"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
初夏の昆虫採集会 2 [ファーブル会]
先週は秩父方面への採集会でした。”2” となっていますが、”1”はありません。(サボりました)
アゲハ類、サナエトンボ、カワトンボなどの五目採集でしたが、この記事ではカワトンボをフィーチャーします。
岩にしがみつきながら撮影しています。
前回の採集会と同様、天気予報がはずれてとてもいい天気になりました。
駅前で集合し、挨拶と説明会をしてから隊列を組んで出発。
間もなくしてF会の若頭がみつけたのは・・
最近よく登場するジョウカイボンの仲間。一瞬、アオジョウカイかと思いましたが、黒いからクロジョウカイでしょう。
ただし、アオでもクロでもこの子たちを間違えてつぶすと痛い目にあうので注意してね、と若頭に注意。
渓流沿いの道路を登って行くのですが、道端に目立ったのは、
ガードレールの向こう側にちょっと変わったアブがいたのでご挨拶。
こんちは~
今回は時系列に並べていきますが、このあたりから渓流に降りてみました。
するとさっそく、この子を見つけたのでした。
かなり接近して撮影できましたが、シャッターを切った瞬間に飛び立ちました。
でも、おそらく羽化したてだったのでしょう。まだふわふわとしか飛べず、舞い降りたのは近くの岩の上。
こちらも入手したてのカメラがまだしっくりきてなくて手ぶれしていますね。。
気を取り直して、しばらく先に進み、またよさそうな場所を見当つけておりてみました。
そこにいたのが扉の写真の男の子です。
流れをはさんだ向こう側の岩にいるので、これ以上近寄ることができませんでした。
と、参加者のひとりの小1の女の子がママと一緒に後をついてきてすぐ側まで来ていたのです。
ミヤマカワトンボを見つけてその子があげた歓声が功を奏して、トンボがふわりと飛び立ちました。
そして真正面のアシの葉の上に。
女の子は大きな網を持っていて、トンボを捕まえようとしていましたが、ママが”写真撮ってるからちょっと待って”と制してくれました。
で、なんとか少しアップで撮れましたが、片手で岩につかまりながらの姿勢は変わらないのでイマイチでした。
もう採ってもいいよ、と声をかけ女の子は網をふりました。
しかし、ザンネンなことにうまく入りませんでした。
が、それが幸いし、逃げたトンボはなんと掴まっている目の前の岩の上にとまったのです。
そのまま跪いて、そおっとカメラを近づけました。
何枚か撮りながらどんどん近寄って・・20センチまで寄った写真がこれ。
翡翠のような胴体の色も美しいですが、翅の色と模様がまるでせせらぎの水のゆらめきのようです。
女の子のおかげでいい写真が撮れたので、また道路に戻りました。
この花もあちこちに咲いていました。
集団からは置いてかれましたが、目的地の集合地点近くで合流。
その近くの河原にまた降り、腰を下ろして休憩しながら、近くに寄って来る虫たちを撮影しました。
今年の関東西部はあちこちでテングチョウが多数発生しているようで、この地でもかなりの数を観察しました。
いろいろなアゲハ蝶たちも渓流に沿って飛んでいましたが、みなせわしなくてただ眺めるだけでした。
が、一匹だけ、民家の生垣にとまってくれた子がいました。
解散の時間まで単独行動し、さらに上流の林道に突入して1時間ほど探虫してみましたが収穫はほぼゼロ。
でもあっという間の半日でした。
帰り道にお見送りしてくれた子を最後に。
ウスバシロチョウは、シロチョウ科ではなくアゲハチョウ科に再分類されたため、最近はウスバアゲハと呼ばれることが多くなりました。
が、ウスバシロチョウという名前がもうすでに頭にこびりついているので、名前は変えずに分類名だけ変えます。
なので、シロチョウなのにアゲチョウ科という変な表記になってます・・・
もう一匹、駅に着く直前、道端で佇んでいた子。
今日の湯加減
アゲハ類、サナエトンボ、カワトンボなどの五目採集でしたが、この記事ではカワトンボをフィーチャーします。
ミヤマカワトンボ (カワトンボ科)
岩にしがみつきながら撮影しています。
前回の採集会と同様、天気予報がはずれてとてもいい天気になりました。
駅前で集合し、挨拶と説明会をしてから隊列を組んで出発。
間もなくしてF会の若頭がみつけたのは・・
クロジョウカイ (ジョウカイボン科)
最近よく登場するジョウカイボンの仲間。一瞬、アオジョウカイかと思いましたが、黒いからクロジョウカイでしょう。
ただし、アオでもクロでもこの子たちを間違えてつぶすと痛い目にあうので注意してね、と若頭に注意。
渓流沿いの道路を登って行くのですが、道端に目立ったのは、
マンネングサ
と、
ユキノシタ
ガードレールの向こう側にちょっと変わったアブがいたのでご挨拶。
