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新フィールド Part 3 ~ トンボ編 ~ [トンボ]
新フィールドシリーズの第3回はトンボ編です。 これで一旦シリーズ終了します。
ところでチバは梅雨明けしたのでしょうか、突然真夏になりました。
今日は溜まった用事を済ませるためにあちこちへ行きましたがとにかく日陰を辿りたくなりました。
それから水分補給。 熱中症にならないように気をつけなくては。
さて、最初の写真ははじめて新フィールドを訪れたときに2番目に出迎えてくれた子です。
自然生態園には他にはシオカラトンボしかしませんでした。
ところが撮った写真を整理してみると、新フィールドでのトンボの写真が存外と少ないことがわかりました。
なのでちょっとずるいですが、載せ残しの子を挿入します。
次の2枚は佐倉市の池で。
コシアキトンボのオスはナワバリ意識が強く、テリトリーの水面を哨戒飛行し続けます。
だからシオカラトンボやアカトンボの仲間のようにとまっていることがなかなかありません。
イトトンボの仲間は近くで見ても現地同定がむずかしいです。
次はホームフィールドから2枚。
ショウジョウトンボも哨戒飛行をしますが、しばしばとまってくれるので撮りやすいトンボです。
この子はほとんどとまりっぱなし。
せせらぎにかかる葉っぱの上が定位置ですね。 またそれがよく似合うトンボです。
もう一枚、今度は月崎から。
サナエトンボも同定がむずかしい・・いや、結局トンボは現地同定がむずかしいですね。
ヤマサナエは新フィールドでも観察できました。
オス(右)の方が少し白っぽいですね。
それからこの子もせせらぎが似合う子なんですが・・
水辺にいることが多いですが、この子はなぜか田んぼからも少し離れた道沿いの藪にいました。
さあ、そして、今回の主役に登場してもらいます。
新フィールドの畦道をきょろきょろしながら歩いていると、向こうからきた散歩途中の女性ふたりが、
「イトトンボがたくさんぶら下がってるわ、めずらしいわね」
と立ち止まっているので、近寄ってみるとそれは
「トンボのなる木」
でした。
この日の朝羽化した子たちでしょう。ひとつの木の枝に大勢ぶらさがっていました。
羽化してしばらくは、飛べるようになるまで目立たない木陰でじっとチカラを蓄えているのです。
10匹以上いましたが、こんなにたくさんのオオアオイトトンボの集団ははじめて見ました。
「木にトンボがなっているみたいですね」
と言ったら先のご婦人たちも
「ほんとね~」
と笑っていました。
これも月崎からですが、この子たちも集団でいました。
ラミーというカラムシの仲間の草にくるのでこの名前がついたそうですが、この葉はラミーではないような・・
でもあちこちのこの草に集団でいました。
この子もそうですが、カミキリムシはドアップで撮るとおもしろいので・・
「おーい、アリ君、どこ行くの?」
今日の湯加減
ところでチバは梅雨明けしたのでしょうか、突然真夏になりました。
今日は溜まった用事を済ませるためにあちこちへ行きましたがとにかく日陰を辿りたくなりました。
それから水分補給。 熱中症にならないように気をつけなくては。
さて、最初の写真ははじめて新フィールドを訪れたときに2番目に出迎えてくれた子です。
オオシオカラトンボ ♂ (トンボ科)
自然生態園には他にはシオカラトンボしかしませんでした。
ところが撮った写真を整理してみると、新フィールドでのトンボの写真が存外と少ないことがわかりました。
なのでちょっとずるいですが、載せ残しの子を挿入します。
次の2枚は佐倉市の池で。
コシアキトンボ ♂ (トンボ科)
コシアキトンボのオスはナワバリ意識が強く、テリトリーの水面を哨戒飛行し続けます。
だからシオカラトンボやアカトンボの仲間のようにとまっていることがなかなかありません。
クロイトトンボ ? (イトトンボ科)
イトトンボの仲間は近くで見ても現地同定がむずかしいです。
次はホームフィールドから2枚。
ショウジョウトンボ ♂ (トンボ科)
ショウジョウトンボも哨戒飛行をしますが、しばしばとまってくれるので撮りやすいトンボです。
この子はほとんどとまりっぱなし。
ニホンカワトンボ ♀ (カワトンボ科)
せせらぎにかかる葉っぱの上が定位置ですね。 またそれがよく似合うトンボです。
もう一枚、今度は月崎から。
ヤマサナエ (サナエトンボ科)
サナエトンボも同定がむずかしい・・いや、結局トンボは現地同定がむずかしいですね。
ヤマサナエは新フィールドでも観察できました。
