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"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。

Sandstorm [Miscellaneous]

今週は、毎年恒例の遠征中につき、予約投稿です。

芋虫と毛虫の記事にしようか、花の記事にしようか、迷ったのですが・・

前記事で書いたとおり、初歩的なミスで1日の成果をほぼ台無しにした立夏の日のことを自省として残すことにします。

ただ扉の写真はさすがにミスショットを置きづらいので、前記事の日の最後のショット。

2013_05_03 11_56_45.jpg

エビネ


林の中、木漏れ日のスポットライトを浴びていた株にふと目をとめました。

ホームフィールドでこの子を見つけたまではよかったのです。

2013_05_05 11_32_51.jpg

スジグロシロチョウ (シロチョウ科)


モンシロチョウにそっくりですが、その名前のとおり、翅脈の黒い筋が特徴です。

もうひとつの特徴として、このチョウチョはいい匂いがするのです。 レモンのようなさわやかな香りなんです。
(いつかこの子の特集記事も書きたいと思っています)

さて、次からがザンネンショットです。

0点の答案用紙を自ら壁に貼り出すようなものですが・・これが砂嵐にまみれた写真です。
(これ以上大きくするととてもカナシイのであしからず)

2013_05_05 12_50_10.jpg

ギンラン


まだなんとか咲き残っていました。 これもホームフィールドで。

それから別のフィールドに移動してみつけたのが、

2013_05_05 13_58_05.jpg

キンラン


何度もプレビューしたのにどうしてわからなかったのか。

さらにそのまま撮り続ける。

2013_05_05 14_33_33.jpg


モニターが小さいというのは言い訳にならない。 拡大表示を怠ったのが敗因。

これも咲き残っていたのを見つけて、嬉々として撮ったもの。

2013_05_05 14_12_50.jpg

ニリンソウ


かなり自虐的になってきたのでもうやめます。

相変わらず設定間違ったままですが、帰りしなに見つけた虫。

2013_05_05 15_04_00.jpg

アオオサムシ (オサムシ科)


虫の収獲がほとんどなかったのがかえって幸運でした。

めずらしい虫を見つけたのに、砂嵐写真だったらと思うと・・考えるだけでおそろしい。。




オマケ


翌日、新規フィールド(といっても自転車でも行けるところ)を開拓しに行きました。

昆虫観察にはなかなか良い環境でしたが、風が強かったせいか、ほとんど何もいませんでした。

いたのは、ケンケーンと鳴いてた子。

2013_05_06 09_49_50.jpg

キジ ♂





今日の湯加減

今回の失敗は関係なく、現状の一眼レフカメラは昆虫の生態写真に最適とはいえないと感じています。
マクロレンズもやはり花や小間物を主たる被写体にして設計しているのではないかと思います。
だから、昆虫写真家の方たちは皆、複数のレンズを組み合わせたり、自作したりしています。
そんな技量も時間もない者は、昆虫専用カメラ(レンズ)が発売されないかなぁと夢想するばかり・・
さて、それでは300キロほど彼方の里山へ遠征してきます。(昆虫撮影が主目的ではありませんが)
時間があれば虫探しと撮影をしたいと思っています。
砂嵐には気をつけて・・・


2013_05_06 11_04_15.jpg

コヒルガオ モモイロヒルザキツキミソウ (近所の道端にて)

albireoさん、ご指摘ありがとうございました。助かりました。




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コメント 15

Silvermac

毛虫は、何になるか楽しみがありますね。
by Silvermac (2013-05-12 07:52) 

g_g

木漏れ日に当たったエビネ良いですね
昨日撮った写真PCに落としたら全然写ってない
現地で確認しなかったのも悪いのですが(; ;)ホロホロ
by g_g (2013-05-12 08:40) 

うえいぱうわ

昆虫向きのレンズって、どんな特性があれば良いのかに
興味があります。
以前、雑誌で見たときは魚眼レンズを多様して、もっと
寄って、かつ被写界深度をかぜぎたいーってやってた
昆虫写真家の方がいましたが。
by うえいぱうわ (2013-05-12 13:04) 

albireo

確かにマクロレンズは、特に飛んでいる虫などには、厳しいかも知れませんね。
栗林さんのように、自作する技術を持っている方はいいですが、やっぱり色々と難しいですよね。
by albireo (2013-05-12 15:05) 

sasasa

スジグロチョウが、そんな香りがするとは知らなかったです(^-^;
by sasasa (2013-05-12 21:10) 

