"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
オニヤンマと遊ぼう [トンボ]
オニヤンマはこのところの記事にちょくちょく登場していたので、あらためて記事化するかどうか迷いましたが、
先週のホームフィールドの観察会のテーマでもあったので。
9月1日は小学生にとっては夏休み最後の日。
夏休みの宿題のために駆け込みで参加した子は・・いなかったように思います。
オニヤンマは日本国内で一番大きいトンボです。
黄色と黒の縞模様が鬼のパンツの柄に似ているからこの名前になったという説もあるようですが・・?
黄色と黒の縞模様のトンボは他にもたくさんいますが、実はオニヤンマ科のトンボはオニヤンマだけといってもいいくらいなのです。
オニヤンマ科は他に四国から九州に分布するミナミヤンマがいますが、その他のオニヤンマ科のトンボはみんな南西諸島に分布しているとのことです。
なので、本州で見られるオニヤンマ科のトンボはオニヤンマだけ、ということになります。
(ギンヤンマはオニヤンマ科ではなく、ヤンマ科に分類されます)
さて、今年のホームフィールドはオニヤンマが多く観察できましたが、参加者の子どもたちに水路でオニヤンマのヤゴを探してもらいました。
すると・・
5、6人で10分足らずの内にこれだけ(20匹くらい)とれました。
オニヤンマは清流にもいるようですが、田んぼや谷津田の用水路のような少し濁った浅い場所がすきなようです。
全部成虫になれるとは限りませんが、これだけいてくれればまた来年以降もここで観察できそうです。
ただし、オニヤンマは成虫になるまで5年もかかるそうです。
その間に用水路がつぶされたら一巻の終わりです。
いつものごとく観察会からちょっと離脱して、他の田んぼを見に行ってみると、こんな子どももいました。
何だかわかりますか? (アメンボではありません)
では水中に入ってみましょう。
もちろん水中に入っているのはカメラだけなので、適当にシャッター押していますが、撮った中の一枚がこれ。
みんな未成熟の個体だと思います。
ママもいたんですが、気配を察してぴゅーっと逃げていってしまいました。
その代わり、一緒にこんな虫がいました。
そんなことをしている内に観察会の終了時刻になりましたが、いつものようにちょっと残業。
子どもたちが採ったヤゴを元の水路に逃がす様子を見ていると、散策路のど真ん中に。
こんなに真っ白けな虫はチョウやガの中でも珍しいと思いますが、よく見ると脚の付け根は真っ赤なんです。
それがまた鮮やか過ぎるほどですが、こうしてひっそりと葉の影にいることの多い虫です。
(何人も行きかっていたのによく踏まれなかったものだと思いました)
それともう一種。 ヤゴの水路を眺めているとひらひらと舞い降りてきてくれました。
久しぶりに見ました。
ちなみに次回の観察会のテーマは「ツマグロヒョウモン」とのこと。
でも、今年はなぜだかここでは一匹も見ていません・・(このフィールドだけではなく一般に少ない気がします)
さてさてどうなることか・・
ちょっとやっつけ記事になってしまいましたが今回はこの辺で。(ワケは後述)
集合場所で説明を聞きながら余所見をしていたらこんな花が咲いていてびっくり。
日当たりのいい草原に咲いているイメージがありますが、林縁の日陰にぽつんと。
最後のまとめの話を聞きながら、またネジバナが気になって見たらお客さんがきてくれました。
今日の湯加減
先週のホームフィールドの観察会のテーマでもあったので。
9月1日は小学生にとっては夏休み最後の日。
夏休みの宿題のために駆け込みで参加した子は・・いなかったように思います。
オニヤンマは日本国内で一番大きいトンボです。
オニヤンマ ♂ (オニヤンマ科)
黄色と黒の縞模様が鬼のパンツの柄に似ているからこの名前になったという説もあるようですが・・?
