"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
採集会の昆虫アルバム(1) [ファーブル会]
7月の採集会の記録として。
場所は山梨県某市。採集会の開催地として20年くらい通い続けている場所とのことです。
カブトムシやクワガタをはじめ、さまざまな昆虫が観察・採集できるポイントがあちこちにあり、
明るい森や林が多く、クヌギやコナラなど植生もよいエリアです。

扉の写真は2日目に撮ったミヤマカミキリです。
初日、メインのポイントへ行く前に軽くウォーミングアップということで、日野春遊歩道を散策することに。
少しさびれた遊歩道ですが、小川に沿っているので、草の生い茂った藪でもこんな子がいました。

このトンボを撮るために藪漕ぎしていて周りにいた虫たち。

この子たちは周りに大勢いましたが、近寄るとみなポロポロと地面に落っこちていきました。

どことなく小粋な風情の涼しげなバッタの子ですが、足の長さだけはオトナです。
これも足長ですが、体長は5ミリくらいしかないので蚊よりも小さい。

それと、まだ染めやらぬアカトンボ。

この他にもミヤマカミキリやヒカゲチョウ、キタテハなどたくさんの虫たちに会えましたが一旦宿へ。

今度は参加者全員でクワガタのポイントへ出かけました。
みなが一所懸命に木をキックしている間、こちらは林の中を探虫してまわりました。
するとさっそく。

昨年チバの山の中で見て以来。 その時見たのはメスだったと思い出す・・

ハルゼミかと思いましたが、よく見ると腹端が白かった。

Tさんが見つけてくれました。 宿に連れて帰ったのですが、いつの間にか逃げられました。

この子も連れて帰ろうかと思いましたが、タッパーが足りなくてそのままにしました。

なぜ、タッパーが足りなくなったかというと、(キノコ狩りをしたからではありません)
実は時間が前後しますが、ホソカミキリを捕まえる前にこの子たちに出くわしていたからです。

オオムラサキ ♀、カナブン、アオカナブン、そしてカブトムシが樹液に集まっていました。
網を持っていないので、アオカナブンとカブトムシを参加者の子供たちのオミヤゲにしました。
ところで、本隊の方もまずまずの成果を収めていました。

ザンネンながらミヤマクワガタは採れなかったようですが、ノコギリは大きいのがいくつか採れたようでした。

オオムラサキは採集会の夜の部のライトトラップにも来てくれました。

手乗りもしてくれました。

今回、蛾以外で一番たくさん集まった昆虫はこのカミキリムシでした。

比較的めずらしいカミキリらしいですが、あまりにいっぱいいたので途中から子供たちの興味もなくなりました。
めずらしい虫も飛んできてくれました。

カマキリそっくりのカマを持っていますが、アミメカゲロウ目でカゲロウの仲間です。
でも意外に飛翔能力が高い。 カマキリよりも速く高く飛びます。
そんなところで1回目は終了です。
結局、雨は降ったのですが、寝ている間だけだったという、幸運に恵まれた採集会でした。
この虫は昆虫があまり得意でない方にも結構人気があるので・・

翌日、扉の写真を撮った場所のそばにいました。
今日の湯加減
場所は山梨県某市。採集会の開催地として20年くらい通い続けている場所とのことです。
カブトムシやクワガタをはじめ、さまざまな昆虫が観察・採集できるポイントがあちこちにあり、
明るい森や林が多く、クヌギやコナラなど植生もよいエリアです。

扉の写真は2日目に撮ったミヤマカミキリです。
初日、メインのポイントへ行く前に軽くウォーミングアップということで、日野春遊歩道を散策することに。
少しさびれた遊歩道ですが、小川に沿っているので、草の生い茂った藪でもこんな子がいました。

アオハダトンボ ♂ (カワトンボ科)
このトンボを撮るために藪漕ぎしていて周りにいた虫たち。

コフキゾウムシ のペア (ゾウムシ科)
この子たちは周りに大勢いましたが、近寄るとみなポロポロと地面に落っこちていきました。

アシグロツユムシ の幼虫 (ツユムシ科)
どことなく小粋な風情の涼しげなバッタの子ですが、足の長さだけはオトナです。
これも足長ですが、体長は5ミリくらいしかないので蚊よりも小さい。

