"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
情熱の秋 ~ マイマイから赤とんぼへ ~ [探虫行]
まだ時間はお彼岸の頃にとどまっています。
赤とんぼの記事を書こうと思っているのですが、時間がなくて写真の編集すらできていないのと、
どうしても記録として残しておきたいエピソードというか、昆虫がいるので・・
このチョウチョではありません。
小さなスコップを持って、いつもの田んぼに沿って林縁を探虫して歩きました。
ここはと思う場所にしゃがんで、落ち葉をひっくり返すのですが、ほとんど何も出てきませんでした。
それよりも扉のヒカゲチョウのように、葉の上、あるいは葉陰にとまっている虫たちが気になって撮っているうちに、
ゴミムシのことはあきらめる(というよりも方針変更する)ことにして、目の高さあたりにいる虫たちを観察していきました。
まず目についたのはこの子たち。
前記事に登場したウリハムシの色違いのような子です。
この子たちを狙っていたわけではないと思いますが、視線を感じて右手方向を見るといきなり目が合いました。
しばらく睨めっこをしていましたが、とうとう威嚇のポーズはしてくれず、葉陰にもぐっていきました。
その葉陰に、このフィールドには今年もこの子たちがまだたくさんいました。
なぜかオスばっかりでしたが、メスもいました。
緑がかった青い金属光沢のカラダが美しいトンボです。
青といえば、アオキ(?)の葉の上でネオンライトをチラチラ光らせている子を見つけましたので、お遊びに
写真をちょっといじってみました。
この子の羽ばたきは速いので、晴れていたとしても翅がとまって写るショットを撮るのはむずかしいのですが、
この場合だけは別です。
産卵するときだけは一瞬翅をとめてくれますので、それがシャッターチャンス。
ただ、人目を気にしたのか、タマゴはついていませんでした。
さて、他に虫はいないかなと、歩を進めようとしたとき、背後に何かの気配を感じました。
音や匂いがしたわけではありません。
真後ろを振り向いて見ると、後をついてきている子がいたのです。
興奮しました。チバではじめて見つけました。
オサムシの仲間ですから飛べませんが、そのかわりに歩くのがとても速くて下手をすると見失ってしまいます。
この写真は、今度はこちらが後を付けまわしてやっと撮った一枚です。
首(正確にはムネ)の鈍い青色がうつくしい、オサムシの中では大型の昆虫ですが、顔出しはNGとのことでした。
なぜ、後を付けてきたのかは尋ねませんでしたが、友達になってほしいのだと解釈し、家にお連れしました。
前回と同じパターンですが、花を少し。
今日の湯加減
赤とんぼの記事を書こうと思っているのですが、時間がなくて写真の編集すらできていないのと、
どうしても記録として残しておきたいエピソードというか、昆虫がいるので・・
このチョウチョではありません。
ヒカゲチョウ (タテハチョウ科)
小さなスコップを持って、いつもの田んぼに沿って林縁を探虫して歩きました。
ここはと思う場所にしゃがんで、落ち葉をひっくり返すのですが、ほとんど何も出てきませんでした。
それよりも扉のヒカゲチョウのように、葉の上、あるいは葉陰にとまっている虫たちが気になって撮っているうちに、
ゴミムシのことはあきらめる(というよりも方針変更する)ことにして、目の高さあたりにいる虫たちを観察していきました。
まず目についたのはこの子たち。
クロウリハムシ (ハムシ科)
前記事に登場したウリハムシの色違いのような子です。
この子たちを狙っていたわけではないと思いますが、視線を感じて右手方向を見るといきなり目が合いました。
オオカマキリ (カマキリ科)
しばらく睨めっこをしていましたが、とうとう威嚇のポーズはしてくれず、葉陰にもぐっていきました。
その葉陰に、このフィールドには今年もこの子たちがまだたくさんいました。
オオアオイトトンボ ♂ (アオイトトンボ科)
なぜかオスばっかりでしたが、メスもいました。
オオアオイトトンボ ♀ (アオイトトンボ科)
緑がかった青い金属光沢のカラダが美しいトンボです。
青といえば、アオキ(?)の葉の上でネオンライトをチラチラ光らせている子を見つけましたので、お遊びに
写真をちょっといじってみました。
この子の羽ばたきは速いので、晴れていたとしても翅がとまって写るショットを撮るのはむずかしいのですが、
この場合だけは別です。
アオスジアゲハ ♀ (アゲハチョウ科)
産卵するときだけは一瞬翅をとめてくれますので、それがシャッターチャンス。
ただ、人目を気にしたのか、タマゴはついていませんでした。
さて、他に虫はいないかなと、歩を進めようとしたとき、背後に何かの気配を感じました。
音や匂いがしたわけではありません。
真後ろを振り向いて見ると、後をついてきている子がいたのです。
マイマイカブリ (オサムシ科)
興奮しました。チバではじめて見つけました。
オサムシの仲間ですから飛べませんが、そのかわりに歩くのがとても速くて下手をすると見失ってしまいます。
この写真は、今度はこちらが後を付けまわしてやっと撮った一枚です。
首(正確にはムネ)の鈍い青色がうつくしい、オサムシの中では大型の昆虫ですが、顔出しはNGとのことでした。
なぜ、後を付けてきたのかは尋ねませんでしたが、友達になってほしいのだと解釈し、家にお連れしました。
オマケ
前回と同じパターンですが、花を少し。
ヤブマメ
キンミズヒキ と ササグモの仲間?
