行かないわけがありません。
そう、今年はじめて訪れたラーメン屋さん「まんぼう」
新作メニューはなかったので、原点に戻ってとんこつラーメンを選択。
最初に訪れたときに食べたのもそうでした。
とんこつの臭みなど1ミリもなく、過不足のない鉄板のスープ。
塩味も少ないので思わず飲み干してしまう、お気に入りのラーメンです。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
おはようございます^^
千葉は広いですが、本当にいろんな所があるのですね~知らない所がいっぱい。
スミレの同定は難しいですね。一番多いのが立ちツボスミレですが
はっきりとはわかりません。
名前を度忘れされたお花も、わたくしも度忘れ・・・どうしても出てこないです(;、;
by mimimomo (2016-04-04 07:54)
自然がいっぱいだな〜
小湊鉄道 一度はいってみたいです
by ねこじたん (2016-04-04 09:20)
こんにちは^^
思い出しました。ツルカノコソウです。
by mimimomo (2016-04-04 11:49)
豚骨ラーメン美味しそう、暫く食べてないので唾が出てきます。
スミレ、同定なかなか難しいですね、ヒントだけ書いてみます
A、オオタチツボスミレかな?(炬が白)もう一つ写真で見られ無いのですが択葉がギザギザしていれば間違いないのですが・・・
B、タチツボスミレ?こちらも択葉にギザギザの切れ込みがあれば間違いないのですが・・・
C、スミレに似ております、但しスミレは側弁の内側に毛がありますが、写真では毛が見えないのでノジスミレかも、もう一つ見分けるには葉先が尖っていればスミレで丸みがあればノジスミレだと思います。いずれ参考までに。
名前を忘れた花はツルカノコソウかと思います。検索してみて下さい。
by g_g (2016-04-04 11:55)
こんにちは。
スミレが可愛いですね ! 乳牛の放牧が長閑です。
お猿さんが自由なのがちょっと恐いかも・・・小猿は可愛いけど。
今年はモンシロチョウをよく見ます !
by yakko (2016-04-04 13:23)
野の春を見せていただきました、いいですね
ほのぼのしてきます
お猿さん、賢い、学習能力が高いのでしょうね
小湊鉄道の一枚、のんびりした感じでいいですね
by engrid (2016-04-04 17:41)
>mimimomoさん
わざわざ再訪して教えていただきありがとうございました。
スッキリしました^^
>ねこじたんさん
このトロッコ列車は乗り鉄のひとにも人気みたいですよ♪
もちろん、撮り鉄のひとにも^^
>g_gさん
ご解説ありがとうございました。
両方ともタチツボスミレではないと思っていました。
距が白い方はオオタチツボで間違いないですね。
双方とも托葉のギザギザあったと思います。
Cはスミレではないと思いました。葉先は丸いです。
念のためもう一枚追加しておきました。
>yakkoさん
のどかで牛たちを眺めながらプチお花見しました^^
野生のサルはちょっとコワイです^^;
>engridさん
もう少しお天気がよければいうことなしだったのですが里山はいいですね♪
サルは入園者が現れるとすぐに近づいてきました。
トロッコ列車は房総の風景にしっくり調和していました^^
by ぜふ (2016-04-04 21:42)
トロッコ列車がジオラマみたいですね。
むっちゃかわいいです(^_-)☆
by barbie (2016-04-04 23:53)
目がちかちかするくらいの、一面の黄色い菜の花。
定番と言えども、やっぱり春が感じられて嬉しいです。
うーん、サルは見ていて飽きないですねー^^;。
by sakamono (2016-04-05 00:31)
一枚目の写真、綺麗ーーー!
まだ寝ボケていたマナコがパチっと開きましたよ(笑)
屋根のひさしの上から覗き込んでる猿さん、
笑っちゃった(笑)
by リュカ (2016-04-05 09:57)
>barbieさん
見下ろす角度だったのでまさにジオラマでした。
お花見列車には乗ってみたいです♪
>sakamonoさん
かなり広い畑でしたね。ただ菜の花は独特の匂いが・・^^;
サルは見飽きないのですが、付きまとわれるのは困りました。
>リュカさん
おめざになってよかったです^^
屋根のサルはほんとに目が点でした^^;
by ぜふ (2016-04-05 23:38)
春まっさかり感いっぱいですね
ベコもいっぱい
お猿さんは我が家にも一人・・・笑
月末の法事が終わったら一段落
GWは宮城の春を満喫しようかなぁ^^
by shino* (2016-04-07 08:52)
春になると野草の種類も増えますね。
猿がそのまま?
自転車で遊ぶ猿なんてなかなか
見れないです。
by 響 (2016-04-08 00:40)
>*shinoさん
かわいいべこっこでした^^
おサルさんいるんですか、いいですね。エサもらいに来ますか?^^
宮城の春も紹介してください♪
>響さん
野生のサルもいっぱいいるので、もう動物園なのか自然園なのか・・^^;
自転車はサルのおもちゃでしたが、ゴムチューブがとくにお気に入りでした。
by ぜふ (2016-04-09 17:24)
菜の花は県の花になってるくらいですもんね(^_^)
こちらは暖かくなったと思って油断してたら、
4月の10日過ぎたというのに雪が降りました(>_<)
by sasasa (2016-04-11 21:37)