未同定
こんちは~
こんちは。
今回は時系列に並べていきますが、このあたりから渓流に降りてみました。
するとさっそく、この子を見つけたのでした。
ミヤマカワトンボ ♀ (カワトンボ科)
かなり接近して撮影できましたが、シャッターを切った瞬間に飛び立ちました。
でも、おそらく羽化したてだったのでしょう。まだふわふわとしか飛べず、舞い降りたのは近くの岩の上。
こちらも入手したてのカメラがまだしっくりきてなくて手ぶれしていますね。。
気を取り直して、しばらく先に進み、またよさそうな場所を見当つけておりてみました。
そこにいたのが扉の写真の男の子です。
流れをはさんだ向こう側の岩にいるので、これ以上近寄ることができませんでした。
と、参加者のひとりの小1の女の子がママと一緒に後をついてきてすぐ側まで来ていたのです。
ミヤマカワトンボを見つけてその子があげた歓声が功を奏して、トンボがふわりと飛び立ちました。
そして真正面のアシの葉の上に。
女の子は大きな網を持っていて、トンボを捕まえようとしていましたが、ママが”写真撮ってるからちょっと待って”と制してくれました。
で、なんとか少しアップで撮れましたが、片手で岩につかまりながらの姿勢は変わらないのでイマイチでした。
もう採ってもいいよ、と声をかけ女の子は網をふりました。
しかし、ザンネンなことにうまく入りませんでした。
が、それが幸いし、逃げたトンボはなんと掴まっている目の前の岩の上にとまったのです。
そのまま跪いて、そおっとカメラを近づけました。
何枚か撮りながらどんどん近寄って・・20センチまで寄った写真がこれ。
ミヤマカワトンボ ♂ (カワトンボ科)
翡翠のような胴体の色も美しいですが、翅の色と模様がまるでせせらぎの水のゆらめきのようです。
女の子のおかげでいい写真が撮れたので、また道路に戻りました。
この花もあちこちに咲いていました。
オダマキ
集団からは置いてかれましたが、目的地の集合地点近くで合流。
その近くの河原にまた降り、腰を下ろして休憩しながら、近くに寄って来る虫たちを撮影しました。
オオチャバネセセリ か ミヤマチャバネセセリ か (セセリチョウ科)
テングチョウ (テングチョウ科)
今年の関東西部はあちこちでテングチョウが多数発生しているようで、この地でもかなりの数を観察しました。
いろいろなアゲハ蝶たちも渓流に沿って飛んでいましたが、みなせわしなくてただ眺めるだけでした。
が、一匹だけ、民家の生垣にとまってくれた子がいました。
カラスアゲハ (アゲハチョウ科)
解散の時間まで単独行動し、さらに上流の林道に突入して1時間ほど探虫してみましたが収穫はほぼゼロ。
でもあっという間の半日でした。
帰り道にお見送りしてくれた子を最後に。
ウスバシロチョウ (アゲハチョウ科)
ウスバシロチョウは、シロチョウ科ではなくアゲハチョウ科に再分類されたため、最近はウスバアゲハと呼ばれることが多くなりました。
が、ウスバシロチョウという名前がもうすでに頭にこびりついているので、名前は変えずに分類名だけ変えます。
なので、シロチョウなのにアゲチョウ科という変な表記になってます・・・
オマケ
もう一匹、駅に着く直前、道端で佇んでいた子。
ダビドサナエ かな? (サナエトンボ科)
今日の湯加減
カメラ(コンデジ)を変えました。
使っていたのとほとんど使わなくなった一眼レフ2台をまとめて売却して資金にしました。
ミヤマカワのドアップはこの新兵器の新機能(30センチ離れてのスーパーマクロ撮影)の賜物です。
同じメーカーの同じシリーズのカメラですが、この日がデビュー戦。すぐには慣れないですね。
これからトップシーズン突入なので、はやく手になじませたいところですが、今手元にありません。
今日使っていていきなりフリーズしたので、検査入院することになりました。
単なる初期不良だといいのですが。。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
昆虫の季節になりましたね。
by Silvermac (2015-05-31 05:40)
お早うございます。
蝶・トンボの季節になりましたね〜
どちらも初めて見る種類を見せて戴きました ! 庭に来る蝶は殆ど種類が決まっているので珍しくありませんが 撮れたら嬉しいです(^_^)
by yakko (2015-05-31 06:21)
おはようございます^^
さすがあれこれこの時期になると賑やかになりますね。
この実山川トンボと言うのの色合いが何とも素敵。
ウスバシロチョウと言うの、見たことないと思いますが、こう言うのに出会ってみたいです^^
by mimimomo (2015-05-31 09:24)
ミヤマカワトンボ、胴体の色も羽も綺麗ですね!
