"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
フユシャクガールたちのランウェイ [観察会]
今回も日記です。
天気がいいのでベニシジミ(春型)号でHFの観察会に行ってきました。
(あまり乗らないとバッテリーがダメになる心配もあり)
時折ハナミズを誘うすーっとした風が吹きますが、陽射しはぽかぽか。
観察会スタッフが用意していた温度計で、日向の気温は19℃もありました。(日陰でも10℃くらい)

気になってしょうがないので、すぐ観察指導員の方をつかまえて尋ねました。
「アカガエルの卵、どうですか?」
「まだ少ないですが2つ確認しています」
これだけで来たかいがあったというもの。
オオカマキリやハラビロカマキリの卵の観察もそこそこに。

中略
林を抜けて谷津田にでました。
休耕田に幸せの黄色い旗が立っていました。

ところで前記事で書いた予想はズバリ的中していました。
産んだのは31日(前記事の日)だったそうです。

でもそれから1週間、増えていない・・・今年は産卵数が少ないシーズンになるのでしょうか。

さて、観察会のテーマは冬支度をしている植物。木の冬芽などを観察することでした。
予め摘んできてくれていた様々な木の芽を見せていただきましたが、撮影したのは足元に咲く花たち。
畔の南縁、よく陽の当たる側はもう春物が。

その蕾を撮っていると、横からコオロギの仲間が飛び出してきました。

落ち葉や地面を触ると手にぬくもりを感じます。

これらはあちこちに咲いていました。

ペンペン草(ナズナ)もぽつぽつと咲いていました。

そして、観察指導員の方に教えていただいたこの植物。
わかる方は相当の植物通でしょうね。

こうしてサヤが開いた様子がカモメに似ていることが名前の由来だそうです。
この植物はガガイモ科だそうですが、ガガイモといえば・・・・

帰り道、お昼を食べてから寄り道しました。
これだけぽかぽかしていれば観察できるだろうとふんだフユシャクのいる公園に。
実は扉の写真にすでに写っていたのですが、なんとなく何かいるなというところでしょうね。
歩いている子がいたので撮ってみました。

同定に自信はありませんが10ミリ足らず。 あとでオスも紹介します。
ファッションの世界ではもうすでに春夏物コレクションというところでしょうけれど、
水路沿いの木の手すりは冬物コレクション真っ盛り。 フユシャクのメスたちのまさに”ランウェイ”です。

クロテンフユシャクのメスは潔いくらい、翅の痕跡すらありません。
おしりをつんと上げて悠々と歩きます。
オスはというと・・・

反対側の手すりの一段下の柵にいました。
メスは10匹以上観察できましたが、オスはこの1匹だけでした。
別の種類のオスはいました。
手すりの側面に、まるで矢印のように。

隙間にはさまるのが好きなのか?

クロテンフユシャクのメスは多数でしたが、こちらのメスは逆に1匹だけ。

これも同定に自信はありませんがやはり10ミリくらい。
合っているとしても、”クロテン”の方が白っぽくて、”シロフ”の方が黒っぽいのでとても分かりづらいし覚えづらいですね。
(オスの方の特徴で付けられているのだろうと思います)
このモデルさんたちは違う種かもしれません。
全体的に丸っこい子。7ミリくらい。

とても姿勢のいい子。10ミリ弱。

みなさん、この時期公園に行かれて、散策路沿いなどに手すりやガードレールのようなものがあったら、注意して見てください。
1センチあるかないかのフユシャクガールたちがウォーキングしているかもしれませんよ。
あ、手すりに掴まったり寄りかかったりするときは注意してくださいね。
前述の ”ガガイモといえば” ですが。
ガガイモといえば、トウワタとキジョランしか知りませんでしたが、カモメヅルやオオカモメヅルも同科だそう。
(今日知りました)
つまり、アサギマダラの幼虫の食草になるということです。
教えてくれた観察指導員の方が、前出の写真のオオカモメヅルについていた写真をわざわざ送ってくれました。

今日の湯加減
天気がいいのでベニシジミ(春型)号でHFの観察会に行ってきました。
(あまり乗らないとバッテリーがダメになる心配もあり)
時折ハナミズを誘うすーっとした風が吹きますが、陽射しはぽかぽか。
観察会スタッフが用意していた温度計で、日向の気温は19℃もありました。(日陰でも10℃くらい)

気になってしょうがないので、すぐ観察指導員の方をつかまえて尋ねました。
「アカガエルの卵、どうですか?」
「まだ少ないですが2つ確認しています」
これだけで来たかいがあったというもの。
オオカマキリやハラビロカマキリの卵の観察もそこそこに。

