"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
招致活動 [ファーブル会]
突然、日付はぐっとさかのぼり、5月23日。
今年こそ昆虫採集会のチバ開催を実現すべく、スタッフと下見に行ってきたのです。

そう、ここは第2HFとでもいうべき場所です。
一昨年はじめて訪れたときから開催地としてどうかなと考えていました。
今年になって管理事務所を訪問し、会の趣旨を伝えたところ採集の許可を得ることができたので、開催地候補として提案し、この日ついに視察団をつれてきたのです。
あらためて管理事務所でスタッフの方々に挨拶し、注意事項、禁止事項などを再確認。
昆虫教室をするための講習室の様子を確認していざ出発。
事務棟の前には小規模なバラ園があり、花撮影(の講習会?)をされている方がいました。
われわれは花より団子・・いや、花より昆虫。
この子たちをしばし観察。

花むぐりというだけあって、どの花の中にもむぐっています。

バラ愛好家たちからは邪魔者扱いされますが、花粉を食べているだけで花は食べません。
花と虫、まるごと愛でてほしいものです。

さて、県立の都市型公園ですが、総面積が50ヘクタール、縦断するだけで徒歩30分かかるほど広大。
5つのゾーンに分かれていますが、われわれに用事があるのは「緑の景ゾーン」。
その一部が自然生態園となっていて、湿地が保全され、そこにはチョウやトンボが集まってきます。
ただし、生態園の中は採集禁止。でも昆虫をじっくり観察するにはとてもよい環境が整っています。
その入り口にいたのが扉の蝶々。
では、さっそく観察した昆虫たちを紹介しましょう。

1センチくらいの小さな虫。ひげが長いハナノミではなくて、ヒゲが特徴的なナガハナノミという意味です。
でも、ヒゲが特徴的なのはオスだけ。
メスはこんなです。

後姿でわかりづらいですが、ホタルの仲間のようにも見えます。

体の大きさもオスの1.5倍くらいあるので同じ種類とは思えないです。
テントウムシも色々いましたが、一番多かったのがこの子。

この日は蝶々が少なかったのですが(キタテハはたくさんいました)、モデル状態になってくれたのは・・

白い帯が一文字ということですが、実は裏翅も美しいチョウです。

しばらく皆で撮影大会となってました。

この子たちもここではたくさんいます。

5ミリ前後しかありません。
虫たちにとっては恋の季節でもありますので、ラブ虫たちを紹介します。



マメコガネは近づくとオスが威嚇します。


東屋でランチというかピクニックよろしく虫談義をしながら食べて飲んで、近くの林床を闊歩するキジを見て引き上げました。
自然生態園を出たところで見つけた子。

そして公園を出る直前に見つけた子。

アリに見えますが・・・

足が8本ありますね。

ということで、審議の結果晴れて合格。開催地として採択されました。
8月上旬に開催する予定です。
うちのラブ虫。

でもこのあと間もなくどちらも☆になってしまいました。
卵産んでくれているといいけど・・
今日の湯加減

今年こそ昆虫採集会のチバ開催を実現すべく、スタッフと下見に行ってきたのです。

サトキマダラヒカゲ (タテハチョウ科)
そう、ここは第2HFとでもいうべき場所です。
一昨年はじめて訪れたときから開催地としてどうかなと考えていました。
今年になって管理事務所を訪問し、会の趣旨を伝えたところ採集の許可を得ることができたので、開催地候補として提案し、この日ついに視察団をつれてきたのです。
あらためて管理事務所でスタッフの方々に挨拶し、注意事項、禁止事項などを再確認。
昆虫教室をするための講習室の様子を確認していざ出発。
事務棟の前には小規模なバラ園があり、花撮影(の講習会?)をされている方がいました。
われわれは花より団子・・いや、花より昆虫。
この子たちをしばし観察。

コアオハナムグリ (コガネムシ科)
花むぐりというだけあって、どの花の中にもむぐっています。

バラ愛好家たちからは邪魔者扱いされますが、花粉を食べているだけで花は食べません。
花と虫、まるごと愛でてほしいものです。

さて、県立の都市型公園ですが、総面積が50ヘクタール、縦断するだけで徒歩30分かかるほど広大。
5つのゾーンに分かれていますが、われわれに用事があるのは「緑の景ゾーン」。
その一部が自然生態園となっていて、湿地が保全され、そこにはチョウやトンボが集まってきます。
ただし、生態園の中は採集禁止。でも昆虫をじっくり観察するにはとてもよい環境が整っています。
その入り口にいたのが扉の蝶々。
では、さっそく観察した昆虫たちを紹介しましょう。

ヒゲナガハナノミ ♂ (ナガハナノミ科)
1センチくらいの小さな虫。ひげが長いハナノミではなくて、ヒゲが特徴的なナガハナノミという意味です。
でも、ヒゲが特徴的なのはオスだけ。
メスはこんなです。

後姿でわかりづらいですが、ホタルの仲間のようにも見えます。

ヒゲナガハナノミ ♀ (ナガハナノミ科)
体の大きさもオスの1.5倍くらいあるので同じ種類とは思えないです。
テントウムシも色々いましたが、一番多かったのがこの子。

