"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
邂逅の九月 [日記]
2週間前に戻ります。
稲刈りも終わったホームフィールドは人っ子一人いませんでした。
だからでしょうか、森の奥に潜んでいた子が出迎えてくれたようです。

毎年何匹かは見られるのですが、今年はまだ見ていませんでした。
夏の終わりのあいさつに顔を出してくれたのかもしれません。
よかった。会えて。
シオカラトンボやノシメトンボなどのトンボ類、コバネイナゴやショウリョウバッタなどのバッタ類はたくさんいました。
が、ここではその他のちょっと変わった虫を紹介します。
まずはカメムシの幼虫です。

この幼虫ははじめて見たのですが、特徴的な色彩なので、見た瞬間にピンときました。
以前紹介したことがありますが、親はこの子です。

熱帯系の昆虫ならめずらしくもない色合いでしょうけど、日本の昆虫ではまさに”異色”です。
色もステキですが、まるで、ニーハイソックスをはいたようなスラリとした美脚も魅力的な昆虫です。
それともう一匹だけ。これは何でしょう?

葉っぱの切れ端かゴミのようにも見えますが、虫なんです。
正解のアップ写真をお見せしたいところですが、この子の自然状態のアップ写真を撮るのは至難のワザが必要。
細くて、小さくて、少しの風でゆらゆらしてピントが合わないからです。
なので名前だけ。
正解はオナガグモ。
右側が頭、左に伸びているのが胴体です。 尾が長いわけではなく、長い胴体がしっぽのように見えるから。

さて、冒頭のカブトムシが象徴するように、今月は色々な出会いがありました。
前々記事に書いた、講演会。
企画展のイベントのひとつとして、「インターネット図鑑の世界」と銘打って開催されました。
数年前から通い始め昆虫熱の再燃のきっかけとなった、房総フィールドミュージアムでお世話になった、中央博物館の学芸員のOさんとSさんに久しぶりにお会いすることができました。

一番楽しみにしていたのは、この講演。

登壇された「昆虫エクスプローラ」の管理人、川邊さんにご挨拶することができました。
今年7月に発売された、リアル昆虫エクスプローラ「昆虫探検図鑑1600」を記念に購入。

講演会が終わって会場の出口から地上へあがる階段をのぼっていると、途中で見慣れない子がいました。

川邊氏にご挨拶がてらメールしたついでに、同定確認もお願いしてしまいました。
間違いないとのことでした。

新しく出会い、家にお迎えした昆虫もいます。
まずはこの子。

体はアメンボ、顔はカメムシに似ています。 (アメンボもカメムシの仲間ですが)
とてもおとなしい。

それから、この子たちも元気で生きています。

それと、インセクトフェアで見つけた子たち。

この子たちに関するレポートは書き終わったので、里子に出す予定です。
それまで大事に飼育せねば。(かえって緊張)

インセクトフェアといえば・・休憩がてらの昼食会でもステキな出会いがありました。
詳細はここでは割愛しないといけませんが、あるミュージシャンの方と虫談義をすることができました。
お会いした翌日の9月24日に発売されたニューアルバムを記念に購入。

とても昆虫愛にあふれた方で、とてもパフォーマンス中のイメージからは想像できない物静かで気さくな方でした。
オトナになってから昆虫熱が再噴火したんです、と共感し合えたこともうれしかった。
実は一昨日、あまりにいい天気だったので、カモガワに行ってきました。
いつもの「まんぼう」にも寄って、マスターとも再会しました。
翌日から出すという新メニューを試食しました。

それでなくてもツルツルシコシコの麺にラー油が絡むと、のど越しの良さが倍増します。
辛さは控えめ。 でも、おいしいからと、スープをごくごく飲んだらさすがにむせました・・
今日の湯加減

稲刈りも終わったホームフィールドは人っ子一人いませんでした。
だからでしょうか、森の奥に潜んでいた子が出迎えてくれたようです。

毎年何匹かは見られるのですが、今年はまだ見ていませんでした。
夏の終わりのあいさつに顔を出してくれたのかもしれません。
よかった。会えて。
シオカラトンボやノシメトンボなどのトンボ類、コバネイナゴやショウリョウバッタなどのバッタ類はたくさんいました。
が、ここではその他のちょっと変わった虫を紹介します。
まずはカメムシの幼虫です。

この幼虫ははじめて見たのですが、特徴的な色彩なので、見た瞬間にピンときました。
以前紹介したことがありますが、親はこの子です。

キバラヘリカメムシ (カメムシ科)
熱帯系の昆虫ならめずらしくもない色合いでしょうけど、日本の昆虫ではまさに”異色”です。
色もステキですが、まるで、ニーハイソックスをはいたようなスラリとした美脚も魅力的な昆虫です。
それともう一匹だけ。これは何でしょう?

