"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
Wisteria [探虫行]
藤の花が咲き始めました。
都内でもアオスジアゲハをあちこちで見かけるようになりました。
本格的な昆虫シーズンの到来です。
色々な花にくる虫ですが、偶然、藤の花に来ているのを見ることができました。
ジョウカイボンはジョウカイボン科。 カミキリムシに似ていますが、ホタルの近縁種です。
ショウワの日の午前中、時間ができたのですが、房総へ行くにはちょっときびしい。
そういうわけで、印西の谷津田へ向かったのでした。
ジョウカイボンを並べますが、この個体は大きかった。
20mmあったと思いますので、ジョウカイボンとしては最大級でしょう。今まで見た中で一番大きいと思いました。
体長が20mmを超えるキンイロジョウカイという種類かと思いましたが違うようです。
ジョウカイボンは体内にカンタリジンという強い毒があります。
人にかみついたり刺したりはしないと思いますが、偶然首筋などから服の中に入ってそれをうっかりつぶしたりすると、ヒフがただれたり火ぶくれになるので注意が必要です。
藤の花にはハムシも来ていました。
ウリハムシというくらいですから、ウリ類の葉っぱを食べるのですが、白っぽい花にもよくきます。
何匹も集まっていたので、たまたまということではなく、藤の花もウリハムシにとっては白い花なんでしょう。
昨日横須賀方面の山の中で撮った写真ですが、獣道の倒木の下に咲いていた野生の山藤。
この日のことは次記事で紹介しようと思っています。
田んぼに沿って歩いていたら、おじいさんが幼稚園児くらいのお孫さんを連れて歩いてきました。
虫の写真を撮っていると、「何を撮っているのか」と尋ねられました。
「昆虫を撮っています」というと、男の子が「この虫知ってる!」と言いました。
続けて名前を言ってくれるかと思いましたが、期待ははずれました。
彼の「知っている」は「見たことがある」という意味なのです。
それもそのはず、その付近には大量発生していました。
ところでその子はカエルを捕まえたくておじいさんに連れてきてもらったのでしたが、まだ見つけられないようでした。
さっき通りがかった林縁にはアマガエルが何匹もいたので教えときました。
ハナアブの仲間だと思いますが、一瞬マルハナバチかと思うくらいの大きさでした。
これはムシヒキアブの仲間でしょう。
マメゾウムシの仲間も大量発生していたのですが、写真がボツでした。
そしてこの子たちもデビューの季節です。
何カマキリかわかりませんが、1センチもない生まれて間もないチビッコでした。
最近のうちの子たち。
ガムガムたちは元気にモリモリと水草(カナダモ)を食べています。
上の写真はお腹いっぱいでぼおっとしているところ。
クロゲン、マルゲン、タイコウチたちも元気です。(ミズカマキリは☆になりました)
飼っているわけではありませんが、こんな子がでてきました。
体長は3mmくらいのうちはカワイイけど、成虫になるとちょっと引き気味になりますね。
それと、うちで越冬した子たち。
そしてこの子。
新しくご招待したオサムくんですが、この写真を撮った直後、ほんのちょっと目を離したスキに脱走しました。
もう3日経ちますが、まだ出頭してきません・・
他のオサムくんたちもほぼ無事に越冬しました。(越冬できなかった子もいます)
今日の湯加減
都内でもアオスジアゲハをあちこちで見かけるようになりました。
本格的な昆虫シーズンの到来です。
ジョウカイボン (ジョウカイボン科)
色々な花にくる虫ですが、偶然、藤の花に来ているのを見ることができました。
ジョウカイボンはジョウカイボン科。 カミキリムシに似ていますが、ホタルの近縁種です。
ショウワの日の午前中、時間ができたのですが、房総へ行くにはちょっときびしい。
そういうわけで、印西の谷津田へ向かったのでした。
ジョウカイボンを並べますが、この個体は大きかった。
20mmあったと思いますので、ジョウカイボンとしては最大級でしょう。今まで見た中で一番大きいと思いました。
体長が20mmを超えるキンイロジョウカイという種類かと思いましたが違うようです。
ジョウカイボンは体内にカンタリジンという強い毒があります。
人にかみついたり刺したりはしないと思いますが、偶然首筋などから服の中に入ってそれをうっかりつぶしたりすると、ヒフがただれたり火ぶくれになるので注意が必要です。
藤の花にはハムシも来ていました。
クロウリハムシ (ハムシ科)
ウリハムシというくらいですから、ウリ類の葉っぱを食べるのですが、白っぽい花にもよくきます。
何匹も集まっていたので、たまたまということではなく、藤の花もウリハムシにとっては白い花なんでしょう。
昨日横須賀方面の山の中で撮った写真ですが、獣道の倒木の下に咲いていた野生の山藤。
この日のことは次記事で紹介しようと思っています。
田んぼに沿って歩いていたら、おじいさんが幼稚園児くらいのお孫さんを連れて歩いてきました。
虫の写真を撮っていると、「何を撮っているのか」と尋ねられました。
ヒメビロウドコガネ (コガネムシ科)
「昆虫を撮っています」というと、男の子が「この虫知ってる!」と言いました。
続けて名前を言ってくれるかと思いましたが、期待ははずれました。
彼の「知っている」は「見たことがある」という意味なのです。
それもそのはず、その付近には大量発生していました。
ところでその子はカエルを捕まえたくておじいさんに連れてきてもらったのでしたが、まだ見つけられないようでした。
さっき通りがかった林縁にはアマガエルが何匹もいたので教えときました。
ハナアブの仲間だと思いますが、一瞬マルハナバチかと思うくらいの大きさでした。
