SSブログ

"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。

赤?青?それともムラサキ? [Colors]

天気が悪いので室内活動・・というわけではありませんが、うちの子たちを少し紹介します。

”うちの子たち”といっても、今やたくさんいすぎて全員紹介するのはたいへんなので、最近でていない子を。

まずは赤い子。

PB010212.jpg

オオセンチコガネ (コガネムシ科)


次は青い子。

PA180166.jpg

オオセンチコガネ (コガネムシ科)


こちらは赤紫色でちょっと小さい子。

PB230118.jpg

センチコガネ (コガネムシ科)


”糞虫(ふんちゅう)”というくくりのセンチコガネですが、カラフルでとても見映えのよい虫です。

どの色がお好みですか?


ところで近所にカタツムリを探しに行きました。 (カブリモドキたちのごはんです)

そしたら、とある陽当たりのいいマテバシイの木に。

PB210125.jpg


日向ぼっこしているムラサキの子。

PB210141.jpg

ムラサキツバメ (シジミチョウ科)


とまっている木はよく見かけるマテバシイです。

マテバシイはやや長細いドングリがなる木で本来は温暖な地域に分布するものですが、1960年代頃から関東でも街路や公園、工場の敷地などに植え始められたそうです。

ムラサキツバメは、手元の1999年の図鑑によると、”分布は近畿地方以西”とあります。

つまり以前は関東地方にはいなかったチョウなのですが、食樹のマテバシイが公園などに植えられるようになって分布を拡大したのです。

集団で成虫越冬します。

チバも寒くなってきたので、そろそろ越冬する仲間を探しているのでしょうか、一本のマテバシイに何頭かいます。

そして一枚の葉に。

PB210156.jpg


「ねぇねぇ、よかったら一緒に越冬しない?」

PB210161.jpg


「オッケー、じゃあ君についてくね」

PB210165.jpg


なんて会話が聞こえてきそうでした。

scarabe.gif


ツワブキがまだ咲いていたので撮りました。

PB210150.jpg


実は、この子を撮ろうとしたのですが、コンデジではムリでした。

PB210148.jpg

ホシホウジャク (スズメガ科)


scarabe.gif


そうそう、それで結局、カタツムリは見つけることができませんでした。

夏はそこかしこにたくさんいたのに、彼らも冬支度をはじめたのでしょうね。

でも、カブリモドキたちは元気です。(代わりにミンチなどをあげています)

PB220269.jpg

ツシマカブリモドキ (オサムシ科)


ジュニアも元気。

PB220267.jpg

ツシマカブリモドキ 幼虫 (オサムシ科)


かなり大きくなりました。そろそろサナギになるかもしれません。




オマケ


もう一匹、センチコガネと同じ糞虫の仲間を紹介します。

P9270090.jpg

ゴホンダイコクコガネ ♂ (コガネムシ科)


9月に丹沢からお連れした5匹のうちの一匹です。

ゆっくりゆっくり歩くので見ていると和みます。(カッコもいいので見飽きない)

オマケ その2


一昨日、ファーブル昆虫館に行く途中、ランチ用にサンドイッチを買おうと、西日暮里のポポーへ。

PB210168.jpg


5人分必要なのでしたが、なんとちょうど5個だけ残っていました。

お昼前に売り切れることが多いのは知っていたのですがラッキーでした。
(タッチの差で来店した方ごめんなさい)




今日の湯加減

ムラサキツバメやカタツムリだけでなく、うちの子たちもそろそろ冬眠モード。
オオヒョウタンゴミムシとハンミョウは穴蔵にもぐってしまい姿を見せません。
ツシマカブリモドキもねぐらでじっとしていることがほとんど。
水棲昆虫たちもごはんのとき以外はじっとしています。
もう来週は師走ですからね。
昆虫塾のクリスマス会の準備もはじまりました。
カブトムシやクワガタの標本を利用したクリスマスツリーのオーナメント ”サンタクワース” のそろい踏み。