ヒヨドリバナ ? (葉っぱが少し変わっていました)
今日の湯加減
昨日はShin.Sionさん企画のコンサートに行ってきました。
某JPの手違いであやうく行きそびれるところでしたが、直前ギリギリの連絡だったにもかかわらず、親切に対応していただき、無事に鑑賞することができました。
プライベートの企画だったのですが、すばらしい出演者、演奏、おもてなし。いうことがありませんでした。
たまたま先月も川畠成道さんのバイオリンコンサートを聴きに行きましたが、室内楽はやはりいいです。
川畠さんの演奏で聴きなれている大好きな曲、「チャルダッシュ」も趣がまったく違って面白かったですし、
本編でもふれましたが、記事を書くために電車の中で読もうと、「赤とんぼの謎」という本をカバンに入れていたのです。
そしたらプログラムの最後の曲が、なんとあの日本の代表的ともいえる曲、”赤とんぼ”。
鳥肌が立ちました。
アンコールの”ふるさと”の演奏もすばらしく、とても幸せな「コンサートの夕べ」でした。
Shinさん、ありがとうございました。
そのあと、オフ会ご一緒していただいたみなさんもありがとうございました。
本当に楽しかった♪
さあ、これでほんとに赤とんぼの記事を書かないわけにはいかなくなりました・・
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
マイマイカブリ。足が長いですね(@@
連れて帰ってって、ぜふさんに念を送っていたのかな?(笑)
カマキリって本当に怖い顔。
でもカッコいいです。
by リュカ (2014-10-12 15:42)
昨日はご来場頂きまして誠にありがとうございました!案内状の不備などもありご迷惑とご心配をおかけしてしまい申し訳ありません。
実は赤とんぼは当初はアンコールの曲だったのですが情熱大陸と入れ替えて、本編の最後のクレジットにし、ふるさと~情熱大陸へと流れ行く方向に変えた次第です。
また企画、演出を行う際はお声かけしますので次回はご家族連れでお越しください。
Shin.Sion.
P.S.
オフ会も開催されたんですね~、翌日の便でパリに戻る予定だったので終演後に色々済ませないといけないことがあり、参加出来なかったのが悔やまれます(笑)
by shin.sion (2014-10-12 16:55)
オサムシ科はかなり種類が多そうですね!
by g_g (2014-10-12 18:17)
こんばんは^^
蟷螂の目玉(?)って怖いですね^^
やはりトンボのこのお色が美しい!
by mimimomo (2014-10-12 18:27)
こんばんは。
ヒカゲチョウは庭で見たことがあります。
アオスジアゲハは綺麗ですね。この夏は殆ど見かけませんでした。
by yakko (2014-10-12 18:59)
ヒカゲチョウの羽根の模様は目玉ですね。
by Silvermac (2014-10-12 20:42)
アオスジアゲハは、千葉にいる間、よく見かけましたよ!
見た事ない蝶だなぁ・・・と思って調べてみたら、
東北あたりが北限で北海道にはいない蝶とか。
by sasasa (2014-10-12 21:09)
今日はオレンジフェイスのクロウリハムシちゃんが好みです。
レース模様を作る達人なんですね。
by barbie (2014-10-12 21:51)
マイマイカブリは、今更ながら首が長いですね。
ボルネオかどこかに、もっとずっと長くて「昆虫の麒麟」のようなのがいましたが。
by アヨアン・イゴカー (2014-10-12 22:38)
昨日はありがとうござました。
ぜふさんとお会いしてみて、あまりのダンディーさに驚きました!