アシナガバエ の仲間 (アシナガバエ科)
それと、まだ染めやらぬアカトンボ。

ナツアカネ (トンボ科)
この他にもミヤマカミキリやヒカゲチョウ、キタテハなどたくさんの虫たちに会えましたが一旦宿へ。

今度は参加者全員でクワガタのポイントへ出かけました。
みなが一所懸命に木をキックしている間、こちらは林の中を探虫してまわりました。
するとさっそく。

コシボソヤンマ ♂ (ヤンマ科)
昨年チバの山の中で見て以来。 その時見たのはメスだったと思い出す・・

ヒグラシ (セミ科)
ハルゼミかと思いましたが、よく見ると腹端が白かった。

ホソカミキリ (カミキリムシ科)
Tさんが見つけてくれました。 宿に連れて帰ったのですが、いつの間にか逃げられました。

オオスジコガネ (コガネムシ科)
この子も連れて帰ろうかと思いましたが、タッパーが足りなくてそのままにしました。

なぜ、タッパーが足りなくなったかというと、(キノコ狩りをしたからではありません)
実は時間が前後しますが、ホソカミキリを捕まえる前にこの子たちに出くわしていたからです。

オオムラサキ ♀、カナブン、アオカナブン、そしてカブトムシが樹液に集まっていました。
網を持っていないので、アオカナブンとカブトムシを参加者の子供たちのオミヤゲにしました。
ところで、本隊の方もまずまずの成果を収めていました。

ノコギリクワガタ ♂ (クワガタムシ科)
ザンネンながらミヤマクワガタは採れなかったようですが、ノコギリは大きいのがいくつか採れたようでした。

オオムラサキは採集会の夜の部のライトトラップにも来てくれました。

オオムラサキ ♂ (タテハチョウ科)
手乗りもしてくれました。

今回、蛾以外で一番たくさん集まった昆虫はこのカミキリムシでした。

アカアシオオアオカミキリ (カミキリムシ科)
比較的めずらしいカミキリらしいですが、あまりにいっぱいいたので途中から子供たちの興味もなくなりました。
めずらしい虫も飛んできてくれました。

ヒメカマキリモドキ (キカマキリモドキ科)
カマキリそっくりのカマを持っていますが、アミメカゲロウ目でカゲロウの仲間です。
でも意外に飛翔能力が高い。 カマキリよりも速く高く飛びます。
そんなところで1回目は終了です。
結局、雨は降ったのですが、寝ている間だけだったという、幸運に恵まれた採集会でした。
オマケ
この虫は昆虫があまり得意でない方にも結構人気があるので・・