ドウダンツツジの植え込みのオオカマキリの卵
中略
林を抜けて谷津田にでました。
休耕田に幸せの黄色い旗が立っていました。

ところで前記事で書いた予想はズバリ的中していました。
産んだのは31日(前記事の日)だったそうです。

でもそれから1週間、増えていない・・・今年は産卵数が少ないシーズンになるのでしょうか。

さて、観察会のテーマは冬支度をしている植物。木の冬芽などを観察することでした。
予め摘んできてくれていた様々な木の芽を見せていただきましたが、撮影したのは足元に咲く花たち。
畔の南縁、よく陽の当たる側はもう春物が。

ムラサキサギゴケ
その蕾を撮っていると、横からコオロギの仲間が飛び出してきました。

ツヅレサセコオロギ ? (コオロギ科)
落ち葉や地面を触ると手にぬくもりを感じます。

オオイヌノフグリ
これらはあちこちに咲いていました。

タネツケバナ
ペンペン草(ナズナ)もぽつぽつと咲いていました。

そして、観察指導員の方に教えていただいたこの植物。
わかる方は相当の植物通でしょうね。

オオカモメヅル
こうしてサヤが開いた様子がカモメに似ていることが名前の由来だそうです。
この植物はガガイモ科だそうですが、ガガイモといえば・・・・

帰り道、お昼を食べてから寄り道しました。
これだけぽかぽかしていれば観察できるだろうとふんだフユシャクのいる公園に。
実は扉の写真にすでに写っていたのですが、なんとなく何かいるなというところでしょうね。
歩いている子がいたので撮ってみました。

クロテンフユシャク ♀ (シャクガ科)
同定に自信はありませんが10ミリ足らず。 あとでオスも紹介します。
ファッションの世界ではもうすでに春夏物コレクションというところでしょうけれど、
水路沿いの木の手すりは冬物コレクション真っ盛り。 フユシャクのメスたちのまさに”ランウェイ”です。

クロテンフユシャクのメスは潔いくらい、翅の痕跡すらありません。
おしりをつんと上げて悠々と歩きます。
オスはというと・・・

クロテンフユシャク ♂ (シャクガ科)
反対側の手すりの一段下の柵にいました。
メスは10匹以上観察できましたが、オスはこの1匹だけでした。
別の種類のオスはいました。
手すりの側面に、まるで矢印のように。

隙間にはさまるのが好きなのか?

シロフフユエダシャク ♂ (シャクガ科)
クロテンフユシャクのメスは多数でしたが、こちらのメスは逆に1匹だけ。

シロフフユエダシャク ♀ (シャクガ科)
これも同定に自信はありませんがやはり10ミリくらい。
合っているとしても、”クロテン”の方が白っぽくて、”シロフ”の方が黒っぽいのでとても分かりづらいし覚えづらいですね。
(オスの方の特徴で付けられているのだろうと思います)
このモデルさんたちは違う種かもしれません。
全体的に丸っこい子。7ミリくらい。

とても姿勢のいい子。10ミリ弱。

みなさん、この時期公園に行かれて、散策路沿いなどに手すりやガードレールのようなものがあったら、注意して見てください。
1センチあるかないかのフユシャクガールたちがウォーキングしているかもしれませんよ。
あ、手すりに掴まったり寄りかかったりするときは注意してくださいね。
オマケ
前述の ”ガガイモといえば” ですが。
ガガイモといえば、トウワタとキジョランしか知りませんでしたが、カモメヅルやオオカモメヅルも同科だそう。
(今日知りました)
つまり、アサギマダラの幼虫の食草になるということです。
教えてくれた観察指導員の方が、前出の写真のオオカモメヅルについていた写真をわざわざ送ってくれました。