ちょっとブログからイメージする姿と遠かったもので(失礼)
by fullcon (2014-10-13 00:36)
オオカマキリに見つめられて固まっちゃいました(笑)
小さい目って逆に迫力ありますね。
トンボも蝶も美しいブルー♪
by shino* (2014-10-13 00:36)
オオアオイトトンボ、姿態の美しさ
素晴らしいですね、
細い体からの輝き、目を奪われます
by engrid (2014-10-13 09:57)
>リュカさん
足も首も長いです。ほんとに特徴的な昆虫なので有名ですよね。
でも個体数は多くないんです><
カマキリの眼にはあるヒミツがあるんですが、そのお話はまたいつか・・
>Shinさん
素敵な機会をくださって、ほんとにありがとうございました。
なんとアンコール曲だったかもしれなかったんですね!
また今、鳥肌が・・^^
ps 台風の前に出発されてよかったですね、日本を縦断しそうです・・
>g_gさん
オサムシは亜種の多さが特徴です。
それがおもしろさでもあります^^
>mimimomoさん
カマキリの眼はちょっとコワイですが、トンボのめだまはキレイですね。
>yakkoさん
アオスジアゲハは目立つと思いますが、それを見かけないというのはちょっとさびしいですね><
>Silvermacさん
めだま特集記事ではないんですけどね・・^^;
>さささん
これも元は南方系のチョウですね。
でも都会にもたくさんいるようになりました^^
>bはん
レース編み! なるほど^^
農作物もレース編みにするのが玉に瑕です^^;
>アヨアン・イゴカーさん
「昆虫の麒麟」ですか♪ 象はたくさんいますけどね^^
>fullconさん
20年ぶりのオフ会で実はたいへん緊張していました^^;
ネコをかぶっていたので、実はブログのイメージどおりかもしれませんよ^^
それにしても素晴らしい夕べでしたね♪ またぜひよろしくお願いします。
>shino*さん
点のように見えるのは実は・・それはまた今度^^
でも迫力満点なのはたしかですね。威嚇ポーズはまたさらになんですが、
今回はリクエストに応えてくれませんでした^^;
アオスジアゲハのブルーは独特でほんとにネオンのようです♪
>engridさん
オオアオイトトンボは色も形もうつくしいですね。
写真だと大きく見えますが、実物は華奢なので可憐でもあります^^
by ぜふ (2014-10-13 12:37)
一枚目のチョウを 早速
ピカチュウと読んでしまいました
先日は ありがとうございました
楽しい時間でした
また 遊んでくださいまし
by ねこじたん (2014-10-14 08:36)
>ねこじたんさん
ポケモンのモチーフになる虫は登場しますが、ネズミはまだ登場してないかな^^
こちらこそ、ほんとにいい時間を過ごすことができました♪ 感謝。
ブログも楽しみにしています^^
by ぜふ (2014-10-14 20:59)
素敵な一日、良かったですね!*
本当に自然が豊かですね、虫が生き生きしてる。
私もこんな場所、散歩してみたいです。*
by SaraTriennale (2014-10-16 02:36)
オサムシが出す酸っぱいような悪臭?大丈夫でしたか。
舞妓はんに早うお会いしとうどす。
by アサギいろ (2014-10-16 06:32)
>さらさん
前にも書いたと思いますが、ここは種の多様性がとても豊かです^^
散歩するなら案内しますが、パンプスなどではムリです^^;
>アサギいろさん
オサムシは平気なんですが、マイマイは・・・以下自粛^^;
あ、でも元気にしてますよ♪
赤とんぼ記事・・・筆が進まず、悶絶しています^^;
by ぜふ (2014-10-17 07:17)
マイマイカブリはなかなか出会えないですよね。
その前に餌のでんでん虫がいなーい。
by 響 (2014-10-17 21:01)
>響さん
でんでんいません・・ってことなくて、HFにはいっぱいいます^^
でも、ほんとに真昼間にトラップもなしで見つかるとは・・ミラクルでした♪
by ぜふ (2014-10-17 22:06)
ヒカゲチョウという名前でしたか、このコは。子供の頃見た時に、目玉模様が
怖かった、という記憶があります^^;。
マイマイカブリは、よく見かけました。確かに足、速かったですねぇ~。
by sakamono (2014-10-17 22:17)
>sakamonoさん
目玉模様の子はほかにもたくさんいますので、この子かどうかはわかりませんよ。
チョウじゃなくて、ガだったのかもしれません^^
ところで、マイマイをよく見かけるフィールドとは・・夢のようですね♪
by ぜふ (2014-10-17 22:45)
スニーカーで向かいます♫
蝶とトンボ、私も撮ってみたいです**
by SaraTriennale (2014-10-20 21:09)