エサキモンキツノカメムシ (カメムシ科)
翌日、扉の写真を撮った場所のそばにいました。
今日の湯加減
夏休みがとれません。 正確にいうと取りそびれています。
今年は去年ほどの猛暑でないこともあり、いつもの夏バテもなんとかならずにいますが、
もう一回熱波がくればきっとやられてしまうと確信するほど、ギリギリの状態です。
こういう夏の採集会も暑さ対策はもちろん大事で、水分補給は欠かせません。
特に宿に引き上げて、風呂上りに皆で飲むビールはいくらでも飲めるんじゃないかと思うほど。
とめどなくなるのですが、それが夏バテの原因でもあるんですよね。。
さて、今日はこれからまた会議です。緊急招集なのですが良い方向に進みつつあるので頑張らねば。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
>ヒメカマキリモドキ
珍しいですね。それにしても、蟷螂に似た鎌の蜉蝣ですね。
昆虫は本当にいくらでも面白いものが沢山いそうです。
by アヨアン・イゴカー (2014-08-09 23:31)
おはようございます^^
沢山の昆虫に出会えましたね~ やはりわたくしはオオムラサキに会いたい^^
お仕事お疲れ様です。疲れたあとのビールは美味しいでしょうが、体には毒ですよ^^
by mimimomo (2014-08-10 06:45)
アカアシオオアオカミキリ、赤なのか青なのか?このネーミング
笑ってしまいました。しかし凄くめずらしい(アタシにとってはですが)
虫たちのオンパレードで、素晴らしい観察会だなとほれぼれ。
オオムラサキは生で見たことがなく、憧れの蝶です。しかも指乗せ!
最後のカメムシは綺麗ですね。こんなマークの子見たことありません。
コフキゾウムシもいまだ未見。ここで見せてもらってありがたいです。
お体大切になさってくださいね。
by miya_gon (2014-08-10 08:30)
お早うございます。
カミキリムシは悪さをすると聞きましたが全てがそうなんでしょうか?
初めてカミキリムシを見たときは感激しましたが。。。
珍しい虫たちを見せていただきました。ゾウムシはエイリアンみたいです。オオムラサキは本物を見たことがありません。綺麗ですね〜(^_^)
by yakko (2014-08-10 08:41)
> アヨアン・イゴカーさん
この虫もそうですが、アミメカゲロウ目は特殊なものが多いですね。
昆虫の世界に果ては見えません^^
>mimimomoさん
オムラサキは高原性ではないので、行かれる山にはなかなかいないかもですね。
たまに低山の森林浴はいかがですか?^^
>miya_gonさん
まず、アオカミキリという虫がいます。
その中で大きいのがオオアオカミキリ。
その中で足が赤いのがこの子ということでしょうね。
コフキゾウムシはそこいらの原っぱや公園にいると思います。
数ミリしかない小さな虫なので見つけにくいだけかな?と。
>yakkoさん
すべてではないですね。
ハナカミキリの仲間のように木材を食べない種類はまず無害でしょう。
松枯れ病の原因とされるマツノマダラカミキリも媒介者で、
カミキリ虫が病原ではなく、マツノザイセンチュウが病原体です。
オオムラサキはやはり存在感があり、子供たちにも人気ですね♪
by ぜふ (2014-08-10 09:06)
昨夜のテレビでマダガスカルに住む日本人昆虫学者を覧ました。
by Silvermac (2014-08-10 09:15)
ひぐらしの声を、聞きたいです
山に行きたいな、、そんなこと思いながら見ています
まだ染まらぬとんぼ、秋はまだ少し先かしら
by engrid (2014-08-10 09:41)
聞いたことがない虫さんたちをたくさん撮られましたね
最近虫たちにも目を向けるようになりましたがいかんせん
名前がわからないとカメラを向ける回数も減ってくるようです。
by g_g (2014-08-10 10:53)
1枚目の写真、いいですね〜
先日、孫が「カブトムシが欲しい」といわれ
採りに行こうかと思いましたが 暑いので
お店へ〜
by lucky13 (2014-08-10 11:45)
子供の頃、日吉に住んでいたのですが田んぼ有り、池有り、山有り
で自分だけが知っているクワガタやカブトムシの集まるクヌギの木
があったのですが、さすがにもう無いだろうな・・・
by ごろすけ (2014-08-10 11:48)
暑いですけれど、充実してますね^^
私も、一枚目、とても好きです
カメムシ、私はあまりくさいと思わないのだけれど
人気ないですよね、
まぁ。わんこの肉球フェチの私は、なんでも
たいてい大丈夫なんですけど(笑)
でも、一番下のこのこは、背中にハートしょって
可愛らしいです^^