PB210209.jpg

サンタクワース と 奥本先生


↓先週カブちゃんのトークショウに行ってきました

PB190023 (2).JPG

(正確には内山昭一さんの『食の常識革命!昆虫を食べてわかったこと』発売記念トークイベントでした)



nice!(42)  コメント(14) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 42

コメント 14

よしころん

おはようございます。
コガネムシ、緑色のイメージですが色とりどりなのですね~^^
ムシを食べるのはちょっと無理そうですぅ・・・^^;
by よしころん (2015-11-24 07:30) 

barbie

やっぱり青い子がいいなぁって(^з^)-☆
せんじつえ、チャリであ嵐山に行ったとき、チャリを立てかけたモミジの木にカタツムリがいました。
とっくに冬眠?してるかと思ってたのにちょっとビックリでした。
写真撮ってくればよかったなぁ(笑)
by barbie (2015-11-24 07:50) 

mimimomo

おはようございます^^
これは俗に言うカナブンみたいなもの?ですかねぇ~
青色が良いです^^
昆虫たちも自然界では生きるのが大変ですよね~寒くなるとお友達が恋しくなる?^^
by mimimomo (2015-11-24 09:48) 

engrid

オオセンチコガネ、輝いて綺麗
赤紫の子がいいです、、
こんなにもカラフルなんて、
そろそろ冬支度、準備整えて越冬無事して欲しいですね
by engrid (2015-11-24 18:03) 

ぜふ

>よしころんさん
種名としての”コガネムシ”はそのとおり、メタリックグリーンですね♪
昆虫は概して高タンパク低脂肪なのだそうです^^

>bさん
記事拝見しました! とってきてくれたらよかったのに~^^
やっぱり緑ですか、さすが、この子は京都山科区にいますよ~♪

>mimimomoさん
カナブンもコガネムシ科ですがハナムグリの仲間になります。
ルリセンチコガネと呼ばれるまさに瑠璃色の子もいますよ^^

>engridさん
赤紫の子は実は東京23区内で採集したんですよ♪
みんな冬にそなえて食いだめしています。(もう終わった子も^^)
by ぜふ (2015-11-24 20:47) 

ねこじたん

オセンチって読んじった(えへ♪
えっと 昆虫 たべちゃったんですか?
そうそう ゆびっくすっていうのは
足の5本指のとこだけ 履くちっちゃいソックスです
by ねこじたん (2015-11-25 08:36) 

yakko

お早うございます。
オオセンチコガネは綺麗な色ですね。ムラサキシジミは見たことがありますがムラサキツバメは大きいんですね。を見てみたいです。
by yakko (2015-11-25 10:09) 

sakamono

センチコガネ、キレイですねー。ずっと観賞していられそうです。
「一緒に越冬しない?」って、なんか可笑しいですね^^;。
by sakamono (2015-11-25 22:41) 

ぜふ

>ねこじたんさん
涙もろいコガネムシになりますね^^
食べられる虫はたくさんありますが、全部は・・・^^;

>yakkoさん
そう、ムラサキツバメは一回り大きいです。
もちろんそちらにも分布しているでしょうからぜひ見つけてください^^

>sakamonoさん
何匹もいるとうごく宝石のようです。
声は聞こえませんでしたが、間違いなく相談はしていましたね^^
by ぜふ (2015-11-26 07:18) 

響

わたしは乗り物もコガネも青が好きです。
メタリックな輝きが美しいかぁー。
by (2015-11-26 17:54) 

ぜふ

>響さん
メタリックなコガネムシは金運が上がりそうですものね(^^)
by ぜふ (2015-11-29 13:40) 

sasasa

虫たちも越冬の季節ですね。
それにしてもコガネムシの色って綺麗ですね(^_^)
by sasasa (2015-11-29 16:49) 

もも

オオセンチコガネ、飛んでるところも綺麗ですよねぇ~♪
きらびやかで好きです☆

ムラサキツバメさんは、まだお逢いした事無いです。
2頭一緒なんて羨ましいです。


by もも (2015-11-29 23:00) 

ぜふ

>さささん
秋の次は春でもいいのにとも思いますが、ニンゲンも越冬しなければ。

>ももさん
そうですね、意外にも?飛ぶのが得意なんですよね♪
ムラツバは集団越冬するのである意味これからが観察シーズンですね^^
by ぜふ (2015-11-30 00:33) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。

そろそろ帰ろう ~ぜふのムシブロ~ - にほんブログ村