"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
GW増刊号 [甲虫]
立夏も過ぎて、虫たちも一気に出てきたような気がするチバですが、今回は増刊号。
考えてみるとはじめてかも知れませんが、”鞘翅目特集”です。
まずは前記事でギンイチモンジセセリを見つけるまでの間に撮った甲虫類を紹介します。
最初はこの子。
ナナホシテントウに見間違えやすいですが、体が少し細長い。
また、ハムシの仲間はテントウムシ科よりも一般に触角が長い。(短いハムシもいます)
そう、この子を撮っていたらギンイチが現れたのでした。
甲虫類は鞘翅目ともいいます。
鞘翅目は虫の中でも一番種類が多く、日本だけでも1万種類以上いるそうです。
だから、”ハムシ”、”テントウムシ”、”カミキリムシ”のように、科の名前だけでも全部覚えるのは大変です。
次もハムシの仲間です。
この子はハンノキハムシととてもよく似ていますが、いる場所でどちらか判断することにしています。
次は一番よく見かける部類のひとつだと思います。
これもコガネムシ科。
足が長い、といっても小さいので、あくまで体に比べて長いということですね。
ただ、こういう姿はさらに足が長く見えます。
メスの上に乗ったオスはこうして大きく開脚します。 (威嚇するときもこのようなポーズをします)
さて、これは何に見えますか?
カミキリムシに似ていますが、カミキリムシ科ではありません。
カミキリムシのヒゲは上から背中の方に伸びていることが多いと思いますが、ジョウカイボンはハムシのように前方に向いています。
ここからは別の日に佐倉市で撮ったものです。
これは何の仲間に見えますか?
名前にあるように、薄いグリーンがとても美しいゾウムシですね。
ゾウムシは鼻(というよりも口)が長く伸びている印象がありますが、長くない種類もたくさんいます。
長くないと、一見コガネムシやハムシだと思ってしまいますが、よく見ると顔が少し長いことが分かりますね。
最後は昨日、ホームフィールドで撮った子。
これより一回り小さい、ヒメシモフリコメツキ というのがいますが、大きさで判断しました。
コメツキムシは裏返しにしておくと、体を反らせてからぴょ~んとひっくりかえるのが命名の由来ですね。
甲虫類ではありませんが、これまたちょっとキレイなグリーンの虫がいたので。
甲虫もそうですが、ハチやガやカワゲラなど、種類の多い虫は同定お手上げです。
コシマハバチにも似ていますが、これも大きさで。
ちなみにハチの仲間は日本に4~5千種類もいるそうです。(蛾の仲間もそれくらい)
今日の湯加減
考えてみるとはじめてかも知れませんが、”鞘翅目特集”です。
まずは前記事でギンイチモンジセセリを見つけるまでの間に撮った甲虫類を紹介します。
最初はこの子。
クロボシツツハムシ (ハムシ科) 10mm弱
ナナホシテントウに見間違えやすいですが、体が少し細長い。
また、ハムシの仲間はテントウムシ科よりも一般に触角が長い。(短いハムシもいます)
そう、この子を撮っていたらギンイチが現れたのでした。
甲虫類は鞘翅目ともいいます。
鞘翅目は虫の中でも一番種類が多く、日本だけでも1万種類以上いるそうです。
だから、”ハムシ”、”テントウムシ”、”カミキリムシ”のように、科の名前だけでも全部覚えるのは大変です。
次もハムシの仲間です。
コガタルリハムシ (ハムシ科) 約5mm
この子はハンノキハムシととてもよく似ていますが、いる場所でどちらか判断することにしています。
次は一番よく見かける部類のひとつだと思います。
コアオハナムグリ (コガネムシ科) 約15mm
これもコガネムシ科。
アシナガコガネ (コガネムシ科) 5~9mm
足が長い、といっても小さいので、あくまで体に比べて長いということですね。
ただ、こういう姿はさらに足が長く見えます。
メスの上に乗ったオスはこうして大きく開脚します。 (威嚇するときもこのようなポーズをします)
さて、これは何に見えますか?
ジョウカイボン (ジョウカイボン科) 約15mm
カミキリムシに似ていますが、カミキリムシ科ではありません。
カミキリムシのヒゲは上から背中の方に伸びていることが多いと思いますが、ジョウカイボンはハムシのように前方に向いています。
ここからは別の日に佐倉市で撮ったものです。
これは何の仲間に見えますか?