響

アオオサムシはよくみれば綺麗な色をしていますね。
キジはやっぱり綺麗です。
自転車だと追いかけてみたくなりませんか?
(足じゃ絶対追いつけないから)
by (2013-05-12 21:20) 

miya_gon

アタクシ、老眼が入ってるのでしょうね。全然砂嵐が見えないし
とても綺麗に写ってるなぁとしか思えないのですが(^^;
スジグロちゃんの匂いを嗅いでみたいし、このオサムシちゃんも
あああ背中の色がたまらない♪キジ、こうやって鳴いてる姿が
撮りたかったなぁ。ヒルザキツキミソウも見てみたいー
どこをとっても ヨダレものですってば♪
by miya_gon (2013-05-13 06:00) 

ぜふ

>Silvermacさん
毛虫の記事のほうにすればよかったですね^^;
結末までは載せられませんが・・

>g_gさん
全然写ってないなんて・・・次回へのバネになるといいですね^^;

>うえいぱうわさん
その写真家はたぶん海野和男さんではないかと思います。
レンズは、寄れて被写界深度稼げて明るくて軽くて、
カメラは、高感度に強くて解像度高くて(シャープに写って)、手振れフリー
・・・ムリですかね・・・^^;

>albireoさん
おっしゃるとおりで、マクロレンズ使うことが多いので動態撮影はしないですね。
クリビジョンの実物見ましたが、クオリティの高さにおどろきました。
到底マネはできないし、するつもりもありません^^;
花名のご指摘ありがとうございました。 我ながらびっくりでした・・

>さささん
そちらにも分布しているチョウですので、ぜひ試してみてください。
1匹だけでもよくわかりますよ♪

>響さん
角度によっても色が変わって、おもしろいですね。
キジを自転車で?・・・舗装された農道の上だったらやってみたいですね^^

>miya_gonさん
わかりにくいようにサイズを小さくしてますからね。おまけに露出も合ってないし。
でもほめていただけると単純にうれしくなるのは浅はかですねぇ^^;
スジグロの匂いをかぐには捕虫網が必要ですね。
アオオサムシは大きい昆虫なので見つけやすいかと。がんばってね!^^
by ぜふ (2013-05-13 22:06) 

engrid

エビネの花、とても好きです
鉢植えでなく、自然の中で咲く姿は
ことに美しさが際立ちますね
by engrid (2013-05-14 16:50) 

ぜふ

>engridさん
やはり野におけ、でしょうか。
砂にもまみれていませんしね^^;

by ぜふ (2013-05-15 06:38) 

アサギいろ

お久しぶりです。
キジがコケ、コッコーと鳴いているようですね。
それとも桃太郎との会話をたのしんでるのかなあ・・・
関係ない・・・
これまった失礼しました。
by アサギいろ (2013-05-15 23:49) 

ぜふ

>アサギいろさん
もしそういうふうに鳴いたらびっくりですね^^
きびだんごは持っていませんでしたが、この子は結構近くまで来ましたね。
獲るニンゲンはいないから、人馴れしつつあるのかもしれません・・
by ぜふ (2013-05-16 07:04) 

mimimomo

こんにちは^^
この頃小さい虫を見かけることが多くなりました。カメラを持ってないので
写真に写すことはないのですが。やはり暑くなってきたのですね~虫の動きも活発で^^
そうそ、久しぶりにナナホシテントウも見かけました。
by mimimomo (2013-05-16 10:12) 

yakko

お早うございます。
アオオサムシ は初めて見ました(*_*) 見つけるのが大変そうです。
ブログで時々雉の写真を見ますが、野生の雉っているんですね〜
by yakko (2013-05-17 09:03) 

ぜふ

>mimimomoさん
急に夏日の連続になりましたね・・虫たちもあわてて飛び出してきている様子。
ナナホシテントウはみなに愛される虫ですね♪

>yakkoさん
アオオサムシは林縁などを歩けば見つかると思いますよ。
比較的大きな昆虫ですし、光が当たるとキレイな色を見せてくれますし♪
キジは耕作放棄地などで増えているように思います。獲る人もいないし^^
by ぜふ (2013-05-18 08:21) 

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