"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
尻切れ下見 [ファーブル会]
秋が短いと嘆いた途端、毎日が小春日和のような陽気が戻ってきたチバです。
先週のことですが、この日はある昆虫採集の下見に房総方面を駆け巡ってきました。
行き先は追って説明しますが、この日も昼間はとても暖かい・・いや、とても眩しい陽射しがありました。
(でも朝の出発時点の気温は低くて厚着をしていきました)
最初に訪れたのは、君津市の山の中、小糸川沿いにあるとあるキャンプ場です。
その入口には池があって、カワセミやアオサギが迎えてくれたのですが(写真はナシ)、それより驚いたのは・・
どう見てもカキツバタにしか見えない・・房総は初夏に戻ったようです。
管理事務所のスタッフさんに断って、場内を見て回ることに。
思ったよりもキャンプサイトは色んなエリアがあって変化があり、広々していました。
セルフで沸かして入る露天風呂もありました。
一応脱衣場はあるけど、ほぼ丸見え。後ろに見えるのが小糸川。
渓谷で水遊びもできて、バトミントンのコートがあったり、バーベキューパーティーができる東屋があったり。
なかなかよさそうなところでしたが、目的はキャンプじゃないのです。虫です。
あ、トンボがいました。
ホソミオツネントンボもいましたが、撮り逃がしました。
ただ、ターゲットはトンボでもありません。手頃なガケがないといけないのです。
が、ここにはなさそうだったので次の場所、三島湖へ。
三島湖の周りはガケで囲まれているといってもいいのですが、着いてみて思い出しました。
そこは地層のお勉強ができるほどの岩盤と岩山に囲まれたロケーションなのでした。
そんな岩壁にはこんな花がたくさん咲いていました。
岩壁ではダメなので、次の場所、豊英湖へ。
ここは田んぼもあってガケもある。
オオアオイトトンボもいる。
今年のチバはオオアオイトトンボの当たり年だったようです。 いろんな場所で出会うことができました。
ここではオスだけではなくメスも何匹かいて、オスは縄張り争いにも忙しく、顔にぶつかってくるほど活発。
お昼も近くなってきて、照りつける陽光を浴びているうちに汗をかいてきました。
ほんとに初夏に戻った気分。
とにかく陽気がよくて気温が上がり、ガケ(土手?)の上にしゃがんでいると周りを色んな虫が飛び交いだしました。
目の前にこんな子が止まり、
草陰からはバッタが飛び立ち、
このバッタは久しぶりに見ました。
チョウチョもいろいろ。
ちょっと遠くにとまったのであわててテレコンつけて撮影しようとしたものの、斜面からずり落ちそうになったのでフレームアウト寸前ですが・・
それからこの子は地面すれすれにとまるので、こちらも這いつくばって・・
そしてこんな子も飛び出してくれました。
越冬前の食い溜め中かな。
本来の目的を忘れてしまってました・・
そんなことをしていたので時間がなくなってきてしまいました。
この田んぼの奥の方へ行くのはやめて出発。
鴨川まで行く予定でしたが、もうひとつ行きたい場所があったので断念。(お昼も食べてないし)
一旦、長狭街道まで下り、鋸山を目指したのですが・・
鋸山ダムの周りを見定め、
ダムの奥の林道を辿り、
稜線まで登ってはみましたが・・
結果的には大ハズレ。何もいませんでした。(写真を一枚も撮ってないほど)
でも夏はある虫がいそうなので、来シーズンに期待ということでヨシとします。
ということで、シャレでもないですが、尻切れトンボというか、下見とはいえない探虫行となってしまいました。
浜金谷の食堂でお昼を食べようとたくらんでいたのですが、行ってみてびっくり。
もう2時くらいだったというのに、お店の外に何人も待っていて・・・これまた断念。
まあ、そういうときはココしかないということで。
久しぶりに「岬」に行って来ました。
なんとはなしにママさんと話をしているうちに、「今度しばらく移転するのよ」って言うので、
「えっ、どうして?」ってことになり、事情を聞いてまたびっくり。
なんと、この店が舞台の森沢明夫さんの小説「虹の岬の喫茶店」が映画化されるそうです。
そしてなんとなんと、主演はY.小百合さん、共演はTるべさんとA.寛さんだそうです。すごい顔ぶれ・・
リアルな位置にセットを組むため、今の店舗を移動させるので一時移転・仮営業するのだそうです。
(年明けから3月頃までとか)
つまりその間はロケをしているということで・・書いてよかったのかな・・
いやあ、とにかくすごいことになっていることが分かったので、金谷で食べそびれてよかったなと。
でも振り返ってみたら、なんだかロケ地の下見に行ったみたいになってしまいました。
今日の湯加減
先週のことですが、この日はある昆虫採集の下見に房総方面を駆け巡ってきました。
行き先は追って説明しますが、この日も昼間はとても暖かい・・いや、とても眩しい陽射しがありました。
