"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
Biodiversity [生物]
あらためて、今年もよろしくお願いします。このブログも6年目に突入です。

突然ですが、ブロガーのみなさんは何のためにブログを書いていますか?
冬になると、特に寒の入りを過ぎると、お決まりのように書くグチですが、
昆虫と同じく、変温動物なのではないかと自らをいぶかるほど、活性が低下します。
低下するというより、ブログネタが枯渇すると同期するように活性が底を突きます。
ブログを書くために昆虫や生き物の写真を撮っているわけではないのですが、
「でかけないとブログが書けないよ」と自己脅迫くらいしないと、晴れていても外に出る気がおきません。寒いと。。
さて、現在、F会でもっとも活性の高い命題なのですが、今さらながら無知さに気づいて最近お勉強していることがあります。
それは”生物多様性”という問題(課題)です。
生物多様性とは3つの多様性を指していることすら知らなくてガクゼンとしましたが、聞けばナットクです。
生物多様性とは、
1.生態系の多様性
2.種の多様性
3.遺伝子の多様性
を指すのだそうです。
しかしこれでも狭義の生物多様性で、広義には文字通りもっと広い意味があるのだそうです。
(とても説明できないので、興味のある方はお勉強してみてください)
ともかく、普通の方は「いろんな生き物がいる」という理解で、生物多様性=種の多様性 だと思っているのではと。
でもよく考えると、遺伝子の多様性がないといわゆる血が濃くなる状態になって種のためにはよくないですよね。
また、生態系も多様でないと種の多様性も高くならないでしょう。
幸い、今の地球は氷河期ではないので、熱帯から寒帯まで、深海から高山までさまざまな生態系があります。
密林からサバンナまでも生態系といえるでしょうけど、砂漠や都会はどうでしょうかね・・
(”東京砂漠”とか”コンクリートジャングル”とか古い流行語もありますが)
とにかく地球規模で考えなくてはならない課題ですが、一人の人間が地球規模で活動することはなかなか困難なので、ここは、
Think Global, Act Local .
で行きたいと思います。

さて、例によってチバの地図を開いてぼんやりと眺めていたのですが、どうもピンと来ない。
南房総方面はピンと来るところが山ほどあるはずなのに、先のイイワケのとおり、活性の低さゆえ遠い場所のページに目が行かない。
それでも1時間ちかくにらめっこしていたら、印西市のとある”里”が目につきました。
わざわざ○○の里と地図に書いてあるところは少ないので、やっとピンと来たのでした。
が、結果は、行ってみたら”里”はなくなっていました。代わりに道路ができていました。
まあ、想定内でしたし、印西市はまだまだ田園地帯の多い土地ですから、嘆くほどのことではないので、
最寄りの田んぼに行ってみることに。
まずは田んぼの周辺に点在する里山の林縁をしばらく歩いてみましたが、目に付く昆虫は皆無。
落ち葉をひっくり返したり、木の皮をはいでみたりすれば少しはいるでしょうけど、ターゲットを決めているわけではないのでやめました。
(人里離れた農道や林道で、ひとりで土をひっくり返していると、完全に不審者になるというのが本音ですが)
ということで、虫はあきらめて、花を探すことにして、林縁を離れて田んぼの畦を散策しました。
陽の当たる明るい場所を腰をかがめて探すと、見つけました。

これでも一応咲いているんですよね。

それからこの花も極僅かぽつぽつと咲いていました。

この花だけ見ていると春が来たような気持ちになりますが、この花も咲いているとは。

ですよね?・・だと思います。
”種漬花”と書いて、モミを水に漬けて苗を育てはじめる頃に咲くことが名前の由来の花ですね。
(あとで調べたら3種とも越年草ということでなっとくしました)
やっぱり、真冬の生物多様性観察はなかなかむずかしいですが、植物も生物なので・・・
こんなところでそそくさと退散したのですが、帰路は大渋滞に巻き込まれて乗用車の多様性をじっくり観察しました。。
実はこの記事、一年前の記事を下書きにして編集しています。
去年もこの写真を載せました。

これは田んぼではありません。
休耕田の中で、湧き水がでている場所に畝を作って水が溜まるようにしたものです。
アカガエルの産卵場所なのです。
湧き水はあたたかいので、来月になると母ガエルが産みに来るはずです。
それから、やっと昆虫をみつけました。
このブログではすでに常連さんですが。