2013.6.26撮影 アサギマダラの幼虫 (タテハチョウ科)
今日の湯加減
さっきもありましたが、茨城県などで昨日から震度5の地震が続いてますね。
そもそもここ数年、茨城県を震源とする地震がやたら多い気がします。
昨日の台湾の地震のように突然大きな地震がくるよりはいいのかもしれませんが数が多いのもコワイ。
さっきの地震、チバは震度4でしたが、ガスが止まりました。
ガスストーブがピーピーとアラーム音を出し始めたのでわかりました。
お風呂も沸かしている最中だったのでどうしようかと一瞬慌てましたが、企業局のHPを見て対処方法が判明。
今のガスメーターはかしこくて震度5以上の地震を感知すると自動でガスを止めるのだそうです。
メーターの赤いランプが点滅しているので、左上のキャップをはずすと出てくるボタンを押し続けます。
ランプが点滅から点灯に変わったら離します。これでおよそ3分後に復旧します。
・・・震度は”4”だったんだけど・・・
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
夕べの地震、我が家でもドン!と突き上げるようにきたので身構えてしまいました ^^;
怖いですねぇ・・・
羽のないメスのガちゃん、もうこのまま羽が生えることはないのですか?
by よしころん (2016-02-08 08:03)
オタマジャクシのたまご
久々にみました
モコモコのですね
学校帰りに通学帽子に入れて帰って
おこられました
by ねこじたん (2016-02-08 08:57)
おはようございます^^
シロフフユエダシャクって、この♀は成虫?
蛾らしくないから幼虫かと思ったけれど、雄は立派な翅がありますよね~不思議。
この前、猿島でガイドさんが「キジョランにアサギマダラが来る」話をしてくれましたが、ガガイモ科の植物全般にそうなんですね。
by mimimomo (2016-02-08 09:31)
お早うございます。
最近 地震が多いですね。恐いです !
アサギマダラの幼虫 は成虫の面影がありますね。
by yakko (2016-02-08 09:34)
オオイヌノフグリなどの小さい花
かわいいですよね^^
ほっこりします。
地震、お風呂に入ってるときだったので
びっくりしました。
by リュカ (2016-02-08 10:15)
オオカモメヅル,綺麗です
限定地域だけしか生えてないんですかね
あっても気づかないのかも・・・
シロフフユエダシャク ♂はよく見かける蛾ですよね
フユシャクガールは?蛾に見えないです
地震、怖いです・・・東京も先日の地震、ドンからグラグラでした
でも震度4でガスが止まるんですね、まだガスが止まった経験は
ないです。
by マリー (2016-02-08 11:29)
一足早い春の兆しがいっぱい♪
チバはやっぱり暖かいんでしょうか
オオイヌフグリもう咲いてるんですね
by shino* (2016-02-08 20:59)
>よしころんさん
翅はもういらないのだそうです。
体力温存という理由もあるんです。
>ねこじたんさん
カエルの卵じゃなくてオタマジャクシね。
帽子に入れてカエルとはなかなかやりますね^^
>mimimomoさん
翅はなくても羽化した成虫です。
ガガイモだけではなくて、ヒヨドリバナやフジバカマも食草ですね。
>yakkoさん
マダラチョウといわれていた通りですね。
ここではまだ観察したことがないので定着はしていないようです。
>リュカさん
たしかに入浴中は怖さがましますね^^;
春の花たち、続々登場しています♪
>マリーさん
シロフはそちらではたくさんいるのでしょうか。
オオカモメヅル、花が咲いていればわかるかと思いますが、この時期は^^;
ガスが止まるような地震はイヤですが大きいのがくるよりは・・ですね。
>shino*さん
もう、兆しただらけでした^^
都内でも探すと見つかると思いますよ♪ 郊外や河川敷などどうでしょう。
by ぜふ (2016-02-08 23:05)
実家が鹿児島です、蛾もたくさん見ました、今は東京ですが
東京都下なので、まだまだ自然がたくさん残っています
シロフかどうか、似た蛾はいます・・・4月頃まで出没と虫ナビに出て
ましたたから、今度見かけたら激写して観察してみます。
by マリー (2016-02-09 08:24)
羽の無い姿にビックリ。
わたしもアカガエルの卵を見に行かないと
いけないな。
by 響 (2016-02-09 18:44)
ぎょえ~芋虫~
元気そうにコロコロ太ってやすね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2016-02-09 20:18)
地震前の僅かな揺れで目を覚ました気がします。
昨日は歩き疲れてそうそうに寝ていました。
by g_g (2016-02-09 20:56)
>マリーさん
再訪ありがとうございます。
シャクガの仲間は膨大な種類がいますね^^
そもそも蛾の同定はほとんどお手上げです^^;
>響さん
ヤマアカですか? 今年は早いかもしれませんよ♪
フユシャクのメスは観察しているうちにかわいく見えてきます^^
>ぼんぼちぼちぼちさん
イモムシはお嫌いですか? この子は触っても大丈夫ですよ^^
>g_gさん
お疲れさまでした。
寝てて気が付かないこともしばしばですが震度5だとさすがに目が覚めます。
by ぜふ (2016-02-09 21:11)
早春の野原、、オオイヌフグリにナズナ、待ち遠しい春のポカポカ
ランナウェイは、なかなかですね、、
日差しがスポットライトかしら。
地震は、怖いです、構えますものね、何事なく幸いです
by engrid (2016-02-11 17:38)
>engridさん
昨日、河川敷に行ってみたら、土手の斜面一面に咲いてました。
シャクガールたちはそう、まさに陽射しが出てからの登場です^^
by ぜふ (2016-02-12 07:10)