これはムシヒキアブの仲間でしょう。
アオメアブ ? (ムシヒキアブ科)
マメゾウムシの仲間も大量発生していたのですが、写真がボツでした。
そしてこの子たちもデビューの季節です。
カマキリの幼虫
何カマキリかわかりませんが、1センチもない生まれて間もないチビッコでした。
オマケ
最近のうちの子たち。
ガムガムたちは元気にモリモリと水草(カナダモ)を食べています。
ガムシ (ガムシ科)
上の写真はお腹いっぱいでぼおっとしているところ。
クロゲン、マルゲン、タイコウチたちも元気です。(ミズカマキリは☆になりました)
飼っているわけではありませんが、こんな子がでてきました。
カマドウマの幼虫
体長は3mmくらいのうちはカワイイけど、成虫になるとちょっと引き気味になりますね。
それと、うちで越冬した子たち。
ハンミョウ (オサムシ科)
そしてこの子。
アオオサムシ (オサムシ科)
新しくご招待したオサムくんですが、この写真を撮った直後、ほんのちょっと目を離したスキに脱走しました。
もう3日経ちますが、まだ出頭してきません・・
他のオサムくんたちもほぼ無事に越冬しました。(越冬できなかった子もいます)
今日の湯加減
今シーズンのファーブル会主催の観察会、採集会が本格的にはじまりました。
各回10組ほど募集しているのですが、今までの開催はすべて満員御礼となっています。
小学生が中心なので家族での参加ほとんどですから、10組でも合計が30人を超えることも。
ほとんど都市部在住の方ですが、昆虫に興味のある子が都会にもたくさんいることはうれしい限りです。
昨日も2回目のアゲハ採集会のお手伝いに行ってきましたが30人超の盛況でした。
その様子は次回にでも。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
>ジョウカイボンは体内にカンタリジンという強い毒
こんな姿した虫見たことがありますので、要注意ですね。庭に出て草をいじったりすると痒くなりますが、気付かぬうちに植物や小さな昆虫に刺されているのかもしれません。
ガムシ、見ていたら高校時代を思い出して、飼いたくなりました。今度見つけたら、広口瓶に水を入れて飼って見ようっと。
by アヨアン・イゴカー (2015-05-05 21:06)
花も虫も増える季節ですね。牧野植物園に行ってみよう。
by Silvermac (2015-05-06 05:47)
お早うございます。
クロウリハムシは可愛いですね。
ハンミョウは綺麗です。どちらにもまだ会えていません。
by yakko (2015-05-06 06:05)
おはようございます^^
昆虫も種類が多く、とても覚えきれませんが、このハンミョウは
大丈夫v 覚えられます^^
by mimimomo (2015-05-06 07:10)
>アヨアン・イゴカーさん
ジョウカイボンは触ったくらいではまず問題ないと思います。
潰したり食べたりするとキケンです^^;
ガムシ飼ってたんですね♪
>Silvermacさん
昆虫観察もぜひしてきてください^^
>yakkoさん
クロウリは畑の近くなどなら結構どこにでもいると思います。
しかも大勢で^^;
>mimimomoさん
我が家の観賞昆虫です^^
by ぜふ (2015-05-06 07:22)
知らない虫さん沢山居るものですね。
花は見つけても昆虫には、なかなかで会えないものです。
by g_g (2015-05-06 09:07)
アブのドアップがすごいです。
カメラ目線?
ハンミョウが綺麗ですね。
9月や10月に見るイメージだけどもう見れるのが良いな。
by 響 (2015-05-06 12:07)
ジョウカイボンってホタルの一種なのですね。
宮城の実家の近くでゲンジボタルが見られるようで
今年こそ見に行こうと思ってます。^^
by shino* (2015-05-07 00:13)
>g_gさん
知らない虫ばかりです。毎日何十何百という新種が発見されるので、一生かかっても覚えられないですね^^
>響さん
ムシヒキアブは大きいですから迫力ありますよね。
観賞昆虫ならではですが、野生のハンミョウももう出てますよ♪
>shino*さん
誤解を招いてしまったようですみません^^;
ジョウカイボンはホタルの仲間ではありません。
実家の近くでホタル狩りとはいいですね♪
by ぜふ (2015-05-07 23:02)
カマキリの幼虫かわいいですね!
ちゃんとカマキリのかたちなんですねー(^-^
1cmもないなんて。それがあんなに大きくなるんですね。
by リュカ (2015-05-08 13:52)
藤の花の形、香りは大好きです。
ハンミョウの頭部写真ばっちりですね。先日、ハンミョウの顔取りに挑戦しようとしましたが、飛んで逃げられました。
by アサギいろ (2015-05-09 09:07)
ヒフがただれたり、火ぶくれになったり...知らないだけで
そういう虫が結構いるのかもしれませんね。
カマドウマって、どうも苦手です。ウチでも、一家そろって苦手
でした。大して害もないようですが、ナゼでしょう^^;?
by sakamono (2015-05-09 13:43)
>リュカさん
カマキリは不完全変態ですからね^^
でも小さいとほんとまさにプリティです♪
>アサギいろさん
藤棚の下で香りの中にどっぷり浸るの大好きです♪
顔撮りは、飼育しているから簡単です^^;
>sakamonoさん
いろいろいますが、それほど多くはないと思います。
バッタは普通、家の中にはいませんから、そこからして違和感がありますよね^^;
害虫ではないはずです。
by ぜふ (2015-05-11 20:58)