葉っぱの切れ端かゴミのようにも見えますが、虫なんです。
正解のアップ写真をお見せしたいところですが、この子の自然状態のアップ写真を撮るのは至難のワザが必要。
細くて、小さくて、少しの風でゆらゆらしてピントが合わないからです。
なので名前だけ。
正解はオナガグモ。
右側が頭、左に伸びているのが胴体です。 尾が長いわけではなく、長い胴体がしっぽのように見えるから。

さて、冒頭のカブトムシが象徴するように、今月は色々な出会いがありました。
前々記事に書いた、講演会。
企画展のイベントのひとつとして、「インターネット図鑑の世界」と銘打って開催されました。
数年前から通い始め昆虫熱の再燃のきっかけとなった、房総フィールドミュージアムでお世話になった、中央博物館の学芸員のOさんとSさんに久しぶりにお会いすることができました。

一番楽しみにしていたのは、この講演。

登壇された「昆虫エクスプローラ」の管理人、川邊さんにご挨拶することができました。
今年7月に発売された、リアル昆虫エクスプローラ「昆虫探検図鑑1600」を記念に購入。

講演会が終わって会場の出口から地上へあがる階段をのぼっていると、途中で見慣れない子がいました。

ゴモクムシダマシ (ゴミムシダマシ科)
川邊氏にご挨拶がてらメールしたついでに、同定確認もお願いしてしまいました。
間違いないとのことでした。

新しく出会い、家にお迎えした昆虫もいます。
まずはこの子。

ミズカマキリ (タイコウチ科)
体はアメンボ、顔はカメムシに似ています。 (アメンボもカメムシの仲間ですが)
とてもおとなしい。

それから、この子たちも元気で生きています。

オオクワガタ (添い寝中)
それと、インセクトフェアで見つけた子たち。

ハンミョウ (オサムシ科)
この子たちに関するレポートは書き終わったので、里子に出す予定です。
それまで大事に飼育せねば。(かえって緊張)

インセクトフェアといえば・・休憩がてらの昼食会でもステキな出会いがありました。
詳細はここでは割愛しないといけませんが、あるミュージシャンの方と虫談義をすることができました。
お会いした翌日の9月24日に発売されたニューアルバムを記念に購入。

ザ・クロマニヨンズ 「GUMBO INFERNO」
とても昆虫愛にあふれた方で、とてもパフォーマンス中のイメージからは想像できない物静かで気さくな方でした。
オトナになってから昆虫熱が再噴火したんです、と共感し合えたこともうれしかった。
オマケ
実は一昨日、あまりにいい天気だったので、カモガワに行ってきました。
いつもの「まんぼう」にも寄って、マスターとも再会しました。
翌日から出すという新メニューを試食しました。

担々麺 (850円)
それでなくてもツルツルシコシコの麺にラー油が絡むと、のど越しの良さが倍増します。
辛さは控えめ。 でも、おいしいからと、スープをごくごく飲んだらさすがにむせました・・
今日の湯加減
ほんとうにこの一週間はさまざまな出会いがありました。
人と人との出会いは偶然ではなく必然だともいいますが、とてもうれしい"必然"の連続でした。
もう一種類、お招きする予定だった昆虫と昨日対面しましたが、上記の通り家族が増殖しすぎのため断念することにしました。
ミズカマキリと同じ水生昆虫のガムシのペア。
ゲンゴロウのような体つきをしていますが、草食性でとてもキュート。
この子たちは別の里親さんとこれから必然の出会いをすることになる予定です。