西向きの林縁のアオキの葉の裏につかまっていました。西向きですが陽の当たる場所です。

触角を翅の中にしっかりしまって、完全な越冬態勢です。
今日の湯加減
なんだかエラソーなことを書いてしまったようにも思いますが・・勉強途中のメモなのでご容赦を。

ノグチナガゴミムシ (オサムシ科)
突然ですが、ブロガーのみなさんは何のためにブログを書いていますか?
冬になると、特に寒の入りを過ぎると、お決まりのように書くグチですが、
昆虫と同じく、変温動物なのではないかと自らをいぶかるほど、活性が低下します。
低下するというより、ブログネタが枯渇すると同期するように活性が底を突きます。
ブログを書くために昆虫や生き物の写真を撮っているわけではないのですが、
「でかけないとブログが書けないよ」と自己脅迫くらいしないと、晴れていても外に出る気がおきません。寒いと。。
さて、現在、F会でもっとも活性の高い命題なのですが、今さらながら無知さに気づいて最近お勉強していることがあります。
それは”生物多様性”という問題(課題)です。
生物多様性とは3つの多様性を指していることすら知らなくてガクゼンとしましたが、聞けばナットクです。
生物多様性とは、
1.生態系の多様性
2.種の多様性
3.遺伝子の多様性
を指すのだそうです。
しかしこれでも狭義の生物多様性で、広義には文字通りもっと広い意味があるのだそうです。
(とても説明できないので、興味のある方はお勉強してみてください)
ともかく、普通の方は「いろんな生き物がいる」という理解で、生物多様性=種の多様性 だと思っているのではと。
でもよく考えると、遺伝子の多様性がないといわゆる血が濃くなる状態になって種のためにはよくないですよね。
また、生態系も多様でないと種の多様性も高くならないでしょう。
幸い、今の地球は氷河期ではないので、熱帯から寒帯まで、深海から高山までさまざまな生態系があります。
密林からサバンナまでも生態系といえるでしょうけど、砂漠や都会はどうでしょうかね・・
(”東京砂漠”とか”コンクリートジャングル”とか古い流行語もありますが)
とにかく地球規模で考えなくてはならない課題ですが、一人の人間が地球規模で活動することはなかなか困難なので、ここは、
Think Global, Act Local .
で行きたいと思います。

さて、例によってチバの地図を開いてぼんやりと眺めていたのですが、どうもピンと来ない。
南房総方面はピンと来るところが山ほどあるはずなのに、先のイイワケのとおり、活性の低さゆえ遠い場所のページに目が行かない。
それでも1時間ちかくにらめっこしていたら、印西市のとある”里”が目につきました。
わざわざ○○の里と地図に書いてあるところは少ないので、やっとピンと来たのでした。
が、結果は、行ってみたら”里”はなくなっていました。代わりに道路ができていました。
まあ、想定内でしたし、印西市はまだまだ田園地帯の多い土地ですから、嘆くほどのことではないので、
最寄りの田んぼに行ってみることに。
まずは田んぼの周辺に点在する里山の林縁をしばらく歩いてみましたが、目に付く昆虫は皆無。
落ち葉をひっくり返したり、木の皮をはいでみたりすれば少しはいるでしょうけど、ターゲットを決めているわけではないのでやめました。
(人里離れた農道や林道で、ひとりで土をひっくり返していると、完全に不審者になるというのが本音ですが)
ということで、虫はあきらめて、花を探すことにして、林縁を離れて田んぼの畦を散策しました。
陽の当たる明るい場所を腰をかがめて探すと、見つけました。

ノボロギク
これでも一応咲いているんですよね。

それからこの花も極僅かぽつぽつと咲いていました。

ヒメオドリコソウ
この花だけ見ていると春が来たような気持ちになりますが、この花も咲いているとは。

タネツケバナ
ですよね?・・だと思います。
”種漬花”と書いて、モミを水に漬けて苗を育てはじめる頃に咲くことが名前の由来の花ですね。
(あとで調べたら3種とも越年草ということでなっとくしました)
やっぱり、真冬の生物多様性観察はなかなかむずかしいですが、植物も生物なので・・・
こんなところでそそくさと退散したのですが、帰路は大渋滞に巻き込まれて乗用車の多様性をじっくり観察しました。。
オマケ (今日のホームフィールド)
実はこの記事、一年前の記事を下書きにして編集しています。
去年もこの写真を載せました。

これは田んぼではありません。
休耕田の中で、湧き水がでている場所に畝を作って水が溜まるようにしたものです。
アカガエルの産卵場所なのです。
湧き水はあたたかいので、来月になると母ガエルが産みに来るはずです。
それから、やっと昆虫をみつけました。
このブログではすでに常連さんですが。