ヤマサナエ ペア (サナエトンボ科)
オス(右)の方が少し白っぽいですね。
それからこの子もせせらぎが似合う子なんですが・・
ハグロトンボ ♂ (カワトンボ科)
水辺にいることが多いですが、この子はなぜか田んぼからも少し離れた道沿いの藪にいました。
さあ、そして、今回の主役に登場してもらいます。
新フィールドの畦道をきょろきょろしながら歩いていると、向こうからきた散歩途中の女性ふたりが、
「イトトンボがたくさんぶら下がってるわ、めずらしいわね」
と立ち止まっているので、近寄ってみるとそれは
「トンボのなる木」
でした。
オオアオイトトンボ (アオイトトンボ科)
この日の朝羽化した子たちでしょう。ひとつの木の枝に大勢ぶらさがっていました。
羽化してしばらくは、飛べるようになるまで目立たない木陰でじっとチカラを蓄えているのです。
10匹以上いましたが、こんなにたくさんのオオアオイトトンボの集団ははじめて見ました。
「木にトンボがなっているみたいですね」
と言ったら先のご婦人たちも
「ほんとね~」
と笑っていました。
オマケ
これも月崎からですが、この子たちも集団でいました。
ラミーカミキリ ペア (左が♂) (カミキリムシ科)
ラミーというカラムシの仲間の草にくるのでこの名前がついたそうですが、この葉はラミーではないような・・
でもあちこちのこの草に集団でいました。
この子もそうですが、カミキリムシはドアップで撮るとおもしろいので・・
「おーい、アリ君、どこ行くの?」
今日の湯加減
あまり納得のいく写真はないのですが数だけは溜まっています。
実は先週、ふらりと鈍行列車のひとり旅をしてきました。(新幹線から乗り継いでですが)
窓外の田園風景とたまに飛び交う蝶をぼんやり見ながらガタゴト揺られるのも久しぶりのことでした。
ところが夕方になる前から土砂降りの雨が降り始め、田園風景と蝶は消し飛んでしまいました。
さすがにうとうとしてしまいましたが、それでも時間をムダにしているような気分にはならなかったですね。
会津では久しぶりに虫以外の写真も撮ったので、それも溜まった数に入っているのです。
永久お蔵入りかな・・
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
トンボもめっきり見なくなりました。
会津いいですね。青春18切符で行こうかなぁ。。。
by aidesu (2013-07-07 01:41)
おはようございます^^
色んなトンボと出会えましたね~
最近コシアキトンボには全然会えません。
フラーっと旅に出る、良いですね~
by mimimomo (2013-07-07 05:05)
来週は久しぶりに「モネの庭」に行ってみようかと、思っています。
by Silvermac (2013-07-07 05:56)
2枚目のコシアキトンボは始めて目にするトンボです
変わった色のトンボだから見れば分かるかな、ただ分布的には
どうなんでしょう・・・
by g_g (2013-07-07 06:58)
>aidesuさん
途中下車してください^^
会津まで青春18で行くとおしりが悲鳴をあげるかもですね^^;
>mimimomoさん
フィールドのオムニバスですからね^^; コシアキはなぜかよく見ます。
ふらーっとは良いのですが、いつも計画性がなくて。
>Silvermacさん
モネの庭にはトンボがいるでしょう♪ お気をつけて。
>g_gさん
目立つのですぐわかると思います。 メスは黄色い模様です。
北海道以外全国に分布してますが、池など水のあるところにしかいないと思いますので山歩きではなかなか出会わないのかと・・
by ぜふ (2013-07-07 08:06)
飛んでいるコシアキトンボ、お見事ですね(^^)v
僕も、たった今、コシアキトンボを何枚も撮って来ました。
詳細は、そのうち記事にしますが、幸運にも、何度も草に止まってくれました。
ラミーカミキリは、面白い姿をしていますね。
ブログを始めた年に、南房総で撮って「昆虫ロボットの出現」という記事を書いたことを思い出しました。
by albireo (2013-07-07 13:10)
トンボの同定は難しいですね、どうしても色に惑わされたりします。以前は訂正ありがとうございました。
「トンボの成る木」、私も見たことがあります。カワトンボの仲間だと思いますが、成体でした。数十匹の群れが集まっていて驚きましたよ。(^_^ゞ
by 路渡カッパ (2013-07-07 17:01)
会津で喜多方ラーメン、食べました?