黄色と黒の縞模様のトンボは他にもたくさんいますが、実はオニヤンマ科のトンボはオニヤンマだけといってもいいくらいなのです。
オニヤンマ科は他に四国から九州に分布するミナミヤンマがいますが、その他のオニヤンマ科のトンボはみんな南西諸島に分布しているとのことです。
なので、本州で見られるオニヤンマ科のトンボはオニヤンマだけ、ということになります。
(ギンヤンマはオニヤンマ科ではなく、ヤンマ科に分類されます)
さて、今年のホームフィールドはオニヤンマが多く観察できましたが、参加者の子どもたちに水路でオニヤンマのヤゴを探してもらいました。
すると・・
5、6人で10分足らずの内にこれだけ(20匹くらい)とれました。
オニヤンマは清流にもいるようですが、田んぼや谷津田の用水路のような少し濁った浅い場所がすきなようです。
全部成虫になれるとは限りませんが、これだけいてくれればまた来年以降もここで観察できそうです。
ただし、オニヤンマは成虫になるまで5年もかかるそうです。
その間に用水路がつぶされたら一巻の終わりです。
*
いつものごとく観察会からちょっと離脱して、他の田んぼを見に行ってみると、こんな子どももいました。
何だかわかりますか? (アメンボではありません)
では水中に入ってみましょう。
ぶくぶく・・
もちろん水中に入っているのはカメラだけなので、適当にシャッター押していますが、撮った中の一枚がこれ。
マツモムシ (マツモムシ科)
みんな未成熟の個体だと思います。
ママもいたんですが、気配を察してぴゅーっと逃げていってしまいました。
その代わり、一緒にこんな虫がいました。
ハイイロゲンゴロウ (ゲンゴロウ科)
そんなことをしている内に観察会の終了時刻になりましたが、いつものようにちょっと残業。
子どもたちが採ったヤゴを元の水路に逃がす様子を見ていると、散策路のど真ん中に。
シロヒトリ (ヒトリガ科)
こんなに真っ白けな虫はチョウやガの中でも珍しいと思いますが、よく見ると脚の付け根は真っ赤なんです。
それがまた鮮やか過ぎるほどですが、こうしてひっそりと葉の影にいることの多い虫です。
(何人も行きかっていたのによく踏まれなかったものだと思いました)
それともう一種。 ヤゴの水路を眺めているとひらひらと舞い降りてきてくれました。
ミドリヒョウモン ♂ (ヒョウモンチョウ科)
久しぶりに見ました。
ちなみに次回の観察会のテーマは「ツマグロヒョウモン」とのこと。
でも、今年はなぜだかここでは一匹も見ていません・・(このフィールドだけではなく一般に少ない気がします)
さてさてどうなることか・・
ちょっとやっつけ記事になってしまいましたが今回はこの辺で。(ワケは後述)
オマケ
集合場所で説明を聞きながら余所見をしていたらこんな花が咲いていてびっくり。
ネジバナ
日当たりのいい草原に咲いているイメージがありますが、林縁の日陰にぽつんと。
最後のまとめの話を聞きながら、またネジバナが気になって見たらお客さんがきてくれました。
キスジホソマダラ ♂ (マダラガ科)
今日の湯加減
数日前から飼っている虫がいます。
セスジスズメという、スズメガの仲間の幼虫です。
真っ黒いカラダに赤や黄白色の水玉模様がビビッドなうつくしいイモムシです。
しかもアンテナのようなしっぽ(尾角)をふりふりしながら歩行するのでとてもコミカル。
5匹兄弟なのですが、みんな大食漢であれよあれよという間に終齢になりました。
実は明日、明後日とまたちょっと遠征に行ってくるのですが、帰ってきたらサナギになってるかな・・
ということで今回は予約投稿です。
セスジスズメの幼虫
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
そういえば、昨日道路を横断していた大きな幼虫がいました
当然見たことが無い幼虫、こういう時に限ってカメラを持っていません(T-T)
by g_g (2013-09-07 19:59)
こんばんは^^
水の中を写せるカメラ・・・すごいのをお持ちですね。
見たことのない虫たち。
ネジバナって今頃咲くのでしたっけ。
ちょっと遅いような・・・
by mimimomo (2013-09-07 20:03)
ムシのことはさっぱりわかりませんが(笑)
最後のネジバナはわかりましたよ(^^
以前、防水携帯で水の中をブクブクやったら充電口のパッキングが甘くて水濡れサインの色が変わってしまい補償が受けられませんでした。所詮その程度の防水か…
ド◯モのFシリーズは普通に使っててもその手のクレームが多かったらしいです(笑)
デジカメの方はパッキングがしっかりしてるので安心してブクブクできます(^_−)−☆
by barbie (2013-09-07 23:36)
オリンピック東京開催決定しましたね。
ネジバナは高知ではあまり見かけません。
by Silvermac (2013-09-08 05:44)
捕虫網を持った子供
キラキラ輝く瞳が、目に見えるようです
シロヒトリ、真っ白に赤い点、おしゃれさんですね
by engrid (2013-09-08 08:13)
オニヤンマってデカイですよね。飛んでいる姿を見ると、デカイ!って
思います。成虫になるまで5年もかかると知れば、そのくらい大きく
なるのも不思議ではないように思いました。
少し前に、たまたまゲンゴロウについて調べる機会があって
数が減っているコトを知りました。
by sakamono (2013-09-08 15:26)
オニヤンマ、本当に大きいですね!