お仕事もお忙しそうですけれど
暑さ、乗り切ってください~!
by ☆marilyn (2014-08-10 17:12)
立派なノコちゃんが捕れましたね。
灯火採集にミヤマが来てくれればよかったのでしょうが
すごく楽しそうです。
by masao。 (2014-08-10 18:04)
昨日、台風の中、お墓参りに行ったのですが、ちょうそお墓を後にしようと振り返ったら七色に光る羽のある虫が私の方に飛んできました。上の写真のアシナガバエみたいな色です。
雨が降ってなかったら写真を撮れたのですがとっさの出来事で(^^;)。帰ろうとした私をご先祖様が追ってきて何か言いたかったのかなぁ。
雨の中で虫が飛ぶのって珍しいからそう思ったわけでして。
by barbie (2014-08-10 20:16)
オオムラサキは、以前切手にもなっていたのを覚えてます。
美しいですよね。
by sasasa (2014-08-10 22:52)
お忙しそうですね。確かに暑いのでビールがすすむ、ついつい、飲みすぎて・・・よけいに疲れる ^^; 負のスパイラルかもしれませんね。
でも、暑いから、また飲んでしまいます 笑
山梨の某市、たくさんの昆虫たちがいるのですね。収穫が多くてよかったです。 ^^v
そう言えば、子供の頃、この時期にノコギリクワガタをよく捕りに行きました。やっぱり一番欲しかった昆虫でした。カブトムシよりもクワガタが好きだったな ^^v
by moz (2014-08-11 19:29)
>Silvermacさん
だれでしょう?
>engridさん
夕暮れ時にきくヒグラシの声は涼しげですよね。
ナツアカネは夏に赤くなるのですが・・^^;
>g_gさん
その場で見ただけでは同定できないもの多いですよ。
>lucky13さん
一枚目は雑誌の表紙チックにしてみみました♪
ところで、そこはがんばって森に行ってほしかったです^^
でも猛暑日はキケンですからね。
>ごろすけさん
日吉あたりも昔は田園地帯だったんですね。
川崎市でもまだクワガタ採れるところがあるようですし、まだあるかもですよ^^
> ☆marilynさん
なかなかお逞しいようで^^ すばらしいです。
さすがに肉球のある昆虫はいないかもしれませんが・・^^;
なんとか夏を乗り切りたいです!
>masao。さん
ミヤマは少なくなりましたね・・
小さい子にキックはムリなので、若い子かオトナが蹴っていましたが、
それも楽しんでましたね^^
>barbieさん
それはもしやタマムシでは??
周りに材木などなかったですか?
カメラ持ってたとしても写らなかったりして・・^^
>さささん
なにせ国蝶ですからね^^
北海道にもいますよね。
>mozさん
某市は最高です♪ クワガタいっぱいいて。
虫も多いですが、最近はサルやシカも増えているようですが・・
ビールがおいしい季節ですが、夏バテ5秒前です^^;
by ぜふ (2014-08-11 21:23)
虫って綺麗な色してるものも多いですね。
そういう虫は、やっぱり見てる世界もこんなふうに綺麗な色なのかなー。
クワガタは見るとテンションあがります(笑)
渋くてカッコ良い!!!
by リュカ (2014-08-12 14:37)
うわぁ。。 いるところにはいるもんですね~
最後のカメムシ君だけは先日撮りましたが。
あと、ヒグラシ、近くでいっぱい鳴いてるけどどこにいるのやらさっぱりわかりません。^^;
by Nyandam (2014-08-12 23:14)
>リュカさん
色を識別できる昆虫は・・・いるのかな?
でも識別できなくても、その色になるのは合理的な理由が必ずありますね。
クワガタに反応するとは、さすがっ^^
>Nyandamさん
エサキモンキいましたか。 見つけると撮りたくなる虫です^^
ヒグラシは近づくと鳴くのやめるから・・でも少し遠くに聞こえるほうがいいですね♪
by ぜふ (2014-08-13 20:58)
カミキリの種類がいっぱい見れて良いところですね。
カミキリモドキにはビックリ!
見つけてみたいです。
by 響 (2014-08-14 02:59)
こうして見ると、ハエもキレイですね^^。
そしてノコギリクワガタは、やっぱりフォルムが美しい。
子供の頃、一番好きでした。なかなか捕れなかったけど。
by sakamono (2014-08-14 22:44)
>響さん
こういうところはいつまでもこのままであって欲しいと思います。
あ、カミキリモドキじゃなくて、カマキリモドキです。まぎらわしいですね^^;
>sakamonoさん
アシナガバエの仲間はほんとにキレイですよ。毛深くなくて^^
ノコはまだたくさんいてくれました♪ 子どもたちも満足げでした。
by ぜふ (2014-08-16 10:04)