ヒメカメノコテントウ(テントウムシ科)
この日は蝶々が少なかったのですが(キタテハはたくさんいました)、モデル状態になってくれたのは・・

イチモンジチョウ (タテハチョウ科)
白い帯が一文字ということですが、実は裏翅も美しいチョウです。

しばらく皆で撮影大会となってました。

この子たちもここではたくさんいます。

コフキゾウムシ (ゾウムシ科)
5ミリ前後しかありません。
虫たちにとっては恋の季節でもありますので、ラブ虫たちを紹介します。

コフキゾウムシ ペア

ヒメカメノコテントウ ペア

マメコガネ ペア
マメコガネは近づくとオスが威嚇します。

これでも威嚇ポーズMAX!

東屋でランチというかピクニックよろしく虫談義をしながら食べて飲んで、近くの林床を闊歩するキジを見て引き上げました。
自然生態園を出たところで見つけた子。

チャイロチョッキリ (オトシブミ科)
そして公園を出る直前に見つけた子。

アリに見えますが・・・

アリグモ ♂ (ハエトリグモ科)
足が8本ありますね。

ニワゼキショウ
ということで、審議の結果晴れて合格。開催地として採択されました。
8月上旬に開催する予定です。
オマケ
うちのラブ虫。

アオオサムシ ペア
でもこのあと間もなくどちらも☆になってしまいました。
卵産んでくれているといいけど・・
今日の湯加減
総会では残念ながら海野さんにはお会いできませんでしたが、何人かの昆虫界の大御所の方々とお会いすることができました。
恐れ多くてほとんどお話はできませんでしたが、大野正男先生からいただいた藤島武二の水彩画「蝶」のカラーコピーに少なからず驚きました。
10円切手の原画として有名な絵ですが、切手と原画の色合いがまったく違う。
切手のあの青い色合いが印象的でしたが、実は青くはなかったのですね。
奥本先生が”藤島武二は円山応挙と四条派つながりなのだ”とおっしゃってましたが、
”詩情派”かぁ、なるほどぉ・・
と勘違いしていたのはここだけの話。

"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
おはようございます^^
いろんな虫がいますね。
イチモンジチョウの裏側にはびっくり。
とても表からは想像できない模様ですね。
by mimimomo (2015-06-14 07:14)
アリグモはその気にならないと分かりませんね。
コフキゾウムシはぬいぐるみのゾウさんのようで可愛いです…。
それからラブ虫さんのご冥福をお祈りします。
8月の観察会が楽しみです。
by アサギいろ (2015-06-14 07:58)
>アリグモ ♂ (ハエトリグモ科)
見たことがあるような気がしますが、アリではなかったのですね。ちょっと変わったアリだなと、軽く流していました。
by アヨアン・イゴカー (2015-06-14 23:25)
虫たちは今が恋の季節なんですか~。
お花、先日撮ったのですが名前がわかりませんでした。
ニワゼキショウっていうんですね。^^
by shino* (2015-06-15 00:43)
昨日、車の中にテントウ虫が迷い込んでいました。逃がしてやりました。
by Silvermac (2015-06-15 06:13)
イチモンジチョウかどうか分かりませんが裏翅に似た蝶は何回か離れたところで見ましたが写真に撮らせてくれません¥¥¥
アリグモ、ちょっと見アリと思ってしまいます、虫にはことが知らないことが一杯です。
by g_g (2015-06-15 09:53)
>mimimomoさん
ウラオモテのあるチョウは多いですが、この子はハッとしますね^^
>アサギいろさん
コフキゾウムシも見逃しやすいですがよく見るとかわいい虫ですよね。
観察会はこちらも楽しみにしています^^
>アヨアン・イゴカーさん
オスはまだしもメスは見逃しているでしょうね。
>shino*さん
ニワゼキショウはどこでも咲いてますが、見つけるとどうしても一枚は撮ってしまうお気に入りの花です^^
>Silvermacさん
どこから入ってきたんでしょうね?^^
>g_gさん
そちらで見られたならアサマイチモンジかも♪^^
by ぜふ (2015-06-16 07:07)
ヒメカメノコテントウの柄が面白いですね。
昔見た、セルロイドの石鹸箱を思い出しました^^;。
by sakamono (2015-06-16 23:03)
あっちこっちで
イチャついていますね。
それを覗き見するぜふさんを
覗きたい。
by 響 (2015-06-17 21:43)
>sakamonoさん
個体差が多い虫ですが、この子は基本形でしたね。 いい模様です。
ああ、あの箱ですね^^
>響さん
はい。でかいオジャマ虫でした^^
実は一枚目の写真撮っているとこを同行者に撮られていました^^;
by ぜふ (2015-06-17 22:28)
ヒゲナガハナノギ ギザギザがかわいいですね〜
ラヴショット たくさんだな〜
by ねこじたん (2015-06-20 13:43)
>ねこさん
ギザギザ好きですか?^^ でも名前は”ギ”しゃなくて”ミ”ね^^;
うちの他の子たちもあっちこっちで・・
by ぜふ (2015-06-21 11:13)