ウラギンシジミ
西向きの林縁のアオキの葉の裏につかまっていました。西向きですが陽の当たる場所です。

触角を翅の中にしっかりしまって、完全な越冬態勢です。
今日の湯加減
”生態系を守ろう”とか”自然を大切に”とよく耳にします。
前者は上述のとおり、生物多様性のためにいろんな生態系を保全しようということですね。
田んぼ(谷津田や谷戸)や里山や里地もひとつの生態系でしょう。
日本の里山・里地にはさまざまな動植物がいて、種の多様性がとても高い生態系です。
でもこれらはニンゲンの営みのために作られたものなので、いわゆる”自然”ではありません。
じゃあ、”自然を守ろう”、”自然に触れよう”などというときの自然とは何なのでしょうか。
ニンゲンも生物のひとつと捉えるかどうかですが、自然=生物とおきかえてはどうでしょうか。
”(ニンゲンも含めて)生物を大切に”
なんだかエラソーなことを書いてしまったようにも思いますが・・勉強途中のメモなのでご容赦を。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
あっ!と言う間に大好きな春が来ますよ!
ウチの旦那さんは春が待ちきれず鴨川まで出かけてましたけど(^^)
今年も千葉を楽しみましょうね♪ (^v^)
by mipoko (2014-01-13 22:49)
何のためにブログ書いているんでしょう? そういえばあまりそんなこと考えていませんでした。^^;
でも、確かに冬は活動が鈍りますね、寒くて外に出るのか嫌になります。いかんいかん・・・ですけれど。
ぜふさんのメインは昆虫たちだから、やはり余計そうですよね。
それでも出かけられれば、見せて頂いたようにこの時期にしか見れないものも多いです。ウラギンちゃんのこの姿なんかも b^^
じぶんもそろそろ出かけてみます。
多様性・・・なるほど色々な意味があるんですね。大切なのは、命を大切にすることなんですね。
by moz (2014-01-14 04:57)
>pokoさん
どうして春が大好きだってわかるんですか!?^^
鴨川はもう春? 鴨川行きたい。 一緒に連れてってほしかった。
チバとムシを楽しみましょう! チバで会いましょう!
>mozさん
このブログの目的はタイトルのとおり・・じゃなくて少しでも昆虫を知ってもらうこと
ですが、主役が主役だけにどうしても冬季は休業したくなります^^;
そうです、環境を大事にするということは命を大事にするということですね。
昆虫採集をした子どもは楽しみながらもそれを体感しているはずなんです。
by ぜふ (2014-01-14 06:51)
おはようございます^^
‘楽しい’ですね^^ 9年前舅の面倒見ていて、外には出られないけれど
少しの時間つぶしが欲しかった、と言うのが理由のひとつ《理由は他にもあります》で始めたブログ。今はブログ友も沢山いて、やっていて楽しいから(^-^
ウラギンシジミ、見たことがないです(__;
by mimimomo (2014-01-14 07:24)
ブログは自分のための日記。忘備録のつもりで書いてるので、ネタがない時はかきません。。
だって『ネタが尽きました』で始まるブログなんてダレも読む気になっらないでしょ(笑)
早く春になって欲しいですね。きっと虫さんたちもそう思ってるはずʕ•̫͡•ʔ♬✧
by barbie (2014-01-14 07:34)
最後のウラギン、凄いですね。頑張って越冬している姿は
感動的でもあります。どうしても今の時期は鳥に目がいって
しまって(^^;すみません・・・
ブログ、家族と離れてから自分なりに真面目に書くようになりました。
離れた息子らにこんなことしてるよと知らせる手立てだったん
ですけどね~。実際はどうなんでしょ?単なる自己満足かなぁ。
虫や鳥、花を見て撮ってると無心になれるので、そうやって救われてる
記録なのかもしれません(ああ、暗い話ですみませーん)(^^;
by miya_gon (2014-01-14 09:18)
一日置きくらいのペースで書かないと、頭を使う機会がありません。
ボケ防止でしょうか。
by Silvermac (2014-01-14 10:11)
タイトル画像変わりましたね、春らしい感じます。
ブログ何のため書いているのか?・・・僕の場合は自己満足と
忘備録でしょうか、リハビリから歩きだした山をこよなく愛するようになり
里山では人の手助けがもう少し必要なのでは・・・と思う今日この頃です。
by g_g (2014-01-14 10:11)
何のためとか考えた事無いかなあ。
書きたいから書くだけで。
しいていえば、記録?
自分が何して遊んでいたかの(笑)
私にとっては日記みたなものですね。
by うえいぱうわ (2014-01-14 17:39)
ふと浮かんだ言葉に、一枚の写真が添えればいいな
そんなこと思って、書いてるかな、、、
季節は大事にしたいと思っています
by engrid (2014-01-14 18:09)
>みなさま
ふとした疑問にかくもたくさんのお返事をいただけてうれしいやら恐縮するやらです^^;
当然ですが、目的はひとそれぞれですよね。