私は大きなソースかつ丼を食べました。
ボリューム満点だけど、口の中やけどしました。
by アサギいろ (2013-07-07 23:56)
トンボって、♂♀差がおおきくて、名前がなかなかわかりません。
今年こそ、チョウトンボに会いたいと思っていますが、なかなか会えなくて、、、
by さとし (2013-07-08 05:49)
>albireoさん
あまりの暑さに疲れたのでしょうね^^; 記事楽しみにしています。
ラミーカミキリの記事拝見しました。なるほど、そう言われてみれば^^
>路渡カッパさん
カワトンボも集団羽化するんですね。 見てみたいです。
それにしても数十匹というのはすごい^^
>アサギいろさん
食べました。 でも適当に入ったのでハズレでした^^;
それにしても会津ははげしい夕立でしたね。
>さとしさん
チョウトンボも近くに水のあるところにしかいないと思います。
葦のはえている池を探してみてください。 会えるかもしれません。
by ぜふ (2013-07-08 06:40)
お早うございます。
トンボも少なくなりましたね。以前のようには見かけません。
コシアキトンボは一度見たことがあります。
トンボのなる木にビックリ ! カミキリムシは怖い顔です (◎-◎;)
by yakko (2013-07-09 08:50)
>yakkoさん
そちらで少なくなるとは・・かなりショッキングです^^;
アキアカネは今の時期お山の上に避暑しに行ってますから見かけないですけど・・
これだけ盛大なトンボのなる木ははじめてでした。(全部写ってませんが)
カミキリの顔はどちらかといえば悪人顔ですかね・・^^;
by ぜふ (2013-07-10 06:50)
トンボ、実は今までそれほど注目していなかったんです。
やっぱり蝶の方ばっかり気になって・・・ところが今の季節
明らかに蝶よりもトンボばっかりなので注目せずにはいられず
一昨日あるハス池にうじゃうじゃ湧くほどのチョウトンボを
見に行ってまして、これほど撮るのが難しい相手なんだと
叩きのめされてしまいました。停まった時しか撮れませんでした^^;
ラミーちゃんはいまだ見たことがなく、やっぱりベルベットのような
毛が生えているんだろうか?どーしても触りたい憧れのカミキリムシです。この水色がたまりません。やっぱり捕まえるとニーニー鳴くんでしょうか?(笑)(カミキリって、ニーニー鳴きますよね?^^;)
by miya_gon (2013-07-11 11:17)
>miya_gonさん
うじゃうじゃ湧くほどのチョウトンボとはすばらしいですね^^
ひらひらと優雅に飛んでいるようで、これがなかなか撮るの大変ですよね^^;
ラミーちゃんは小さいけど毛はえてますね。鳴くと思います。ニーニー・・たしかに^^
by ぜふ (2013-07-11 21:31)
コシアキトンボの飛行写真はお見事です。
横からのシーンを撮りたいけど
まだ成功していません。
ラミーさんはアリを襲ってる?(笑)
by 響 (2013-07-13 13:17)
トンボに縄張りがあるんですね。哨戒飛行という言い方が面白いです^^。
トンボのなる木はスゴイなあ。こんな光景見てみたいです。
by sakamono (2013-07-13 13:19)
>響さん
横からのショットは流し撮りの要領になりますね。
シコーキやカワセミを撮っている響さんならわけないと思いますよ^^
ラミーさんは草食なので挨拶しているだけですね♪
>sakamonoさん
トンボのなわばりはかなり厳密ですよ^^
もっとも強いのはやはりギンヤンマでしょうか、コシアキもかなわないかと^^;
オオアオイトトンボは色んな意味で興味深い昆虫です♪
by ぜふ (2013-07-13 22:20)