(でも朝の出発時点の気温は低くて厚着をしていきました)
最初に訪れたのは、君津市の山の中、小糸川沿いにあるとあるキャンプ場です。
その入口には池があって、カワセミやアオサギが迎えてくれたのですが(写真はナシ)、それより驚いたのは・・
カキツバタ
どう見てもカキツバタにしか見えない・・房総は初夏に戻ったようです。
管理事務所のスタッフさんに断って、場内を見て回ることに。
思ったよりもキャンプサイトは色んなエリアがあって変化があり、広々していました。
セルフで沸かして入る露天風呂もありました。
一応脱衣場はあるけど、ほぼ丸見え。後ろに見えるのが小糸川。
渓谷で水遊びもできて、バトミントンのコートがあったり、バーベキューパーティーができる東屋があったり。
なかなかよさそうなところでしたが、目的はキャンプじゃないのです。虫です。
あ、トンボがいました。
オオアオイトトンボ ♂ (アオイトトンボ科)
ホソミオツネントンボもいましたが、撮り逃がしました。
ただ、ターゲットはトンボでもありません。手頃なガケがないといけないのです。
が、ここにはなさそうだったので次の場所、三島湖へ。
三島湖の周りはガケで囲まれているといってもいいのですが、着いてみて思い出しました。
そこは地層のお勉強ができるほどの岩盤と岩山に囲まれたロケーションなのでした。
そんな岩壁にはこんな花がたくさん咲いていました。
リンドウ
岩壁ではダメなので、次の場所、豊英湖へ。
ここは田んぼもあってガケもある。
オオアオイトトンボもいる。
オオアオイトトンボ ♂ (アオイトトンボ科)
今年のチバはオオアオイトトンボの当たり年だったようです。 いろんな場所で出会うことができました。
ここではオスだけではなくメスも何匹かいて、オスは縄張り争いにも忙しく、顔にぶつかってくるほど活発。
お昼も近くなってきて、照りつける陽光を浴びているうちに汗をかいてきました。
ほんとに初夏に戻った気分。
ホソミオツネントンボ (アオイトトンボ科)
(ここでは撮り逃がさなかった)
とにかく陽気がよくて気温が上がり、ガケ(土手?)の上にしゃがんでいると周りを色んな虫が飛び交いだしました。
目の前にこんな子が止まり、
ノシメトンボ (トンボ科)
草陰からはバッタが飛び立ち、
クルマバッタ (バッタ科)
このバッタは久しぶりに見ました。
ショウリョウバッタモドキ (バッタ科)
チョウチョもいろいろ。
ちょっと遠くにとまったのであわててテレコンつけて撮影しようとしたものの、斜面からずり落ちそうになったのでフレームアウト寸前ですが・・
ツマグロヒョウモン ♂ (タテハチョウ科)
それからこの子は地面すれすれにとまるので、こちらも這いつくばって・・
ウラナミシジミ (シジミチョウ科)
そしてこんな子も飛び出してくれました。
テングチョウ ♂ (タテハチョウ科)
越冬前の食い溜め中かな。
本来の目的を忘れてしまってました・・
そんなことをしていたので時間がなくなってきてしまいました。
この田んぼの奥の方へ行くのはやめて出発。
鴨川まで行く予定でしたが、もうひとつ行きたい場所があったので断念。(お昼も食べてないし)
一旦、長狭街道まで下り、鋸山を目指したのですが・・
鋸山ダムの周りを見定め、
ダムの奥の林道を辿り、
稜線まで登ってはみましたが・・
結果的には大ハズレ。何もいませんでした。(写真を一枚も撮ってないほど)
でも夏はある虫がいそうなので、来シーズンに期待ということでヨシとします。
ということで、シャレでもないですが、尻切れトンボというか、下見とはいえない探虫行となってしまいました。
オマケ
浜金谷の食堂でお昼を食べようとたくらんでいたのですが、行ってみてびっくり。
もう2時くらいだったというのに、お店の外に何人も待っていて・・・これまた断念。
まあ、そういうときはココしかないということで。
久しぶりに「岬」に行って来ました。
なんとはなしにママさんと話をしているうちに、「今度しばらく移転するのよ」って言うので、
「えっ、どうして?」ってことになり、事情を聞いてまたびっくり。
なんと、この店が舞台の森沢明夫さんの小説「虹の岬の喫茶店」が映画化されるそうです。
そしてなんとなんと、主演はY.小百合さん、共演はTるべさんとA.寛さんだそうです。すごい顔ぶれ・・
リアルな位置にセットを組むため、今の店舗を移動させるので一時移転・仮営業するのだそうです。
(年明けから3月頃までとか)
つまりその間はロケをしているということで・・書いてよかったのかな・・
いやあ、とにかくすごいことになっていることが分かったので、金谷で食べそびれてよかったなと。
でも振り返ってみたら、なんだかロケ地の下見に行ったみたいになってしまいました。
今日の湯加減
何のための下見だったかは、いつもご覧いただいている方と昆虫塾の方はおわかりでしょうけど、
ある種類の昆虫を採集するためでした。
そして実は、本番は昨日だったのです。