"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
オナガグモ??
初めて見ました−。蜘蛛に見えないです(@@
最初、ナナフシの仲間なのかと思いました。
オオクワガタのオス、ひっくり返って寝てるのですね(笑)
曼珠沙華・・・見に行ったら全部見事に枯れてました(T0T
蝶々もいなくて残念です;;
by リュカ (2014-09-28 21:28)
毒蜘蛛、毒蚊、危険な昆虫も多いですね。
by Silvermac (2014-09-29 05:58)
>Silvermacさん
毒蚊はいないと思います。
問題なっているデング熱に関していえば、ウイルスをうつされたのは蚊の方です。
ヒトスジシマカなどはもともとこのウイルスを持っていませんが、ウイルスを持っているニンゲンの血を吸って感染するのです。
感染した蚊は危険といえるかもしれませんが、あくまで媒介者なのです。
by ぜふ (2014-09-29 07:00)
堂々たるお出迎え、どっきりうれしい
カメムシ、幼虫の頃からおしゃれな色彩ですね
アメンボも、カメムシの仲間なんですね、、
同じ昆虫熱に熱い方との出会いもまたサプライズでしたね
by engrid (2014-09-29 08:34)
お早うございます。
オナガグモ ミズカマキリ 初めて知りました。
カメムシは幼虫時代からオシャレですね。
by yakko (2014-09-29 08:38)
オナガグモ、名前初めて知りました。一本の棒のように隠れた積りになっている?現物は何度も遭遇していますが。
アメンボがカメムシの仲間とは、驚きです。
それにしても「同定確認」してくださる方がいると、観察も楽しくなりますね。
私は苔に興味がありますが、何しろ見るもの見るもの全然同定できないので空しくなってくるのであります。
by アヨアン・イゴカー (2014-09-29 08:56)
おはようございます^^
カメムシって結構好きです。って庭には欲しくないですが^^ 見るのは好き、綺麗だものね。
ナナフシみたいな(節はないけれど)蜘蛛がいるのですね(@@
昆虫エクスプローラ、わたくしもお世話になっていますよ~w^^
by mimimomo (2014-09-29 09:03)
僕なんかカブトムシ10年以上見つけておりません。
小学生の頃は毎朝早く起きてカブト、クワガタ探しに行きました。
なんか懐かしなぁ~^^
by aidesu (2014-09-29 12:31)
オナガグモ、珍しい蜘蛛もいるものですね。
昆虫の世界はバラエティに富んでいて面白いですね♪(^~^;
by 路渡カッパ (2014-09-29 16:39)
ナナフシかと思いきやオナガグモとは・・・
見たことあるのかな?いや無いと思う
この世界難しい・・・・・・・・・・・
by g_g (2014-09-29 18:48)
オオクワガタがひっくり返って寝てるのにビックラΣ(・□・;)
知らなかったら死んじゃってる〜って泣けてきそうです(;д;)
先週、まんぼうの前を通りましたがランチ食べた後で…またまた宿題になりました(^^;;
by るぐっちぃ (2014-09-29 19:15)
>リュカさん
枯れてましたか・・ザンネン、お彼岸も明けましたからね・・
オオクワは木の裏側に潜んでいるのでこんな恰好に^^
>engridさん
いろいろなドッキリがありました♪ うれしいドッキリばかりでした^^
特に昆虫熱再燃の出会いは一生の思い出です♪
>yakkoさん
ミズカマキリはまだしも、オナガグモは初見ですか?
きっと身近にいるのではないかと思いますよ^^
>アヨアン・イゴカーさん
同定依頼は今回特別です^^ 心強いことに変わりはありませんが。
苔ですか、それはまたおもしろいものに興味をお持ちですね^^
>mimimomoさん
カメムシは見る分にはとても面白い虫ですね^^
昆虫エクスプローラは毎日のようにお世話になっています。
>aidesuさん
チバ市はまだいますよ。 N田市もまだいっぱいいると思います。
来シーズンあたり、採集に行かれては? あ、撮影もいいかも^^
>路渡カッパさん
こんなにオナガグモに対して反応があるとは想定していませんでした^^
クモは他にも面白い生態の種がたくさんいますよ♪
>g_gさん
見逃しているだけだと思いますよ。 次回の山散歩できっと^^
>るぐっちいさん
まんぼうは不滅ですので、また次の機会に行ってみてください。
味は保証します!^^ 担々麺といえば○浦ですが、カモガワ担々麺も負けてないですよ!
オオクワはいつも仲良く添い寝しています♪
by ぜふ (2014-09-29 23:18)
流行のニーハイですね(笑)
カメムシは嫌いではないですが、高速道路を走っててシールドにカーンって当たったかと思ったら潰れたのか強烈な匂いが(笑)
高速道路上で走りながらヘルメットを脱ぐわけにもいかず、カメムシが恨めしかったです(笑)
by barbie (2014-09-30 23:55)
>barbieさん
はやってるんですか?しりまへんでした^^;
カメムシくんはワザとじゃないと思うので勘弁してあげてください^^
by ぜふ (2014-10-01 07:22)
そういえば今年は、カブトムシをみていないなぁ
by masao。 (2014-10-02 05:31)
>masao。さん
お店やイベントでは必ずといっていいくらいお目にかかりますけどね^^;
やっぱりワイルドはいいです。
by ぜふ (2014-10-04 09:43)
幼虫というと、芋虫、毛虫のような形だとばかり思っていました。
このカメムシのように、成虫をそのまま小さくしたような幼虫も
いるのですね。
by sakamono (2014-10-04 10:02)
>sakamonoさん
カマキリやバッタ類もそうですね。
以前、”変態”についても書きましたので参考まで。
http://floralmoon.blog.so-net.ne.jp/2013-09-29
by ぜふ (2014-10-04 11:37)
カメムシの幼虫たちが可愛らしいですね(^_^)
by sasasa (2014-10-04 22:23)
>さささん
なかなかカワイイいでたちです♪
by ぜふ (2014-10-05 15:44)