ウスイロヒゲボソゾウムシ (ゾウムシ科) 7~8mm
名前にあるように、薄いグリーンがとても美しいゾウムシですね。
ゾウムシは鼻(というよりも口)が長く伸びている印象がありますが、長くない種類もたくさんいます。
長くないと、一見コガネムシやハムシだと思ってしまいますが、よく見ると顔が少し長いことが分かりますね。
最後は昨日、ホームフィールドで撮った子。
シモフリコメツキ (コメツキムシ科) 20mm弱
これより一回り小さい、ヒメシモフリコメツキ というのがいますが、大きさで判断しました。
コメツキムシは裏返しにしておくと、体を反らせてからぴょ~んとひっくりかえるのが命名の由来ですね。
オマケ
甲虫類ではありませんが、これまたちょっとキレイなグリーンの虫がいたので。
クロムネアオハバチ? (ハバチ科) 15mm弱
甲虫もそうですが、ハチやガやカワゲラなど、種類の多い虫は同定お手上げです。
コシマハバチにも似ていますが、これも大きさで。
ちなみにハチの仲間は日本に4~5千種類もいるそうです。(蛾の仲間もそれくらい)
今日の湯加減
昨日ホームフィールドにも行き、やっと春の巡回が終了しました。
が、昨日の写真はほぼ全滅でした。(今日編集しようとして気がつきました)
カメラのプレビューでは気がつかなかったのですが、感度設定を間違えました。
正確には感度設定を確認せずにずっと撮ってしまっていました。
カメラ好きの方はもうピンとこられたと思いますが、ISO高すぎで砂嵐の中で撮ったようなものばかり。
せっかく、キンランとギンランを見つけることができてラッキーだと思いながら撮ったのに・・
ブログネタにしようとウキウキして帰ってきたのに・・
咲き残っていたニリンソウも砂嵐の中でした・・・
2013-05-06 19:00
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コメント(14)
"Wessay"とはWeb Essayを約めたオリジナルの造語です。
こんばんは。
感度設定、間違われましたか・・・。
何かの拍子に感度ボタンに触れてしまったとか?
それにしましても、砂嵐はショックでしたね。
どうぞ、落ち込まないで下さいね p(^▽^)qファイトファイト
by Rita (2013-05-06 20:15)
こんばんは^^
小さい《多分?》虫をよく見つけられるといつも感心します。
同じような樹木のあるところを歩いてもわたくしにはとても無理。
虫も色々いるものですね~ 色が綺麗だわ。
でも、カナブン系は苦手(><;
by mimimomo (2013-05-06 21:56)
>砂嵐
私なんて、しょっちゅうですorz
by yayu-chang (2013-05-06 23:59)
甲虫類、
そういえば、草むらで見かけるけれど
名前もわからないばかり、、コガネムシぐらいかな
ただ、小さくて綺麗だったりして眼を引いていましたが
分類していただけると、なるほどと此処でお勉強です
by engrid (2013-05-07 00:34)
いろいろいるんですね。
私も探していたのですが、こんなに見つけられませんでしたよ。
by さとし (2013-05-07 06:13)
>Ritaさん
落ち込みました・・ ブレビューで気がつかなかったことに^^;
>mimimomoさん
カナブンが苦手とは・・・ひょっとしてお花にイタズラするのがいるから?
>yayu-changさん
MAX設定をしていたはずなのに・・参りました。。
>engridさん
甲虫類は小さいほどキレイなのがいるようにも思います。
今まで分類をさぼっていましたが、これからは手抜きしないよう頑張ります^^;
>さとしさん
1日分じゃないですからね・・でもほんとに一気に色々出てきました。
甲虫以外も♪
by ぜふ (2013-05-07 06:29)
お早うございます。
虫シリーズですね〜 知らない虫ばかりです(;゜ロ゜)
by yakko (2013-05-07 08:05)
今日は、家内のパソコンOSの入れ替えです。
by Silvermac (2013-05-07 08:17)
そのような事情でしたか!
感度設定の間違いもありますが僕自身よくあるのがダイヤルが動いていたのも気がつかずに撮りまくってPCの前でよくため息をついています。
by g_g (2013-05-07 08:36)
>yakkoさん
ワンパターンですが・・^^ ハナムグリは見かけませんか?
>Silvermacさん
大変そうですね・・ うまくいきますように^^
>g_gさん
逆に失敗の記録として記事化しようかとも思っています^^;
モードダイアルもクセものですね、ロックできるカメラはないのかな・・
by ぜふ (2013-05-08 06:47)
いつもながら、昆虫類の多種多様性には
驚かされます。どれもこれも個性的だし。
きっとまだ見つかってない新種のもいるん
でしょうねえ。
by うえいぱうわ (2013-05-10 11:59)
小さなカミキリムシと、それに似た仲間の見分け方には、いつも困っていましたので、今日の記事の解説は、非常に参考になります。
ISO感度の失敗は、本当にがっかりしますね・・・
実は、今日もやりました・・・
by albireo (2013-05-10 21:08)
>うえいぱうわさん
日本でも毎年昆虫の新種が見つかっています。世界レベルではどんどん増えるばかりですね。
そう、地球上で一番多いのはニンゲンではありません。
ムシです^^
>albireoさん
カミキリムシやカミキリモドキなども種類が多いですよね^^
やや前方に触角をのばしているのもいますが、長さもポイントですね。
まさに”今日”ですか?・・お察しいたします・・^^;
by ぜふ (2013-05-10 22:51)
ゾウムシだけ分かりました。以前、米びつの中に黒いヤツがいたので^^;。
ムシって結構、色が鮮やかなんですね。
by sakamono (2013-05-11 12:29)