こんなほとんど役に立たない下見の結果はさぁいかに・・というところですが、
(もったいぶって、)それは次回のお楽しみです。
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
下見というか、笑、たくさんの虫たちに会うことができたんですよね。
この時期にこれだけの種類の虫たちに会えるのはとても珍しいのではないでしょうか? 蝶たちも一生懸命食事していますよね。
そうなんですか、映画のロケなんですね。しばらくにぎやかになるのかな? ^^
by moz (2013-11-25 05:43)
糸トンボが多いですね。
by Silvermac (2013-11-25 06:03)
おはようございます^^
房総の方はまだまだ蝶やトンボが沢山いるのですね~
by mimimomo (2013-11-25 06:57)
ほんと春先のようですね。
森沢明夫は高校時代の親友です。
同じテニス部でよくバイクで遊びに行きました^^
by aidesu (2013-11-25 07:52)
岬にはいつか行ってみたいです、
越前海岸のcafemareみたいな感じかな
by barbie (2013-11-25 08:41)
お早うございます。
暖かいといろんな昆虫に再会(?_?)できますね。
こちらも昼間は汗ばむ陽気になって、蝶を見かけると嬉しくなります !
by yakko (2013-11-25 08:48)
イトトンボ♪ (^v^)
子どものころから好きなんですよぉ~♪
by mipoko (2013-11-25 09:09)
どんな感じで映画になるのか、そちらも楽しみですね
キャストも素晴らしいし、期待ですね
by engrid (2013-11-25 14:48)
>mozさん
気温が上がったおかげだと思います。 束の間の幸運でしたね^^
ロケ見に行きたいですが、見学は不可でしょうね・・
>Silvermacさん
今年は当たり年だと思います♪
>mimimomoさん
やはり暖かさが違いますね、房総は。 昆虫の数も違いますけど^^
>aidesuさん
なんと、そうですか♪ 同じチバケンミンとはいえ、何かもっと近しいご縁を感じますね♪ バイクに乗ってたんですね、それも通じるものがあります・・
ともかく、公開されたら必ず見ます^^
>barbieさん
はっきりいいますが、違うと思います(笑) そんなオシャレなとこやないどす。
でも岬だけでしか味わえない風情があるんです♪ なのでぜひ来てください。
もちろん案内します^^
>yakkoさん
あたたかいどころか、今日そちらはたいへんな暴風雨だったようですね^^;
もう季節も何もあったものではないですね・・
>mipokoさん
コメ欄閉じられてたのでここに書いてしまいますが、
おきゃくの支配人は親友です^^ こんどディナーもぜひ♪
>engridさん
キャストをきいたときは正直びっくりしました。 が、おっしゃるようにどんな風になるのかが想像できなくて楽しみです♪
「歌姫」以来のワクワク感にひたっています^^
by ぜふ (2013-11-25 21:49)
ご無沙汰してます
岬が映画化ですか
先日うちのコンクリートの壁にナナフシが
そこでは擬態は無理 ばればれでした。
by lucky13 (2013-11-26 18:34)
>lucky13さん
ご無沙汰です。岬、ご存知ですね^^
ナナフシはかなりおっちょこちょいな昆虫ですね、
体が茶色なのに、青々とした草木にぼぉぉっととまっていることも^^;
そういうところがまた癒されるんですけどね^^
by ぜふ (2013-11-26 22:28)
あらまあ、岬が移転ですか。
一時的にとはいえ、その場所には当分いけなくなるなあ。
ま、しょうがない。
それにしても店を動かしてまでって、凄いですね。
by うえいぱうわ (2013-11-27 20:09)
コメント欄閉じててごめんなさいm(__)m
うっそぉーーー!! ホントにぃーーーー!!!
ディナーいいですねぇ~♪ (^v^)
by mipoko (2013-11-27 20:17)
>うえいぱうわさん
移転とはいっても、入口のところの空き地を予定しているようです^^
あの、元あった店(小屋)を再現して、当然、燃やす!のでしょうがないですね・・^^;
>mipokoさん
これもある意味、ニアミスでしたね^^
年内はきっと予約がいっぱいでムリかもですが、年明けにでもぜひ~!
aidesuさんとは成田山のお店でプチニアミス。 世の中狭いものですね♪
by ぜふ (2013-11-27 23:11)
香美市のこの地には数千頭来るようです。
by Silvermac (2013-11-28 09:51)
>Silvermacさん
それは想像以上でした。いつか行って見たいです^^
九州方面にもそれくらいの飛来地があるようですが。
by ぜふ (2013-11-30 11:07)