by sasasa (2015-05-31 16:35)
お天気よくて よかったですね♪
トンボ キレイに撮れてるな〜
新しいカメラ つかいこなしてくださいね
by ねこじたん (2015-05-31 17:22)
>ミヤマカワトンボ ♂ (カワトンボ科)
惚れ惚れするような美しい形ですね。
頭と脚の部分と、羽と腹の部分の比率も重心を考えると納得します。
by アヨアン・イゴカー (2015-06-01 07:38)
あれ、ミヤマカワトンボなんでこんな変換に?(><;
失礼しました<(__)>
by mimimomo (2015-06-01 09:54)
今回北海道に帰省してたのですが
森のなかや、山でセミが鳴いてました!
この時期からいるの???
それとも、セミだと思っていた鳴き声は違うイキモノなのかしらー。
謎だわ~って思いました(@@
池の周辺に蚊はいっぱいいましたww
やられました^^;
by リュカ (2015-06-01 10:51)
>Silvermacさん
春の昆虫は姿を消す季節でもあります・・
>yakkoさん
いつも来る子たちが今年も来るということもありがたいことですよね^^
>mimimomoさん
正確には”深山”ですが、”実山”というのもアリだと思います^^
ウスバシロは実はなかなか撮影しづらいチョウチョだと思います。
>さささん
光の当たり方、見る角度でさまざまに変わりますね。
>ねこじたんさん
態勢的にライブビューもできず、一部フレームアウト^^;
はやく使いこなしたいです。はやく戻ってきてほしいです。
>アヨアン・イゴカーさん
昆虫の体はそれぞれ完成されてますね。 昆虫だけじゃないけど。
トンボの筋肉美もいいでしょ?^^
>リュカさん
ひょっとしてエゾハルゼミ?
ハルゼミの仲間は3月から出ますよ^^
ケケケケ・・とかギギギギ・・みたいな声ではなかったですか?
by ぜふ (2015-06-01 23:02)
近くで撮れるととっても綺麗ですね。
30センチ離れてからのスーパーマクロが撮れるコンデジって?
早く治ると良いですね。
by 響 (2015-06-02 19:47)
ミヤマカワトンボうっとりです♪
美しいという言葉では足りないほど
ウスバシロチョウのアングルも好きです。
さすがだ~。
by shino* (2015-06-02 23:27)
アップのミヤマカワトンボ、ホントに美しいですね。どこまで近づけるか、
と蜜を吸っているチョウに迫ったコトがありますが、全然逃げなかった
コトがありました。「F会の若頭」の言葉に、ちょっと笑ってしまいましたが^^;。
by sakamono (2015-06-03 00:42)
>響さん
渾身のノートリです^^
オリンパスのTG-4です。ないととても不便、スペアにもう一台買わないとですかね^^
>shino*さん
液晶画面も見れない態勢での一枚でした^^;
スーパーマクロは肉眼で見るよりも美しい画が見られることがありますね。
ウスバシロは最初、反対向きにとまってたんですが、向こうからアングルを調整してくれました♪
>sakamonoさん
うまく気配が消えていたのか、吸蜜に夢中だったのでしょうね^^
ジョウカイボンは潰さないようにしてくださいね。
by ぜふ (2015-06-03 06:30)