ブログというくらいですから、自分の生活ログ=日記というのはうなずけますね。
>mimimomoさん
長年やってると、自然とブログ仲間ができてくるのも楽しいですよね♪
いつもご訪問いただき感謝しています。 同県民ですしね^^
>barbieさん
barbieさんのように超アクティブだとネタはつきないですよね、うらやましい^^
こちらは次回にも、『ネタが尽きました』で書き出しそうですよ^^;
春よ来い、早く来い~
>miyaさん
鳥には目が行きますよ。この日もエナガやメジロをしばらく見つめていました^^
離れてしまった家族に近況を伝えるのにもブログはいいですね。
何に熱中しているかも分かるし自分も満足できれば、まさに一石三鳥でしょう^^
さらに読者も楽しめれば四鳥ですよ♪ 楽しく拝見しています。
>Silvermacさん
言われて気がつきましたが、文章を書く練習にもなりますね。
ろくに推敲しないので、あとから修正することもままありますが・・^^;
>g_gさん
タイトルバナーへのコメントありがとうございます^^
備忘録! 同感です。書いておかないと忘れるんです^^;
里地・里山はしょせん人工物。ひとの手入れがあってこそですよね。
>うえいぱうわさん
やっぱり「ログ」ですかね。ここもある意味、遊びの記録です^^
デジタル日記ですよね。
>engridさん
それはすごい。逆の一枚の写真に言葉を添えることさえなかなかできないのに^^;
でも、恋焦がれた昆虫の写真をようやく撮れたというのと同じですかね♪
季節感・・同感ですし、こっそりと記事にも書いているつもりです^^
by ぜふ (2014-01-14 23:51)
こんなに寒くても、花って咲いてるんですね。
すごく逞しいなーって思いました。
そういえば、桜の木も春に向けて準備してますものね♪
虫たちもきっと準備してるのですねー。
人間だけがそういう心構えナシかな?(笑)
あと、うちのグータラ猫もww
ブログは自分と家族(猫含む)の記録なので、ネタが無くても何か書いてます(笑)
何年か後に見た時に楽しいので(^皿^)b
by リュカ (2014-01-15 09:36)
>リュカさん
どこでも咲いているわけではなくて、日当たりのよいところですけど、
野生の草花はたくましいですね。ネコはぐーたらでいいと思います^^
日記のような記録はあとで読むと楽しいですよね。
お勉強の過程は後で読むとこっぱずかしいことが多いです^^;
by ぜふ (2014-01-15 22:51)
わたくしも寒いと晴れてても家から出ないこともあります。
アカガエルの産卵時期でしたね。
観察場所があるので確認しに行って来ます
by 響 (2014-01-16 06:04)
お早うございます。
今年は古希です(@_@;) macに勧められて 惚け防止のために始めました。写真を撮る、PCに取り込む、ブログにあげる・・・隔日はしんどくなったので間を空けました。これなら続けられそうです。(*^^)v
by yakko (2014-01-16 08:43)
僕は趣味の写真をアルバム代わりにと思い更新しております。
なるべく毎日更新する事で撮る機会も増えるし^^
by aidesu (2014-01-16 20:59)
>響さん
寒いのニガテな変温動物仲間ですね^^
こちらでの産卵は来月ですね、たぶん。 そちらの産卵場所のレポもぜひ!
>yakkoさん
古希おめでとうございます! ブログやってればボケないですよ^^
でもマイペースがいいですね♪
>aidesuさん
なるほど、アルバムという使い方もアリですね。
毎日更新するとしたら何を撮るんだろう・・う~ん、クワッチばかりになりそ^^;
by ぜふ (2014-01-16 23:54)
確かに寒いと行動が鈍くなりますね。あまり外に出なくなるのもモチロン、
屋内でも何となく怠惰な生活を送ってしまっています(私の場合ですが^^;)。
私も、生物多様性=種の多様性だと思っていました。
by sakamono (2014-01-18 14:36)
>sakamonoさん
変温動物化してしまいます^^;
雪国じゃないのですから、いったん外に出てしまえば、大したことないんですけどね・・
by ぜふ (2014-01-19 18:16)
自分がブログ書いてるのは、自分が楽しむためかな。
そんな中で、ガイドブックやテレビではやってない、
実際に住んでる人間の目線で見た北海道の事を
少しでも知ってもらえるといいかなと思って書いてます(^_^;)
by sasasa (2014-01-19 19:04)
生態系・生物多様性って簡単な話なのに維持できない人間の愚かさ!
5年後、10年後、50年後には私は確実におりませんが、どうなっているんでしょうね?
by sitasenjp (2014-01-21 23:35)
>sitasenjpさん
バブルを知らない世代は気がつき始めているような気もしますが、
それでも急がねばならないですね。
ニンゲンと家畜と農作物だけの世界は想像するだけでおそろしいです・・
by ぜふ (2014-01-22 00:32)