by sasasa (2013-09-08 16:47)
>g_gさん
たまに命知らずの幼虫が横断してますね^^;
>mimimomoさん
防水カメラはコンデジなのでよく持ち歩いています^^
ネジバナは返り咲きといっていいのではないでしょうか。
>barbieさん
ネジバナはあまり目立たないけどよく見るときれいでユニークですよね。
携帯の機能は過信しないほうがいいですね。
このカメラは防水だけではなく耐衝撃でもあり、何度も落っことしていますがまだ壊れません^^
>Silvermacさん
そうなんですか、環境破壊されないか心配で仕方がありません。
>engridさん
この子はオニヤンマ捕りましたよ♪
シロヒトリは怪しいまでの鮮やかさがありますね。
>sakamonoさん
ゲンゴロウは地域によっては絶滅してしまっていますね。東京もしかり。
棲める場所が限られているときびしいですね・・
>さささん
北海道のオニヤンマはやや小型らしいですが、どうですかね。
by ぜふ (2013-09-09 07:20)
ねじ花とはかなり遅咲きな花ですね。
ブクブク写真は綺麗に撮れててビックリ。
by 響 (2013-09-10 00:53)
山武市で出会った男の子は、捕まえたオニヤンマを、笊を二つ合わせた虫かごに入れていました。その側をもっと大きなオニヤンマが飛んで行ったので、「今のは、随分大きかったね」と言うと、「あれは、雌かも知れませんね」と言っていたことを思い出しました。虫に詳しい、面白い子でした。
マツモムシやゲンゴロウの仲間は、亡き母の田舎で過ごした、遠い遠い日を思い出せてくれる、懐かしい虫たちです・・・
by albireo (2013-09-10 19:50)
>響さん
ネジバナは返り咲きでしょうね・・
ブクブク写真はもちろんノーファインダーで何枚も撮りました^^
>albireoさん
ザルを合わせた虫かごとはびっくりですね^^; 入れ方も気になります。
マツモムシやゲンゴロウ類はほんとに少なくなりました。
子どもの頃はもっとたくさんいましたよね・・
by ぜふ (2013-09-10 22:45)
セスジスズメの目玉模様?と黒い体とのコントラストが
綺麗ですね。
なんだかオシャレだ(笑)
by うえいぱうわ (2013-09-10 22:53)
僕的にオニヤンマはキングオブトンボです。
も何十年も見てないような。。。
昔は赤とんぼが空一杯に埋め尽くされる程飛んでいましたよね^^
by aidesu (2013-09-11 11:33)
>うえいぱうわさん
水玉模様としといた方がさらにオシャレかな?^^
ただ、終齢になるとかなり地味になってくるんですよね・・
>aidesuさん
やっぱりキングですね♪ 虫の世界では食物連鎖の天辺にいる部類でしょう。
クモにも食べられないでしょうし。
昔はトンボのエサとなるハエやカも多かったということですね。。
by ぜふ (2013-09-11 23:13)
加賀の千代女の句「とんぼつり 今日はどこまで行ったやら」を思い出しました。
by Silvermac (2013-09-13 14:20)
あああ、セスジスズメの幼虫~(はぁと♪)
すみません、オニヤンマの記事なのに、どーしてもそこに(笑)
本当は本人たちは触られるとイヤなんでしょうけど
この子たちの感触、大好きなんです。なんというプニプニ感♪
大人になった姿もぜひ拝見したく思っております。
by miya_gon (2013-09-14 05:40)
>Silvermacさん
加賀の千代女の句だったんですね♪ 最高です^^
~つるべとられてもらい水
>muya_gonさん
予想通り、遠征から戻ってきたら全員サナギになっていました♪
オトナになったら容貌が激変してしまうけどそれがまたおもしろいですね^^
by ぜふ (2013-09-14 07:03)